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プロフィール
コメント数 2251
性別 男性
ホームページ https://twitter.com/BM5HL61cMElwKbP
年齢 52歳
自己紹介 あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

2024.1.1


※映画とは関係ない個人メモ
2024年12月31日までにBMI22を目指すぞ!!

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2121.  シザーハンズ 《ネタバレ》 パステル調の住宅・衣服、メルヘンチックな音楽とは裏腹に人間の暗部が強烈に描かれているティム・バートン流のおとぎ話。ファンタジーではありますが、その内容は現実と重なります。自分達とは違うエドワード。初めはその特異な風貌に興味を抱き観察し、利用できると分かるととことん利用、賞賛さえする。だが、わずかな出来事で手のひらを返して非難を始める人々。現実の社会でも日々同じようなことが繰り返されています。異質なものを集団で排除する機能。集団の結束の確認。そこには個人の意思とは別に集団の意思が存在します。人間が安全に生きていくために獲得した知恵かもしれません。しかし、このことに嫌悪を感じるのが普通だと思います。「エドワードは悪くない」「なんて酷いことをするんだ」そう感じます。なぜなら自分とエドワードを重ねているから。排除される恐怖をいつも感じているのが人間だからです。結局エドワードは街外れのお城に戻ります。誰もいない廃墟。そこが安住の地だという悲しい現実です。自分の意思に反し人を傷つけてしまうハサミ。同時に彼の心も傷つきます。一人でいれば人を傷つけることもなければ、自分が傷つくこともない。ただ、誰とも出会わず傷つくことのない人生より、愛する人と出会って傷つく人生のほうが遥かに素晴らしい。それがこの物語の救いです。[DVD(字幕)] 9点(2006-06-19 18:24:28)(良:3票)

2122.  リング(1998) 「呪い」と「ビデオテープ」という相反する組み合わせがまず面白いです。非科学的なものと現代技術の組み合わせが斬新です。なお原作最大の魅力は呪いのメカニズムの論理的な説明の部分にあると思います。ただ映画版ではその部分の説明がほとんど無く、貞子の怨念一本やりになっていたのは残念でした。有名な貞子の登場シーンは鳥肌ものです。[地上波(邦画)] 5点(2006-06-18 19:20:37)(良:1票)

2123.  ワースト☆コンタクト タイトル、設定、キャスト、どれも個人的にはストライク。いいB級作品の趣です。冒頭から、未来世紀ブラジルを思わせるネオンのタイトル。いいじゃないですか。んっ“コンタクト”の“タ”の字が点滅しているぞ。5文字の単語の真ん中を点滅させるというセンス。少しだけ嫌な予感が走ります。そして…。たぶん「笑い」と「シリアス」の中間くらいの位置取りの作品だと思います。この微妙なラインをを楽しめればよかったのでしょうが、自分にはちょっと合いませんでした。俳優陣については、哀川、板尾、酒井、我修院など濃い味の役者が予想通りの仕事をしていて良かったです。驚いたのは有坂来瞳。立派に女優さんですね。吉川ひなの劣化版、あるいはパイロット版中川翔子のような印象だったのですが、考えを改めました。キャストの強烈さに物語が負けていたような気がします。[CS・衛星(邦画)] 3点(2006-06-17 01:44:56)

2124.  堕天使のパスポート 80年代アイドルの歌謡のような邦題です。しかし内容はディープな社会派ドラマでした。不法滞在者。それは存在を許されない弱き者。弱者が生きるには、何かを捨てなければならない。しかしそこに“希望”があれば捨てられるのが人間です。不法滞在者にとっての希望はパスポート。パスポート=生きる資格。生きる資格を得るために死ぬという不条理。弱者がいれば、それを食い物にする強者がいるという現実。弱肉強食の世界です。人間も野生動物と何ら変わりがない、これも自然の摂理と言われてしまえばお終いですが…切なすぎます。印象に残ったのは、自国を「この美しい国」と表現した強者の言葉。愛国心と排他主義が入り混じった重いが嫌悪を感じる言葉です。深刻な内容のわりには、見せ方が上手く、純粋にドラマとして楽しめます。何より良いのが主役の黒人男性。魅力的な、いい表情を見せる役者さんです。娼婦役の黒人女性も素敵です(美人じゃないけど可愛いなあ)。オドレイ・トトゥは大黒摩季のようでした。[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-06-16 18:36:22)

