みんなのシネマレビュー |
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2. ローリング・ストーンズ・イン・ギミー・シェルター まだ音楽に専念している頃のミック・ジャガーと、ちゃんとギターを弾いているキース・リチャーズが楽しめるとともに、かの「オルタモントの悲劇」をドキュメンタリーとして鑑賞できる映画です。ストーンズ好き以外の方には、明らかに「注釈が必要な」映画でもあります。ウッドストックの向こうを張って、カリフォルニアで大規模な無料コンサートを敢行するストーンズですが、セキュリティ対策の不備から、親衛隊「ヘルズ・エンジェルズ」のメンバーが、エキサイトした黒人青年をステージの目の前で刺殺してしまうという事件が起こってしまいます。60年代後半はドラッグとヒッピー文化の萌芽の時代であり、ストーンズにとっては長らく休止していたライブ活動を再開した時代でもあります。クレイジーな観客をミックが何度もなだめるシーンが印象的です。私のように「Start me up」からストーンズを知った若い世代には、「こんなストーンズもあったのか」という驚きの作品です。6点(2004-02-10 17:21:57) 3. 老人Z ただお馬鹿なだけの映画なので、週末にシリアスな映画と一緒に借りると良いかも知れませんね。決して詰まらないとは思わないけど、この映画の良いところをまじめに語るのは気が引けます。だって、予告編(確かガンダムのビデオの巻末についていた)を見ても、とてもまじめに作った映画には思えないから。どうしても暇なときのための一本。5点(2004-01-20 05:14:44) 4. ロッキー4/炎の友情 内容はともかく、J.B.やゴルバチョフのそっくりさんを引っ張りだすとはいい根性だと思います。冷戦時のソ連人ってまさにドラゴのイメージだったのでしょう。表情に乏しくて、何を考えているのか判らないし。最後に融解するシーンを持ってくるあたり、政治的にも正しい映画ですね。点数は低いですが必見だと思います。5点(2003-12-29 22:56:15) 5. ロッキー 多くのスポ根ものと同じように、この映画も時代とともに風化していくのは否定できません。「スラムダンク」の世代に「巨人の星」で感動しろと言っても難しいでしょう。それと同じようにタイソンが数分で相手をKOするのを見て育った私が「ロッキー」を見ても、いまいちリアリティが感じられず乗り切れないのです。ロッキーという等身大の人物が主人公なだけに、リアリティに欠ける試合シーンを見ると萎えてしまいます。私は「スクールウォーズ」世代を自負していますが、それも今の十代には受け入れられないでしょう。悲しいけどしょうがないことですね。5点(2003-12-29 22:49:25) 6. ローズ家の戦争 コメディなのかホラーなのか判らない、とにかくぶち切れた映画ですね。こんな映画もありだと思います。個人的は、ダニー・デビートがガラスケースの中からタバコを取り出すシーンが笑えました。「そんなところに入れるなよ」という感じで。今まで見た中で一番素敵な禁煙です。つまらない映画ではないと思いますが、5点より上の点数はつけられないです。 5点(2003-12-09 05:22:45)
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