みんなのシネマレビュー |
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2. ショウタイムセブン 《ネタバレ》 オリジナルの韓国映画「テロ、ライブ」は観ていないけれど、最後まで引き込まれて面白く観れた。 最後の放送中のニュースに速報ニュースが被って、そっちのネタの方が注目度的に大きいと放送中のよりもそっちにシフトチェンジされるのがなんとも皮肉で、さらにその後にアイドルの新曲披露って・・・まぁこれがずっと、テレビが放送し続けている事実なんですよね。 テレビなんて、いや、マスメディアなんて所詮エンタメだと思って向き合ってなきゃあ、おかしくなっちゃいますよ。 あ!そうそう。人が死んだかもしれないのに救急にも連絡せず、脈を測ったりして死んだかの確認もしないのはちょっと無理がありますね。 あと警察の行動が雑すぎるw[インターネット(邦画)] 6点(2025-05-31 15:22:35)(良:1票) 3. ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング 《ネタバレ》 パラシュートはないぞ!絶体絶命か!? どんな機転で切り抜けるんだ!! て、おい!あるやんけ!パラシュート!(笑) ルーサーが急に病気になってたけど、元々だっのか?でも前作の「デッド・レコニング」ではそんな素振り見せてなかったよな〜…シリーズのどこかでそうなっていたとしても忘れてるよそんなの。そこんとこの配慮がほしかったな〜…。 今にも世界が滅びるかもしれないというのに、終始ガブリエル、ガブリエルで、ちょっと変化球がなさすぎるのがやや単調に感じてしまう。期待していたのはA.I.との頭脳戦みたいなやつ。なのにガブリエルばっか追いかけ捕まり逃げて追いかけで意外性がなさすぎる。それに核爆弾をああも簡単にホイ!て用意出来ちゃうのって反則やん!おかしいやん!ガブリエルくん、あんた本当に何者よ!というかガブリエルくん、世界中の核ミサイルが発射されそうな状況なのに、なに呑気にフライトしてるねん。あんたも死んじゃうんだよ。この人は分かってんのか今の状況を┐(´д`)┌ヤレヤレ てかそんな宿敵ガブリエルくんの死に方が…あそこは笑う所なの? 深海・潜水艦でのシーンはたしかにハラハラドキドキはするんだけれど、この映画のウリがトム自身によるマジのスタントだから、CGやセットでの撮影は若干だけどそのハラハラドキドキの熱量が下がるのよね。 トムとヒロインがイチャイチャ関係にならなかったのは個人的には◎まる。あそこまで密着しているにも関わらずなのがまた良い。この映画で唯一の意外な展開でしたね。 このシリーズもこれで終わりなのかな?トムも年だし…でもチーム、リニューアルされたんだよな〜…う〜む…スリのスゴ技あるし戦闘のプロもいるしテクノロジー分野のスペシャリストもいるから、この新チームでの活躍もうちょっとだけ観たいかも。[映画館(字幕)] 5点(2025-05-29 15:16:46)《改行有》 4. ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE 《ネタバレ》 アクションは凄いし、特にラストの落下していく列車のシーンは圧巻で、ストーリーもシンプルで分かりやすいんだけど、登場人物たちのごく当たり前のような旧知の仲のような立ち振る舞いのせいで、誰が誰なんだかもうさっぱりで、今一つ物語に入り込みにくかったです。はい。だって前作からもう5年も経ってるんですよ。おさらいでもしない限り思い出せんとですよ。こちとらいいオッサンなんだし。それとこのシリーズに出てくるヒロインはみななぜか似たような容姿が多いのは気のせいかしら?(笑)キリリとした顔立ちにスタイリッシュな出で立ち。それとロングヘア。トムの好みなの?