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プロフィール
コメント数 1200
性別 男性
ホームページ ないっす!!!
年齢 60歳
自己紹介 客観的に分析したようなもっともらしいレビューって、実はちょっと地頭よければ誰でも書けちゃうわけで、結局ありきたりな物になりがちです。
別に映画評論家でもない1個人としては、個人の感性や主観、あるいは体験を元にしたその人しか書けないレビューの方がよほど価値があるように思うのです。
もちろんそれが、事実誤認やヘイトレベルの差別や偏見に寄って立つものであれば問題ですが、しかしその人しか書けないレビューというのは必ずあるわけで、そういう個人的な感覚や体験を元にした主観的なレビューは、いかにももっともらしいありがちなレビューよりよほど価値があるし読んでて面白いんじゃないかと思う今日この頃。(でも自己陶酔溢れるポエムみたいなのは…)
好きな言葉は「恋」 です。

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201.  ケープタウン(2013) 《ネタバレ》 結構な製作費で製作されカンヌでクロージング作品にもされた作品なんですが、興行的には大ゴケした映画。 原題が「Zulu」なので、なんかズールー族関係とかアパルトヘイトとかの話がキモになるのかと思いきや全然そんな事はなく、たとえばこの設定のまま舞台をアメリカにしてインディアン…もといネイティブアメリカンな刑事が出てきてタイトルが「アパッチ」とかでもそのまま成立してしまう内容です。 つまりタイトルに深い意味はありません。 だからこそ邦題は「ケープタウン」というめちゃくちゃ雑なタイトルにされちゃったんでしょうね。 で、タイトルにたいした意味がない以上、内容にもそれほど深いものはありません。というかぱっと見ではバディ物の刑事ものに見えるんですが、実際の内容はマッドサイエンティストが開発した「人を馬鹿にする薬」を悪の組織が人体実験しながら流用して金儲け…って内容なので、すでに普通の刑事もののジャンル超えちゃってて相当に荒唐無稽です。 で、ラストも結局はただの私怨ですよね、これ。 シナリオをもうちょっと練りこめなかったのか…と観た後で不思議になるような映画でした。 そりゃ興行的に大ゴケしますよね…[インターネット(吹替)] 5点(2020-04-16 17:23:51)《改行有》

202.  映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ 《ネタバレ》 まんきゅう監督というと「じゅーまんじゅーまんおまんじゅー」(←弱酸性ミリオンアーサー)のような気が狂ったようなものしか作らないのかと思ってたので、こんなしっとりしたまともな物を作るんだ!とびっくりした次第です。 ちょっと世間で過大評価されすぎているきらいがあり、基本は「すみっこ可愛い!(特に雑草!)」を楽しむ映画であるという事を忘れてはいけません。 あくまでもまったく期待せずに観たときに「まさかこんなジーンとさせるとは!」となる映画であって、ハードルあげまくって観るとちょっときついのでは… とりま、この映画を観た後に本にばりばり落書きするような子供はかなりヤバイと思います。[インターネット(邦画)] 7点(2020-04-14 23:23:13)《改行有》

203.  ザ・サンド アマゾンプライムの無料配信作品には結構困った問題があって、それは普通の「作品一覧」を調べても出てこない無料配信作品が沢山あること。 普通に一覧で見つからないなんてまるで隠しキャラのような状態なんですが、一覧で出てこないような作品を見つけるのは(当然ですが)ほとんど不可能です。 この作品もそんな「洋画一覧」を出して探してもみつからない無料配信作品の一つです(2020年4月現在) 私がみつけたのも偶然で「なんか他の映画」を観た後「この映画を観た人はこんな映画も観ています」とリコメンドされていた中に含まれていたのです。 聞いた事もないしなんだろうなぁ…ととりあえず再生してみて、なぜか最後まで観てしまったわけですが、すぐに辞めずに最後まで見たのはぶっちゃけビキニの力です。 この映画、ホラー映画の定番である「海辺で水着の若者たち」が主役というか被害者なわけですが、普通のそういう映画以上にビキニの女性たちが主役なのです。それはもう最後まで観てしまうのもしょうがありません。 明らかに低予算でしょうもないB級ホラー(後で知ったのですが撮影日数12日だとか)ほとんど誰も知らない映画なわけですが、お話は意外なほどお約束をきっちり抑えていて安心して観ていられますし、何より女性陣がしっかりとビキニ、しかもなんとおっぱい丸出し要員までばっちりです。 しょーもないなぁと思いながら僕が最後まで観てしまうのもやむを得ないところでしょう、うん。[インターネット(吹替)] 6点(2020-04-13 23:50:52)《改行有》