2125.  オーロラの彼方へ 《ネタバレ》 “もしも、あのときこうしていたら”誰もが抱く思いです。でも、そのことで本当に望む結果が待っているかどうかは誰にも分かりません。仮に自分が主人公と同じ立場なら、同じことをしたと思います。大切な人の死を見過ごすことは出来ません。でもその次には、宝くじの当たり番号を調べ、競馬の万馬券を調べてと、私利私欲に走りますね(苦笑)。しかし、主人公たちは全然そんなことをしない(ヤフーの件は思いつき)。はなから気にしていないのです。さらに、未来を変えた責任を取ろうと奔走します。自分の力が及ばぬことと割り切ることも出来るのに。そんな人達だから、無線はつながったような気がします。幻想的なオーロラ。何処の誰と話しているか分からない無線機。ひょっとしたら時空を超えて交信できるかもと思わせる雰囲気があります。テンポよくハラハラドキドキ観られる良質の娯楽作品です。最後に気になった点をひとつだけ。最終的に主人公は職業まで変わったのかな?(消防隊長になった?)。もしそうだとしたら、最初の人生を全否定しているようで、ちょっと残念です。変わる前の人生だって価値ある人生だと思うから。[DVD(字幕)] 8点(2006-06-15 17:55:14)(良:3票)

2126.  シークレット ウインドウ 作品のアイデアは目新しいものではありません。ですから、かなり表現に気を使わないと、先行作品より見劣りしてしまいます。あるいは、アイデア以外の部分で付加価値をつけないと厳しいものがあると思います。本作では、先行類似作品に勝る描写あるいは付加価値を感じられませんでした。(ただ、ハッとする描写もあり、全然ダメという訳でもありません。)ちなみに一番印象に残ったのは、“アメリカのコーンは不味そうだな”ということでした。[CS・衛星(字幕)] 5点(2006-06-14 17:52:57)

2127.  ボア vs.パイソン<TVM> 久々にしびれました、脳が。まず、主役であるはずの大蛇がほとんど出ません。姿を見せずに緊張感を煽るという手法ならわかるのですが、そういう訳でもなく、序盤からちょいちょい姿を表す大蛇。単にCGを使いたくない懐事情が痛いほど伝わってきます。さらに、中途半端な美人の中途半端なヌードシーン、雰囲気重視のスローモーション、動作が素人の軍隊、手でカメラをゆらす節約爆破シーンなど、苦笑いの連続です。極めつけは大蛇同士の××。VSってそういう意味だったのか!低予算ながらもアイデアと工夫で面白い作品は沢山ありますが、本作の場合は…。B級作品マニアの方、あるいは重たい作品を観た後、気分をリセットしたい方にはお薦めの作品です。[CS・衛星(字幕)] 3点(2006-06-13 17:43:23)

2128.  ケイゾク/映画 Beautiful Dreamer 人気テレビドラマの映画化作品。ドラマのファンでしたので、劇場で観ました。テイスト的には、「金田一少年の事件簿」や綾辻行人氏の作品を思わせるもので、本格的な推理ものの雰囲気があり、孤島の洋館で起こる殺人事件におなじみ渡部篤郎・中谷美紀コンビが挑みます。ただし、ミステリーとして作られているというよりは、あくまで「ケイゾク」の世界を楽しめればいいという作品だと思います。影に見え隠れする真の敵“アサクラ”については、テレビドラマを見ていない人にとっては意味不明(というかテレビを観ている人にも意味不明かも)だと思います。そのためファンの方以外にはお薦めできませんが、今後続編が作られるとも思えませんので、ファンにとっては貴重な作品だと思います。係長(ゴリさん)の奥さんの正体もわかりますし。[映画館(邦画)] 5点(2006-06-12 18:46:24)

