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1.  ローマ、愛の部屋 《ネタバレ》 主演女優の2人が最初から最後までほとんど全裸(!)というとんでもない設定でありながら、その設定に、あるいは女優の裸そのものに依存することなく、その中にドラマがきちんと封じ込められている。性的衝動すら凌駕するほど、そして何かの不安を押し隠すかのように繰り広げられる会話群がベースなのだが、その中でも、イタリア人従業員が3Pを断られて心底残念そうな顔をするなんていう爆笑的場面も挟みつつ、衣を脱いだり来たりのタイミングや各場面の2人の立ち位置、数回行われる性行為の意味合いの違いまで細かく計算したバランス感覚が絶妙。そして、その末に訪れる着地点の切なさは、エロティック版「恋人までの距離」(!!)と言いたくなってしまうほど。さらには、パソコンやボトルや携帯などの小道具の使い方、女優の体を綺麗に映す照明の当て方、重苦しい夜と爽快な朝の映像的な表現対比、作品を下品に流さないことに貢献している巧妙な挿入音楽など、テクニックにも周到な配慮が払われている。こんなエロ作品に高得点をつけたら良識を疑われちゃうなどと心配しつつも、けなすべき要素がないのです。[DVD(字幕)] 8点(2013-04-08 00:53:06)(良:1票)

2.  ロミオとジュリエット(1968) 《ネタバレ》 オリヴィア・ハッセーの絶句するほどの可愛らしさはいうまでもないが、ただ可愛いだけでなく、きちんと演技をしていることも見逃してはならない。仰々しい台詞回しもごく自然にこなしているし、動作や表情にもきちんと指導が行き届いている。また、それぞれのシークエンスにじっくりと時間をとることによって、衣装なども含めた全体の構築美が作品世界として無理のないものになっている(決闘シーンだけ、少々長すぎか)。欲を言えば、神父は最後すたこらさっさと逃げるのではなく、二人が亡くなった後に現れて含蓄のある一言を決めてほしかった。[ブルーレイ(字幕)] 8点(2008-02-16 01:50:36)

3.  ロレンツォのオイル/命の詩 《ネタバレ》 制作者の真摯な姿勢と、出演者たちの名演が、ずしりとした感動を残すドラマ。とりわけ、主演の2人は、過剰な演技をすべて排して、どこまでも「その辺にいそうなパパとママ」であるのが素晴らしい(だからこそ、2人がかけた執念が現実味を帯びて伝わってくる)。元の話自体が重い話だが、その重圧に負けずに、1つの世界を伝えてくれた制作者に拍手。ただし、似たような演出をしている似たようなシーン(親の会の集会のシーンとか、看護婦をクビにするシーンとか)が意外に多いのは、映画としてはマイナス。なお、細かいことだが、ローラ・リニーの映画デビュー作としても重要。[DVD(字幕)] 8点(2005-04-18 02:54:33)

4.  ローマの休日 《ネタバレ》 この脚本が優れているのは、甘く切ないラブロマンスの中に、情報戦の側面を入れて、その観点からラスト直前まで一直線に統一していること(互いに自分の正体を隠しており、しかもジョーの側はアンの正体を知っているという片面的関係)。「真実の口」のシーンにしても、ペックが仕掛けたドッキリの方が有名になっているけど、その前にアンが説明を聞いて一瞬見せる複雑な表情も考えると、ここの意味は深い。ローマの街をあれこれ遊び回っているときに、それぞれ脳内で考えていることを文字起こししたら、口で言っているものとはまったく別のシナリオになるはずだ。しかもそのドキドキ感が、いつの間にかラブロマンスのドキドキ感に変容しているという語り口の巧みさ。そういった観点から見てみると、一番重要なのは、車での別れの1つ手前、ジョーのアパートのシーンではないかと思う。ここで飛び交っている心理戦の重さはただごとではないし、これがあるからこそ、その後の門前の別れのシーンや記者会見のシーンが輝いている。もしかして、アパートの段階で、アンはジョーの正体に薄々気づいていたのではないか?といった点も含めて、興味は尽きない。[映画館(字幕)] 8点(2003-08-03 23:06:41)