知らんけど(;´∀`) とにかくまあアクション映画としては楽しめました。ただこいつ誰やねん!? は否めなかったです。[インターネット(字幕)] 6点(2025-05-23 22:39:02)《改行有》 5. お母さんが一緒 《ネタバレ》 原作者のペヤンヌマキさんの舞台劇を、監督の橋口亮輔さんが脚色して映画にした作品。母親への誕生日プレゼントととして三姉妹が温泉へとやってくる。現在は三女の清美だけが今も母親と暮らし、長女の弥生と次女の愛美は独身でそれぞれ一人暮らし。なのでこの温泉旅行が三姉妹が久しぶりに会うこととなる。母親への誕生プレゼントの温泉旅行で楽しくなるはずだったが、日頃から溜まりに溜まったストレスと、過去からの因縁などが引き金となり、とにかく口喧嘩が止まらなくなる。映画が始まって終わるまでほぼずーーーーっと喧嘩。本当ならそこまでやられると飽きるし疲れてもいいのに、全くそんなこともなく、この口喧嘩についつい引き込まれていってしまう。というのも、その口喧嘩が次から次へと手を変え品を変えでよくまあこれだけネタを思いついたもんだと感心もし、なおかつ兄弟・姉妹のある人なら分かるあるあるもあって共感も出来てしまう。本当に見事な脚本。また三姉妹の、江口のりこさん(長女)、内田滋さん(次女)、古川琴音さん(三女)の演技がずば抜けて素晴らしくって、怒ったり泣いたり笑ったり喜んだりとその喜怒哀楽の変化をこの作品で全てさらけ出して、それもめっちゃ自然体なのが本当に素晴らしかったです。また唯一の部外者であり三女の恋人役のタカヒロを演じたお笑い芸人の青山フォール勝ちさんも、役にピッタリ当てはまっていてとても良かったです。彼がまたこの作品のキーマンにもなるので、そんな大役をナチュラルな感じで演じられてて、失礼なが驚いちゃいました。ほんと、とても良かったです。 とにかく終始喧嘩をしているので最後どうやって終わるんだろう、とエンディングを迎えた時にあ!そっか!それか!ととあるアイテムの伏線回収がお見事すぎて感動しちゃいました。 もしかしたら人を選ぶ映画かもしれないけれど私にはめっちゃ刺さりました。[インターネット(邦画)] 6点(2025-05-14 05:05:41)(良:1票) 《改行有》 6. 母性 《ネタバレ》 原作は未読。でも湊かなえさんの本は何冊か読んだことがあったので、映画を観ていかにも湊かなえワールドだな~て思えた。 父と息子とは違って母と娘の関係性ってそこに「命」が深く関わってくることだと思う。この映画でも「命」を紡いでいくことの尊さが表現されてました。それと劇中にほとんど出てこない永野芽郁さんの役名が最後に出てくるけれど、あそここそ名前=命だとそう感じずにはいられませんでした。 とても重々しくも観ていて吸い込まれていく吸引力のある重厚な映画だな~、て思っていたら最後の最後に主題曲が流れ出して安っぽいテレビドラマみたくなってしまって残念でした。それもなんか急に爽やかな感じに...。それまでの全てが台無しです。日本アカデミー賞で優秀助演女優賞を受賞された永野芽郁さんの演技も素晴らしかったんですが、彼女の少女時代を演じた落井実結子ちゃんも本当に素晴らしかった。特にキティちゃんのシーンは圧巻でした。 恐らく自分とは一生関わることないであろう世界の異質な人たちの物語として、傍観者的な感覚で眺めるように視聴いたしました。ま、こんなんもあるよね。[インターネット(邦画)] 5点(2025-05-11 16:38:12)《改行有》 7. ブラッドショット 《ネタバレ》 もうまるでターミネーター(笑) SFやアクション映画が大好きな私ですが、この映画は完全にノーマークでした。なので観てビックリ!おったまげ!めっちゃ面白かった!最初は最新テクノロジーで蘇った男の復讐劇かと思っていたら、とある科学者の復讐のために全てコントロールされていたのには(ノ゚ο゚)ノ オオォォォ-となった。