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プロフィール
コメント数 606
性別 女性
ホームページ http://blog.goo.ne.jp/nohara-gogo/
年齢 53歳
自己紹介  映画とこのサイトには本当にお世話になっています。
 読み返すと稚拙で恥ずかしいレビューもありますが
 どうぞご容赦下さい 。

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181.  レディ・イン・ザ・ウォーター 《ネタバレ》 シャマランの映画はやっぱりヘタクソだ。でも今回は、あっと驚くどんでんを使わず強いメッセージを送ってきている。この世を救う予言を持った妖精を、「秩序や掟を守らず攻撃を仕掛ける野獣」から守る物語。どこか世間からずれた人たちが集まるアパート。アフリカンアメリカンの透視少年、南米系、インド系、コリアンの巫女などの活躍。過去に大きな傷を負い淡々と暮らすジアマッティの再生と、ときおりTVに映るイラクの画。ファンタジーとごっちゃになって分かり難いところも多々あったけれど、自らが準主役にまで扮して、シャマランはこの世界の再生を願う気持を伝えてきた。その姿勢を評価したい。批評家をザクザクぶった切ったことも含めて。まあ、ただ単にジアマッティの涙にジーンと来ただけかもしれないけれど、それはそれで素晴らしかった。[映画館(字幕)] 8点(2006-10-03 17:47:26)(良:1票)

182.  魁!!クロマティ高校 THE MOVIE もっとバカでいいのに。意外と真面目な姿勢が見えちゃってたのがいけません。でも歪んだようなチャイム音と校舎の映像は「ドニー・ダーコ」のリスペクトと見た…んなわけないか。[DVD(邦画)] 6点(2006-09-25 23:32:40)

183.  ローズ・イン・タイドランド 覗くの怖い、でも見てみたいパンドラの箱。蓋を開けるとまず広がるのは黄金の草原…。訳のわからん想像の世界、ちょっと悪趣味な雰囲気の向こう側から、ドーンと轟く何かが私の耳には聞こえてきた。他人にとやかく言われなきゃちゃんとこういう映画を作るギリアムを心から尊敬する。誰も真似できない怪作。[映画館(字幕)] 10点(2006-08-29 22:22:09)

184.  カーズ 低い点数で申し訳ない。とってもよくできている愛らしい作品なんです。車(レース)好き、アメリカ文化好きな方には、ステキな洒落も含めてたまらなく楽しい映画だと思います。でもこのターゲットが私からずれちゃってたんですね。もうそれだけ。今回のピクサーは、今までオモチャや魚、ひとつ目お化けが主役だったところから車が主人公になったところで、ちょっと大人向け作品になった感があります。過去トップレーサーだった車とか、都落ちした弁護士とかね…。あとは、子ども向けにしては116分は長すぎかと思いました。[映画館(吹替)] 6点(2006-08-25 20:28:53)

185.  華氏451 《ネタバレ》 初トリュフォーでした。これまたゾッとするような綺麗な画を作る監督さんですね。色や美術もさることながら、燃えていく本のページ一枚一枚が消えていく様を見て驚きでした。あの結構なスピードで走る消防車に直立不動で乗っている隊員の冷たい感じも最高。モノレールの向こうの曇天、プロパガンダTV、本を燃やすことに喜びを覚える隊長の狂気、なんというか雰囲気、世界観の作り方にぬかりが無く引き込まれました。物語についは、本のみ排除することへの不思議さや呆気ないラストなど、首を傾げないでもないんですが、私の場合、今回は世界観と映像美が完全にそれをカバーしました。40年前に壁掛けテレビを予想しただけでスゴイですよ。リモコン無かったけど…。私が本の人だとすれば、「大きなカブ」で勘弁して欲しいです。[DVD(字幕)] 8点(2006-08-21 00:13:59)