204.  テッド2 《ネタバレ》 主役キャラが下品で性悪すぎるため、かなり好き嫌いがはっきりするタイプの映画だと思いますが、個人的にはかなり好きです。 特にお気に入りポイントは以下3つ。 ①「オープニング超カッコイイ」―――昔のミュージカル好きにはたまらんものがあります。 ②「ゴラム似キャラをきっちりこなすアマンダセイフライド」―――これ向こうで実際似てるとか言われてるんでしょうか…実際ちょっと似てますよね笑 ③「何があったんだリーアムニーソン」―――エンドクレジット後に再出演してオチをつけてくれて「映画はエンドクレジットまでちゃんと観なさい」というマナーの大事さを教えてくれます。 …って主役コンビ関係ないじゃん!!! いやでもかなり面白かったですよ、うん。[インターネット(字幕)] 7点(2020-04-13 23:38:06)《改行有》

205.  ザ・ボーイ ~人形少年の館~ シンプルにあまり面白くないホラー映画。 特に大きな欠点はないんですがとにかくあまりにも凡庸で褒める要素が何もありません。 この設定ならもうちょっと面白くできましたよね、これ…[インターネット(字幕)] 4点(2020-04-13 01:28:32)《改行有》

206.  キラー・メイズ これどんな映画?と誰かに聞かれたら 「ジョーダンテがトワイライトゾーンの1エピソードとして悪ふざけで撮ったような映画」と答えます。 ビジュアル面ではすごいものがありますが、いかんせん内容が… トワイライトゾーンの1エピソードサイズ、つまり30分以下ならいいんでしょうが、こんな長尺で観るのはキツイですね。 ところで原題は「Dave made a maze」で(本編中にも似たような会話シーンあるけど)綺麗な韻を踏んでるのに、邦題はキラーメイズ。 この邦題はセンスないでしょう、と、そこは指摘しておきたいです、はい。[インターネット(字幕)] 5点(2020-04-11 17:18:53)《改行有》

207.  ボーダーライン(2015) 《ネタバレ》 観る前は「女性FBI捜査官が麻薬組織を追う」ような映画だと思ってたら全然違ってんじゃん!!という感想が世間に満ち溢れてますが、ほんとそれです。 僕も観る前はそんな映画だろう…と思ってましたがこの映画のエミリーブラント、ただの狂言回しですからね… 杉作J太郎が「松任谷由実のコンサートに行ったら、舟木一夫が歌ってた」とこの映画を例えたそうですが、なるほど上手い例えです。 全く遊びがない暴力的な映画なんですが、リアリティ…というより生っぽさと言えばいいんでしょうか、とにかく映画全体の生っぽさがすごくて目が離せません。 監督の手腕が確かな事は映画の端々に感じられて、どんな素人でもこの監督すげーな…と思うんじゃないでしょうか。 (まぁ実際に評価されたから「メッセージ」「ブレードランナー」と大作を任されてるわけですが) エミリーブラントという女優は、ガールオンザトレインとかクワイエットプレイスのような幸が薄くて暗い役がぴったりなわけですが、この映画の彼女もそうで、これだけイメージがついちゃうと他の仕事は難しいんでは…と余計な心配しちゃいます。 ところでFBIという組織も不思議なもので、ダイハードみたいな映画で「FBIだ」の一言で場をしきる偉くて威張ってる謎の奴らみたいな描かれ方をされる一方で、この映画のように末端の雑魚のような扱いをされている映画もあります。 これだけ振れ幅があると、普通のアメリカ人がFBIという組織をどう思っているのか…ちょっと聞いてみたくなります…が残念ながら普通のアメリカ人の知り合いがいません。[インターネット(字幕)] 8点(2020-04-08 11:53:59)《改行有》