5.  6才のボクが、大人になるまで。 見ていたときは、特に突っ込んだ描写のない、モザイクかジグソー・パズルのような作品で、手法の点を除けばあまり評価できないかな・・・と思っていたのです。ところが、見終わった瞬間から、急に不思議な重さが押し寄せてくる。毎日毎日のどうということもないちょっとした風景が、何よりも貴重で、尊いものであるということ。その視座とメッセージで12年間が貫かれているため、内容が手法負けすることなく、意義と価値を放っている。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2016-07-29 02:20:30)

6.  ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮 《ネタバレ》 じわじわとしていながらも手際の良い進行の中で、徐々に大きなドラマが動いていく。ストルーエンセとの接触によって、当初は変人そのものだったクリスチャンがまともになっていく皮肉。しかし、王妃との愛情は決して芽生えていかないすれ違い。それどころか、ストルーエンセと王妃こそがくっついてしまうという逆流進行。そういったところを丁寧に積み重ねているからこそ、クライマックスの衝撃のシーンが一気に生きている(その手前の、無言のままでストルーエンセが状況を察知する演出も凄い)。曇天と暗めの照明で統一した映像の質感も、こだわりを感じさせる。[DVD(字幕)] 7点(2015-07-27 00:43:27)

7.  ローラーガールズ・ダイアリー 《ネタバレ》 終わった後に勝者と敗者を両方とも堂々と讃えていること、そしてそのシーンに違和感が何もないこと。これだけで、この作品はスポーツ映画、青春映画として成功している。それにしても、エレン・ペイジの静かなる存在感は凄い。どのシーンでもぴたりとその場にフィットしている。編集の粗さを補って余りあるほど。(余談1)最初にエレンがStryperのTシャツを着ているのに気づいたときは大喜びしたんだが、まさかあそこまでキーアイテムになるとは・・・。(余談2)あの敵のラスボスが、ジュリエット・ルイスだったとは!クレジットを見るまで分からなかった。[DVD(字幕)] 7点(2011-01-09 01:04:27)(良:1票)

8.  ロンリー・ハート(1986) 《ネタバレ》 キートン×ラング×スペイセクの3姉妹というとてつもないキャストなんですよ。これでつまらなくなるわけがありません。どのシーン1つをとっても、濃厚な演技合戦が堪能できます。とりわけ、作中の人物同様、目立つところは後の2人に譲って、地道な部分をしっかり引き締めているキートンの充実した演技が素晴らしい。内容自体は、それぞれに問題を抱えている3人が集まって、いろいろと話したりどうしたりしている間に結論が見えていく、というだけのことなのですが、各人の状況設定が、身近なようでもあり奥深いようでもあって、様々な角度から、考えつつ楽しめます。[DVD(字幕)] 7点(2010-08-14 01:30:51)

9.  ロスト・イン・トランスレーション まったくどうってことのない話なのですが、電車や車の通過音、ゲーセンやカラオケやパチンコの騒音などが煽り立てる不安感、それと対比される室内の静寂がもたらす孤独感、そして見事なまでの意思疎通を欠いた人間関係がもたらす焦燥感の演出が面白い。それらによって微妙に影響される男女関係の変化も、どこか切なさと懐かしさを感じさせる。日本人出演者の撮影現地調達レベルの棒読み台詞には目をつぶって・・・。[映画館(字幕)] 7点(2004-11-16 23:07:15)

