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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. レッド・バイオリン 《ネタバレ》 1挺が何億円という高価な額で落札されるヴァイオリンの名器、この映画は1681年に製作された幻の名器が、何世紀ものの時を経てモントリオールで競売される物語。そこには誕生にまつわる話や、多くの人の運命をも変えた歴史が綴られる。 ウィーンでの神童ともいうべき少年、オックスフォードでの悪魔を思わせる鬼才(パガニーニを連想させる)、西洋文化大革命の嵐の上海とそれぞれが大変すばらしい。そしてモントリオールのオークション。楽器や音楽を扱った映画としては最高に近い。(実際の演奏も世界的なヴァイオリニストのジョシュア・ベルが行っている) ところがそれほど価値のあるヴァイオリンでありながら、その扱われ方が大変粗雑。本来なら、神経質になるくらいていねいに扱われ、慎重に保管されなければならないはずなのに・・・。この映画には名器を慈しむという心優しい人が登場しないのは残念だ。 そして映画のラスト、名器が本来あるべきところに戻ったとも言えるかもしれないが、完全なすり替え窃盗犯である。 そしてまたもうひとつ気になったのがメトロノーム、モーツァルトの時代にはまったくなく、ベートーヴェンによって初めて使われたというメトロノームは19世紀になってから、時代がちとおかしいのでは・・・。 [DVD(字幕)] 8点(2012-06-20 06:12:22)《改行有》 2. レオン(1994) 人間抹殺の掃除屋の異常な愛の物語、殺しのテクニックを教える方も習う方も常軌を逸している。 人の命の大切さが身にしみてよくわかる映画。[DVD(字幕)] 2点(2012-01-05 23:35:14)(笑:1票) (良:1票) 3. 恋愛小説家 途中で見るのをやめていた映画をようやく最後まで見た。どうもこの手の映画は苦手で、男女の微妙な心理は私自身理解力不足だし臆病である。 それとニコルソンの恋愛小説家は顔が恐ろしく怖いし、性格も毒舌家というより自分勝手、ワンちゃんをダストシュートに投げ込むとは人間業ではないし・・・。それが後半どうして性格まで変わるのか、こんな甘いものではないだろうし、着いて行けない。 それにしてもニコルソンは若い、私よりずっと年上でヘレン・ハントやグレッグ・キニアとは親子ほど年齢が違うのに、映画では同年代の設定か?[DVD(字幕)] 4点(2011-07-02 17:09:08)《改行有》 4. レザボア・ドッグス 下品さと暴力シーンのオンパレードで好きになれるわけがない。[DVD(字幕)] 2点(2011-04-18 21:16:18) 5. レナードの朝 最初見た時の衝撃があまりにも大きかったが、数年たってようやく「事実に基づいて作られた映画」ということを意識して、2度目を見ることができた。 ロバート・デ・ニーロの演技力は言うまでもないことだが、今回はセイヤー医師の人間としての人柄を感じることができた。 医学がもっと発達して、不治の病が解決できるよう願いたい。[DVD(字幕)] 8点(2011-01-30 10:34:32)《改行有》 6. レオン/完全版 人を殺すことの是非を問題にしなければ良い映画。しかし理由もなく簡単に人を殺すのは異常だと思います。ましてやそれをかっこよいと思うのは、もっと異常かも・・・。[DVD(字幕)] 3点(2011-01-22 22:44:44) 7. レ・ミゼラブル(1998) ジャン・ヴァルジャンとジャヴェールを中心に据えて、よくコンパクトにまとめられた映画だと思います。これは、これで良いのかも。しかし原作を少しでも読んだ者には、あれもない、これもないで物足りないと思います。[DVD(字幕)] 7点(2011-01-19 21:17:02)
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