208.  Back Street Girls -ゴクドルズ- 今千秋監督入魂のアニメ版が先にあるため、この実写映画版には難しい面があったと思いますが、しかしまぁまぁがんばってると思います。 基本的に(当たり前ですが)ストーリーは同じです。 しかし残念ながら、この作品のように文字通り漫画のような設定は人が演じるよりアニメの方が相性がいいと思います。もちろんそれを逆手に取ってあえて実写で作るという手もありますが、この映画は変に生真面目で弾けてもいないため普通にアニメの下位互換に収まっています。 これで(例えば「恋は雨あがりのように」みたいに)アニメ版の出来が悪いなら実写映画の存在価値は十分にありますが、残念ながら先行するアニメ版は監督のこだわりが随所に出ていてかなり出来がいいものでした。 (本編がほとんど静止画だとかオープニングは監督が自分で踊ってるとかテレビ向きではない犬の〇〇回は監督がごり押しして入れたとか) そうなると、この実写映画はどうしても先行するアニメ版には及ばず見劣りしてしまいます。 同じ原作を複数の映像メディアで展開する場合、どうしてもそれを比較する事になってしまうわけで、この作品に関しては「絶対にアニメは見ない」なんて人でない限りはアニメ版を観た方がはるかに有意義だという悲しい事になってしまってます。 ただそれはアニメ版と比較しての相対的な評価であって、この映画単体で言えば、そこそこ面白いものにはなってると思います…がやっぱり先にアニメ版を観ていると、どうしてもそれと比較しちゃうので…これはもうどうしようもないですね。[インターネット(字幕)] 6点(2020-04-05 14:36:47)《改行有》

209.  デス・ウィッシュ 《ネタバレ》 この映画には好きなシーンがいくつかあります。 まずオチ。 あのセール199ドル品がここで使われるのか!って奴で、くどくなくサクっと終わらせてくれたのはほんとにセンスがいいな、と。 ヘタなアクション映画だとこのあたり無駄な格闘シーンで10分とか使っちゃってげんなりしますからね。 センスがいいシーンといえばもう一つ、アイス屋を殺すとこもそうで、歩いてきたと思ったらワンカットでいきなりバンバンバン。 はや! イーライロスってセンスある監督なんだな、と思いました。 で、イーライロスなのにゴア描写ないよ!と思ってたらいきなり整備工場で軽くかましてくるっていう…もう油断も隙もないよ! 奥さん役のエリザベスシューですが、私的に毎回「見た事あるけど誰だっけ…あエリザベスシューだ!」となる女優さんでして 「インビジブル」…この美人ヒロイン博士見た事あるけど誰だっけ…あ、エリザベスシューだ!もっとエロい目にあえばいいのに! 「ピラニア」…このおばさんだけど美人のお母さん警官見た事あるけどだれだっけ…あエリザベスシューだ!ケツでけーな! ときてからの本映画で…やはり顔はわかるけど誰だっけとなりましてキャスト確認する羽目に。 BTTFシリーズは本当に何回も見てるので彼女の顔だけは覚えてるんですよね。 でも彼女を見かける間隔が毎回10年近くあくので「観た事あるけど誰だっけ」になるっていう。 それにしてもさすがに老けました。まぁ当然ですが。 さて、この映画はどうしても賛否両論わかれてしまう「私的復讐モノ」なわけで実際に公開時にも相当叩かれたわけですが、そもそも私的な復讐する映画なんて沢山あるわけです。 たとえばリーアムニーソンあたりの映画にも有名な奴ありますけど、そんな中であえてこの映画だけがあれこれ言われる理由が全然わかりません。 てか、そもそもアメコミヒーローや仮面ライダーなんかも基本的にはみんな私的リンチ行ってるだけなのに…と。 まぁこの映画は内容がストレートすぎるからだろう、とは思いますが、しかし誰しも実生活の中で泣き寝入する事不当な我慢をする事はよくある話。 そんな抱え込んだストレスや鬱屈してる想いを素直に発散させてくれるってのも映画としての仕事じゃないでしょうか? そういう意味では非常に映画らしい映画だと思います。 まぁ問題があるとすれば最後の「シカゴの犯罪率が減りました」って余計な一言くらいでしょうか。 あれは忖度感じて叩かれちゃいますよね… チャールズブロンソンのオリジナルとの比較は、すみません、狼よさらばを最後に観たのはもう40年くらい前だと思うので全くわかりません、はい。[インターネット(字幕)] 7点(2020-04-03 12:15:00)《改行有》

