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プロフィール |
コメント数 |
538 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
30年以上前の映画に興味があるので、 ベテランレビュアーの方々のコメントは楽しみにさせていただいております。
基本的には洋画中心で、好きなジャンルはヒューマンドラマ系。 それからどんでん返しモノ。 真面目映画ばかりだと肩が凝るので、昔ながらのSFなどもたまに観たくなります。
レビュー採点は、このサイトにある「参考」の文言にできるだけ従うようにしています。 |
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1. レイジング・ブル
《ネタバレ》 いやはやインパクトある作品。
観るものに媚びることを知らない武骨な雰囲気と、ボクシングの世界がマッチしていました。
白黒映像にしたのはセンス抜群だと思います。
はっきり言って大衆受けするとはとても思えません。
現に前半は退屈でした。
印象が変わったのは、下手な八百長で負けた主人公がピーピー泣くところ・・・妙に愛着が沸いてしまいました。
特筆は、やはり王座陥落シーン。
各試合がスピーディなだけに、そこのストップモーションが際立ち、ホラー映画以上にぞくっとしました。
ここをピークとして、随所にデ・ニーロならではの印象的な演技がちりばめられており、これらがダイジェスト的に使われてるのが勿体無いくらいでした。
好き嫌いは別として、こんな俳優が出てきたら嫌でも注目してしまいます。
こういった作品もあれば、ロッキーのような作品もある。いや~映画って本当にいいものですね。[DVD(字幕)] 8点(2011-06-08 22:31:06)《改行有》
2. レインマン
家族(兄弟)愛をライトタッチに描いており、気持ちよく観れました。
自閉症自体がどのようなものかわかりませんが、その実態はこんな軽く表現できるものではないでしょうし、関わっている家族の苦労の部分はこんなものではないはずだと思います。
しかし、この作品は自閉症自体を深く掘り下げてはいないと思いますので、その辺は評価の対象とはしていません。
かと言って、あまりにもフィクションの度が過ぎると白けてしまいそうですが、許容範囲ギリギリで兄弟間のコミュニケーションを表現しており、バランスがとれた作品になっていると感じました。[DVD(字幕)] 7点(2010-09-04 22:11:35)《改行有》
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