みんなのシネマレビュー |
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1. レディ・プレイヤー1 札束で頬を引っぱたかれてるような気分になる超大作です(札束で引っぱたかれたことないけど)。日本のキャラクターも大活躍しますが、それ以外だとキングコングの暴れっぷりが最高!そうそう!コレコレ!って感じ。それにしても、ジュラシック・パークでCG技術を開花させた監督とはいえ、これほどのCG世界をスピルバーグは一体どうやって演出しているのでしょう。[映画館(字幕)] 7点(2018-08-18 22:56:13) 2. RED/レッド(2010) 自分には、ジジババが銃を撃ちまくれば面白いんじゃね?的な一発ネタだけで終った映画でした。「年老いて引退した超危険人物」という設定があまり活かせてないと思います。主人公たちを30代後半くらいの役者でやっても全然成立してしまうのでは?みんな大好き「コマンドー」も確かシュワちゃん30代後半くらいだったと思います。「カールじいさん」みたいにしろとまでは言いませんが、もっと描き方があったのでは。それにブルース・ウィリスって、私のような20代~30代にとってのお馴染みスターだと思うんですが・・・。結果、若者向けでも年配の方向けでもない中途半端なモノになってしまっていると思います。滅多に見ることのないウィリスとモーガン・フリーマンの2ショットや、ヘレン・ミレンとブライアン・コックスの熱々ぶりは素敵でした。[DVD(字幕)] 4点(2013-12-07 10:53:48) 3. レンタネコ 「ギスギスした日常からちょっと離れて、この映画でも見てほっこりしてくださいな」という映画なんだろうけど、自分には現実舐め過ぎなように感じちゃいました。レンタネコ屋はまあいいとして、「副業」としてやってる仕事のいい加減なことといったら。株も音楽制作も占い師も、片手間でテキトーにやって金がもらえる仕事だとでも言いたいんでしょうか。だったら監督さん、株とか音楽制作とか占い師で金を稼いで、映画は500円で公開とかしてくださいよ。人の仕事をバカにするような真似してたらいずれ自分の首を絞めることになりかねませんよ。[DVD(字幕)] 1点(2013-07-06 11:39:28)(良:1票) 4. レザボア・ドッグス 初監督作品というだけあって、かなり才気走った意欲作。映画の楽しさがギュッとつまった良い作品だと思います。限られた予算や環境の中で、やれることはすべて出し切っているんじゃないでしょうか。効果的に観客にショックを与える構成、撮影、そして編集と、全編にわたってとても丁寧に作られています。舞台演劇のようなシチュエーションでありながら、時間や場所を自由に行き交う極めて全うな映画的テクニックも満載。役者たちも最高。カッコイイってこういうことだ!この作品を真似るものが続出するのもよく分かります。映画を観る楽しさ、そして作る楽しさ、その醍醐味のすべてがここにあります。[DVD(字幕)] 10点(2013-03-28 14:32:07)(良:1票) 5. 恋愛適齢期 砂浜にある階段が、天国に続く階段に見えた。[DVD(字幕)] 6点(2006-05-05 12:13:00) 6. レディ・キラーズ お婆さんの話が本当だとわかったとき、保安官たちがどんな顔をするか楽しみですね。[DVD(吹替)] 6点(2006-04-01 18:13:02) 7. レディ・ジョーカー 面白くない割りに終わったら「あれ?もう終わり?」と思った。盛り上がりがないっす・・・。登場人物にも魅力はないし・・・。ヒットした小説の映画化は大抵味気なくなってしまうのでやっぱり苦手ですねー。4点(2005-01-01 18:57:07) 8. レッド・オクトーバーを追え! 《ネタバレ》 監督がジョン・マクティアナンなだけあって、まさに潜水艦版ダイハードといった感じ。密閉空間の連続ながら、スケールのデカさも感じさせる大作でした。単純にアメリカVSソ連というわけでもなく、敵味方ともに疑心暗鬼をかかえつつ駆け引きしていく様がスリリングです。ただ、さすがに後半になると畳み掛けるように見せ場が詰め込まれるのは、いかにもハリウッド的。ソ連の一般兵士たちはギャグ要因になっちゃってる。サム・ニールの扱いも「この辺で誰か死んどかないと盛り上がらないんで、とりあえず殺してみました。フラグも立てといたから!」って感じの最期なのがちょっと可哀想でした。とまあ、気になったところもあるけれど、それを相殺するのは余裕なくらい面白い快作でした。脇役もみんな魅力的でいい顔してたし、皆がそえぞれその道のプロフェッショナルであったことがカッコよかったです。[映画館(字幕)] 8点(2003-12-30 10:19:10) 9. レインディア・ゲーム まあ、なかなか良かったのでは。シャーリーズ・ゼロンの悪役ぶりも良かったですね。けどベン・アフレックよ、強盗の後にサンタの格好でうろいてたらヤバイんでないの?6点(2003-10-26 22:59:51) 10. レオン/完全版 《ネタバレ》 マチルダの存在感や迫力が凄い!「闘争本能に気づき始めた子供のヒョウ」って感じの目力にゾクッとする。この凄さは一体どこから来ているのだろう?と考えてみると、ナタリー・ポートマンの天性の演技力はもちろんのこと、脚本上のキャラクター造形やシチュエーション設定で、しっかりお膳立てされているのに気づかされる。このマチルダというキャラクターは、常に嘘をつき、演技をして、建前で話している娘なのだ。学校から電話を受けたときは、母親の「演技」をして「娘は死んだ」と「嘘」をつく。家族が殺されたときも部屋の前を何事もなかったような「演技」をして通り過ぎ、レオンに助けを求める。レオンとコンビを組んでからも、彼に見放されないように「レオンが気に入るマチルダ」を演じている。これはとんでもない手練ですぞ。時と場所と相手によって、全く違う態度を見せるのだから。けど、そうやって自分ではない別の人間を演じることでしか、生き残ることができない人だったんだろうな。もし本当に「マチルダとレオンが親子で、音楽学校を受験するためにバイオリンを練習したい」のなら、アパートの管理人と話すシーンは「下手な芝居」でしかない。けれど、「下手な芝居をしている場面」だというシチュエーションのお陰で、「自然な演技」に見えるわけだ。 よく、インタビューで「オーバーな演技はさせずに自然な演技を引き出そうとした」と答えている作り手がいるけど、「レオン」はそれとは正反対のアプローチ。むしろ、徹底的に「オーバーな演技」をさせてるのが印象深い。(別にナタリー・ポートマンの演技が下手だって言ってるわけじゃないですヨ) それに、マチルダ以外の登場人物も、ほぼすべてが「嘘」「演技」「建前」で生きている奴らばかり(アパートの管理人も!)。この辺の造形で、他の映画に無い独特の緊張感と魅力が生まれていると思う。レオンだけが「嘘」も「演技」もヘタクソなのがご愛嬌(つまりジャン・レノの演技がマジで上手いということ)。 けれど、彼がマチルダを救うために最後の「嘘」をつく場面は男泣きせずにはおれない![CS・衛星(字幕)] 10点(2003-08-28 17:16:30)(良:1票) 《改行有》
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