210.  ボヴァリー夫人とパン屋 とりま犬がかわいい映画です。 テリア体型の犬が個人的に大好きなので特に白い方の可愛さはハンパありません。 さてこの映画、何しろボヴァリー夫人というタイトルですしフランス映画。 ボヴァリー夫人と言えばビッチ系仏文学の代表的小説なわけで、その名を冠する以上当然誰しも「エロい」映画だと思います。 つかそもそもタイトルに「夫人」とついたらエロくないわけがありません。それが普通の感覚です。 がしかし、タイトルから想像する内容と違いほとんどエロくありません。 というか(ほんの1分程度のシーンを除けば)完全に普通の映画なのでそういう目的で観ようとするのであればやめた方がいいです。 日本人既婚女性の不倫経験率が25%~30%とされる中、フランスやイギリスの同様の調査では不倫経験率が35%~45%ととんでもなく高い事がわかっていて(なぜか女性の不倫率の方が男性より高い傾向にある)、それを考えればごく普通にある事をちょっと捻って描いただけの話なんだと思います。 一言で言えば「フランス映画らしいエスプリの効いたエロティックコメディ」 …全然一言じゃないような気もしますが、そう書けばこの映画の説明はだいたい終わりです。 重要なヒロイン?のボヴァリー夫人は、適度かつ十分に美人でこの映画のヒロインにぴったりですし、この(仏映画らしい)ゆるいユーモアがハマれば面白いんじゃないでしょうか。 一応「コメディ」ではありますが、日本やアメリカのコメディ映画と違って「ギャグで爆笑」みたいなシーンは一切ないので、人によってはただ退屈で眠いだけ…という可能性もあります。 もう一つ、微妙に西洋文学に対する教養(ボヴァリー夫人は当然としてその他有名小説がいくつか)が問われますが、多分知らなくても大丈夫です。 (なぜ主人公はヒ素にこだわるんだろう?あたりが謎として残るくらいだし本筋と関係ありませんし) さてこのレビューを書いてる時点で、新型コロナウイルスが世界的に蔓延していてフランスも相当の被害にあっているわけですが、この映画を観ているとたとえばパン屋で客が売り物のパンを直接手にとり匂いをかぐようなシーンが普通に出てきます。 (客だけでなく店主も同じことをするので多分普通の行為なんでしょう) 日本人的にはありえない感覚なんですが、そういうのを観ていると欧州でアジアより爆発的に新型コロナウイルスが流行ったのもなんとなくうなずける、そういう変な発見がある映画でもありました。[インターネット(字幕)] 5点(2020-04-03 09:47:53)《改行有》

