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1. リング(1998)
これは、ゼンゼン怖くないからダメである。呪いのビデオはよく出来ていると思ったが、主人公は原作どおり男性のまま、高山と元夫婦なんぞにしない方が良かったと思う。原作も、怖いというより、謎に引き込まれる感じではあったが。例のブラウン管から貞子が這い出てくるシーンは見応えあり。でも、怖いかと聞かれると、やっぱり怖くないんだよな。オンエアされるたびに何度か見ているが、最初から怖いと思えなかったので、見るたびに自分の中でパロディー化していくのを止められない。困ったもんだ。[地上波(邦画)] 4点(2008-12-09 15:46:30)
2. リトル・ミス・サンシャイン
《ネタバレ》 変人揃いの家族の中で、母親だけは比較的まともで、娘はまだ純真さを残す。この家族が決定的にバラバラにならないのは、母親の性格に負うところが大だと思います。何より、子どもたちの「ありのまま」を受け入れているところが素晴らしい。これだけで、この家族がひどく病むことはないだろうと思えます。旅に出てからも、まあ、起きる起きる、トラブルの数々。極めつけは、愛するおじいちゃんの突然死。小さな描写の数々が全て意味を持っていて、細やかな作品だと思いました。最後のミスコンの舞台でオリーヴが踊るシーンは印象的。子どもがない色気をムリに身にまとって大人に媚を売りまくるミスコンを、あのおじいちゃん仕込みのお下品ダンスで蹴散らすのは爽快です。嫌味のない素敵な小品でした。[DVD(字幕)] 8点(2008-09-29 16:07:38)(良:1票)
3. 理想の女
《ネタバレ》 この映画は、何と言ってもヘレン・ハントに尽きる。色気たっぷりのオンナ全開から一転、娘に愛情を向ける母親へ。オンナ全開とはいえ決して下品でなく、母親と言っても愛情押し売りでなく。なんと魅力的な女性として演じてくれたことでしょう。おかげで、スカーレット・ヨハンソンは影が薄くなってしまいましたが。映像も美しい、美術も素敵、見所満載のお得な映画でした。再見必至。[DVD(字幕)] 7点(2007-09-25 15:00:41)
4. リトル・ダンサー
《ネタバレ》 あー、遂にこのレビューを書く時が来てしまった!(って、誰に強制もされていないのだが) 公開当時は劇場へ5回。その後、ビデオにはない特典映像がDVDに入っていると知り発売日に即購入、その足でDVDプレーヤーも購入。恐らく今日までにDVDを見たのは100回を下らない。・・・ああ、それほどまでに私はこの映画が好きで好きでたまらないのです。ひねりのないストーリー、根は良い人ばかりの登場人物と単細胞映画なのは百も承知なのですが、それでもたまらなく胸に迫るものがあるのです。父の前で踊るビリー、スト破りをする父、ロンドンに出発するビリーに“I’ll miss you!”と窓越しに叫ぶ強面の兄、何より、不器用な父が思い悩んだ末にスト破りをして兄と泣き崩れるシーンは、何度見ても涙、涙・・・。ちょっとしたセリフのやりとりもジーンとなってしまう。はい、誰に何と言われようと、私の中ではベスト5に入る素晴らしい映画なのです。そして、これからも私はこの映画のDVDを折に触れ、見続けていくでしょう、飽きもせず。[DVD(字幕)] 10点(2007-05-29 15:14:21)(良:2票)
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