みんなのシネマレビュー |
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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
181. ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還 ストーリー的には、正義が苦難の末、悪を駆逐するというもので語ることはありません。特筆すべきは迫力満点の戦闘シーン。劇場で観たこともあるのですが、こちらが息を呑むような激しい戦いに大満足(アラゴルンや仲間たちは当然としても、他のみんなも勇敢すぎるとは思いますが)。いよいよ劣勢という時に、霊魂の軍団が突撃してくるところなど、思わずこぶしを握り締めました。全編でCGの無い場面はゼロ?とさえ思えますが、世界観に合っているのでOKです。 (再見)主人公ヘナヘナすぎ、アルゴルンカッコよすぎです![DVD(吹替)] 9点(2004-06-24 02:25:36) 182. 呪怨<OV>(2000) 作品内での時系列が分からなくて混乱したので、観終わった後も「で、どうなったの?」としか思えなかった。訳の分からなさでは劇場版と同様。夢に出てくるような怖いシーンは噂通りたくさんあるんだけど、物語である以上、話の筋を整理する必要があるのに、全くと言っていいほどそれをせず、作りたいシーンを、とりあえずぶち込んだ印象がある。(追記)しかし、これまでに何度も見返したほど、病み付きになる何かがある。[DVD(邦画)] 7点(2004-05-29 13:59:40) 183. フレディVSジェイソン 《ネタバレ》 元々別のシリーズの主役同士なので、戦っても決着が付かず、ああいうラストになるのは分かっていた。だから、冷めて見ていた部分はあるんだけど、現実世界の殺人鬼と夢の世界の殺人鬼の直接対決に持っていく過程の作り方は巧いと思った。既に言われているように、脚本家が両シリーズをしっかり研究してる。ジェイソンのママ登場なんて心憎い。決戦の舞台をクリスタルレイクにするところも。5点(2004-05-25 12:34:03) 184. スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃 アナキンはワガママな奴だなあと思ってしまった時点で駄作の評価は確定。彼は後にダース・ベイダーに変身するんだから、今から正義と悪の概念の間で揺れる様を観ておきたいのに、ただ甘い師匠(オビワン)に反抗しつつ、王女と好き放題やってるだけとしか感じなかった。ラストの攻防戦もCGばっかりで、痛みが伝わらないし、まあこんなもんかなと冷めていた。でも、旧スターウォーズにつながる次回作は絶対観ずにはいられないのが悔しい。 単品としては二度と見る気がしない。[DVD(吹替)] 4点(2004-05-23 03:39:13)(良:1票) 185. オーシャン・オブ・ファイヤー 《ネタバレ》 ストーリーの方は、レースの勝敗が焦点だと思っていたので、中断に次ぐ中断で愛憎劇が延々描かれるのには違和感があった。そして主人公があの傷だらけの愛馬で優勝しちゃうのも納得いかなかった。しかし、砂漠に海に草原に。雄大な映像は素晴らしく、観ていて気持ちよかった。ただ、個人的にこの映画を劇場で観た後、彼女に振られたので二度と観る気にはならないでしょう。5点(2004-05-23 03:19:00)(良:1票) 186. マジェスティック(2001) 感動すべき作品なんだろうなとは分かってるんですが、多少のひっかかりがあるのでこの点数です。マイナス要素は、赤狩り批判とマジェスティックという映画館の再建がスムーズに結びつかないこと。ルークという物言わぬ死者を都合よく利用してるように見えることです。愛国者だからこそ、共産主義者摘発に協力するという理屈も成り立つと思います。6点(2004-05-08 16:05:34)(良:1票) 187. ターミネーター3 《ネタバレ》 一作目、一作目+二作目それぞれ一つの物語として完結していたんですが、こちらは明らかに続編製作を前提とした橋渡し的位置付けなので、見終わった後も満足感を得られなかった。特に2の努力が無かったことにされたのが悲しい。他にも、女ターミネーターの恐怖感が皆無(近年のアクション映画の常として、どんなに設定上強くても主人公は殺せないと分かっている)、シュワがまた味方でマンネリ、未来の最終的なリーダーはジョンでなく、今頃登場した彼女になりそうなどの基本設定の破壊等々、観れば観るほど不満がたまる作品になってしまった。