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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 284
性別 男性
ホームページ http://ameblo.jp/wunderlich/
年齢 42歳
自己紹介 気になった映画をつまみ食い的に見ています。
うだうだと考えるのが趣味です。

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181.  クロエ(2001) この映画が僕にものすごく訴えかけてくるのは、僕が英助のような少しニヒルで青臭い精神を持っていたことがあったからであり、その精神を持っていたときにものすごく惹かれたのは、クロエのもっていた「純粋に遊ぶ心」だったからだ。英助のようなやつが救いようがないとしたら、それはニヒルさを突き詰めていくと最後には「純粋に遊ぶ心」に反転せざるを得ないと分かっていながら、分かっているがためにその反転に身をゆだねられないからである。この映画の瞬間瞬間がことごとく僕の琴線に触れるのは確かだが、何といってもクロエとコウタロウの出会いとか、ラストのコウタロウとか、「コウタロウがもっと鈍感だったらいいのに」という台詞とか、冒頭の平面に関するお断りとか、現時点であまりにもノックアウトされているのでこう前のめりにしか語れないけど、すばらしいと思った。[ビデオ(字幕)] 10点(2005-08-21 15:24:32)

182.  きみのためにできること 男は憧れとともに生きる生物である。僕は一人の男としてそれには強く共感する。なぜこの映画では本物のバイオリニスト川井さんを抜擢しているのか分からないが、バイオリニストが美人だろうと無かろうと、録音の柏原青年はバイオリニストの発した一言一言にやられてしまったのだ。それだけといえばそれだけ。でも、基本的に人間は時間を共有した人間としか心の結びつきを構築できないということ。そこに、人間の想像力と善性の限界がある。でも、その限界があるからこそ人間はたった一人の配偶者を愛することが出来るわけで。沖縄に行ってきたばかりの時に見たので、ちょっと甘めにつけてみました。[ビデオ(字幕)] 6点(2005-08-15 00:08:22)

183.  恋の門 この映画が示す事態は、人間が少しずつ強烈なキャラやイメージの強度に頼った自己主張をするようになっているということ。それはそれで楽しい。しかし、重要なのは、強度に頼る以上、どこかでゆるめないと、ずっと強烈なままではみんな慣れていって、さらに強度を求めるという繰り返しになるってこと。ようするにエスカレートする。あと、強度に頼ると、内容がスカスカになる。その時楽しめればよくなる。酒井若菜のかわいらしさに理由付けが難しいように。そして、深い読み込みは入らなくなる。深い読み込みさえも一時の楽しみになる。これは、果たして喜ばしい事態か? もしそうなら、僕らに残された希望は最終的なマンネリ回避として「死」ねることしかないのではないか。[映画館(字幕)] 7点(2005-08-08 17:26:55)

184.  亀は意外と速く泳ぐ 《ネタバレ》 ひたすらおもしろい。大爆笑よりクスクスわらいが好きな人には絶好の映画となるだろう。小ネタの切れで9点献上。特にラーメン屋さんの生き方にはしびれた。しかし、緊急事態が終わってからの何とも言えないさみしさをどうしたらいいのだろう。もしこの映画がポジティブに終わったのだとしたら、それはやっぱり500万円の作り出す妙な楽しさということになるのではなかろうか。そんなところが少し気になって10点にはならず。ちなみに、パーマネントってそもそも「ずっとかわらない」って意味だから、「永久パーマ」は意味がだぶってます。そこも妙におもろい。[映画館(字幕)] 9点(2005-08-08 09:10:17)(良:1票)

185.  電車男 《ネタバレ》 「スキっていったら、もっとスキになっちゃいました」って台詞がグッサリ刺さった。人は自分の発する言葉によって間接的に自分の感情を左右することができる。言う前はには自分のものだった言葉が、発した途端に自分から離れ、逆に自分を動かしてくる。言葉の魔力は想像以上に強い。「日常のちょっとしたことが、二人でいると大切な思い出になる」みたいなちょっと感傷的過ぎる台詞もあった。が、人間は日常のちょっとしたことでも誰かと共有するだけで楽しめる生物なのだってことをいってるなら納得もいく。誰かを愛するなんて本当はありえない。誰かと何かをいっしょにやる(共有する)のが楽しいだけなんだ。[映画館(字幕)] 6点(2005-06-19 21:14:47)(良:1票)

186.  父ありき この時代、父が息子に伝えたのは、遺伝子よりも生き様・死に様であった。[ビデオ(字幕)] 7点(2005-06-05 23:00:59)