10.  ロニートとエスティ 彼女たちの選択 《ネタバレ》 レイチェル・ワイズとレイチェル・マクアダムス!というキャスティングの時点で、すでにクオリティは保証されています。その彼女たちを信頼するかのごとく、まずは、かつての経緯が影響している話なのに、回想シーンなしという驚くべき構成。そして、当事者の抑圧感を具現化するかのような、感情が爆発しないじわっとした描写。むしろ、この二人には珍しい「メソメソ演技」とさえいえるかもしれません。で、その場にいるだけでも十分な画面構築力を有している二人なので、それを見ているだけで十分楽しめるのですが、ただやはり終幕部分は、観念的にまとめてしまったというか、無難な方に逃げた感があるかな・・・。[DVD(字幕)] 6点(2023-08-16 02:06:01)

11.  LONDON CALLING/ザ・ライフ・オブ・ジョー・ストラマー 《ネタバレ》 あくまでも「ジョー・ストラマーのドキュメント」であって、クラッシュの、ではないところがミソ。よって、序盤では生まれてから成長期のあれこれが続きますし、一方でクラッシュの時期はあっという間に進んでいきます。それぞれのアルバムがどうやってできたのかとか、その辺はほとんどありません。むしろ、アフター・クラッシュの方が制作者のメインだったのかな・・・と思うようなウェイト配分です。で、どこから取り寄せたんだろうと思うような映像の数々の積み重ねの力はなかなかですが、それが系統立てて整理されているかというと、そうではありません。ひたすら断片をちりばめていくような構成です。それでも、最後の「ミック・ジョーンズとのジョーンズ脱退後最初で最後の共演」には、僅かな時間で、全部を回想させるほどのインパクトがあります。[DVD(字幕)] 6点(2022-02-11 01:49:20)

12.  ロックンロール・ハイスクール 《ネタバレ》 厳格な教育者に生徒たちがロックで反抗する、だったら、「フットルース」も「スクール・オブ・ロック」もあるじゃん・・・と思っていたら、何とこっちの方がずっと先だったのですね。しかもこの内容的な脳天気+自信満々の暴走ぶりは、数多くの80'sアホ青春映画の源流のように感じられたりもします。前半は一応もっともらしく学園ものっぽく進行するのですが、後半1/3くらいはそんなものはほとんど無視で、完全にラモーンズのライブフィルム状態です。しかしなぜかそれが前半から浮いておらず、何となくまとまっているのが微妙に怖かったりします。最後は何をするかと思ったら、校舎爆破です。カオス状態です。というかむしろテロ状態です。しかしそれもここまで自信満々に進められると、意外とまっとうな学園ものの結末っぽく見えてくるから不思議です。[DVD(字幕)] 6点(2022-01-18 01:48:22)

13.  ロープ 戦場の生命線 《ネタバレ》 自らの身を危険にさらして紛争区域で奉仕活動に邁進する人たち・・・ということでどんなシリアスで壮絶なドラマになるのかと思っていたら、ものすごく作り方がコメディチックなのです。ところどころの微妙な間のとり方とか。で、途中からどんどん場面が移っていって、この辺はややダレなくもないのですが、最初の話はどこへ行ったんだ?となったあたりで、さらりと元の井戸に帰着する。これで元通りに引き締まりました。その後も、現実の厳しさをちりばめながら何となく終幕に向かうのですが、あの数秒間のラストは思わず唸ってしまったので+1点。[DVD(字幕)] 6点(2020-05-15 00:49:26)

14.  ロードハウス/孤独の街(1989) 《ネタバレ》 大方B級アクションだろうと思って見ていたら、意外にちゃんとしているのですよ。導入部分の店に来たところの描写も、エキストラ投入しまくりで気合が入っていますし、なかなかアクションを出さないスウェイジのじわっと来る迫力もなかなか。筋立ては正統派ウエスタン。そうそう、ジェフ・ヒーリーの演奏シーン満載で、演技部分も結構あるというのも、ファンにはたまらないのではないでしょうか。と、いい感じで進んでいたのですが、肝心のクライマックスはいきなりしょぼかったかなあ、あそこまで引っ張ったんだったら、もっと頭脳戦が展開されるとか、敵の悪辣ぶりや強者ぶりがさらに際立つとか、もう少し何か欲しいところでした。[DVD(字幕)] 6点(2019-09-03 01:29:38)

