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1. 笑の大学
映像視聴を含めても、数える程しか「舞台」を観劇していない私ですが、その中でも生涯No.1と思える作品が『笑の大学・舞台版』です。
余計なモノを一切排除した密室2人芝居。西村雅彦と近藤芳正のケミストリー。笑えて泣けて。全てにおいて完全でした。
星護は「舞台版が完璧過ぎる、これを映画化なんて無理」と監督依頼を8年も断り続けていたそうですが、その気持ち分かります。
私も「映画版・笑の大学」は観るのが怖くて怖くて堪らず、今までずっと敬遠していました。
(昔の初恋の人に何年振り・何十年振りに会うのが怖い、どうしても昔と比べてしまう、良い思い出やイメージが壊れるのが嫌、という感覚と似てるかな)
で、とうとう観ちゃいました。で、予想通りでした。
やっぱり「笑の大学」は演劇という形でこそ珠玉の光を放つ作品でした。
純粋な「密室二人芝居」で無くした時点で魅力半減、どんな達者なキャストを持ってきても補えませんでした。
本当は「いち作品」として絶対評価しなきゃと思いつつ、舞台版の思い入れが深くて&偉大すぎて、どのシーンを観ても相対評価しちゃう状態で、どうしても物足りない部分が目立ってしまう。
最後に。「"笑の大学"は映画版しか観てないよ」という方、人生すこし損してます。[CS・衛星(邦画)] 6点(2015-11-18 21:04:28)《改行有》
2. ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地大乱
ワンチャイシリーズ中ではNo.1。アクションの見せ場としては、リー・リンチェイvs熊欣欣(リンチェイのスタントマンやアクション指導などで知られる超実力派)、ドニー・イェンとリー・リンチェイのアクション。
クンフー映画お約束「地面に足がついたら負け」の暗黙ルール(笑)なバトルもあり、色々と観る価値ありですね。
ストーリーはクンフー映画の域を超えられていませんが。[DVD(字幕)] 8点(2001-09-30 04:40:21)《改行有》
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