2129.  パニック・ルーム まず、パニックルームという設定。秘密基地を作って遊んだ世代としては、この上なく魅力的です。なにかワクワクするんです。期待値大です。そして予想通りジョディ達がパニックルームに入ります。でも電話は通じない。そうでなくっちゃ。良い展開です。ここから息の詰まるような駆け引きや、パニックルーム内のアイテムを使ったりして、犯人をやっつける、又は助けを呼ぶような展開になるんだろうな…と期待していたものの…ん、ん、んんん…?こ、これは…!!!最初は突っ込みながら観ていたのですが、途中であきらめました。観終わった今も虚脱感に襲われています。とりあえず福本伸行の「銀と金」でも読んで駆け引きや頭脳戦を満喫し、この心の乾きを癒そうと思います。字幕で観るともう少し違う雰囲気かなとも思いますので、+1点です。[地上波(吹替)] 3点(2006-06-11 01:39:11)

2130.  カンバセーション・・・盗聴・・・ 《ネタバレ》 盗聴を仕事にする男。しかし他人のプライバシーを盗み聞きすることに罪悪感を抱き、自分の盗聴が原因で殺人が起きた過去も心の傷になっている。そして今度の仕事も…。凄腕の仕事人でありながら、盗聴=仕事と割り切れない男の苦悩が伝わってきます。教会で懺悔する姿。恋人に自分の住まいさえ教えられない生き方。自分の仕事が原因で死者が出ることへの不安。そして自分が盗聴されているのではという恐怖心。実に丁寧に描かれていています。そして行き着いたのは…。地味ではありますが、味わい深い作品です。ただ、テレビの特番等で取り上げられることにより、盗聴自体ポピュラーになった感があり、作品が与えるインパクトも公開当時より弱まっている気がします。[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-06-10 19:51:44)

2131.  イン・アメリカ 三つの小さな願いごと 《ネタバレ》 命の危険を賭してまで子を産む選択をする母親。賢明な選択とは思えません。自分が父親でもやはり止めます。しかし、これも家族が選んだ道。正しいかどうかは誰にも分かりません。生まれる命もあれば、消えようとする命もあります。エイズに侵された黒人のマテオ。孤独に病と闘う男。彼にとってこの家族との出会いは、残された人生に潤いを与える、かけがえのないものだったはずです。赤ちゃんが助かったのは、神様のおかげかどうかは分かりません。しかし家族とマテオの出会いに意味があったこと、親の祈り、家族の祈り、命を愛する死にゆく男の祈りが、尊いものであったことは間違いありません。そして赤ちゃんは与えてくれました。涙を流すことを拒絶した父に涙を。弟の死に心を縛られた姉に、自ら心を解き放とうとする意思の力を。心の傷は消えなくても、大切な人の死を受け止める力を与えてくれました。これからも、この家族には厳しい現実が待っているでしょう。しかし、苦しい生活の中でも楽しみを見つけられるこの家族に、少しでも光の当たる人生が待っていることを願わずにはいられません。それがマンハッタンの夜空に浮かぶ月が照らすような、ほのかな光でも。[CS・衛星(字幕)] 8点(2006-06-09 17:40:43)(良:1票)