15.  ロック・スター 《ネタバレ》 ストーリーは定番中の定番、というかありがちを通り越してむしろ陳腐ですらあります。主人公の彼女の下積み時代の共働が描かれてないので、スターになった後のギャップも出ない、とか、主人公のスター生活に対する疑念がどこから出たのか不明、とか、突っ込みどころはいろいろあります。しかし、この作品の価値を保っているのは、肝心のライブシーンを、照明や客入れや大道具も含めてきっちり撮りきっていることです(大ステージはもちろんだが、一方でクラブ演奏の方もこの辺の手抜きがない)。で、バンドメンバーがザック・ワイルドにジェフ・ピルソンにジェイソン・ボーナム!(え、ブラス・エリアスも出てた?)そりゃ、ちゃんとしたステージ映像になるってものです。いや、マーク・ウォールバーグ自体、ジャンルはまるで違うとはいえ元マーキー・マークだけあって、ステージ上の動きにもそつがありません。まあ、この辺は、映画というより、よくできたライブ・クリップを見ているような気もしますが、それでも、主人公の初ステージに向けて緊張が盛り上がるくだりなど、つい見入ってしまいます。それと、よくインタビューとかで言われる「音楽性の違い」が、実際はあんな下らない会話の積み重ねだということも分かって、ちょっと笑えます。[DVD(字幕)] 6点(2018-02-18 00:31:32)

16.  ロビンフッドの冒険 《ネタバレ》 まさに正統派冒険活劇。正義の味方が庶民を助け、敵の悪企みを阻止して、最後はお姫様を救出してハッピーエンド。ひねりは何もありませんが、こういうのはそれでいいのです。これだけやっておいて、セットやロケが必ずしもチャチくないのもちょっとびっくり。[CS・衛星(字幕)] 6点(2017-06-18 02:55:56)

17.  ロボット 《ネタバレ》 これはもう作成動機はたったの一言で「ラジニ様にターミネーターをやらせたかった」なんだろうなあ。それですべて説明がついてしまうのですが、しかしクライマックスのフォーメーションモードなんかは、アホすぎて笑えます。ただやはり気になるのは、そもそも何でラジニ様の二役でやってしまったのか、ということ。あくまでもロボット側だけにして、視点を確定した方が、人間の都合で作られ、変更され、そして壊されるという切なさとやるせなさがもっと強調できたと思うけど。[DVD(字幕)] 6点(2017-05-14 01:37:10)

18.  ロッキー・ザ・ファイナル 《ネタバレ》 導入部の静謐な雰囲気が実にいいのです。チャンピオンの栄光の時期は完全に過去のものとした上で、未練も煩悩もなく、地道で穏やかな生活を送っているロッキーが、1~5のどれとも違うキャラクターとしてきちんと再生していて。しかし、そこの出来が良いからこそ、それをひっくり返して試合に挑むところの動機付けは難易度が高くなってしまうのですが、やはりその辺はあっさりしていました。しかし、試合終了後にリング上でポーリーに向けた一言がすべてを説明しきっているので、許す。[CS・衛星(字幕)] 6点(2012-08-23 02:14:33)

19.  ローズランド アイヴォリー/ジャヴバーラにも、こんなさらっとしたタッチの作品があったんですねー。クリストファー・ウォーケンのナヨナヨ系ツバメっぷりにも驚きですが、ジェラルディン・チャップリンの地味な気品が作品を堅実に支えています。[CS・衛星(字幕)] 6点(2012-05-22 02:27:54)

20.  ロッキー 一番良いのは、前半のぱっとしないチンピラ生活を、しっかりと時間をかけて描いているところ。それによって、メインの試合が、単なる晴れ舞台を超えた人生の重要な一場面として機能している。まわりの人も、そんなに格好良くない不器用そうな人たちばかりであるのも良い。[CS・衛星(字幕)] 6点(2007-06-09 23:09:57)(良:2票)

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