186.  ミスティック・リバー 《ネタバレ》 影の多い画で描かれる、負の連鎖の物語。話の暗さを物語る影が登場人物たちにいつも覆い被さっている。少年時代の事件に囚われ、脱出できない悲しい男たち。ジミーはこれからも自分に金メッキを塗りたくって虚勢を張って生きていくのでしょう。ズブズブとぬかるみの中を突き進むのでしょう。あの悲しげなチンピラの風体はショーン・ペンの当たり役ですね。少女を殺した少年も、少女の恋人も、あのジミーの嫁でさえも負のサイクルに囚われたまま行くのでしょう。ケイティとデイブ以外の人生は、まだこれからも様々に形を変えて続いていく、という印象をあのパレードのシーンで感じました。確かに人とはあんな生きものかもしれない。けれど私は、重たいまま終わるこの話からは、心に刺さる何かでなく鈍痛しか感じられなかったです。映画界のヒーローである監督の暗部なんでしょうか。[DVD(字幕)] 7点(2006-08-17 02:23:14)(良:1票)

187.  ハモンハモン 《ネタバレ》 ん。「人は性で狂う」そういうことっすね。どうするこれ?どう点数を付けるこれ?今年一番の、いや今までで一番バカっぽいかもしれない。思い出し笑いで朝まで過ごせそうだ。ハビエルが底知れぬ純情バカを好演、迷言もいっぱい。君はハムだァ~、ハムでやっちゃるゥ~と何でもかんでもハムを使う。君が見たくて借りた映画なんだよ、想像以上の働きをありがとう。そんな君にはお中元にハムを送ろう。[DVD(字幕)] 4点(2006-08-05 02:41:12)

188.  ライブ・フレッシュ 今まで見たアルモドバル作品のなかでは格段に見やすかったです。登場人物もストーリーもシュッとまとまって、適度な時間の中に収まっています。ただそうなると、彼の作品の醍醐味「観賞後考え込む」がカットされるので私はちょっと寂しい感じも…。最近の彼の手法に私が毒されてるってコトでしょうか。ストーリーは、いろいろなかたちの愛が絡み合っていましたね。ラテンの直情的な性愛ではなく、もうちょっとひっそりとしたやるせないものを感じました。スタートとラストの出産シーンは監督のスペインへの愛情表現でしょうか。でもあんなにすぐには産まれないよ。[ビデオ(吹替)] 7点(2006-08-02 21:05:15)

189.  ワンダーランド駅で 《ネタバレ》 いつも仏頂面で、自分の身の丈に合う安らぎをなかなか見つけられないエリン。とっても美人なのに、寂しげで満たされない感じがよく表現されていたと思う。29歳って、若くもなく成熟までも行かず本当に微妙な年齢だ。余分な悩みも抱え込みがちな雰囲気をホープ・デイビスが好演していた。「いい男は少ない…」と同僚に話をしていたけれど、ゲイの同僚が「プロセスより出逢った後どうなっていくかが大切」の言葉のほうが私としては頷けるな。だから男女が出逢ったところで映画が終わるっていうのがなんとも歯がゆい。彼女は運命の存在について頑なに反対意見を述べていたけれど、ラストはやっぱり運命なんだろうか?いきなり花が咲くような満面の笑みに驚いた。ボッサと海と多少お洒落な画も手伝って、全体的にオトナ向きな雰囲気の映画。[DVD(字幕)] 7点(2006-08-02 21:03:44)(良:1票)

190.  海を飛ぶ夢 《ネタバレ》 まず言ってしまうと、この作品が「尊厳死」というテーマとしっかり向かい合ったものとは思えない。尊厳死を認めて欲しいと支持者と共に国を訴えた実在の人物の様子は描ききれていないと思う。法廷のシーンなどはとてもあっけなかったし、病に侵されたフリアの生死への決断なども曖昧に流してしまっている。この映画の視点は、主人公ラモンの周りにいる、私や多くの観客、そして監督も含めた「普通」の人のものに近いと感じた。日々のつたない大波小波で疲れ切っているロサ、日常の営みで一番多く義弟と向き合い、飛ぶ夢を見るどころか海辺の散歩もままならないマヌエラ、厳しい小言を言われながらも叔父が好きなハビ少年、自分と同じ視点を持った彼らに感情移入してしまうからこそ、愛する家族の胸の内を想い、希望を叶えたい気持ちと彼を手放したくない気持ちとの交差に胸が詰まるのだと思う。歳は取っても可愛い我が子に変わりない、その子が「死」を勝ち取りたいと願う姿を見る爺ちゃんなど、私にはまるで正視できなかった。「尊厳死」でなく、生きていれば誰もが直面する「死」と「命」について、自分自身の記憶も含めて思い起こさせ、ゆっくり向き合って考える良い機会を与えてくれたとは思う。しかし、ハビエル・バルデムの優しい佇まいはさすがのもので、死んでいくシーンよりも悲しげな笑顔の方が一層深く脳裏に残っている。この次はどんな姿の彼が見られるのか、期待が膨らむ。[映画館(字幕)] 7点(2006-08-02 21:03:02)(良:1票)