187.  解夏 日本では、真剣な話は「ま、ちょっと座れ」からはじまる。その文化が消えてしまったのが『解夏』。←別れ話を立ってする恋人たちが描かれている。時代はめぐる。もったいないよなぁ。石田ゆり子が、引っ越しの準備をする大沢たかおの部屋に飛び込んでくるシーンとか丁寧さに欠ける印象が…。重要なシーンのわりに、さらっと撮りすぎだよな。[映画館(字幕)] 5点(2005-06-05 22:56:46)

188.  四日間の奇蹟 むむむ。これはいったい…。石田ゆり子がとってもきれいに撮られていて、その点は好感が持てるが、肝心の映画の雰囲気が相当アカンのではないかと思う。映画館の問題かもしれないが、シーンが切り替わったのに前のシーンの音楽がすこし入ってしまってたり、丁寧に作ってるのか疑問。西田敏郎が科学者に見えないとか、国立研究所のスタッフが少なかったりとか、detailにもう少し気を使わないと、映画として何かを伝える力すら生まれてこないよ。 この監督の映画はなんかか主題歌だけやたらと心に残る。[映画館(字幕)] 5点(2005-06-05 22:50:16)《改行有》

189.  半落ち 主題歌がとてもいい歌だった。それがすべてという気がする。 かたくなに自分の行動を打ち明けようとしない元刑事の態度の理由が判然としない。もちろん、映画の最後には明かされるのだが、別に言うのを拒まねばならないような種類の理由ではないと思う。一番のテーマは、苦しいながら、妻を殺すと言う選択肢を選んだ警官の苦悩である。裁判官がいうように、「魂がなくなった」ら人ではないというのは、僕は本当だと思うし、自分が壊れる前に殺して欲しいと願う妻の気持ちもよく分かるのである。この映画はとても重要な問題提起をしているとは思う。だがしかし、映画としては失敗作だと思う。[映画館(字幕)] 4点(2005-06-05 22:39:35)《改行有》

190.  ベルリン、僕らの革命 紛れもない傑作だろう。設定が面白いだけでなく、男女の三角関係もとても細やかに描かれていて好感が持てる。映画としては申し分がない。ただし、この映画はメッセージ性が強いので、その点について一言。資本主義を批判する論点として、「金持ちのベンツに追突し、賠償金を払わなくてはならない貧しい」ユーリがでてくる。しかし、資本主義が貧しいものと富めるものをつくりだしている構造は、そもそもユーリ達がやっている「自由恋愛」が愛される人と愛されない人を作り出す構造とまったく同じ論理の上に乗っかっている。資本主義では富めるものと貧しいものが競争によって入れ替わるが、自由恋愛でも愛される人と愛されない人は競争によって入れ替わっていく。もし、友人に恋人を譲る精神を讃美するなら、富めるものにお金を譲り貧しさに耐え忍ぶ精神を持たねばならない。その程度に経済と恋愛は親しい関係にある。 「ドイツ人はユーモアを解さない」といわれるけど、この映画でも笑いのツボは会話ではなく、登場人物のコミカルな行動にある。その点が日本人と似ているので、見やすいのではないかと思う。[映画館(字幕)] 8点(2005-05-08 09:35:20)

191.  ターンレフト ターンライト 《ネタバレ》 コ、コレハ…。主人公の二人が(かなりありえない状況で)再会したシーンで映画は終わるけど、僕が心配なのはこの二人、「ちゃんと連絡先と名前交換してそれぞれの新しい職場に向かったのだろうか?」ってこと。もしまた名前を聞き忘れたりしたら…終われない。なんか、観終わった後に妙に二人の行く末が心配になってしまって、今でも気になってます。こんなのはじめて。[ビデオ(字幕)] 7点(2005-05-03 19:58:44)

192.  初恋のきた道 美しさと壮大さを兼ね備えた良いラブストーリーかもしれないということは分かるのですが…。きぶくれしたチャン・ツィーの走るフォームがあまりにもコメディーなので、残念ですが感情移入できませんでした。どんなにかわいい顔の女の子だろうとも、あの走り方を見せられると、好きになる前に、きぶくれ者専用ウォーキングスクールに通って欲しいと思ってしまうのは僕だけでしょうか?[映画館(字幕)] 6点(2005-05-03 12:30:03)

193.  ニュー・イヤーズ・デイ 約束の日 悪い意味で単純。良い意味でガキっぽい。あらゆる意味で思考がたりない。[ビデオ(字幕)] 5点(2005-05-03 12:12:12)

194.  邪魔者は殺せ もちろんこの映画には主人公がいるけれど、他の登場人物の描写もポイントが押さえられていて、群像劇としても観れる。一体、個々にみると暖かいものをもった人間同士が、なぜに争わねばならないのか。この映画はそんな悲しい問いかけをしている。この監督は何気ない緊張感を描くことに長けていて、瀕死の主人公を巡る人々の姿がとても緊迫した美しさの中で捉えられている。タイトルからサスペンスと想像できるが、僕はあくまでドラマとしてみたほうがこの映画に合っていると感じた。第3の男に比べて印象が薄い感はあるものの、切ないラストなどの味わいは捨て難い。[ビデオ(字幕)] 7点(2005-05-03 12:09:56)(良:2票)