とにかくテンポもいいしムダが少ないのもいい。ヒロインのKTとのラブラブ展開がなかったのもいい。アクションシーンはどれも見所があってオリジナリティも加味されているからほんと面白い。特にやっぱり顔や体が傷ついたり吹っ飛ばされたりしても蘇生するシーンはほんとターミネーターだった(笑) あとラストのエレベーターでの死闘はめっちゃ面白かった。それにあのアームはスパイダーマンやビランのドクター・オクトパスを彷彿とさせてくれた。目の悪い彼はちょっと可哀想だったな~...。 とにかく全くのノーマーク映画だったので、めっちゃ拾い物感があって特した気分になれました。 これはシリーズ化出来るんじゃないかと鑑賞後に色々検索してみたら、当初はこの主人公で2作品作って、他のアメコミキャラの作品も作って後にコラボさせる、いわゆるMCUみたいなことをする予定だったそうで、でも権利を売ってしまったのでそのままお蔵入りしてしまったみたい。はぁ~...残念。[インターネット(字幕)] 6点(2025-05-10 09:10:00)《改行有》 8. スクール・オブ・ロック 《ネタバレ》 まさにロック!まさに痛快!気分をスカッ!とさせたい映画を探していて、この映画が目に止まったので鑑賞したけど、これは大正解でした。 細かいことは気にせずに気楽に楽しめる映画でした。何よりも実際に子供たちが演奏しているのがすごい。それぞれがそれぞれのポジションで活躍するのもまた良い。ただもう少し各生徒を掘り下げられてたらな~...とも。まあそれをやったら無駄に長くなっちゃうかも。 とにかく楽しい映画でした。[インターネット(字幕)] 6点(2025-05-08 20:01:10)《改行有》 9. 君たちはどう生きるか(2023) 《ネタバレ》 初めから「難解」とか「不評」とかまあそれなりに心の準備は出来ていたし、ある程度ネット上で色々と情報も得てしまっていたので、宮崎監督の想いや、またいろんな方の評価等を加味した上での鑑賞となりました。何よりも地上波放送で無料で視聴(ノーカットかはわからないけど)できたので気楽に観ることができました。で、まあ確かに色々と言われることは理解できた。でも個人的にはそこまで酷いとは思はなかったし、そこまで難解とも思はなかった。まずとにかくアニメーションとして色彩が綺麗で動きが本当に滑らかでうっとりです。そして宮崎駿監督の言いたいことも伝えたいことも理解はできた...はず。世の中には色々な形の悪がある。その悪とどう向き合いどう対処していくのか。この映画では人を死に追いやる兵器の一部を作る父親がいる。その父親が死んだ母親の妹と再婚。その妹が叔母さんから義理の母へとなることへの抵抗感と受け入れにくさ。優しく接してくれるのに心の中では認めきれないというジレンマ。そのジレンマが自分自身を悪としてしまう。戦争という世界的な悪も、己の中にある醜い悪もどちらともどう向き合っていくのか。どう生きていくのか。それをこの映画は問うていると思いました。そして今は戦時中でもなく豊かで便利な時代となった。その代わりに様々な形の悪が生まれてしまった。SNSによる誹謗中傷。ハラスメント、セクハラ、モンスターペアレンツ、ネット詐欺、あおり運転、ながらスマフォ、ポイ捨て、盗撮盗聴、そして最近現れはじめたAIによる犯罪。こういった多様化していく悪に対してあなたたちはどう生きていくんですか?そんなメッセージがこの映画にはあると感じました。 正直世の中は理不尽なことだらけ。それでも生きていかなければならない。そんな理不尽にイライラする自分の中にある悪意とも向き合いながら・・・。 おっと!なんか随分と大げさなことを言ってしまいましたが、でも別にそこまでこの作品をめっちゃ評価しているわけではないんです。はい。すいません。もしも事前に情報を得ておらず真っ新な状態で観ていたら恐らくなんじゃこりゃ!? だったとは思います。