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【製作年 : 1960年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 穴(1960) 《ネタバレ》 緊張感のある良い映画ですね。 この映画や、「パピヨン」のような本物を観ると「ショーシャンク・・」などが、いかにふざけた娯楽脱獄映画であるか (ドリフのお笑いコントより出来の悪い作り話)、改めて分かるね[DVD(字幕)] 9点(2018-11-10 18:43:06)《改行有》 2. ワイルドバンチ 《ネタバレ》 すごい映画である。15年ほど前に観た記憶があったが、これほど素晴らしい傑作だとは当時、理解できなかった。 今回観たのは、177分のディレクターカット版であるが、無駄な内容が一つもない。とてつもないシナリオ(脚本)の中に、 西部、メキシコの子供、女、男、生き様が描かれている。 最後は、殺しすぎだが、仲間のため、死ぬために戦いに臨んだことは、よく伝わった。 ラストに少年がパイクを撃つ、ハゲワシの映像、死体の山、昔の高笑いする5人の仲間、ワイルドバンチ・・傑作。[DVD(字幕)] 9点(2016-09-11 20:39:58)《改行有》 3. 未知への飛行 《ネタバレ》 この時代、アメリカ映画界にまだ良心が残っていた時代かなと思わせる内容。 アメリカ大統領にヘンリーフォンダですね。この役は、彼しか出来ないかもしれません。 現実のアメリカ大統領より、人間として信頼される人しかリアリティが出せない役。 映画の中で、教授が先制攻撃をかけるべきとの発言に対し、准将の「先制攻撃する側の方が、生きる価値があると 言うのか」との反論は、現在、安保法案で先制攻撃できる国になろうとしている日本に対するメッセージかもしれない。 モスクワに水爆を発射したパイロットは最後まで人の声を信じず、機械の命令に従った。 そして水爆が爆発したときの高音が、絶望の音として耳に残ります。この映画を作った人々に敬意を払いたい。[DVD(字幕)] 9点(2015-08-12 00:33:19)(良:2票) 《改行有》 4. ドクトル・ジバゴ(1965) ぜひ映画館で見てほしい、TVでは伝わらないものがある。「ゴットファーザー」「風と共に去りぬ」と並ぶ、映画の中の映画。[映画館(字幕)] 9点(2014-08-02 10:00:02) 5. 大脱走 大好きな映画です。よく出来ています。面白く、マックイーンがカッコイイ。[映画館(字幕)] 9点(2014-07-31 19:42:40) 6. 天国と地獄 なぜ、黒澤にしか作れないのだろうか?[映画館(邦画)] 9点(2014-07-30 19:38:07) 7. 椿三十郎(1962) 観て、面白かった。楽しかった。爽快でした。[映画館(邦画)] 9点(2014-07-30 19:25:49) 8. しろばんば 男の子の淡い気持ちがよくわかる良い映画です。大正から昭和初期の家、家族、村の風習が丁寧に描写されており、この頃の子供のはつらつとした成長の過程を見ることができます。[インターネット(邦画)] 8点(2023-09-08 00:33:04) 9. 切腹 《ネタバレ》 素晴らしい映画です。津雲と家老の一言、一言の攻防、表情にぐいぐい引き込まれます。そして、斬り合うときの刀の持ち方、右手は柄の最も根元を左手は柄の端をしっかり握り、テコの原理で(最大モーメントで打ち合えるよう)刀を相手と交えないと、相手の刀の勢いにはじかれ、それは死を意味する。本当に真剣で戦うことが何かを判らせる殺陣でしたね。40年前位前から、まともなチャンバラを目にしなくなり、今はもうチャンバラお遊戯の時代劇しか、観られない中、新鮮でした。[DVD(字幕)] 8点(2015-12-13 14:21:57)(良:1票) 10. 十三人の刺客(1963) 非常に良い作品だと思います。特に前半の部屋のロウソクの位置と影、少し遠めからのアングル、障子を開けかた、三味線の音での説得、現在の時代劇には皆無の工夫が見られました。観えない人には何も見えないのだと思います。最初の頃に、「今の時代は真剣で戦ったことがある武士はいない。どんな戦いになるか分らない」という風なセリフがあって、後半の乱れながらの斬り合いになる。ラストの逃げ出した家臣の笑いは、何の滑稽さを表わしているのでしょうか。[DVD(字幕)] 8点(2015-11-28 17:43:08) 11. 飢餓海峡 《ネタバレ》 雷の場面から多吉を脅かし絡みつくシーン、爪をいとしげに愛撫するシーン、左の演技のすごさが でています。実際のリアリティで真剣な場面は間が空くのでしょうが、現在の台本読みのテンポの 早い猿芝居になれた人には、その間を読むのが辛いのかもしれません。実は、今のサスペンスが 全くリアリティがない「お芝居」にしかみえない、つまらなさは、この間と作られたセリフ、脚本に あるのでしょう。一方、沢村貞子の自然な演技はさすがだね。[DVD(字幕)] 8点(2015-11-22 18:46:56)《改行有》 12. テキサスの五人の仲間 《ネタバレ》 非常に面白いですね。ギャンブル好きのダメ亭主を演じるヘンリーフォンダのカードを不安そうに 見つめる汗、いいですね。他の役者さんたち、周りの観衆の演出も良かった。[DVD(字幕)] 8点(2015-11-14 12:46:36)《改行有》 13. サウンド・オブ・ミュージック すばらしい映画です。この映画の良さを理解できることに乾杯![ビデオ(字幕)] 8点(2014-08-04 19:20:34) 14. 突然炎のごとく(1961) 評価が分かれていますね。機械的・演出的な情報にあふれ、人の心を感じる力が退化しはじめているのも原因のひとつなのかな。[ビデオ(字幕)] 8点(2014-08-02 09:15:32) 15. 太陽がいっぱい 孤独な青年の哀しい心のひだをヒシヒシと感じさせる映画です。まぶしい太陽の下で・・[地上波(字幕)] 8点(2014-08-02 00:01:16) 16. 荒野の七人 西部の男たち、カッコイイじゃないですか。邦画と比較しなくてもいいよ。[映画館(字幕)] 8点(2014-07-31 19:49:09) 17. 男と女(1966) 《ネタバレ》 男と女、って言ってもレーサーと映画関係の仕事をしている女性という組み合わせが 良かったのかどうか。犬と散歩する男の描写がなかなかオシャレと感じた。 この手のものに理解がある人向けかな。[DVD(字幕)] 7点(2016-10-22 16:35:20)《改行有》 18. 日本のいちばん長い日(1967) 《ネタバレ》 多くの人、とくに若者にも観てもらいたいですね。しっかり作られています。 責任、ひとりよがり、未練など、錯綜した状況が表わされています。 庶民目線も少しあった方がよかったかも[DVD(字幕)] 7点(2016-10-15 20:00:43)《改行有》 19. 座頭市物語 《ネタバレ》 さずがの勝新の座頭市。他の三流役者のまね物とは、比較できない、普段の立ち振る舞いにスゴ味を感じます。 最後のタンカが、よいですね。映画自体は、そこそこで、撮り方を工夫すれば、もっと勝新の剣さばきの鋭さ、 五感の鋭さを表現できたでしょう。 相手の天知も、悪くはないが、市川雷蔵、仲代達矢と比較すると・・・・ 一度で良いから勝新を黒澤で撮らせたかった。[DVD(字幕)] 7点(2016-06-04 20:04:51)《改行有》 20. 昼下りの決斗 当時の西部の有様がよく映し出されてる。なかなか観るものがあった。[DVD(字幕)] 7点(2016-03-19 15:53:03)
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