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プロフィール
コメント数 848
性別 男性
年齢 48歳
自己紹介 思春期の学生時代、何気なく見た水曜ロードショー「ローマの休日」でアン王女との運命的な出会いをしてからウン十年、ひたすら好きな映画を何十回観るような偏食家です。

ホラー&感動映画&難解映画大好き♪ホラー映画も好き!監督別にも観ます。キューブリック、リンチの2人は別格!スピルバーグも大好き!ホドロフスキーもナタリも好き!ハネケは苦手!

レビュー点は相対的に甘めです(ボーダーは6点)。期待に背き大ハズレ、虐待モノ、悪意を感じるバッドエンドな作品には低い点も付けますがよっぽどです。逆に最高点は9点に設定し、10点は人生観を変えられる程大好きな作品だけにしてます。人生であと何本10点の映画に出会えるか、ワクワクしてます♪

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181.  X-ファイル ザ・ムービー 《ネタバレ》 この作品は扱う内容が未知だから、未知なる何かを調べて、結局回答は出ないという展開は好きです。映画版なのでお金かかってるし、全体的には壮大だけど、やはりウィルス、エイリアンとくるのでファンであれば安心して楽しめます。まさか死ぬはずないだろうと思ってもモルスカコンビが危ない時には「え?」と思いますし。しかし南極とか砂漠とか僻地が好きですよねー、本当に政府がそんな所で秘密実験してたらと考えると怖くなったりもしますが。 ビルの大爆破、車のドア閉めた瞬間の爆発、培養ドームのミツバチの大群、崩れ落ちる雪地など、何度も驚き、興奮しました。Xファイルには結末を求めないので、これはこれでいいと個人的には思います。[地上波(吹替)] 7点(2008-12-30 02:09:07)《改行有》

182.  犬神家の一族(2006) 登場人物が多いせいか、誰にも感情移入できませんでした。わざとそういう作りにしているのか、それとも肝心な部分の役者の演技がクサイからなのか・・・。松嶋菜々子は美人だけど、大きすぎて着物が似合わないなあ(どうしようもないけど)。スケキヨさんを見た時、先日たけしの番組で物まねをしていたダチョウ倶楽部を思い出してしまいました(^^;サスペンス映画としたら良く出来ていると思いますが、市川監督はなぜセルフリメイクを決意したのでしょうか?富司純子さんや萬田久子さんてあんなに演技クサかったかな?あと富司さんの息子さん、せりふまわしが歌舞伎役者丸出しで残念です。[地上波(邦画)] 6点(2008-12-30 02:04:14)

183.  椿三十郎(2007) 《ネタバレ》 どうでもいい所が間延びしてて、肝心なところが簡略化されてる。同じ脚本使ってるはずなのにどうもしっくり来ないのは、黒澤と三船が作り出した「空間」まではどう逆立ちしても真似できないことの何よりの証明だったのではないでしょうか? 三船敏郎さんはスクリーンの中ですっかり椿三十郎を生きていたけど、織田裕二さんはスクリーンの中でも織田裕二のままだった。同名の椿三十郎というキャラを演じているってだけに感じたり・・・。この差は決定的に埋まらないんじゃないでしょうかね。オリジナルを忘れて見ろと言われても、同じ脚本使って完全に意識して作ってるものだからそれは端から無理ですし。三船三十郎をこれでもかと意識してましたが、どっちみちどう演じても色々言われるだろうし大変だったと思いますけどね。トヨエツも本来は上手い役者なのに、室戸を演じるにはできるキレ者という雰囲気が感じられなかったです。そして全体的に登場する役者が若いから、どうしてもテイストがソフトになってしまって・・・。 ラストも居合で良かったのでは?オリジナルと変えてきたけど、結局北野武監督版の座頭市っぽく見えてしまった気が・・・。こちらを最初に見てたら及第点だったかもしれないけど、オリジナルを知ってる者としたら何もかもが物足りない。でもオリジナルを見てなかったらこっちも見てなかっただろうし・・・。黒澤明&三船敏郎の偉大さを改めて痛感。上手く言えないけどとにかく残念な作品です。[地上波(邦画)] 5点(2008-12-30 01:46:56)《改行有》

