みんなのシネマレビュー |
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1. シンデレラ(1950) おじさんのわたしが楽しめて、家族が楽しめて、そして次女がその面白さに身じろぎひとつ、しなかったのがこの作品。その後、ディズニーブランドに目覚め、いまは冷めてしまった彼女の感性に10点。10点(2003-03-25 21:49:33) 2. イングリッシュ・ペイシェント べたべたした恋愛ものって好きじゃないのだが、この作品は分かってる大人がメインの大人の作品という印象。導入部からの砂漠を飛ぶ飛行機の美しい映像から魅せられて一気に気持ちが入ってしまった。わたしもわかってる大人だったらなあ。9点(2003-05-25 10:44:14) 3. 刑事ジョン・ブック/目撃者 ハリソン・フォードのたぎるような正義感が魅力の作品。ハン・ソロ、インディー・ジョーンズ、そしてジョン・ブック。わたしのなかのフォードが演じたベストスリー。上司に裏切られ、友人を殺され、汚名を着せられ、辿り着いたのがアーミッシュの村。信仰に従い、現代文明を拒否したスローフルな生き方が彼の心を癒していく・・・・。派手なアクションシーンこそ無いがじゅんじゅんと気持ちの中に入ってくる演出が秀逸。恋敵(?)の若きアーミッシュが後の「ダイハード」のテロリスト役、亡くなったアレクサンダー・ゴドノフと知ったのはずいぶん経ってからでした。アメリカ映画って奥が深いよね。書いていたらまた見たくなっちゃった。9点(2003-05-13 15:16:45) 4. レナードの朝 ロバート・デ・ニーロの演技が凄まじい。胸元にナイフを突きつけられて身動きが出来ないような印象。薬の副作用については私の家族も苦しんでいるのでつらいものがあるけどね。そういう意味での感情移入もあったのかなあ。9点(2003-05-09 02:55:35) 5. メリー・ポピンズ ス―パカリパジョリスティックエクスピアリドーシャス このおまじないは我が家でおおはやり、大人も子供もそれぞれの視点で十二分に楽しめる作品だと思います。ジュリーアンドリュースの華のある美しさ、とても魅力です。9点(2003-04-11 12:51:50) 6. 風の谷のナウシカ 昨今の世界情勢を考えれば、この作品のテーマが浮かび上がる。20年も前に作られた事を考えれば宮崎監督の姿勢がいかに秀逸だったかを物語る。わたしは特に同監督のファンではないが、機会があればこの作品を子供たちと共に観て、その感想を語りあいたい、それがどんな結論になろうとも。わたし(もちろん)も含めた大人たちはすべての事に対してもっと謙虚にならなければいけないのかもしれない。たかがアニメに、と言う人も多いかもしれない。でも誰もが「感動」という二文字を忘れてはいけないと思う。9点(2003-03-30 21:58:15) 7. 千と千尋の神隠し かなり厳しい批評が目に付きますが、十分大人すぎるほどのわたしでも楽しめた作品でした。特に前半の展開には、なぜか悲しくて、悲しくて家族のみんなにも?の嵐でした。でも、いいものはいいんだよね。主題歌の逸話を知ったときにも、さもありなん(^_^;)という心境でした。「風の谷のナウシカ」、少しおいて「もののけ姫」そしてこの作品と宮崎イズムは連綿と続いていると思います。あまりく詳しくはないんだけどね。テーマは明確に伝わっていると思うなあ。 9点(2003-02-19 21:09:42) 8. あゝ野麦峠 最近、大竹しのぶが演劇で大活躍をしている、もう大女優の域かも。この映画を見て、唇をかみ締めて嗚咽をこらえたことを思い出した。場内はすすり泣きでいっぱいだったが、あのころは多感だったのかしらん。盆踊りのシーンが圧巻だった、みんな若かったよね。9点(2003-02-06 16:49:34)(良:1票) 9. レインマン 妻に誘われて久しぶりにビデオを観たがやっぱりいいよね。「レインマン」の名前のくだりには、何度ウルウルきただろう。後半の調子よさは少し物足りないがロケーション、音楽とも抜群ですね。風力発電のあの風車は今も回っているのかしら。8点(2003-06-01 18:06:18) 10. 幸福の黄色いハンカチ もう四半世紀以上前の作品だけど、いろいろな意味で印象に残っています。