195.  ロスト・イン・トランスレーション 《ネタバレ》 この映画の2人の主人公の間にはいくつかの大きな断絶がある。まず年齢の断絶。そのためなのか、おそらく最後まで二人は互いを性的な存在として意識しなかったと思う。それと身長の差。シャーロットの背が低すぎるというハリスの言葉どおり、傍から見ても二人はかなり不似合いである。もちろん、互いに既婚者という制度的な制約もある。あとは時間の制約。二人とも東京にいつまでもいる訳ではない。帰国すればお互いに別々の場所に住んでいる。ハリスは大人だから、シャーロットは哲学畑の人だから、あらゆることに距離をもって接することに慣れている。二人の間の断絶は、一瞬だけ乗り越えられ、再びその断固とした姿を現わす。この監督はその一瞬を鮮やかに映している。二人が一瞬放つ光の後ろには、完全に個々の人格の匂いを消され背景化した日本人たちが闇として群がっている。 この映画はいろいろなことを聞かせてくれた。[ビデオ(字幕)] 7点(2005-05-03 11:48:09)(良:1票)

196.  エドワールとキャロリーヌ 話自体はたいした内容じゃないんだけど、軽快なテンポにのせられて非常に心地よく観ることができた。ベッケル監督十八番の「びんた」シーンもちゃんとあります。コメディーにこそサスペンス的な緊張感が必要だと思うのは僕だけではないだろうが、この映画はそのお手本。よくできている。フランス、パリの庶民の生活感がよく出ていて勉強になる。何気にキャロリーヌもかわいい。[ビデオ(字幕)] 8点(2005-04-30 20:57:16)(良:1票)

197.  エターナル・サンシャイン 《ネタバレ》 奇跡を描いたとても恐ろしい映画。ジョエルの消されてゆく記憶のなかで、ジョエルと一緒に逃げ回るクレメンタインは、あくまでジョエル自身の記憶の中にいるクレメンタイン。現実の存在ではない(現実のクレメンタインは凍った河でパトリックと寝っ転がっていたのだから)。記憶の中での二人の戯れは、すべて虚構だったことになる。だから、二人が記憶を失いながら海辺で再会できたのはとんでもない奇跡だったのだ。 この映画には恐ろしい仕掛けも用意されている。記憶を消したまま再会した二人が、車でクレメンタインの家に行って、クレメンタインが家に歯ブラシを取りに行って戻るシーン。彼女が戻ってきて助手席に乗り込むとき、多くの観客は運転席にはパトリックが乗っているのではないかという予感におそわれるはずだ(運転席のジョエルに話しかけるパトリックのシーンが直前に挿入されている)。次のカットで運転席のジョエルが出てきて一安心だが、僕はその直前に覚えた戦慄を忘れない。 愛は、人間には他人を「本当」には理解しきれないという前提の上に成り立つ。つまり本質的に虚構。だからこそ愛が成立していることは奇跡だし、同時にいつ壊れてもおかしくない危うさをももつ。愛という危うい奇跡を支えるのは「OK」の二文字。人類の永遠なる叡智だ。僕はこの映画に激しく同意する。[映画館(字幕)] 9点(2005-04-03 09:20:28)(良:2票)

198.  リトル・ロマンス この映画、高校生の時に見れて、良かったなぁと昔を振り返ってます。10代前半でハイデッガーを読みこなすとか、競馬予想システム作っちゃうとか、多少わざと観客の心に刺激を与えようとしすぎている嫌いがありますが、旅に出てからの展開でもう納得。こんなにかわいらしいボギー&バコールですか。やられますよそりゃ。9点(2005-03-12 08:16:09)

199.  マンハッタン物語 本当に「小さな佳品」という呼び名がぴったりの映画。S・マックイーンはアクション映画のイメージが強いので抵抗があるかもしれないが、こういうある意味地味な役でも十分に見せてくれる。ナタリー・ウッドも『34丁目の奇跡』のころとは違う意味の純粋さをうまく表現していると思う。隠れたひろいものですな。8点(2005-03-11 08:16:14)

200.  アパートメント(1996) 降参。緊張感、キャスト、プロットのどれをとっても一級の作品だと確信する。特にキャストは豪華。パリの町並みもこの映画を際立たせるのに一役買っている。今度、ハリウッドでリメイク(『ホワイトライズ』)されるが、観る前にオリジナルを観ておくとさらに楽しめると思う。9点(2005-03-11 08:10:53)

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