さらに何回も観たくはなりませんから...(;´∀`)[地上波(邦画)] 5点(2025-05-04 19:34:24)《改行有》 10. サンダーボルツ* 《ネタバレ》 正直アクション映画としてはそれほど見応えのあるようなシーンはそれほどなく、盛り上がるのは騙されてお互いに戦いあうシーンと、セントリーとのバトルシーンくらいかな...。それでもやっぱり少ないですね。てかタスクマスターが呆気なく退場しちゃったのにはビックリ。で、アクションは抑え目でどちらかといえば各キャラのトラウマや贖罪がテーマになっているわけで、特に今作のヒロインでありほぼ主役のエレーナに焦点が当てられていて、それとクロスオーバーするかのように新キャラのセントリー(ボブ)の過去と絡んでいくわけなんですが、そういった苦悩や葛藤はナターシャ(ブラック・ウィドウ)によって表現済みだし、贖罪に関してはウィンターソルジャーことバッキーでこれでもかと丁寧に描かれてきた。なので今さら感や二番煎じ感は否めません。 ただ比較されがちなDCの「スーサイド・スクワット」に対してサンダーボルツの面々は全員が根っからの悪党ではなく、色んな事情によって裏側へと堕ちてしまっただけなので、ヒーローへの憧れは多少なりともあったわけで、それゆえに人間的な魅力に溢れていて各キャラのぶつかり合いはヒューマンドラマとして十分見れるものにはなっていました。なんか人間臭さが滲み出ていて、そういったところは良かったです。はい。 それにしてもセントリーくん・・・規格外の強さすぎて今後彼をどう扱っていくのかが気になる~。 ここ最近のMCUの中ではまあまあな方だったかな。次は「ファンタスティック4」・・・なのか? てかエンドロール後に出てきちゃって胸熱!!でした!![映画館(字幕)] 5点(2025-05-03 14:51:46)(良:1票) 《改行有》 11. バービー(2023) 《ネタバレ》 ただのノー天気なおバカ映画かと思っていたらあらま!意外にも芯にはしっかりとしたテーマがあったんですね。ちょっと驚きでした。 ピンクを基調としたバービーワールドの映像美は最高でした。 OPの「2001年宇宙の旅」のパロディはめっちゃ面白かったんだけれど、それ以降の笑いどころがどうにも響いてこなかった。これがお国の違いってやつですかね。 男尊女卑なんて遠い昔の話で、今や時代は女性が男性を同等あるいは尻に敷く時代。草食男子が増え男は2次元やアイドルに理想を追い求め、その代わりに女性が強くたくましくなり、まさにバービーワールドそのもの。もしかしたらバービーの世界観ってこうなることを予見していたのかも。でもまあ元々女性は男性よりも精神面では強い!という認識は昔からあったようにも思えるから、そういうことも踏まえてのバービーなのかも。 この映画で初めて人魚や車椅子のバービーがいることを知ったけど、まさか妊婦までいたとは・・・Σ(*゚◇゚*)。 多種多様で個々の個性がより大切なんだというこの時代だからこそまさに「バービー」という題材はうってつけだったんですね。ただ映画としてはやはり限りなく及第点に近い出来でした。テーマやメッセージとファンタジーでぶっ飛んだ設定のさじ加減がどうにもバラスよくいってない気がしてならなかった。それと、ラストでバービーが人間になりたがる理由もなんか急展開すぎて、え!? でした。ただケン同士によるバトルは面白かったかな。[インターネット(字幕)] 5点(2025-04-27 18:31:38)(良:1票) 《改行有》 12. かくしごと 《ネタバレ》 少年が実は記憶喪失じゃないっていうのはまあなんとな~く分かっていたので、そこまで最後の種明かしには驚きはしなかったけれど、おそらくこの作品の狙いはそれよりももっと深いものだと思う。ただその深いものは分かるっちゃあ分かるんだけど、いかんせん設定がぶっ飛びすぎちゃってるんであまりリアリティは感じにくかったですね。 