みんなのシネマレビュー |
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21. 檸檬のころ 申し訳ないけど、観るのが苦痛でした。何がって、もうこの甘酸っぱい青春そのものがですよ。特に榮倉のパートのうじうじした感じがダメでした。これは自分にも責任があるんですが、学生時代に所謂「青春」を謳歌できなかったのもその一因かと。谷村美月は良かったな~。彼女が作詞した(?)曲にも感動しました。[DVD(邦画)] 5点(2008-02-15 11:05:03) 22. -less [レス] 《ネタバレ》 蓋を開けてみればよくある怪談話なのだが、なかなかに興味深い作品。人が壊れていく様をこれでもかと見せる演出。過剰な恐怖(狂気)が笑いに転化していく巧さ。低予算を逆手にとった良作と言えよう。レイ・ワイズの妻の名前が「ローラ」というのも偶然とは思えない。「脳みそレロレロ~」には参った![DVD(吹替)] 5点(2007-11-30 08:06:20) 23. レナードの朝 いい映画だと思う。以前観た時は涙が止まらなかった。最近になってまた観たが、どうもデ・ニーロの演技があざとい気がして泣けなかった。[DVD(吹替)] 7点(2007-11-06 16:17:18) 24. レイダース/失われたアーク《聖櫃》 いま観るとちょっと古臭い感じは否めないんだけど、アドベンチャー映画の傑作でしょう。スピルバーグもハリソン・フォードもいい仕事してました。[DVD(吹替)] 8点(2007-09-21 19:05:55) 25. 恋愛小説家 この映画、かなり好きで何回も観ている。観終わった後、心がほんわかする。真冬に焼き芋を食べたみたい。落ち込んでる時に観ると、効果倍増。人生いろいろあるが、悪いことばかりじゃない。そう思える。ジャック・ニコルソン、相変わらず巧い。自己中で口は悪いが、犬のために涙を流せるおじさんって素敵かも。[DVD(吹替)] 8点(2007-09-10 00:32:49) 26. レミーのおいしいレストラン 《ネタバレ》 リングイニが「目的のないダメ男」との批判があるようなので、ちょっと擁護したいと思うのですが、彼は元々コックになりたかったわけではなく(本人がそう言っている)、序盤にスープの味付けをしていたのは、誤ってこぼしてしまったのを隠すため。彼がそもそもこの店を訪れたのは、母親の紹介状があったからで、料理がしたかったからではない。とにかく職にありつく必要があったのだろう。身寄りもなく才能もない彼にとって、職を得るのは大変なことで、要するに生活がかかっているのだ。コックだのウェイターだのと選り好みをしていられる立場ではない(当然クビは何としても免れたい)。また、コレットがレミーの存在を知ってからも「ダメ男」リングイニと付き合っている件だが(つまり彼には料理の才能がないと知った)、リングイニの長所は、レミーをパートナーとして選んだことだろう。彼はいち早くレミーの才能を見出し、たとえネズミであっても、友人として迎え入れた。それは、「誰でも料理を作れる」というグストーのモットーであり、グストーに師事するコレットにとっては、リングイ二を好きになる充分な理由になるのではないか?リングイ二は確かにちょっと頼りなくだらしのない男だが、ネズミを殺すこともできない優しさを持っている。レミーがグストーの遺言状をシェフの手から取り返したのは、誰のためだろうか?友人であるリングイ二のためではないか?リングイ二はレミーに操られているだけのように見えて、実は二人(?)は運命共同体、どちらかをなくしては成立し得ない存在となっている。つまり、リングイ二は充分魅力的な人物として描かれており、リングイ二あってこその「レミーのおいしいレストラン」なのだ。しかし、この作品で最も素晴らしいのは、何と言ってもフルCGで描かれた映像スペクタクルだろう。レミーの表情、仕草、体毛の質感は勿論のこと、ネズミの視点で描かれたアクション、息を呑むパリの夜景、涎が出るほど美味しそうな料理の数々。まさに「眼福」と言いたい。[映画館(吹替)] 8点(2007-08-12 22:41:13)(良:2票)
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