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コメント数 58
性別 男性
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評価順1
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1.  リオ・グランデの砦 《ネタバレ》 全てが美しく均衡がとれている。西部開拓時代が舞台の西部劇であり、予定調和なストーリーだし、誰しもが興奮できる万人受けなストーリーではある。しかし、この作品は、そんなストーリーの中でさえもフォードの美学が際立っているということが素晴らしい。冒頭、帰還する男達を出迎える女達のシーンから始まる。このくだりはラストにも引用される訳だが、これは戻ってくる男と待つ女を端的に表現している。どうする事もできない両者を見せつける。砂塵の中を駆け抜ける男と、洗濯する女を対比させ、女性のそばには常に安らぎ、浄化を暗示する水があるのだ。この男女の性質という根本の概念について潔癖である姿勢が作品をよりテーマ性あるものにしているし、意味づけを怠らない真面目さが、作品の表情を豊かにしている。[DVD(字幕)] 7点(2007-03-16 16:32:22)

2.  理由(2004) 正直おもしろくなかった。もともとの小説ではきっと素晴らしくよくできた作品だったんやろうな…っていうのは分かるけど、映像化に意味を見出せなかった。すばらしく複雑なストーリーなので、160分ストーリー説明のために演者がしゃべりっぱなし。正直きついし、演者の個性も結果的に殺してしまってる。こんな事ならやめとけばよかった~っていう監督の顔と、撮りあげた事への安堵の顔が目に浮かぶ。[DVD(邦画)] 1点(2006-04-18 03:29:08)(良:1票)

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