認知症の父親と記憶を失った少年というコラボそのものは悪くはないと思うんですけど。 役者さんたちの演技力の素晴らしさにこの点数にしました。 まあどうでもいいかもだけど、もしあのまま少年を育てていくことができたとして、学校はどうしてたんだろう...(;´∀`) それといくら田舎町とはいえ一般市民が当たり前のように飲酒運転しちゃうのもね(^_^;)これじゃあ恐らく地上波では放送できないかも(笑)[インターネット(邦画)] 5点(2025-04-27 08:42:17)《改行有》 13. 9人の翻訳家 囚われたベストセラー 《ネタバレ》 最後の最後でオチや伏線回収が分かって(ノ゚ο゚)ノ オオォォォ-とはなったんだけど、じゃあ全体として面白かったかっていうとちょっと微妙。他の人もコメントしてたけど9人である意味てなんだったのかていうのもあるし、普通に考えて出版社の社長さん、脅迫されてからあそこまでやってるのって完全に犯罪行為ですからね。警備の連中だって共犯者ですよ。だから真犯人云々よりもコイツらもう犯罪者じゃん!が先にきちゃって物語への集中力が散漫になっちゃいました。 あとミステリーとしてミスリードや仕掛けが弱すぎるのも難点ですね。レベッカを犯人と思わせるのも弱かった~。メールもどうせ自動送信だって分かっちゃうレベルだし。 ただまあ復讐劇だったっていうあのオチそのものは嫌いじゃなかったです。作り方次第でもっと傑作になれてたかも。はい。 日本語翻訳はないんかーい!← これすっげぇ思っちゃいましたw[インターネット(字幕)] 5点(2025-04-20 16:37:51)《改行有》 14. カラオケ行こ! 《ネタバレ》 原作の漫画は未読。ただその原作の漫画が面白いという評判は伝わっていました。たしかにカラオケを通してのヤクザと中学生という異色のコンビは面白い。それ自体はいいのだけれども、やっぱりリアルに考えちゃうとありえないしファンタジーなお話。そもそも歌が上手くなりたいのならこのネット社会、いくらでも探せば手段や方法はありそうなものだし、それに狂児は元々カラオケ店でバイトをしていたんだから歌の上手い知り合いくらいいそうなもの。それと聡実くんも狂児に声をかけられてなんで簡単にカラオケ店に行っちゃうんだかわからない。原作ではその辺りの流れは丁寧に描かれていたのかな?映画だと省略されててなんで?てなってしまった。狂児の性格から推測するとどうしても脅したり無理やりって感じはしないんですよね。だからこそ尚の事なんで?でした。 それとどうしても、ヤクザ=おバカ、みたいな設定をしてしまうステレオタイプはなんとかならないものかと。まあでもそもそもが、ありえない、を大前提にしているわけだから、それらもひっくるめてさっきも言ったようにもはやファンタジー、ということなんですね。まあなのでこの映画はファンタジーとして捉えればまあまあ楽しむことは出来ました。てか結局親分さんの誕生日カラオケ大会の結果はどうなったんだ?すごく気になる~・・・(笑) 綾野剛さんの内に秘めたる殺気と気迫はさすがでした。それと聡実役の齋藤潤くんの「紅」はめっちゃ熱かったです。最高でした。[インターネット(邦画)] 5点(2025-04-12 17:45:45)《改行有》 15. 湯道 《ネタバレ》 題材もテーマもいいのにムダに長い。もっとコンパクトにまとめてればな~...。長湯は禁物ですね。あ!もしかして、豪華俳優陣にそれぞれの見せ場を作るために長くなっちゃったのかな? 湯ナイテッドステーツのダダスベリのインパクト強w[インターネット(邦画)] 4点(2025-03-22 20:04:15)《改行有》 16. 侍タイムスリッパー 《ネタバレ》 タイムスリップしてきた戸籍謄本もない身元不明の人間が、海外進出までする大スターになる摩訶不思議さはさておいて(笑)本当に評判通りの良い映画でした。