|
1. 64/ロクヨン 後編
《ネタバレ》 久々に邦画新作を見たけど、この内容を映画にする必要があるんだろうか。テレビドラマで充分では・・。
個人的に、刑事(佐藤浩市)と犯人役(緒方直人)の俳優を入れ替えた方がもっと面白かった気がします。
あと、閉鎖性や取材能力の無さで今や世界で悪名高い「記者クラブ」の実態を糾弾する映画かと思いました。作り手にそういう意識は無いんだろうけど、この部分は海外で観られたら恥ずかしい。[映画館(邦画)] 5点(2016-07-23 06:59:10)《改行有》
2. ロスト・メモリー
《ネタバレ》 ホラーやミステリー映画において、登場人物たちの納得の行かない行動パターン(例えば「何でとっとと逃げずにいつまでも居続けるの?」とか)は、「そういうもの」として諦めの境地で観ていた部分がありました。でも本作は違和感を感じた部分がラストですべて一気に回収されるのが素晴らしい。魚屋のオバサンの態度(名演技賞もの)とか、隣の大男の言動(「お前が彼女を連れてきた」等)とか、真相が解ってしまうと成程って感じ。ここまで鮮やか、というか丁寧に作られたホラー映画は久々に観た気がします。また今時の映画だと、穴に落とされて扉が閉まってエンドクレジット・・でも充分成立すると思いますが、そういう安直なラストを良しとしない姿勢もイイ。(ただ本当に精神病でない以上いずれバレるやん、とは思いますが。) こういった丁寧な作りは最早ハリウッド映画では望めない感覚かも。ドイツが今さまざまな分野で充実してるのだな・・というのを実感させられます。[DVD(字幕)] 8点(2014-08-04 13:00:04)
3. ロボット
「インド人もビックリ」というフレーズがありますが、確かに彼等をビックリさせるのは並大抵ではないかも。。ハリウッド映画の延長上の発想にありながらハリウッドが想像もしない、また合体ロボの元祖・日本のクリエイターですら考えなかったであろう(?)ラストのアクションシーンがスゴい。よくこんなの思いつくなw アジア娯楽映画に共通するゆる~い感覚は観るのに体力要りますが、音楽が何気にクオリティ高いのは流石インド。 ロボットを国軍に活用する=正義、ヨコシマな恋愛に流れる=悪…という健全な規範感覚も良。 しかし今時インターミッションのある映画を久々に観たけど、あちらではまだ映画は1日をかけた大掛かりな娯楽なんですかね。 あとタレントのローラがバングラ系ハーフというのに違和感ありましたが、この映画のヒロイン見て納得しました。[DVD(字幕)] 8点(2013-08-04 10:52:22)
|