191.  イブラヒムおじさんとコーランの花たち 《ネタバレ》 想像していた「少年と老人のほのぼの交流ストーリー」を、良い意味で裏切ってくれた。ませガキモモ少年の16歳時代は、なかなかにアップダウンが厳しい日々。でもそれを軽快な音楽を上手く使ってカラリと見せている。イブラヒムおじさんの存在も、言っていることはコーランから学んだことなんだろうけど、説教臭さを感じず、心地よい重さに留まっている。ただしかし、トルコに旅立ってから後が人情臭くしんみりとしてしまい、ラストもポカッとした寂しさを感じる。あくまで好みだけれど、最後までカラッとした要素を残して欲しかった。イブラヒム役のオマー・シャリフの持ち味は素晴らしく、経験多い老人の程よい笑顔はとてもチャーミングだった。アジャーニ(20代くらいの役でしたね!)の変わらない美しさもすごいが、年を重ねる毎の美しさも軽くは見られないな、と思った。[DVD(字幕)] 7点(2006-08-02 21:01:57)

192.  ウエスト・サイド物語(1961) とある日曜の夜、何気なく見ていたテレビで「N響アワー」が始まった。その日はバーンスタイン特集で、私はオーケストラメンバーが楽器片手に「マンボ、ウッ」と言っているのを目撃してしまった・・・。この映画の命はダンスだ。歌も音楽も確かに良いが、 あの躍動感溢れるダンスのシーンがあって、はじめて血が通う。 貧しさ極める生活の中にいる若者たちが、対立グループ相手に虚勢を張りながら、ジャンプし足を踏み鳴らす迫力あってこその「マンボ!」の掛け声なのだ。しかし主人公二人はちっともダンスに絡んでこないし、ストーリーも言わずと知れた「ロミオとジュリエット」の現代版で目新しいわけでは無いので、ひとつの作品としては点は辛くなる。しかし、それを補ってなお余りあるダンスのすごさ。CG技術の無かった時代の生身のエンターテイメントは一見の価値あり。 [映画館(字幕)] 8点(2006-08-02 20:48:57)(良:1票) 《改行有》

193.  乙女の祈り 神戸で起きた、日本を震撼させた事件の犯人が、14歳の少年だったと告げるテレビニュースを見ながら、私はとっさにこの映画のことを思い出した。自分の心のなかにある世界でしか翼を広げられない、子どもでも大人でもないあやふやな「生」のかたちを映したこの映画は、とても怖くて切ない。二人しか解からない世界に浸る少女たちは、見ているものをゆっくりと物語の中に引っ張る。ケイト・ウィンスレットが怪演。映画の雰囲気も相まって、すごい女の子だと感心した。[映画館(字幕)] 8点(2006-08-02 20:48:08)(良:1票)

194.  ハムレット(1996) 正統派シェイクスピア、ケネス・ブラナーの本来の仕事。すんごく長かったが、私はOK!古典を知るお勉強になりました。長丁場飽きさせずに観せた力量に拍手です。美術がきらびやかで美しく、それだけでエンターテイメント性があります。ケネスはさすがに凛々しくステキ。ケイト・ウィンスレットは美しかったし芝居も悪くないですが、悲劇の人オフィーリアのイメージと違ったかも・・・。古典に食いつけない方、長いの覚悟で試しに御覧になってみては。本を読むよりは早いでしょう。そういう意味でも価値がありますね。[映画館(字幕)] 8点(2006-08-02 20:40:58)

195.  ブラックホーク・ダウン エリック・バナが演じるフート、特殊部隊の精鋭で軍の中では無頼な行動派、ストイックで前進あるのみのすこぶる強い男。とても格好良く見える。彼はアメリカが望む自国の理想の姿なのではないだろうか。もちろん国民1人1人の心情は別としての話だが。「仲間のために」と自己を奮い立たせてまた戦場に向かう彼の姿を見ると、この映画がプロパガンダの流れに乗っている感は否めない。ただしそれはリドリー・スコットやブラッカイマーだけの責任とも思えない。色の映える画と緊迫感がパンパンに詰め込まれた中に、アメリカの思惑がじっとり染みこんだ怖い作品に思える。[DVD(字幕)] 5点(2006-08-02 19:01:42)