CGも当然派手だけど空回りの感が強い。なぜこんなことになってしまったのか。 ターミネーターのシリーズとして考えなければ、猿の惑星の一作目みたいな虚無感を評価できたかもしれない。4点(2004-04-23 16:06:07)《改行有》 188. HERO(2002) 多くの人が言うように、原色を強調した画面の色使いは一度見て損のない美しさだと思う。けど、ストーリーはいまいち。10年間修行し、達人に死んだふりさせてまで王の暗殺を請け負ったにも関わらず、いやにあっさりと英雄だから殺さないとは納得いかない。そして一番やっちゃった感が強いのはワイヤーアクション。不自然な動きで飛び回りすぎで、既に殺すとか殺されるとかの戦いではなく、単なるダンスに終始している。ここ何年かのCGを多用したアクション映画の多くに言えることだが、格闘が綺麗に展開し過ぎ、相手を仕留めると思わせるような重みを感じなくなった。過ぎたるは及ばざるが如しだ。6点(2004-04-12 20:31:10) 189. カリスマ 《ネタバレ》 最初から最後まで意味の分からん映画でした。何やってるのさ?というシーンが次々と流れるだけの、観るだけでも苦痛の、珍しい作品。とりあえず役者全員がボソボソ喋ってるのを何とかしてくれ。ボリューム上げてもまだ聞き取れない・・・。0点(2003-12-22 18:24:52) 190. マイノリティ・リポート トム・クルーズって大真面目に演技してるのに何か笑えるってシーンが多いような気がする。ミッション・インポッシブルも。ストーリー自体は特に印象に残らなかった。各所にちりばめられた寒いコメディが無ければもう少し評価が高かったかも。5点(2003-09-17 17:04:40) 191. レッド・ドラゴン(2002) 《ネタバレ》 「羊たち~」が良すぎたのか、どうしても本作の点は辛くなります。まず犯人と盲目の女性とのロマンスは余計だったと思う。そのせいで「羊たち~」で有効だった犯人探しの要素が薄くなったように思います。しかもレッドドラゴンは向こうから出てきてくれるし。姿の見えない犯人を追う緊張感が感じられないのは大きなマイナスでした。レクター博士は相変わらず怖い人なんですが・・・。7点(2003-08-08 16:59:26) 192. ケイゾク/映画 Beautiful Dreamer 哲学やるんなら他所でやってほしい。公開用の映画を利用しないでほしい。結局テレビ版での謎は何も解決されないまま。全ての登場人物の行動が理解不能。死んだ筈の奴も出てくるし・・・。観るだけ損だった。1点(2003-07-13 04:12:42) 193. ジェイソンX 13日の金曜日 何百年も先の未来にしては武器が平凡でしたね。想像力が貧しい。ジェイソンだけでなく、人間側ももっと無茶やっても良かったのでは。アンドロイドとの対決は笑える(というか失笑)。ラストの流れ星には呆れた。続編はまた設定が全然違うものになりそう。ジェイソンはこれからも自由にイジられつづけるのだろう。そのときは話のネタに観るかもしれない。3点(2003-07-13 04:08:23) 194. みんなのいえ 平凡という言葉が似合う映画でした。「ラヂオの時間」と比べてしまって・・・。「ラヂオ」が最終的にどこに着地するのか分からないドキドキ感があったのに対し、こちらは『家が建つに決まってるだろ』でしたから(実際、対立・和解を経ての家完成という予想通りの展開)。役者のセリフ回しは堂に入ってると思うけど、それだけ。カメオ出演も、脚本がつまらないので内輪ウケが痛々しく映る。2度と観ることはないでしょう。3点(2003-07-13 04:03:44) 195. バトル・ロワイアル 大人と子供の相克がテーマのはずだったのに、ラストは「走れ!」だもん。「え?」ですよ。原作が好きなもので改変されたのは不満だけど、テーマを一貫させての締めならまだ納得できました。生徒同士の戦いに関しては、短い時間ながら頑張って作ったと思いました。[映画館(邦画)] 8点(2003-07-02 17:29:24) 196. ハンニバル(2001) 犯人探しの醍醐味がなくなってしまっては・・・。脳みそは衝撃的でしたけど、前作には遠く及びません。5点(2003-07-02 17:23:59)
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