184.  アイ・アム・レジェンド 《ネタバレ》 めちゃめちゃ金かかってるCGや、主演のウィルスミスもいいんだけど、全世界で1200万人しか生き残ってないというわりには色々な人との交流があり、町の中だけの危機という感じ(いざとなれば直ぐに助かる位置にいる)が怖さを減少させてしまってました。 これがキャストアウェイみたいな作品ではなく、ゾンビモノと理解してて見たのでそこらへんでのガッカリは無かったのですが、投げやりな感じがする部分のフォローが欲しかったです(人体実験の若い女性とか、ラストの爆死前後のエピソードも急ぎすぎ)。 原作もあるだろうし、それの映画化と思えば仕方ないのでしょうが、展開が浅いなあという感じが否めません。偉大な人物になりうるけど、伝説かな?伝説ってもっと生き様的な部分も劇的なイメージじゃないですか?いつでも逃げれる過疎化した町でシェパードと暮らして研究してただけって感じで・・・。もっと膨らませようがあっただろう!って感じでした。たった何人かで世界と立ち向かうっていう題材に新鮮味もなくなってきてるしなあ。[CS・衛星(字幕)] 5点(2008-12-29 02:34:24)《改行有》

185.  デッド・サイレンス(2007) 《ネタバレ》 「ソウ」の監督としてではなく「ソウ」の脚本家&音楽の人として見たので結構満足でした。音楽も「ソウ」っぽくて好みです。しかし予想通りの全滅でしたね・・・。ドニー演じる刑事はあまり役に立ちませんでしたが、追いかける側が話を信用した=死という流れは、ありきたりだけど面白かった。腹話術人形が100体もあると本当に不気味ですね。人形自体に不気味さを感じる人なら結構恐怖だと思います。でもやはり口が裂けた死体の顔が、それらよりも怖いというのが全体のバランスからすると違うのかな?と。 「正体を見ても叫んではいけない」というのは、分かっていても怖いなあ・・・。今の奥さんが乗り移られた犯人&お父さんは既に死んでて腹話術人形のほうというオチは◎です。[DVD(字幕)] 6点(2008-12-14 16:40:08)《改行有》

186.  アフタースクール 《ネタバレ》 今年見た邦画の中では個人的にナンバー1です。多分オチを知ってから2度3度と見返すともっとジワジワ来ると思う。キャスティングも脚本もほぼ完璧で、一部強引な展開や、辻褄合ってるかな?と疑問の残る所はあるけど、非常に完成度が高いです。観客を見事に思い込ませます(騙すとも違う)し、力関係が中盤~終盤に変わってくるような気がするけど、実はスポットを当てている部分が違うだけで、最初から同じ方向に進んでいるだけというのも斬新。1カット目からいきなりそれが始まってるのが見事。「アフタースクール」ってタイトルもいいですね。選挙演説が生徒会長選挙と重なったし、理科室とアダルトショップは確かに臭いが近い気がするし、堺さん演じる木村は学生時代から今まで変わらずお人好しで憎めない(^^; キャスティングも非常に魅力的なので、1度だけで全貌が掴めなくてももう1度観る価値があると思います。最後のエレベーターのシーンも何とも笑顔になってしまいました! 小生は男なんですが、「篤姫」で家定を観てから、すっかり堺雅人さんの虜になってしまった・・・(笑)どうでもいいけど産まれたばかりのはずなのに、赤ちゃんデカッ!!![DVD(邦画)] 8点(2008-12-07 21:54:55)(良:1票) 《改行有》

187.  チーム・バチスタの栄光 《ネタバレ》 今放映中のしているドラマ版を途中まで観ている状態で映画版を観ると、無難に仕上がっているなと感じる反面、バチスタチーム1人1人の個性がイマイチ反映されていなかったなと感じました。キャスティングも良かった方とそうでも無かった方がいて、麻酔科医は特に重要なのに彼なのかと思ってしまったり・・・。 義理の弟と兄は2人で1人だとか、桐生先生の秘密で解決かと思いきや、やはり殺人事件であったりと展開は分かっていても面白かったです。緑内障で下半分が見えない桐生先生が、下にあるモニターに気づかないあの場面は緊張感あってワクワクしました。 竹内結子の存在で張り詰めた緊張感がいい意味で和らいでいて、阿部さん演じた白鳥との対比は良かったと思います。ただ、あまりにも鳴り物入りで公開された作品なので、期待しすぎると普通のサスペンスじゃないかと思ったりするかもです。堺雅人さんも出演するらしい第2弾への期待と、山口良一さんの日本一ロックしてない歌声に6点。[DVD(邦画)] 6点(2008-12-07 21:26:36)《改行有》