2132.  レイクサイド マーダーケース 《ネタバレ》 この作品をサスペンスあるいはミステリーとして捉えると随分と粗い作品に感じます。クライマックスでは、「そんな論拠でみんな信じちゃっていいの?」「おいおい、トヨエツ声でけーよ。力技だなあ。」と言いたくなります。謎解きを放棄したような展開。最後に語られるのは、“事件の真実”というより“事件の結論”。もはやサスペンスではなく社会派ドラマの様相です。原作のタイトルにわざわざ“マーダーケース”という文言を加え、サスペンス作品であることを強調するミスリードぶり。なるほど、本作最大のどんでん返しは、殺人事件云々ではなく、作品のジャンルそのものだった!?ところが、結論が提示されても「なるほど。そういうことか。」という気持ちになれません。何故か。登場人物たちが“意外な結論”を受け入れる姿に説得力が無いからです。説得力を持たせる描写(例えば希薄な親子関係や人間性を表すエピソード)が少なすぎるのです。さらにラストカットで、ダメ押しの“この作品はサスペンスなんですよアピール”。もう必要ありません。少ない登場人物、限られた舞台設定など、濃密で緊迫感ある雰囲気は良く、役者も芸達者揃い。“真実を突き止めようとしない人間の弱さ”という部分にも重みがあります。面白くなる要素満載だっただけに、惜しい作品だと思いました。[地上波(邦画)] 5点(2006-06-08 17:56:19)(良:1票)

2133.  ホステージ 《ネタバレ》 なかなか面白かったです。ただ、何となくしっくりきません。気になった点をいくつか。まず立てこもり犯のマース。彼は幼いときに、父親が母親を殺すのを目撃しているという設定です。人質の娘をいたく気に入るマース。最悪の状況の中でも彼女との出会いを“今日は人生最高の日”だと言い、若い娘が挑発的な服装をしているのに手も出さない(まああまり魅力的でもないけど)。さらに娘はぽっちゃり体型で、タオルを頭に被った姿はまるでマリア様のよう。母親及び母性の暗示。マースは彼女と死んだ母親をダブらせていることは明らかです。さらに、家に火をつけるという行為に固執している点も、父が母を殺したとき、焼身自殺しているのではないかと思わせます。丁寧な描写です。しかし、このことが作品に深みを与えているとは思えないのが残念。そして予想を裏切る展開の数々。似たような2つのタイトルのDVDが出てきた時点で、「はは~ん。後々これがキーポイントになるんだな」と観客に思わせておきながら、実はまったく利用しない。これにはビックリ!さらにクライマックスでの銃撃戦。主人公は、誘拐犯を倒した後も、妻子に駆け寄る前に、犯人へ執拗に銃弾を打ち込みます。「安堵感」よりも「怒り」が先にくる描写。リアリティはありますが、少々やりすぎ感があります。気になる描写は多々あるものの、全体的に力の入れ所を間違っている気がしました。何となくしっくりこないのは、このためでしょうか。それにしてもB・ウィリスには拳銃とガムテープがよく似合いますね。[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-06-07 18:28:38)

2134.  オーメン(1976) ホラー映画の金字塔。気分を盛り上げるなら、今日(!)ご覧になることをお薦めします。[ビデオ(字幕)] 7点(2006-06-06 06:00:00)(笑:4票) (良:2票)

2135.  ペーパー・ムーン 詐欺師の男が、母を亡くした少女を彼女の親戚の家まで送り届けるロードムービーです。この作品、何といっても子役のテイタム・オニールに尽きます。表情、仕草、声質、すべてが魅力的で、作品に輝きを与えています。もちろん、実父ライアン・オニールとのマッチングも絶妙で、2人のいる場面ひとつひとつが画になります。2人の掛け合いとメリハリのあるエピソードで終始楽しく観られます。詐欺のテクニックも見ていて勉強になりました(笑)。ハートウォーミングではありますが、甘ったるくなく、凛とした味わいの作品です。(最後に2人が抱き合ったりしないところが良い!)ペーパームーンというタイトルの付け方も実に見事。ちなみに自分も92小菊さんと同じように、物語中でも2人は血がつながっていると思いました。何よりあごの形がそっくりですし(笑)。親ゆずりの才能も感じます。もっとも鳶が鷹を生んだってところでしょうが。[DVD(字幕)] 10点(2006-06-05 18:21:00)(良:2票)