タイムスリップしてきた侍が現代の色んなものに驚くのは今まで色々と見てきたけれど、ショートケーキを食べてこんな美味しいものが誰もが食べれる世になったことに感動するあのシーンは、思わず涙が出てしまうほど名シーンでした。主人公が実直で穢れなき武士道を生きてきた人物だからこそ余計にその想いがストレートに伝わってきました。 この映画で言われている通り、時代劇、特にテレビでは再放送や特別放送以外ではほんと見なくなり、映画では「武士の家計簿」や「大名引越し」などのようなちょっと変わった視点から描かれる作品が増え、たしかに変化、衰退している昨今。それでも「室町無頼」や「十一人の賊軍」のようなしっかりとしたチャンバラ時代劇も作られなんとかその存在を保ってはいる。保ってはいてもじゃあ盛り上がっているかと言われればまだまだそこまでではない。バラエティでは昭和ブームなどとやたらと昔がクローズアップされることが目立つけれど、それでも「時代劇」そのものが一つのムーブとなることはない。この映画が大ヒットし日本アカデミー最優秀作品賞まで受賞したことをキッカケに何かしらの追い風が吹けば、農作業の合間をぬって作品を完成させた安田監督も本望でしょう。 ただ昔のような「時代劇」ではなく今の時代に合わせた進化した「時代劇」でいいと思います。それは今まで一人称が「拙者」だった主人公高坂新左衛門が最後に「俺」と言ったように、変化して生きていくことこそ大事なんだと思います。斬られ役をやりながら生きていても心のどこかで侍としての本懐がまだくすぶっていて、そのくすぶりが宿敵と再会してさらに強くなり、真剣を使い宿敵との真剣勝負へとなっていく。ただ非常に面白かったのがその真剣勝負の中でそれまで染み付いた殺陣の動きが出ちゃうところ。あれはわざとなのかたまたまなのかは分からないけれど、死人を出したら作品がどうなってしまうのかをちゃんと理解し合っていたということなんでしょうね。そして決着がついて過去と決別しそこで「俺」って...もうマジで実に良く出来た脚本でした。 あとこの映画でもう一つ大事なテーマ、メッセージがあって、人を殺すことの重み、痛みをしっかりと描いていることです。私たちは当たり前のようにアクションや娯楽性の高いドラマや映画などで人が人を殺すシーンを見てきてますが、そこに命の尊さを感じることはあまりないです。でもこの映画はコメディ色も織り交ぜながそれをごく自然な話の中にぶち込んで来たもんだから大したものです。その尊さをしっかりと伝えてきたからこそラストの殺陣のシーンは固唾を飲んで見入ってしまいました。殺陣だけで心臓をバクバクさせられたのっていつ以来だろうか・・・いや、過去にあったかも定かではないのでもう初めてということにします。 とにかく本当に素晴らしい作品でした。最後もコメディな要素のまま終わって作品全体を重々しくしすぎてないのも好感が持てました。ありがとう。良い映画でした。[インターネット(邦画)] 7点(2025-03-22 08:35:30)(良:2票) 《改行有》 17. ワース 命の値段 《ネタバレ》 命の値段。とても重厚なテーマであり心を揺さぶられるかもしれないと思って鑑賞。どこまで脚色されているのかはわからないけれど、被害者側の様々なドラマもあってそこそこの感情の揺れはあった。でも何ていうか事実だけを見せられているのでそこまでドラマチックになることもなく、1本の「映画」としては平々凡々な出来でした。こんなことがあったという記録としての映画ですね。 公務側の視点で物語が描かれているのでどうしてもあまり感情的にならないようになってしまうのは仕方がない。だからどうしても全体的に単調になってしまう。だったらもう少し被害者側の視点も織り交ぜて描いてみても良かったのかも。 マイケル・キートンは良かったと思う。