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1. リオ・ブラボー
《ネタバレ》 ジョンウェインもいいのだが、何といっても、本作ではサイドキャラが光る。
アル中から立ち直ろうとしている弟、
頭の切れる若者ガンマン、
片足が不自由なおじいちゃん保安官。
キャラが立っているというのは、こういうことだと勉強になる映画。
あれこれ人物が出てこないで、数人のメンバーをじっくり描いている。
ドラマ作りの教科書みたいな映画。
それにしても、敵が「皆殺しのマーチ」を演奏して、敵意満々なのに、
のんびりしてるジョンウェインは、図太い![ビデオ(字幕)] 8点(2023-12-07 01:22:48)《改行有》
2. 旅情(1955)
《ネタバレ》 いい映画です。女性だけでなく、出会いを求めて、旅する男性もおるとですよ。バイクに乗って、あっちこっち行ったもんだ。結局、旅先のユースホステルで、映画青年に出会って、真夜中まで映画の話をしたもんです。それで思ったのは、一人旅する女性の多いこと。ヘップバーンも女性の同類に出会えば良かったんだ。そして賑やかに名所めぐりをすれば、地元の軟派男に翻弄されずにすんだものを。ラストの男のカッコ悪さに共鳴。よく分かる。軟派には軟派の流儀がある。それは相手を傷つけないよう、自分はカッコ悪い無様さを見せること。その意味でこのイタリア男は合格と言える。間違ってますか?この考え。[ビデオ(字幕)] 7点(2011-01-29 21:17:42)
3. 旅愁(1950)
《ネタバレ》 この曲、この映画だったんだ、と思いました。有名な曲ですもんね。レビュワーさんが書いてあるように、恋愛を大事に撮っているアメリカ映画が少なくなった今、心に沁みました。韓国映画がドラマで頑張っていますけど、結婚後の出会い(あえて不倫という言葉は使わない)を扱ったモノってあるのかな?ジョーンフォンテインの片方の眉が上がっている表情が、印象に残ってます。演技?それとも自然にああなるのかな?最後の方でのジョセフコットンの、息子との会話でこの恋愛が終わることがわかりました。この罪作り![ビデオ(字幕)] 8点(2009-05-28 17:06:12)
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