みんなのシネマレビュー
月世界婦人さんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング


◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

スポンサーリンク
プロフィール
コメント数 4
性別

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

評価順1
投稿日付順1
変更日付順1

スポンサーリンク
1.  リバティーン 《ネタバレ》 この映画は「アウトサイダーの、アウトサイダー」に着目してみたい。主人公を愛しながら、彼を知りえなかった者ども。アウトサイダーであるロチェスターを、遠くから眺めているしかなかった。 例えば、ロチェスターにフェラしてる娼婦。とある女優に惚れた、とのろける彼に、こんなことを言っていた。 「余計な心配させないで。  やることやってさっさと帰って」 娼婦は、ロチェスターの本妻はもとより、恋愛対象にすらなれない。けれどたぶんロチェスターに好意を抱いていた。できることなら彼を助けたかった。取り合えず、頑張って気持ちよくさせるとか、彼が帰りたくない晩は宿を貸すとか、立場上そんな範囲だけど。 ある意味では彼女は、彼になかなか最も近い。同じ汚いものを知ってる。一般的な道徳観念を感情を、あまり持ってない。その辺の自負はある彼女である。 けれどやはり立場上、彼の生活には踏み込めない。更に根本的な問題として、人は他人の内部を、本当には知りえない。誰しも他人の傍観者に徹して生きている。娼婦の台詞はこれらさまざまのゴタゴタを踏まえて発言されたのである。 「傍観者の哀しみ」を描いた作品で、他にすぐ思いつくのが「パッション」と「ベルベット・ゴールドマイン」だ。両方とも主人公はアンチヒーロー(パッションではキリスト、ベルベットではロック歌手)だし、両方とも悪く言えば単に再現映画(パッションは新約聖書の、ベルベットはデヴィット・ボウイの)。しかし「主人公を見ていながら触れ得なかった者達」を描いた映画だと考えると、かなり見ごたえが出てくる。 そんな映画はもっとありそうだ。それはその主人公を見ている・知ろうとあがいている監督の、そして観客の視線(この二つは厳密には別かもしれないけれど)だから、誰かヒーロー(又はアンチヒーロー)を描こうとすると必然的にそうなっちゃうのではないか?身の回りにアウトサイダーは結構いて、そのまたアウトサイダーもうじゃうじゃいて、多分我々はそのうちの一人なのです。[映画館(字幕)] 8点(2009-07-28 14:59:18)《改行有》

000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4125.00%
500.00%
600.00%
7125.00%
8250.00%
900.00%
1000.00%

全部

© 1997 JTNEWS