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【製作年 : 1940年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  わが青春に悔なし 《ネタバレ》 野毛という人物がよく分らない。性格や思想は分るが、肝要の行動、「運動」の様子がわからない。大学で教授が追放さたのに反発し、集会やデモを起こすが、音声は無い。野毛は何度か逮捕され、偽転向して、経済研究所を立ち上げたが、その裏で何をしていたのか?彼は左翼運動家で共産主義革命を夢みていたのか?単純な反ファシズム、反政府の自由主義者なのか?それともアナーキスト?野毛は日本を救いたくて、それは戦争を回避する事らしい。具体的に何をしたのか?スパイ?彼が働きかけるのは日本の政財界、軍部に対しての筈だ。日本の機密を米国やロシアに流していたのか?だがそれなら却って戦争の契機になる場合がある。単純に共産思想を吹き込んでいたのか?それがスパイ行動とどうして結びつく?そして10年間両親に会っていないのはどうして?連座を恐れていた?何をしていてのかさっぱり分らない人物に共感はできないし、彼の妻であることを唯一の矜持にして生きていく幸枝にも共感できない。ちなみにゾルゲは二重スパイで祖国を売った。 ◆最初は幸枝は理屈ばかり云う野毛を煙たがっていた。だが野毛が転向するとがっかり。野毛を追って東京に行くも何年も会わず。自立した姿を見せたかったのだ。会うと「秘密があるのね。それをわたしに下さい」と逆プロポーズ。幸枝は野毛の人間性に惹かれているようです。 ◆野毛は逮捕されてから登場しなくなる。彼の行動や信念が正しいと漠然と描かれているだけだ。彼の試みは失敗して、彼は英雄ではない。代わりに幸枝が讃えられる。だが幸枝の信念は夫を信じることだけだ。野毛の信念は明らかにされてない。彼が本当に正しかったのか疑問は残る。野毛は幸枝を巻き添えにしたくなくて、運動の事は何も話さなかった。裁判でも明らかにされなかった。二人の間には断絶がある。幸枝は野毛の表の顔しか知らず、ただ直観的に正しいと信じているだけ。幸枝は野毛の理解者ではなく信奉者だ。「夫は正しかったと信じたい」一念だ。何とも煮え切らない脚本だ。◆「野毛が逮捕されたときの検事が糸川」はありえない。二人は知り合いなので担当になる事はない。◆川を渡る学生を最初と最後に登場させてのシンメトリー構造。黒澤映画特有の粘着質な演出が、田植場面で初めて登場した。幸枝の静から動への変化。野毛父の沈黙から怒りの爆発。目ぼしい場面はいくつかあります。 [インターネット(字幕)] 6点(2011-10-02 01:22:06)《改行有》

2.  若草物語(1949) 《ネタバレ》 明治元年に書かれたオルコット女史の自伝的作品。作中の次女ジョーが作者。父不在の家で、母と四姉妹が貧しいながらも愛情に満ち、幸せに暮らす様子がみずみずしく描かれる。クリスマスに自分たちの欲しいものを買ったが、母親のみなりのみすぼらしいのを見て、母へのプレゼントに替える。年に一度の豪華な朝食を赤ん坊が生まれたばかりの貧しい家にわけてあげる。継ぎ当てのドレスで隣人ローレンスとこっそり踊る舞踏会。ローレンス老と四女ベスの年齢を越えた友情。ジョーは大切な髪を売って、母が父の入院先に行く旅費を作る。ベスは貧しい家の赤ん坊の看病をして猩紅熱にかかる。O・ヘンリーの「賢者の贈り物」のような心温まるエピソードが続きます。が、恋愛になると話は別。長女メグの恋愛は、一目ぼれのブルックの愛を受け入れるだけの定型。エイミーに至っては恋愛部分を全てカット、ヨーロッパでローレンスと結婚して戻ってきます。ジョーはローレンスと友情を育んでいましたが、その愛は拒みます。彼女は作家になりたいという情熱を持ち続けていましたが、それを理解してもらえないと悟ったから。傷心のまま、作家修行を兼ねてニューヨークへ家庭教師の仕事に就きます。そこで価値観を同じくするベアと知り合い、創作上の助言を受けたりしながら、清い愛を育みます。が、ベスの容態が悪化し、看病の為、帰省。最愛の妹ベスは亡くなります。ここが最大の泣かせどころなのですが、割愛されてます。ジョーはベアの助言に従い、大衆に媚びずに自分の本当に書きたいことを書いた本「わたしのベス」を仕上げます。エイミーとローレンスがヨーロッパから帰宅した日、ベスが出版した「わたしのベス」を持って現れます。著者に知らせずに勝手に出版していいんでしょうか。それはともかくハッピーエンドです。父親が戻ってきたにも関わらずほとんど出番がなく、違和感あり。前半は四人がバランス良く描かれていますが、後半は完全にジョー中心で、一貫性を欠きます。ジョーは長女の結婚に大反対でしたが、いつの間にか喜んでます。その経緯が不透明。原作と三女と四女が入れ替わっていますが、それは幼い容姿の四女が結婚するのは不自然だから。原作では数年経ちますが、映画では1年くらいです。後半にアラの目立つ脚本です。[DVD(字幕)] 6点(2009-10-04 19:06:46)(良:1票)

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