211.  ブレイン・ゲーム 《ネタバレ》 映画を観た後に、これがもともとセブンの続編だった事を知ったのですが、なるほどそんな感じです。 アンソニーホプキンスやコリンファレルが出ていて雰囲気もあるので、観ててなんか名作かと勘違いしそうになりますが、しかしストーリーは凡庸だし展開もダラダラとしていて、実はあまり見るべきところはありません。 オチとして提示される「娘にとどめを刺したのが彼」である事も、観てて途中で読めちゃいますしね。 そんな何かと惜しい本映画ですが、2点だけ思うところがありました。 一つは映画途中で「能力は何?クレヤボヤンス?プレコグニション?」と聞かれて「すごく勘がいいみたいなもん」と答えてるわけですが、もし実際に超能力があったとしたらそれは多分「めちゃくちゃ優秀な勘」のようなものであって、明確に「未来予知」とか「過去透視」とか答えられるものじゃないんだろうな、って事です。 日本の漫画や小説では能力をきっちり定義する事が定番で(で、その能力の弱点をついたりつかれたりするわけですが)我々も超能力というのはたとえば「ヘブンズドア(岸辺露伴)」や「クイーンオブハート(久留間恵)」あるいは「跡部王国(跡部景吾)」や「ザワールド(ディオブランドー)」「なるほどザワールド(愛川欽也)」それに「未来予想図(ドリカム)」等々まぁとにかくその内容が明確に定義されているものだとなんとなく思い込んでいるのですが、しかし実際の超能力っていうは(もし存在すれば)この映画にあるようにぼんやりとして準万能なもんなんだろうな…と。 まぁその結果、この映画中の超能力は妙にチートな部分が出てきてしまっていてそれはそれで問題なんですが。 もう一つはアビーコーニッシュの体のラインがエロい、という事です。これはかなりいいです。途中で被害者女性の入浴シーンがありいろいろちゃんと見えてお尻はプリプリでそれもかなりいいのですが、しかしちょいちょい出てくるアビーコーニッシュの体のラインのエロさには及ばず、僕にあらためて着衣エロの魅力というのを教えてくれたのでした。[インターネット(字幕)] 6点(2020-04-02 12:53:09)《改行有》

212.  ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷 超有名オカルトスポットであるウインチェスターハウスを正面から描いた映画というのは実はほとんど存在しません。 この映画はその稀有な一本なのですが…残念ながら映画の出来はあまり褒められたものではありません。 凡庸なストーリーについては特に語る事もなく…このジャンルにはもっと安っぽいツッコミどころ満載のバカ映画も沢山ありますが、この映画は地味すぎてそういうのもなく…「ただただ地味に普通以下」の非常に残念な一本です。[インターネット(吹替)] 4点(2020-04-01 11:06:29)《改行有》

213.  (r)adius ラディウス 《ネタバレ》 観始めから観終わるまでに映画の方向性が270度くらいズレていくすごい映画。 最初の設定の謎とかそういうのは途中からどうでもよくなって、え、そっち?っていう。 「誰も予想だにしない驚きの展開」とでもキャッチコピーが付いてればいいんでしょうけどね。いやいいのか? ストックホルム症候群のバージョンを描くために、ここまでの超絶無理設定を持ってくるのはさすがに反則でしょう。 そもそも製作者は綺麗にオチつけたつもりかもしれないけど、能力の設定が全く解明されてないんだから、死んでも能力だけ残ってるとかあの女に能力が移動するとか、あそこからどうなるかわかんないわけで。全然オチてないっていうね。 映画の途中、主人公が「このサイコ野郎」と言われるところがあるんですが、まさかあれ伏線だったんでしょうか笑[インターネット(字幕)] 5点(2020-03-25 15:43:40)(良:1票) 《改行有》

