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プロフィール |
コメント数 |
61 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
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1. 鷲は舞いおりた
《ネタバレ》 地味な戦争映画といわれれば確かにその通りなのだが,戦争映画は地味なのが意外に面白かったりするので要注意です。これもその一つ。製作がアメリカ・イギリス共同というのも興味深い。英米人なら『ど畜生のナチ野郎』と罵りがちなところをぐっと抑え,古き良きプロイセン軍人の矜持を漂わせつつ任務に赴く兵士達の姿を誇り高く描いて,観ているこちらはぐっとくる。敵味方入り乱れての大スペクタクルなどは一切ありませんが,戦争映画の魅力とはドンパチだけではないという好個の例になった作品だと思います。[ビデオ(字幕)] 7点(2006-07-18 13:11:39)
2. ワイルド・ギース
《ネタバレ》 “傭兵”という言葉には一種のロマンチシズムが漂うが,これはまさしく戦場ロマン愛好者のど真ん中を射抜くような作品である。にも関わらずレビュー数が少ない……と思ってたら,ビデオ,とっくに廃盤なんですね。もったいない。もっと多くの人に支持されていい映画なのに。闇に生きて,闇に死すという,裏街道を歩くしかない人間の生き様と死に様が戦友同士の固い絆の中に描かれている。雇用主から裏切られ,孤立無援となった傭兵部隊が死中に活を求めて激闘をくぐり抜けていくのだが,一人また一人と,仲間を助けるために命を投げ出していくその様は悲しくも美しい。脱出する輸送機に乗り遅れたリチャード・ハリスがリチャード・バートンに向かって「私を殺してください!」と叫び,涙を堪えてハリスを撃つシーン。心を動かされない者はいないだろう。ぜひもう一度再販を望む。ところで脚本を書いたのは「十二人の怒れる男」のレジナルド・ローズだったとは知らなかった。ちょっと意外。[ビデオ(字幕)] 8点(2005-12-21 16:22:55)
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