188.  ソウ5 《ネタバレ》 このシリーズにはグロ描写だけではない、どんでん返しや意外な伏線をはじめとする脚本の妙がありますが、今回はさほどそれを感じませんでした。元々ここまでシリーズ化させるつもりもなかったと思いますし、どうしてもソウの世界観を壊さないように、無難に後付けしていってるという感がぬぐえません。 今回はラスト付近のどんでん返しも見抜くのが非常に簡単で、全く驚きはありませんでした。5作の中ではラストの驚きの少なさは「3作目」レベル、展開の浅さは「2作目」より下かなという感じがします。 妹への復讐の弱みを握られたホフマンが、一連のジグソウ事件でかなり「ソウ2」ゲームの時点では既に「共犯(not後継者)」であった事が分かり、犯罪者の再犯率に絡め、犯罪者リストをジグソウにリークしていた等、スッキリした部分もある反面、「ジグソウのゲームは更正の道を残す」といった部分で、過去のゲームを振り返って必ずしもそうだったかな?という疑問や混乱も残りました。また時系列もさらに脳内でグチャグチャになりました(ソウ5の5人のゲームと、ソウ1のオデブちゃんがワイヤーに絡むゲーム(車の中で室内の爆発の音が聞こえたけどあれは何・・・)は同時刻?関連性なし?)。 ストラム捜査官は、忠告どおりジグソウの死体の部分から先に行ったから死ぬだろうなというのも分かりましたし(タップ同様、事件に首を突っ込みすぎた罰で)、想像した通りに進んだという意味の肩透かしが大きかったです。もっとこのシリーズには驚きがほしいと願ってしまうのです。最後の箱のところでも、箱の中の方が安全だろうなと直ぐ分かりましたし(個人的にはあそこで真犯人は本当にストラムで、操られていただけのホフマンは死亡なら更にワクワクした)。 元の奥さんに遺した箱の中身、生死が確認できないその他の登場人物など、6作目ではさらにソウの世界は膨らむのでしょうが、この世界が完結する際は「あ、そういう事だったのか!そういう目的で行われていた壮大な計画だったのか!」というスッキリを求めてしまいます。大甘ですが5点。[映画館(字幕)] 5点(2008-11-30 13:49:14)《改行有》

189.  沈黙の聖戦 《ネタバレ》 セガールの映画には「彼が命を落とすのか、それとも無事敵を倒すか」という部分でのハラハラ感は全く無い。むしろ興味は「どのくらい圧倒的な強さで敵を倒すか」だけである。私はこの感覚をどこか身近で感じる時があるなーと思ってよくよく考えたらそれはパチンコ「CR 海物語シリーズ」を打ってる際の大当たり確変時の感覚に近い。つまり「次回当たりは決まっているのだが、問題は奇数(確変)でくるか偶数(短発)であるか」だ。セガールの映画にも海物語にも私は『確変勝ち』を求める。そうでないと例えハッピーエンドでもイマイチしっくり来ないのだ。あっ、この映画は無難に面白かったです。いつものセガール確変です、ご安心下さい。[地上波(吹替)] 6点(2008-09-17 17:54:26)

190.  デイ・アフター 首都水没 《ネタバレ》 つまらない作品ではないけど、やはり冗長ですね・・・。しかもオリジナルって3時間なんですか?絶対に観たいと思わないです(笑)人間ドラマもシナリオもどこかで観たような展開ばかりで目新しさはありません。その他も登場人物の多さで混乱したり、あとは音楽のループ、やたら時刻を強調してみたり顔のアップで静止させてみたりと芸が無いのも気になります。それでも「パニックモノ」として観れば及第点です。イギリスの土地を考えられないような濁流が飲み込む描写は圧巻であり、自分があの場にいたらどうするかと考えると怖くなったりもしました。出演者も皆好演していますし、疎遠になってた主人公の父親が、国の一大事を身をもって助けるというオチは個人的には好きなので、大甘ですがこの点数です。[地上波(吹替)] 5点(2008-09-17 17:43:20)