214.  ドローン・オブ・ウォー この映画が公開される前年にアメリカの無人攻撃機が結婚式に向かう車列を誤爆して国際的に批判を受けるという事件がありました。 タリバンだのなんだのの高官が死ぬ度「アメリカの無人攻撃機が」と報じられるのはいまやいつもの事ですし、今の戦争はこうなのです。 で、そういう今の当たり前を描いた上で、この映画に何か面白い要素があるかというと…何もありません。 無人攻撃機オペレーターの個人的葛藤が描かれるだけのただ単にめちゃくちゃ退屈なだけの映画です。 古来、戦争映画で主人公の葛藤が描かれる事自体は「普通」なのですが、そこに戦争アクション的な物が伴うので映画としてまだ観る事ができます。 この映画の場合、その葛藤が日常生活の中での話なので楽しみようがないのです。 そういう日常生活を送りながら普通に車で出勤してリモコンで粛々と人を殺しまた普通に車で帰宅する…そういう異常さを描いてるのはわかるんですが、映画としての面白みを何か追加してくれないとキツイです。[インターネット(字幕)] 5点(2020-03-23 13:32:24)《改行有》

215.  ランペイジ 巨獣大乱闘 原作であるゲームの「ランペイジ」が日本では全く無名のため「巨獣大乱闘」という邦題が追加されてるわけですが、それがこの映画の内容を非常によく表しています。怪獣じゃなくて巨獣なんですよね。 シンプルに何も考えずに楽しめる巨獣乱闘娯楽映画。 それ以上でもそれ以下でもないからこそ、絶賛する人もいない代わりに酷評する人もいない。 そんな「わっかりやすい」映画です。[地上波(吹替)] 6点(2020-03-19 15:34:56)(良:1票) 《改行有》

216.  武器人間 (ある意味)重要な事 amazonプライムには「武器人間」と「武器人間(字幕版)」の2つの動画があります。 当然、字幕版ではない無印の「武器人間」が吹き替え版だと思うわけですが、あらあらどっちも字幕版じゃないですか。 罠! さて映画の内容 基本的にB級バカ映画なんですがPOVの悪い面が多く出ていてまず登場人物もよくわからないし何が起きてるかもよくわからないのが致命的です。 たとえば序盤での通路での戦闘シーン。いやもっとちゃんと敵を見せて楽しませてくれないと…もともと緊迫感なんかはないわけですから、その上面白みもないんじゃどうしたらいいのか… バカ映画として楽しむには振り切り具合が足りないしもちろん真面目に観る映画でもない、要するにただチープなだけの何かと足りない映画です。[インターネット(字幕)] 4点(2020-03-19 14:08:04)《改行有》