このキャスティングは成功です。[インターネット(字幕)] 5点(2025-03-16 18:43:33)《改行有》 18. 私にふさわしいホテル 《ネタバレ》 主人公のヒロインそのものはめっちゃ面白いのに、それだけで作り上げられている感が否めない。もったいない。活かしきれてない。とにかく中だるみも酷い。もっとはっちゃけて欲しかった。ただ主演ののんさんはとてもチャーミングで魅力的で、このヒロインにピッタリのはまり役でした。[インターネット(邦画)] 3点(2025-03-16 11:57:32) 19. ビーキーパー 《ネタバレ》 よくある元○○の復讐劇かと軽い気持ちで見始めたけど、ラスボスが大統領の息子でFBIやCIAまで敵に回しちゃうトンデモナイ映画だったとは・・・。にしてもビーキーパー最強すぎだろ。軍やCIAやFBIの特殊部隊をたった一人で手玉に取っちゃうんだもん。マジ強すぎ。 犯罪組織が麻薬とか武器の密売とかそういった類のものじゃなくって、パソコンに疎い老人を狙ったネット犯罪組織ていうのが今の時代を反映していて興味深かった。実際にそこで働いている連中には戦闘能力は皆無なわけで、ビーキーパーの相手が務まらないから特殊部隊を登場させたわけですな。でも詐欺にあったら自殺する前に警察に連絡とかしないかな~ましてや娘さんはFBIなんだし...て、野暮なことはこの映画には皆無ですね。 後釜の現役女ビーキーパーさん。いや~どこがプロフェッショナルなのか全く分からないただの破壊マシーンすぎて逆にオモロすぎました(笑) ほぼノンストップでテンポよく見せ場の連続で一気に観れちゃう。小気味いいアクションが続き最後にちょっと手強い相手との死闘があるのが良かった。これは映画館で観るべき映画でしたね。もしも続編公開されるなら絶対に映画館で観よっと。[インターネット(字幕)] 7点(2025-03-15 20:25:05)《改行有》 20. ゴーストバスターズ/フローズン・サマー 《ネタバレ》 前作の「アフターライフ」もそうだったけど、この「ゴーストバスターズ」はエンタメ娯楽作品というよりは、一人の少女の成長物語を描いたファミリーヒューマンドラマと言ったほうがいいんでしょう。ただ前作は片田舎の小さな町が舞台だったし、シリーズで初の思春期の悩み多き多感な少女ということもあり、静かにゆっくりと丁寧に描いていても問題はなかった。それに初代ゴーストバスターズの父とその娘とまたその娘という、親子3世代の葛藤や絆といった見所もあって、普通にヒューマンドラマとしても十分観れる作品だった。ところが今作は舞台がニューヨークとなり、初代ゴーストバスターの面々も最初から登場する豪華さ。加えてゴースト研究施設なんかもあってエンタメ色は強めに。なのにやっていることは前作同様にヒロイン、フィービーの成長物語。で、この成長物語がいかんせん全くもって響いてこない。未成年という理由でチームを外され、現世に未練の残るゴーストと仲良くなり裏切られるという展開。この一連の流れの中でどう成長したのかが物語の見所にもなるはずなんですが、とにかくなに一つ響いてこない。なんかだからなんだったのて感じ。 じゃあエンタメの方で多少なりとも楽しませてくれるのかと思いきや、ゴーストとのバトルも最初と最後だけだし、見せ場であるラスボスとの対決も誰ひとりも凍らないし、そして呆気なくやられておしまい。オイ!オイオイオイオイ!!は?でしたね。いやいやいやいやあれだけ予告で煽っておいてこれで終わりですか?めっちゃ強うそうなイメージだったんだけど。 前作が評判良かったから続編が作られたそうですが、これじゃあ次回作はないかも。[インターネット(字幕)] 4点(2025-03-08 20:42:38)《改行有》
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