196.  ドニー・ダーコ パッケージのウサギに騙されてはいけません。これは青春映画です。メンタル的に問題ありでカウンセリングを受けている主人公。でも彼は本当に自分がおかしいのか、周りのほうがヘンなんじゃないかと思っている。私はドニーダーコ君とほぼ同じ年齢くらいだ(80年代後半に高校生だった)。高校生のころ、自分は周りになじめない、どっかなんか違う、と、自分を特別視していた節が私にもある。彼を見ながら当時の自分を客観視しているような感じだった。胸が痛んだ。使われている曲もとても良いです。最後にかかる曲「狂気の世界」が この映画のすべてのように思えます。「僕の心をちゃんと見抜いてください」[DVD(字幕)] 10点(2006-08-02 10:15:25)(良:4票) 《改行有》

197.  浮雲(1955) モノクロの画がとても綺麗。今まで観たモノクロ作品は「これはカラーで観たかったなぁ」と思う映画ばかりだったのに、これはもう絶対モノクロが良い。モノクロだからこそ引き立つ墨色のバランスや光の明暗に惚れ惚れした。そして高峯秀子が凄い。美しくて嫌味で、皮膚に粘っこいものが浮き上がってくるようなあの感じ。時折パパパッと移っていく視線なども、女の情念が充ち満ちていた。ストーリーは、もうどうしようもない男と女の道行き。二人で酒を飲んでは管を巻き、そぞろ歩きしては反発しあう。それでもお互いの心にこびりつく想いをたどってまた会ってしまう。華々しくて爽やかなだけが恋愛ではない。泥の中を歩んでいくようなこんな二人の関係もまた愛なんだろうな。[DVD(邦画)] 8点(2006-07-29 16:23:42)(良:1票)

198.  イースター・パレード うわ、これ綺麗だし楽しいし素敵。あのカラフルな色とダンスは劇場の大画面で観るべきものだなぁと溜息。私帽子が好きなので、あの帽子の数々を見ただけで嬉しくなりました。本物のイースター・パレード見てみたい…。しかしフレッド・アステア凄いですね。多分心臓以外にもビートマシーンを持っている。おそらく手足に強力バネが入っている。この人を観ちゃったら、ちょっと道でスキップしたり階段駆け下りたり、にわかアステアしてみたくもなりますね。明日職場でやらないように気をつけよう。[DVD(字幕)] 8点(2006-07-27 23:07:56)(良:1票)

199.  麗しのサブリナ ヘップバーンと細かなジョークが愛らしい映画。個人的にはお父さんの言葉ひとつひとつが頭の上に落ちてきて妙に納得させられた。切ないねえ、パパ。それからバナナの歌大好き。[DVD(字幕)] 7点(2006-07-12 23:35:15)

200.  ホテル・ルワンダ 辛くて辛くて「あとどれくらいしたらこの映画から解放されるだろう」と思いつつ最後まで観た。古い民族対立から内戦になだれ込んだ国で、難民をホテルに匿った男の物語。監督はジム・シェリンダと紛争をテーマにした脚本を書いている人で、暴力と銃声に追われて数分後の命の在処もわからない人々を終始徹底して映している。一市民の目線で作られているので、ストーリーは分かりやすかった。しかし、ストーリーが役者の演技がというより、この緊迫した映像と「これは実際の出来事」という自分の中の認識とが私を圧迫し、肩も背中もガチガチにこわばってしまった。10年以上経ってこれを観て、何もできなかったことで歯がゆい想いをしてどうになる、という意見もあるけれど、人間は絶え間なくこんなことを繰り返して今日まで生き延びた動物だ。この常軌を逸脱した恐ろしい出来事を胸に刻んで、何か学び取ることはできるのではないだろうか。ぼんやりと生きている私をそんな気にさせる、迫力で斬りつけてくる映画だ。[映画館(字幕)] 9点(2006-07-06 18:16:50)

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