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1. レナードの朝
彼らは夏の奇跡の一時が、だんだんと消えてしまうこと、自分が向こうへ行ってしまう事への恐怖感といったら計り知れなかっただろう。そして、またそんな状況をまじかで見ていながらも、自分が医者でありながらも何もすることができないでいるロビン・ウイリアムスも自分の情けなさに傷つき、絶望感を味わったんだと思う。なのに、映画のラストで彼がデ・ニーロに語りかけた言葉は「LET’S BEGIN」その映画の状況とは明らかに真逆の言葉。同じような病気を持った人に頑張れって言いたいからそのセリフにした。とか言うのであったら嫌だが、そうでないと思いたい。安易なことではなくもっと深いところにその言葉の意味があると僕は思いたい。僕にはまだその言葉の意味を完全に理解することはできないが、あのエンドロールにいく前のあの一瞬の言葉に僕はなぜか「はっ」とさせられた。8点(2004-08-28 21:48:22)
2. レインマン
私はこの映画にすごく考えさせられました。見ている間、レイモンドがああいう障害を持っていて今まで生きてきて、どんなにひどい扱いをされたことか。ぼこぼこにされたこともあったかもしれないし、いじめという状態にあってきたのかもしれない。ということを考えてしまうと、レイモンドの一挙手一投足すべてに涙が出てきそうで。彼は医者にも喜びも悲しみもない。感情がない。といわれていたけど僕にはそうは思わない。医者は自分の患者の側面だけを観ていて中身を見ていない。その症状からマニュアル通りの事しかしない。その証拠に彼はチャーリーというむちゃくちゃ男によって、今までは特定の行動パターンしかなかったのが、色々な行動をとり、そしていろいろなことを経験して、それが理由かはわからないが彼とジョークを交わすまでになった。特に僕は、シロップがあることに笑顔で、多分この映画で初めてレイモンドが感情を見せたところで僕は感極まってしまいました。彼は病院に戻って新たな生活を送るかはわからないけど、病院から出る前とは明らかに違ったレイモンドになっているだろうと思う。これは奇麗ごとなのかもしれないけど・・・8点(2004-04-25 22:18:11)
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2 | 3 | 6.25% |
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3 | 1 | 2.08% |
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4 | 2 | 4.17% |
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5 | 4 | 8.33% |
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6 | 8 | 16.67% |
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7 | 13 | 27.08% |
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8 | 5 | 10.42% |
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9 | 4 | 8.33% |
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10 | 5 | 10.42% |
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