191.  ヒストリー・オブ・バイオレンス 《ネタバレ》 セックスシーンと、銃で頭部を打ちぬかれた人間描写のグロさはまさにクローネンバーグ。ただちょっと期待しすぎました。個人的にはジョーイ⇒トムになった背景をもう少し見せて欲しかったですね。外周だけ見せられた感じで観た側としては一種の疎外感があり、映画に深みが出ない、消化不良、1週間後に映画を忘れてそう・・・。それ故にトムが家族と共に戸惑う姿も、全容を知った後に何だかあざとさみたいなものを感じてしまった・・・。人間てそんな簡単に過去を忘れられる程、記憶を封印できるんですかね?ただ自分自身に葛藤するヴィゴの演技(特にラストの家族で卓を囲んでる時のあの目と表情)は素晴らしかったと思うのでそこに4点。クローネンバーグは前作「スパイダー」が興行収入でコケたから、観客の涙をそそるのを目的としたようなコテコテな作品は作りたくなかったのでしょう。[CS・衛星(字幕)] 4点(2008-09-01 17:45:41)

192.  リトル・プリンセス 《ネタバレ》 幸い、世界名作劇場のアニメも原作も知らずに観たので、純粋に楽しめて幸せでした(あのハラハラドキドキ感は、先の展開を知らない者の特権だと思います)。 ハッピーエンドで無かったら観終わった後にどれだけ凹むだろうという内容でしたが、登場人物1人1人のキャラ設定も憎めない人たちばかりで(あの先生を除けば)最後も救われましたし、幸福感に満ちて楽しかったです。 主人公セーラの幸せ⇒どん底の振り幅がとても大きいのでそれだけハラハラもしましたし、観ている側は余計に「この純粋で前向きな女の子に何とか人並みの幸せを与えてあげてほしい」と願わざるを得ません。また大人たちは先入観で酷い事をするなという事も痛感しました(肌の色の違いや貧富の差などで)。 セーラを演じた子は健気で可愛いですね。そしてラストで記憶を無くしたお父さんがセーラの必死の投げかけに記憶を取り戻すあのシーンには思わず目が潤みました。先生が小間使いとして立場が逆転するのもご愛嬌。こんな世の中だからこそ余計に親子揃って観るべきファミリームービーだと思います。時間的な長さも丁度いいですね。ただ1つ、インドでの空想話が、日本人にはピンとこない部分もあるかな?と。[地上波(吹替)] 7点(2008-08-29 11:16:31)(良:1票) 《改行有》

193.  ハイド・アンド・シーク/暗闇のかくれんぼ 観客を騙す映画や、伏線を張っておいて最後にビックリさせるオチを見せる映画が多かったのですが、そういう作品て観る前から意識してしまうと、常に作品の中の展開1つ1つを疑ってしまうようになります。それって本来の映画の楽しみ方ではないのかな?と思ったり・・・。だから私はこの作品を観ている時に、その瞬間だけを素直に観ていました。そうしたら結構映画に雰囲気もあって楽しめたのです。 あのオチは珍しくないですし、最後の最後で解決したかと思いきや娘も同じ症例を抱えていたという救われない形でしたが、敢えて途中でオチがバレてもいいような伏線の張り方や、思い返してみてなるほどと感じる部分もあり、決してつまらない作品ではありません。 デニーロとダコタちゃんという演技派2人の熱演は素晴らしかったです。但し後半のデニーロは直球過ぎて、彼の演技力から言ったら物足りなく感じる部分も(『シャイニング』のジャック・ニコルソンと無意識に比較してしまう・・・)。ダコタちゃんは、誰かに相談したくても出来ない心の葛藤というか、難しい精神状態を見事に体現していました!作品全体には7点を付けたいのですが、残されたダコタちゃんがあまりにも可哀想な部分や、途中でネコを殺す描写がありましたのでマイナス3点とします。[地上波(吹替)] 4点(2008-08-28 10:30:49)《改行有》

