|
プロフィール |
コメント数 |
2254 |
性別 |
男性 |
年齢 |
77歳 |
自己紹介 |
団塊の世代 映画鑑賞歴50年以上 見た映画はおよそ3000本?
1960年~1985年頃はよく映画を見に行きました。その後2000年頃までは忙しくほとんど映画を見なかったのですが、DVD登場とともにまた見るようになりました。最近はメモと記憶を頼りに昔見た映画のDVDを探して懐かしんでいます。
ESPERANZAとはスペイン語で、「希望」の意味です。夢や希望、感動を与えてくれる映画は好きですが、むごたらしい映画や命を粗末にする映画は嫌いです。 |
|
1. 輪舞(1950)
AはBに恋し、BはCに恋してCはDに恋をする。そして巡りめぐってAに戻って完結する。あたかもメリーゴーラウンドのように。だから輪舞なのだが、輪舞とは音楽で言うロンド。A-B-A-C-A-・・・と主題が繰り返され進む形式だ。そのAにあたるのが様々な格好で登場する狂言回しであり、繰り返し演奏され歌われるオスカー・シュトラウスの音楽だ。これが実に印象的。その恋のひとつひとつは印象的とか感動的という深みのあるものではないが、娼婦や小間使い、人妻や女優に扮する女優陣がとても美しい。[DVD(字幕)] 7点(2013-11-30 09:03:40)
2. 旅情(1955)
《ネタバレ》 この映画のK・ヘプバーンはとても好き。アカデミー主演女優賞ではバラの刺青のアンナ・マニャーニに敗れたけども、ハイミスの女性をこれ以上に誰が演じきることができるであろうか。
「旅愁」のモノクロと違いカラーの美しさが光る、それもヴェニスの街だけで・・・。音楽も「ヴェニスの夏の日」がしみじみと情感をさらに盛り上げている。
ラストシーンもとてもよい。見送らないでと言いつつ、見送りに来てくれるのを待つ。そして彼女の好きなクチナシの花、実にすばらしい終わり方だ。[DVD(字幕)] 7点(2011-08-14 21:09:45)(良:1票) 《改行有》
3. 旅愁(1950)
《ネタバレ》 美しいイタリアの街と風景、これがカラー映画だったら何とすばらしいことだろう。それに音楽、イタリアの民謡、それがセプテンバーソングのレコードのレコードを聴いてからは、映画のBGMとなって情感を盛り上げる。あちこち見物して回るのも二人が飛行機に乗り遅れた乗客としてほほえましい。
しかし、乗るはずだった飛行機の事故を知ると急転直下、美しいロマンス映画がただの不倫映画になってしまう。愛を貫くのかと思えばそうでもない、その辺の微妙なところが映画の主題なのかもしれないが、私にとっては簡単にはついていけない。
不思議なのはお金、相当の金額が事故の二日前に振り込まれていたこと、このあたりが不可解というか納得できないところ、事故が起きる前から長期滞在を目論んでいたとは・・・。
ジョーン・フォンテインは確かに美人だが、残念ながらピアニストには見えない。ピアノを弾いているとき、ピアノに集中せず考え事ばかりしているように見える。それが肝心なコンサートの場面まで・・・。[DVD(字幕)] 5点(2011-08-14 04:21:41)《改行有》
|