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プロフィール |
コメント数 |
1274 |
性別 |
男性 |
年齢 |
43歳 |
自己紹介 |
嫁・子供・犬と都内に住んでいます。職業は公認会計士です。 ちょっと前までは仕事がヒマで、趣味に多くの時間を使えていたのですが、最近は景気が回復しているのか驚くほど仕事が増えており、映画を見られなくなってきています。 程々に稼いで程々に遊べる生活を愛する私にとっては過酷な日々となっていますが、そんな中でも細々とレビューを続けていきたいと思います。 |
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21. ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔 - スペシャル・エクステンデッド・エディション -
「ロード・オブ・ザ・リング」という作品自体が、「ゴッドファーザー」と双璧をなす映画史上のツインタワーだと思います。やっぱりこのシリーズはすごい。というか完璧。面白いとか、映像がすごいとか言うさらに上の次元、つまり傑作としてのとてつもない風格を持ってるんですね。ワンカット見ただけですごい映画だとわかってしまいます。そんな中での「二つの塔」ですが、私はとくにセオデン王がお気に入りです。おなじみ、シリーズいちの武闘派キングです。セリフがいちいち文章風で、とにかくかっこいいことを言うんですよ。「血よ燃えろ、怒りと共に敵を滅ぼす!赤い夜明けが来る!」ですからね。かっこよすぎです。SEEでは、前作に引き続いてボロミアの復権がうれしい限りです。ていうか、なんでこんな大事なシーンをカットしたんだよぉって思います。これがあるかないかでボロミアの印象がかなり違う上に、「王の帰還」でのデネソールとファラミアの関係にまで影響が出ます。監督はボロミアが嫌いなんでしょうか?その他の復活シーンは話のメインには関わらないほのぼの系が中心なんですけど、やはり作品の印象をより深くしてくれます。そして、贅を尽くした吹き替えの出来が最高。SEE、吹き替え、これを味わわずして「ロード・オブ・ザ・リング」は語れません。10点(2004-08-20 00:57:23)
22. ロング・キス・グッドナイト
『ダイ・ハード2』では空港を、『カットスロート・アイランド』では映画会社をぶっ壊したレニー・ハーリンが、ついに自分の家庭までをぶっ壊したアクション超大作。ブルース・ウィリスやスタローンから「あいつは無茶苦茶だ」と言われるほどの激しい撮影を行うことで知られるハーリンですが、今回は自分の嫁を30mの高さまで吊り上げたり、氷点下の湖にダイブさせたりしています。これだけのことをやらされた挙句に興行的にも批評的にも失敗したのだから、ジーナ・デイビスが怒るのも当然です。。。
そんなこんなで一般には評判の良くない本作なのですが、これが古き良き90年代アクションの魅力全開の作品であり、見る人が見れば傑作の部類に入る仕上がりです。ジョン・ウーやマイケル・ベイの影響が表れ始める前の無骨な爆破アクションをお腹いっぱい楽しめるし、CGよりも実写重視の見せ場は迫力十分です。お話の方はツッコミどころ満載なのですが、これも90年代アクションの風情だと割り切れば、それはそれで楽しむことができます。今どき、こんなボロボロの設定のアクション映画なんて作れませんから。。。
破綻した基本設定はともかくとして、当時としては史上最高額で落札されたという脚本にも、その値段に相応しいだけの見どころがあります。人生に失敗して社会のドン底を這い回る男が、大事件に巻き込まれたことからガッツを取り戻すというシェーン・ブラック定番の物語には相変わらず熱いものがあるし、40歳を過ぎるまで売れない俳優として生きてきたサミュエル・L・ジャクソンが、この役にピタリとハマっています。また、主人公サマンサ・ケインの物語も案外深いと感じました。表面上は記憶喪失の暗殺者という設定となっていますが、実はこれ、多重人格の話ではないでしょうか。良妻賢母として第二の人生を送るサマンサ・ケインは殺し屋チャーリー・ボルチモアとしての記憶を封印していたが、身に危険が迫ったことからチャーリー・ボルチモアの人格が表面に出てきます。そして、水と油だった二つの人格は、娘の存在によって芽生えた母性によって一つに統合されるわけです。なかなかよく考えられた脚本だと思います。[DVD(吹替)] 7点(2004-07-08 16:25:12)(良:1票) 《改行有》
23. ロード・オブ・ザ・リング - スペシャル・エクステンデッド・エディション -
最高クラスの娯楽性、芸術性を併せ持ち、しかも荘厳な風格まで持ったのが真の映画だと思うんですけど、それって「ゴッドファーザー」と、そしてこの「ロード・オブ・ザ・リング」くらいしか歴史上存在しないような気がします。それほどのスーパー傑作なわけですが、このSEEはもんのすごいことになってます。こちらを見てしまうと、映画館で興奮したものは不完全版と呼ばざるをえません。なによりボロミアの復権がうれしいですね。劇場版では肝心なシーンがカットされ、さらに日本語字幕でもめちゃくちゃにされてしまい、ほぼ悪役扱いだったボロミア。しかしこのSEEを見ると、そのあまりに人間臭いキャラクターに共感せずにはいられません。彼は人間としての強さと弱さの両面を見せ、それゆえに感動させるのです。とくに、指輪の魔力に溺れたことを悔い、獅子奮迅の活躍を見せる最後のバトルはたまりません。あれこそ男です。どこか超越したアラゴルンよりも、私はボロミアの方が好きですね。人間の弱さや邪悪な面を嫌い、人間に対して極端な不信感を持つアラゴルンですが、そんな彼を変えたのもボロミアでした。SEEではふたりの友情がよりしっかりと描かれており、特にラストでは、ボロミアの死をきっかけにアラゴルンが人間の王になる決意をしたことがわかります。そして、このDVD版の吹き替えの出来もすさまじいものがありました。本当に完璧な吹き替えで、このDVDは9800円の価値は十分すぎるほどあります。こんなありがたいバージョンが世間のほとんどの人の目には触れないんですよね。映画ファンやってて本当によかったっす。10点といわず、12点くらい献上したい気持ちです。10点(2004-06-19 16:27:24)(良:2票)
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5 | 177 | 13.89% |
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6 | 197 | 15.46% |
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7 | 309 | 24.25% |
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8 | 222 | 17.43% |
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