194.  尼僧物語 《ネタバレ》 こう見るとキリストに限らず、信仰を貫くという事がいかに難しく、己との葛藤の日々であるかが分かります。 オードリー演じるシスターは美人でしかも嫌味が無く、人にも優しく知的で何の欠点もありません。でもだからこそ、自分の父親が戦争の犠牲者になった時に大いに苦しみます。信仰の教えでは敵味方問わずに人の過ちを許さなければいけない、それが例え自らの肉親を失う事であっても・・・。しかし我々は神でなく人間であるし、失礼な言い方をすれば見た事も会った事もない信仰の対象よりも、実際に肌に触れて長年愛してくれた身寄りに対しての方により深い愛情を覚える事が罪とはとても思えませんでした。 父親を失ったと訃報を聞く前から、どこか明るさを失っていたヒロインは、かなり前から自己の心の矛盾に気付いていたのでしょう。その内に秘めた苦しみをヘプバーンは見事に体現していたと思います。 医学校の門戸が開かない情勢の中、唯一の道である尼僧になっての医学留学。しかし父親を尊敬するがゆえのその決断が、彼女を最も苦しめる形になるとは・・・、色々と考えさせられる映画でした。決して面白いとかそういう作品ではないですが、1度は見て損の無い作品だと思います。[地上波(吹替)] 6点(2008-08-27 11:00:26)《改行有》

195.  白い肌の異常な夜 《ネタバレ》 男は下半身に人格は無いんだなぁ…(あのハリー・キャラハンでも)。そして女の情念は本当に怖いと痛感。女の園に男が1人ってシチュエーションは一見羨ましいと思うけど、嫉妬が絡むのでやっぱり怖いですね。そんな恐怖がひしひし伝わってくる作品で、男性の方がこの作品を楽しめるのではないでしょうか? でもイーストウッドも12歳の子にキスしてみたり、17歳のおませな子とエッチしたり、先生やご婦人から最後には黒人のメイドさんまでと狙いすぎ。まるで「ときめきメモリアル」で、色々な女の子と知り合いになり過ぎて結局全員から総スカンくらう失敗みたいなあの流れです。 しかしこの邦題はどうでしょう??私的には「女達の情念」「イーストウッドのハーレム万歳!」もしくは「悪魔の楽園 ~はしゃぎすぎたら足チョンパ~ 」とかがいいと思います。 あとキノコが好きなら食う前に異変に気づきなさい、そして周りが誰もキノコ食べてないんだし、あんなに失態見せた後なんだから少しくらい警戒しなさい。しかし遺体のイーストウッドも非常にダーティな顔でした。[地上波(吹替)] 6点(2008-08-25 00:27:21)《改行有》

196.  戦略大作戦 《ネタバレ》 こんなに肩肘張らずに観られる戦争映画は珍しいですね。しかしあのドイツ人捕虜の言ってた金塊話がウソだったらどうしようとか全く考えていないイーストウッドが俺は好きです。それに乗っかる皆さんも好きです。仲間を連ねて戦車でやってくるサザーランドも、山分けを持ちかけたら素直に応じちゃう銀行のドイツ人もみんな憎めない! しっかし映画とはいえ、大きな障害なく金塊までたどり着けちゃってそのまま終わってしまうのもなんだかなーですが、こういう作品があってもいいですよね。上司はほぼ何もしてないのに英雄扱いだし、その部下はどさくさにまぎれて持ち逃げ。実際の戦争中にも、終戦間近に多かれ少なかれあったんじゃないかなあ??テリーサバラスって刑事コジャックですよね?結構カッコ良かったですw[地上波(吹替)] 6点(2008-08-25 00:14:04)《改行有》

197.  光る眼 《ネタバレ》 処女でもとりあえず子供産みますか・・・。どんな種かもわからないのによく両親や彼氏が了承したもんですね。しかも皆が皆銀髪なのに、あんな小学生になるまでほっとくなんて現実離れしすぎでしょう。最初の集団失神までは本当に雰囲気あったんですけどね、どう終わらせるかがすごく難しい展開でしたね。見所を無理やり探せば、目が光る少年少女隊のリーダーの女の子がおすまし美人さんでした。相方のいなかった男の子も可愛い顔してました。スーパーマンもルーク・スカイウォーカーも出てましたね。でもシナリオが弱いのでさほど面白くも怖くもないです。結局一番怖いのはビデオのジャケットですね。最後のスーパーマンの爆死は切なかったです。余談ですが、子供の目が光るというと稲川淳二先生の「メリーさんの館」という話を思い出します。[地上波(吹替)] 4点(2008-08-23 16:23:47)