広大な北海道、群れ飛ぶウミネコ、赤いファミリア、風になびく黄色いハンカチ、そして若かった出演者たち。リアルタイムで映画を観たという事はわたしもずいぶんと年をとったってことですね。健さんの「ミットもない」にはこけたけどなあ。8点(2003-04-05 16:51:52) 11. マルコヴィッチの穴 さまざまな意見を拝見するだけで、十分な作品といえるのでは?。わたしは面白く感じた一人、なんともいえない豊かな発想がグッド。マルコヴィッチ自身が入ったその穴なんて、観ていない方は損したつもりで観て欲しいな。損した、と思っても責めないでね。8点(2003-03-25 21:19:52) 12. すべての美しい馬 盛り上がりかけて、最後まで盛り上がりませんでしたね、皆様のおっしゃる通りです(-_-;)。でもペネロペ様とマット君の映画だから、それでもいいのです。「神は共にある・・・・・。」7点(2003-04-15 16:34:31) 13. インデペンデンス・デイ ウィル・スミス、かっこよ過ぎ。ジェフ・ゴールドブラム、頭よ過ぎ。話、むちゃくちゃ過ぎ。体育会系エイリアン、臭そう。でもおもろかった。6点(2003-04-20 16:50:14) 14. サウンド・オブ・サイレンス(2001) 皆さんのおっしゃるようにラストが読めるのは減点対象。わたしの印象が違うのはマイケル・ダグラスの演技とジェシカとエリザベス役の女優にプラスポイント。で、6点。でも、映画とはいえ、簡単に家にカメラってのは怖いよね。ニューヨーク観光という視点で見れば、もう1点プラスかも。6点(2003-02-11 22:59:34) 15. 愛と哀しみのボレロ ボレロの繰り返し、繰り返し行くメロディとリズムが心の禁線をかき乱す作品だと思う。あのダンスとこの曲のマッチングがすべてかも。でも、よかったなあ。6点(2003-02-10 21:38:17) 16. トゥルーナイト ショーン・コネリーーにリチャード・ギア、圧倒的なスペクタクルを期待したのだが、期待はずれでした。似たようなシーンの繰り返しでストーリーは間延びしてるし、時代遅れの三文オペラのように大仰なせりふまわしはリズムに乗ってないし。脚本が悪いのか、脚色が悪いのか、翻訳が悪いのか、わたしの感性が鈍いのか、いらいらしながら観終ったというのが正直な印象。あのラストの水上の火葬シーンはインパクトがあったけど。5点(2003-05-13 14:02:12) 17. シン・レッド・ライン ジョージ―・クルーニ―が補充兵相手に上目遣い(チャームポイントのつもりなんだろうけれど)で一発ぶってた芝居には笑ってしまった。テレビの「E・R」時代から関心を持っている俳優だけど、なんか魅力がしぼんだような気がするな。5点(2003-04-10 17:21:31) 18. シャイン ラフマニノフと父親の言葉がキーワードでしょうか。後半のたたみかけえるようなスピードがすばらしい。思わず目頭をぬぐっていました。導入部から子供時代の描き方にはこの先どうなるのかなって不安が先立ちましたがパズルを解くような展開がとてもうまいなあと思いました。でも、わたしには三人の子供がいるが、ああいう育て方は出来ないし、してこなかった。自分の理想を押し付けて威厳を保つのを真の愛情とは言わないだろう。そのへんの葛藤がテーマかもしれないが若干のあざとさを感じるのはわたしだけだろうか。5点(2003-04-02 12:31:49) 19. ダンサー・イン・ザ・ダーク 落ち込んでいたときに観たものだからその後の気分はサイテ―。でも引きつける内容だとは思うし、音楽がとてもよかった。「人生、こんなものなのさ」と思ったのはわたしだけかな。5点(2003-02-19 16:18:02) 20. タイタニック(1997) 観どころも泣かせどころも結構有ったように思うけど、あまり印象に残っていないのはなぜかしらん。やっぱりキャスティングミスかな。わたしならあんな透明感のない、上品にも見えない女性に命はかけないけどね。でもおばあさんローズは素敵。4点(2003-04-14 16:41:20)
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