2136.  ジーパーズ・クリーパーズ 何故か2を先に観てしまい、後から本作を観ました。特別2が面白かったわけではないのですが。本作は、多くの方がご指摘のように、前半は十分不気味な雰囲気のあったのですが、後半は結構ぐだぐだで、単に後味の悪い作品という気がしました。[DVD(字幕)] 4点(2006-06-04 21:15:35)

2137.  愛しのローズマリー 《ネタバレ》 スクール・オブ・ロックでジャック・ブラックにはまり、彼の出演作品を探していたところ、この作品に出会いました。当然、J・ブラックのキレ演技を期待したのですが、さほど過激でもなく、ごく普通のコメディ作品だと思いました。J・ブラックが真実に気づいてからの展開に説得力を感じず(彼女を好きな理由は外見ではなく中身だったのだと気づく”表現”が弱い)、エンディングで「良かったなあ~」という気持ちになれなかったのは残念でした。[DVD(字幕)] 5点(2006-06-03 21:14:29)

2138.  踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ! 人気テレビドラマの映画化第2弾。劇場で鑑賞しました。劇場版第1作にくらべて、やり過ぎ、盛り込みすぎ、くだけ過ぎで全体的に散漫な印象があります。オープニングエピソードのテロ演習は、ご指摘の方もおられるように、邦画の佳作「遊びの時間は終わらない」を思わせますので、合わせてそちらをご覧になることをお薦めします。(正直「踊る~2」より遥かに面白いです)それにしても「踊る~」シリーズは凄い。台詞まで覚えてしまっている映画というのはそれほど多くありません。にもかかわらず、1の「事件は会議室~」に引き続き、「レインボーブリッジ封鎖できません」という台詞を覚えてしまっています。TVの力は恐ろしい。[映画館(邦画)] 5点(2006-06-02 18:15:44)

2139.  やさしい嘘 《ネタバレ》 3世代にわたる母と娘の心情を繊細なタッチで描いています。生きてきた時代が違うから価値観も違う。旧ソビエト時代、社会主義のウソの中に浸かってきたおばあちゃん。その幻想を打ち砕かれた母。そして今、新たな民主主義のウソの中を生きる娘。それぞれの時代背景が心に及ぼす影響は大きいようです。“息子の死はおばあちゃんには辛すぎる”そう母は判断しました。「真実を知って悲しむくらいなら、ずっと嘘に包まれていたほうが幸せだ」それは、現在の生活に対する母の想いとも見て取れます。その嘘に嘘で答えるおばあちゃん。自分の事を気遣ってくれた娘と孫に対するせめてもの思いやりです。誰も傷つけたくない。知らないほうが幸せな事もある。その気持ちの奥にも、おばあちゃんの生きてきた時代が垣間見えます。ラスト娘はウソをついて旅立ちます。それはおばあちゃんや母親の祖国、そして今まで生きてきた時代との別れでもある。笑顔ひとつ無い娘の旅立ちは、今のグルジアが置かれている状況を表しているのでしょうか。やさしい嘘。それは相手を思いやる暖かい心。一概に否定する気はありません。でも結局はみんなが傷ついてしまった。嘘で逃げきるのは至難の業。やはり傷つくことを怖れてはいけないのだと思う。[DVD(字幕)] 7点(2006-06-01 17:44:14)(良:1票)

2140.  ツイスター 《ネタバレ》 命の危険をかえりみず情報収集する科学者。こういう人がいないと科学の進歩もないわけですし、結果的に未来の人命を救うことにもなる、重要で尊い仕事だと思います。ただ、当人の意識の中に、探究心>命という順序が見えてしまい、命を軽く見ているようで、主人公に共感できませんでした。(通常のアクション作品や娯楽作品でこんなことをいちいち考えていたらきりがないですし、またそう感じることもないのですが、本作は何故かひっかかりました。)もちろん娯楽作品ですので、“ありえない助かり方”をしても全然構わないのですが、自分の子供には、普通は死ぬよと教えたいです。巨大竜巻の映像は流石の迫力ですので、大画面で観ることをお薦めします。[DVD(字幕)] 5点(2006-05-31 18:36:26)

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