みんなのシネマレビュー |
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181. サイコ(1960) この手のサスペンス映画のパイオニアという感じがした。恐怖の描写や盛り上げ方はやはり見事。アンソニー・パーキンスが逮捕される時の母親になりきった姿があまりに不気味だった。8点(2003-05-29 17:19:16) 182. 病院で死ぬということ 病院の病室で生き、死んでいく様をほぼフィックスで撮り続ける半ドキュメンタリー映画。ストーリー性がほとんどないこの映画に物凄く感慨深さを感じることができる。それは人間の生死そのものにただならぬドラマとテーマがあるからにほかならない。8点(2003-05-29 16:59:20) 183. 中国の鳥人 なかなか面白い発想とストーリーで良いと思う。サラリーマンとヤクザそれぞれの苦悩と導き出した自分なりの答えが清々しく描かれていて後味も良い。三池崇史の確かな才能を知ることができる。8点(2003-05-29 16:03:28) 184. ジキル博士とハイド氏(1941) あまりにも有名な原作の映画版で僕が観たことあるのは、1941年作の今作のみだけど、原作の雰囲気を忠実に描き出していると思う。ジキル博士からハイド氏に変わる描写などは技術的にシンプルではあるけどインパクトは強い。緊張感と恐怖感を併せ持つ秀作だった。8点(2003-05-29 15:34:41) 185. ザ・グリード B級モンスター映画として傑作。モンスターの造型と性質も思い切っており斬新だった。なんといってもB級独特のノリの軽さを存分に楽しめる。ラストもかなり爽快。8点(2003-05-29 13:12:52) 186. アウト・オブ・サイト ストーリー展開がサスペンスフルでとても爽快感があり面白かった。ジョージ・クルーニーとジェニファー・ロペスの掛け合いもとてもクールで良かった。好きです。8点(2003-05-29 13:01:40) 187. 時計じかけのオレンジ 非常に難解でその難解さが次第にたまらなくなる。キューブリックの映画的センスにはいまだに感服させられるばからだ。8点(2003-05-29 03:33:27) 188. ディープ・ブルー(1999) かなり楽しめるモンスター映画だった。ほんとに誰が生き残るか分からない展開は斬新だったと思う。巨大モンスターと化したサメのクオリティーも高く満足感は高い。8点(2003-05-29 03:30:33) 189. コールド・フィーバー 両親の死を弔うために単身雪と氷の国へと旅立つストーリーがとても叙情的。永瀬正敏が心が揺れ動く青年を熱演している。8点(2003-05-29 03:21:07) 190. ラン・ローラ・ラン 「新感覚」とはまさにこのこと。と、見終わった後に思えるくらい斬新さに溢れている映画。走る走る、赤い髪をなびかせローラが走る。恋人を救うため時間も設定も常識も超えて、走る走る、とにかく走る。爽快感全快。8点(2003-05-29 03:14:14) 191. 四月物語 確かにこの作品自体には深いテーマとかストーリーはないけど、観ているものが想像力をふくらませて感情移入できる。ストーリーを追って観るんじゃなくてストーリーの世界に自分が存在させて見るという感じ。8点(2003-05-28 15:47:50) 192. サブウェイ ベッソンの独特の繊細さと迫力が味わえる秀作。ラストは切なく悲しいけど、この映画にはふさわしい。これはフランス映画では?8点(2003-05-28 15:42:03) 193. ガメラ2 レギオン襲来 日本の怪獣映画の中では「ゴジラVSビオランテ」に並んでベストの出来栄えだと思う。やはり怪獣映画だからといって人間を描かないとストーリーは面白くならない。その点、今作は人間が活躍するところが成功の大要因だと思う。8点(2003-05-28 15:34:58) 194. レ・ミゼラブル(1998) 原作が偉大なだけに重厚で濃密なドラマを感じることができた。配役が素晴らしかったと思う。リーアム・ニーソンはああいう役をやらせたら天下一品。負けず劣らず難しい役どころをこなしたジェフリー・ラッシュも素晴らしい。8点(2003-05-28 15:12:55) 195. ロスト・イン・スペース 全編通して痛快で楽しめた。VFXのレベルも高く飽きさせない。時間的事故のストーリーも好きだし、個人的には早く続編が観たい映画のひとつ。8点(2003-05-28 14:54:51) 196. 十二人の怒れる男(1957) 密室であれだけのサスペンスとドラマを見せるのが凄い。暑苦しい部屋で繰り広げられる意見、すなわち人間性の闘いは見応え充分。名作の名にふさわしい映画だった。8点(2003-05-28 14:24:25) 197. 絶体×絶命 意外なほどに面白く良い出来だった。マイケル・キートンの悪役がとても魅力的。ラストのセリフにはシビレさせられる。8点(2003-05-28 13:57:44) 198. ディアボロス/悪魔の扉 悪魔役のアル・パチーノの存在感が物凄い。こういう種類の映画であそこまで存在感を感じさせるのはさすがだ。映画としては全体的に気持ち悪い空気を漂わせてストーリーを際立たせていて面白い。ラストにはゾクッとさせられる。8点(2003-05-28 13:54:18) 199. ギルバート・グレイプ この監督の作品はどれも感動的なことは確かなんだけど、そのテーマはとても深く辛辣だ。もっとギトギトしてもいいテーマをやさしい空気感を持つ作品に仕上げるところが素晴らしい。最初はジョニー・デップを見るために観た映画だったんだけど、この映画の場合、やはり注目すべきはディカプリオだと思う。8点(2003-05-28 13:35:44) 200. ゲーム(1997) 《ネタバレ》 <ネタバレ>あそこまで引っ張って結局「ゲーム」だったというオチは好きでした。かなりドロドロした話かと思わせて終わってしまえば娯楽サスペンスという展開は斬新だとも思う。8点(2003-05-28 13:01:18)
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