198.  脱出(1972) 《ネタバレ》 きっと地元の人間は、山にならず者の2人組がいる事を知っていてどこかで煙たがっていた。だから、事件後に戻ってきた3人の様子に様々な矛盾を感じながらも見逃してくれたのかなという気がしてなりませんでした。 近々ダムになるのを惜しんで渓流くだりを楽しむ4人に突如襲い掛かった不幸。そして、結果として起きてしまった殺人事件。この恐怖は「我々もいつ不幸にして巻き込まれるかわからない」という意味で強烈にリアリティを感じました。しかも仲間4人は誰1人無傷ではないのが恐ろしい・・・。 でも映画に最後の最後まで期待してしまう私は、例えば埋めた死体が流れてくるとか、殺したやつの相方が襲ってくるとか、もう一ひねりを求めてしまいました。どっちみち後味悪く終わらせるなら「ええ??」という展開を見たかったかなあと思いました。 たくましいながらも中盤でケガをしてしまうバート・レイノルズ演じるルイスと、頼りないながらも中盤から仲間を引っ張るジョン・ボイト演じるエドの対照的な姿も印象的でした。[地上波(吹替)] 6点(2008-08-06 11:41:57)《改行有》

199.  ミネハハ 秘密の森の少女たち 《ネタバレ》 私「エコール」に9点付けて「満点に限りなく近い作品」とかレビュー書いちゃったんです。だから同じ原作をモチーフにしたこの作品にも相当の期待を込めて鑑賞したのですが、はっきり言って「駄作」でした。 まず「エコール」にあった少女達の純粋さやイノセンスがありません。勿論隔離された森の中の女の子だけの集団が規律を学ぶ展開は同じなのですが、非常に俗っぽいです。品が無いというか「男性目線の欲望そのもの」という感じです。森の中の閉鎖的な空間独特の『空気』が非常に現実的で、ここはきっと演出的にも物足りない部分です(「エコール」は女性監督だったことも違いの1つかもしれません)。 そして中で起きる様々な事件を直接的に見せる部分もあったり、最後にお偉い方に連れていかれた少女がレイプされたりと、この題材にその直接的な描写はいらないだろー!と叫びたくなりました。 そして「あのあと、少女達はどうなったのかな?」と観客に想像させる部分を残して終わった方が作品としての後味も格段にいいという事も再認識しました(そういう意味では「エコール」の噴水部分はすばらしい)。「ミネハハ」⇒「エコール」の順で見るならアリですが、「エコール」⇒「ミネハハ」の順で見ると相当ガッカリすると思います。こういった「開き直ったロリコン映画」はただでさえ非常に評価が分かれるところですが、私は好きではありません。[DVD(字幕)] 2点(2008-05-20 14:03:43)《改行有》

200.  ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女 《ネタバレ》 児童文学の映画化作品ですから、様々な矛盾に正論でツッコミを入れても仕方ないと思いますね・・・。昔からずっと開かずの間とか大好きだった私は、タンスの奥にはナルニア国に繋がる道がある展開なんてまさに「ファンタジー!子供の頃の夢!」と思って嬉しくなりました! 4人が力を合わせてナルニア国を救う話ですが、子供たちの成長よりもむしろ、その道中の過程で、逆境で助け合う精神や信じる心みたいなものを学ばせたかったのかな?と思いました。 私は別に動物が喋ってもいいし、殺すじゃなく石にするのでもいいし、ライオンが統治してもいいと思います。素人の子供が武器をめちゃめちゃ上手く使って敵を倒すのもアリ。結局映画なんて面白ければそれだけでいいのです。私はどっぷりこの世界に入り込んでしまい、死んでしまったと思ったライオンがまたブワーっと現れた時には泣きそうになりましたもの(>_<)作者の思うツボにハマった事を素直に喜びたいです。 しかしあれだけの体験をして(10年以上ナルニアにいたのかな?)現実世界だと元の子供のままですから、かなり大人な考えをするスーパー少年誕生ですね![地上波(吹替)] 7点(2008-05-20 13:45:30)《改行有》

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