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評価順1
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1.  わたしを離さないで 《ネタバレ》 あえて舞台設定を未来にせず、過去に設定。つまりこれはSFではありません。クローンは、わずかしか生きられない人間のメタファーになっていることに気が付いてください。だから、「整形して逃げればいいじゃん」だとか「人権弁護士に助けを求めろよ」だとか、そんなことを言っても意味はないのです。テーマは「生」です。では「生きる」とはなんでしょうか?坂本竜馬はこう言った。「この世に生を得るは、事を為すにあり」つまり、生まれたからには、何かでかい事をやってみろよ、と言う意味です。さらに自意識の強い若者はこう言う。「僕は何のために生まれたの?生きる価値って何かなぁ?」 この映画で、限りある生のなかで、必死で生きている3人の姿をみてください。そして気が付いてください。生きているということは、ただそれだけで素晴らしいということを─。何も成し遂げなくてもいい、ただ生きているだけで嬉しい─、その実感こそが、幸せと呼べるのではないでしょうか?悲しいことに、人間は、死が目の前に迫らないと、生を実感できない。1つ説明したいことがあります。新任の女教師が、義憤から真実を子供に打ち明けるシーン。「あなたたちは臓器を提供するために生まれてきた」 校長は女を追放する。真実を隠そうとする悪そうな校長に見えますが、彼女は、クローンにも魂があることを証明したかった、ゆえに子供に絵を描かせていた。校長にとって、生きる、ということは、表現することだった。子供に真実を打ち明けることは、「あなたたちは人間ではなく、人間のために育てられている家畜なのです」と宣告することに等しかった。その時点で子供は、「ニンゲン」であり続けることに、挫折していただろう。ヘールシャム寄宿学校は、当初は悪魔の巣だと思った。だが、じつは人間と認められないクローンを、唯一人間として教育してきた場所だった。3人はそこで感受性豊かな人間として育てられ、恋をして、むしろ本当の人間より、生を実感していた。子ども時代のトミーはひどかった。しかし、大人になった彼は、自分を表現できるようになった。彼から絵を見せられた校長は辛くて嬉しかったに違いない。そしてこれがこの映画の最大のメッセージなのだ。トミーはまぎれもなく人間だった。いや人間以上に人間だった。かなしいくらいに素晴らしい映画です。[DVD(字幕)] 10点(2012-10-23 22:35:55)(笑:1票)

2.  私の中のあなた 《ネタバレ》 最初から負け戦でした。それでもキャメロンママは戦いをやめない。それに対して父親は静かに娘を見守っている。非常に対照的な両親でしたが、娘に対する愛情はお互い不変でした。父の言い分が正しいのか、母の考えは間違っているのか、裁判は娘が勝つのか、母が負けるのか、誰が悪いのか、そんな単純なことを考える余地がないほどに、奥深い作品に仕上がっている。娘がお母さんにむかって、「もういいかげんに私を死なせてほしい!」と心の底で叫んでいることが1つのポイントになっている。それに気がつかないキャメロンママは、娘の気持ちに鈍感な愚かな母親なのかもしれない。こんなに痛々しい母親、見た事がない。娘を愛し、家族を愛しているのに、かえって娘を残酷な目にあわせ、家族をバラバラにして、それでも戦わずにはいられない─。そんな罪深い母親を、最後に娘は「愛している」といって抱きしめる─。不覚にも涙でスクリーンが見えなくなった。私はこんな母親、大好きだ。「希望を持つ」ということは、じつは失望と紙一重なんです。希望を持たなければ失望などしなくてもすむからです。キャメロンママの行動は、多くの愛する人を傷つけた─。しかし誰よりも苦しんでいたのは彼女でした。なぜなら彼女1人だけが希望を持ち続けていた、だから数え切れない失望を味わってきた。それに対して「あきらめる」ってすごく心がラクになるんです。娘の死を「受け入れる」ことと、「あきらめる」ことの違いについて分かりますか?私にはまだ分かりません。おそらくキャメロンママも分からなかったに違いない。しかし1つ分かったことがある。家族とは喜びよりもむしろ悲しみを共有しあって生きていくことなんだと。介助犬と勝率91パーセントの弁護士にも拍手。この映画は100パーセントでした。 [映画館(字幕)] 10点(2009-10-17 01:37:32)(良:6票) 《改行有》

3.  ワンダフルライフ 《ネタバレ》 建物の中を意図して暗くしたことによって、窓から漏れるぼんやりとした白い光が、幻想的な雰囲気を醸し出しています。 そして冒頭から、かなり意識して、徹底的に外の空間を見せないようにしています。 まるで詩のように、観ている観客の感性を、グングンと高めていく手法は非常に巧いと感じました。 地上ではない天国に一番近い不思議な場所を、CGを駆使して作って魅せようとするのではなく、観客に想像させるのですね。 この監督さんは、「幻の光」でもそうでしたが、なんでもない光景を、神秘的なものに変化させることが非常に巧い人です。 映画の雰囲気は、一貫して静けさを保っており、冬であるにも関わらず、建物の中だけは、人のこころの温かさに満ち溢れています。 そして否が応でも、自分の人生を振り返って考えさせられる普遍的なテーマが、観客の意表をついて見せようとする訳でもなく、ごくシンプルに提示されている点が好感を呼びます。 是枝監督は、まさに日本のチェーホフです。[DVD(字幕)] 9点(2005-11-13 17:52:26)

4.  若草物語(1994) この映画は原作者の自伝的な物語。内容は平凡な日常生活を淡々と描いただけの物語だが非常に面白い。映画とは、大冒険や悪を倒すだけが面白さの全てではないと思わせてくれる。  クレア・デーンズとウィノという明と暗の二人を観る事も考えさせられるし、家族一人一人の行動と考え方は非常に平凡なのだが、だから登場人物に自分を投影させて共感できることも多かった。 久しぶりに人間をしっかりと見ることができた貴重な映画。9点(2003-10-14 19:43:57)(良:1票)

5.  ワイアット・アープ(1994) あまり記憶がないが、ケビンはいつもいい役ばかりやるよな。4点(2003-10-14 19:40:03)

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