217.  イニシエーション・ラブ 映像化不可能と言われている傑作小説は沢山あります。 代表的なものは日本ミステリ界に「綾辻以前綾辻以後」という言葉を作った傑作「十角館の殺人」でしょう。 これはいまだに映像化されてません。そりゃそうです。無理だもの。 他にも「ハサミ男」とかこの映画の原作の「イニシエーションラブ」とか映像化不可能と言われている小説は沢山ありますが、これらに共通するのは「文章だから可能なトリック」を用いている事です。 「文章だから可能」つまり「映像では不可能」なのです。 そりゃ映画化されるわけありません。 ところが驚いた事に「ハサミ男」と「イニシエーションラブ」は映画化されてしまいました。 「え、どうすんの?」 原作を知ってる人は映画化を知ったときに皆そう思った事でしょう。私も思いました。 結果「ハサミ男」は無茶した事で悲惨な結果となり、一方この「イニシエーションラブ」はとんでもないウルトラCを用いる事で映像化に成功したのです さて、このイニシエーションラブですが、原作を読んだことがある人とない人ではまず映画の別の部分で驚愕するはずです笑 原作知ってる人なら「そんな強引な…失笑」です。 しかしその強引なウルトラCを用いる事であの原作を映像化したわけですから堤幸彦はほんとに天才なのかもしれません。 で、映画化されたこの作品ですが、ほんとにがんばってると思います。 80年代の雰囲気がプンプンであの原作をきちんと映像化したその努力にとにかく8点差し上げます。 が、しかし残念ながら原作の限界がこの映画にもはっきりと出ているわけで… 原作は「何も知らないで読むとびっくりする」小説で、逆に「何かある」と予想して読むと非常に完全にネタが予想できてしまう小説です。 有田がテレビで「すごいミステリ」と宣伝したおかげでそれ以降読む人は誰でも「これはなんかすごいトリックあるんだな」と身構えてして読む事になります。 そして身構えて読まれちゃうとこの原作のネタは非常にわかりやすいのです。感が良ければ本当に誰でもSideAの数ページでネタが予想できてしまう…そういう構成なのです。 実際に私も初読の時点で後半はただの整合性チェックになってましたし。 でオチを予想しながら読むとこれはもうただのパズルであって恋愛話としては「普通」なんですよね。 まぁ1つのネタにすべてをかけたストーリーなんてみんなそんなもんなんですが。 この映画版も原作小説と同じ弱点を抱えていて多分勘が良ければ初見でも序盤でネタバレします。 そしてそうなると、映画のおもしろさとしては…これどうなんでしょうね? まぁそれでも世代的にこの映画の主人公達と2,3歳しか違わないほぼ同世代の自分としては、この時代の恋愛模様や時代背景は面白く観ることができたんですが、そうでない世代の人でしかもネタが序盤で読めちゃった人はどう感じるのか… とりあえず素直にびっくりできた人はおめでとうございます![インターネット(邦画)] 8点(2020-03-16 20:22:51)《改行有》

218.  リグレッション 海外のレビューで「イーサンホークとエマワトソンをもってしても無駄に複雑でつまらないサイコスリラーにしかなってない。」というのを読んだのですが、いやまったくその通り。 それだけはオチにしちゃだめだろ…という一番ダメな方向に作品が向かっていった時点で「ダメだこの映画…」以上の感想がでてこなくなりました。[インターネット(字幕)] 5点(2020-03-05 15:00:03)《改行有》

219.  翔んで埼玉 関東地方以外の人に関東の細かい地名をおぼえてもらうのに最適な映画。 たとえば熊谷は「最高気温が記録された都市」くらいしか知らないと思いますが、この映画を観る事で「ほぼ群馬」であることがわかります。 勉強になりますね笑[地上波(邦画)] 7点(2020-02-24 19:04:28)《改行有》

220.  美女と野獣(2017) 聞いてはいましたがアニメ版にかなり忠実な話でびっくりしましたが、しかし非常に丁寧にバージョンアップが行われていてとても良くできていると感じました。 減点法で見ればほとんど減点するところのない映画だと思います。 が、しかし、これは91年のアニメ版からそうなのですが、個人的にまったく刺さりません。 なぜか映画に入れないというか…とにかく根本的に刺さらないのです。 これは全く個人的な感覚で映画の出来が悪いとかそういう話ではありません。 ミュージカルが好きで恋愛物が好きな自分になぜこの映画が刺さらないのか…明確に理由が説明できないのですが、もう理屈ではなくなんとなく…としか言えません。 というところで(とにかく映画の出来はいいと思うので)7点とさせていただきます。 それから冒頭の王城のパーティシーンでいきなり感じたのですが、あそこに黒人がいるのは明らかに不自然です。 架空とはいえ中世ヨーロッパが舞台の本映画。 そこにそんな人いたのか?と考えれば不自然さは歴然。 忠臣蔵の討ち入りに白人いましたとか黒人いました、みたいなものですから。 最近のハリウッドの風潮とはいえ、なんでも白人にするのも問題ですが、しかしこの映画のように変に配慮しすぎるのも逆に問題だと思います。 多様性を表現するというのはそういう事じゃないと思うんですよ。 (もう一つ、話題になったゲイ問題もありますが、そっちについてはあまり気になりませんでした)[地上波(吹替)] 7点(2020-02-22 15:53:30)(良:1票) 《改行有》

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