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プロフィール |
コメント数 |
304 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
つたない文章力で自分なりのレビューを心がけます。映画館で観た作品は自然と評価が高くなりがちです。 |
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1. レヴェナント 蘇えりし者
《ネタバレ》 全ての行動が「生きる」ということへの執着に溢れていた。それは食べる事、水を飲む事、移動すること、寝る事、生きる残るために人を殺す事、息をする事。
これほど生々しく、そして痛々しく、生を描いた作品は今まで観たことはない。
そして、ショットを多彩に駆使しながら、自然と人間との相関関係を客観的に捉え続ける視点。
瀕死状態のグラスを徹底的にローアングルのクローズアップ(観にくく、窮屈な印象)で映し続け、自然と折り合いをつけながら、生きていくようになるにつれ、カメラアングルは引いていき、観やすく開放的な印象に変わっていく。
そして時折、全てを俯瞰して捉えた視点が挟まれる。
カメラ自体が、生きているようだった。カメラの視点が人間に対する、自然の距離感を表し、それは超越的な神の視点のようにも感じる。
台詞が少ない中で、映像、音楽、効果音で物語を魅せる凄さ。
寒さや飢え、痛み、孤独を画面の中から感じる事で、本当の意味での体感型映画を体験することができた。[映画館(字幕)] 8点(2016-04-29 02:53:53)(良:1票) 《改行有》
2. LEGO ムービー
《ネタバレ》 子供のころは持っていた自由で柔軟な発想や考え方。空想の世界では自分は何ものにでもなれた。町全体が遊び場だったし、何でも遊び道具になった。誰とでもすぐに友達になれた。
社会というものと自分なりに戦いながら、いつからか発想も考え方も生き方も凝り固まってしまったし、自らスパボンで固めて世間から自分を守って生きてきた。
それが世の中で生きていく術と言われればそれまでだけど、それだけでは寂しすぎる。
人間として柔軟でありたいし、あらゆるものから刺激を受けて振り回されながら、変化しながら生きていきたい。
もうすぐ自分も父親になります。父親になったとしても、一人の人間として常に子供と共に成長したいし、子供に成長させられる父親でありたいと強く思いました。[DVD(字幕)] 8点(2015-11-26 20:05:38)(良:2票) 《改行有》
3. レクイエム・フォー・ドリーム
《ネタバレ》 一番純粋な存在である胎児が眠るその姿で、それぞれの夢が破れていく様はもう後には戻れないとのだという事、底知れない寂しさや孤独の中で求めていたものは一番原始的で大きな温もり優しさだという事を強く表現しているように見えました。[DVD(字幕)] 7点(2011-03-06 18:33:53)
4. Ray/レイ
《ネタバレ》 母親は偉大ですね。今までレイチャールズの事は名前ぐらいでしか知らない状態だったので、映画を観て彼の事や黒人差別問題の勉強になりました。内容の方は上映時間の問題もあるせいか、彼の内面の変化というより、曲やエピソードをみせることに重きが置かれているように感じました。ただその事によって美化されていない客観的に描かれた彼の姿を観ることもでき、そういった意味では長所と短所を兼ね備えていた作品でした。[CS・衛星(字幕)] 6点(2008-02-09 23:36:16)
5. レザボア・ドッグス
《ネタバレ》 話のほとんどは無駄話で、特に驚く展開、話の筋自体に重きが置かれていないので、その無駄話を楽しめるか、雰囲気を好きになれるかどうかで評価が全く変わってくる映画だと思いました。
自分は「パルプフィクション」は楽しめましたが、これはいまいち入り込めませんでした。ただOPとラストの三すくみは見応えがありまた。[DVD(字幕)] 5点(2009-11-14 21:55:26)《改行有》
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