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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
201. もういちど逢いたくて/星月童話 アクションシーンを全部削って純粋なラブストーリーにすれば、かなり良くなると思う。もしくは、ラブストーリーを全部削って、純粋なアクション映画にするか・・・。まあ、脳内分離して、それぞれ楽しめということなのかな。4点(2004-03-10 15:07:06) 202. ジャンヌ・ダルク(1999) 非常に残念な作品。端的に言うと前半と後半で全然違う作品になってしまっている。2本立ての映画を見た気分。前半のダイナミックなスケール感だけを評価するのもなんだし、後半の哲学的な深みだけを評価するのもなんだし、トータルして見るとやっぱり構成が悪く感じる。6点(2004-03-10 14:54:56)(良:1票) 203. がんばっていきまっしょい(1998) 冷静になって考えてみると、そんなに絶賛するほど面白い話でもなくて、普通に物語が進んでいくような感じの普通の作品。でも、ちょっと冷静では居られない視覚効果。決して演技が上手いとは言えないけど、責める気にもなれない視覚効果。とりあえず視覚効果。これ男5人だったら、もっと点数低くなると思うけど・・・。真面目に評価するなら、題材にボートを選択したのが正解だった。なかなか息の合わない5人を見ていてイライラしつつ、次第に息が合ってくると何故か見ている自分まで一緒に漕いでる気分になってくる。まさに一体感。普通に感動できます。8点(2004-03-10 14:29:26)(良:1票) 204. 君さえいれば/金枝玉葉 コメディで観客を取り込んでおいて、ロマンチックなラブストーリーに持っていくという王道恋愛映画。三角関係というのもオーソドックス。主人公が性別を偽っているという点がやや斬新なくらいだろうか。見てみると意外と面白くて笑わせてくれるし、後半のラブストーリーも感動できる。たぶん女性ならこういうの大好きで素直に楽しめるんだろうなと思いつつ、ちょっと引っ掛かる部分もある。僕の偏見なのかも知れないけど、ゲイを差別的に扱うことで、ゲイで無くて良かったという対比に繋げるのはどうなんだろう???まあ、面白いのは確かだから、これでいいのかなぁ。7点(2004-03-10 13:49:36) 205. スリーピー・ホロウ ティム・バートンらしいとでも言うか、ファンタジックな怖くないホラー作品に仕上がっている。シナリオ的には謎解きが中心にあるが、それ以外にも迫力のあるアクションやちょっと切ないラブストーリーも織り交ぜられている。また随所にコミカルなシーンも用意されていて、あまり深刻にならいようにバランスが取られている。世界観も完璧に作り上げられた感があり、美術スタッフのレベルの高さを感じた。細部に至るまで念入りに造り込まれた良い作品である。やや尺が短くて終盤は急ぎ足に感じられたが、消化不良という感じはない。逆にテンポ良くラストに繋がっていく展開に好感が持てた。8点(2004-03-10 12:07:58) 206. ジョー・ブラックをよろしく いきなりのあの展開には驚かされたが、事情が飲み込めてからは素直にラブロマンスを楽しめた。でも、やっぱりあのラストには納得いかない。結局、顔がすべてなのか???7点(2004-03-09 19:27:02) 207. シュリ この作品はほんとに評価が難しい。とにかく泣いた。涙が止まらなかった。でも、感動ではない。悲しい涙である。もうあんな悲しい涙は流したくないと思った。僕の中では好きな映画として認識されてはいないのだけど、あれだけ感情を揺さ振られた作品も少ないので、何かあるんだろうと思う。でも、やっぱり好きになれない。5点(2004-03-09 18:18:15) 208. ラヴソング まずマギー・チャンがいい。しかも、次第に良くなって行くのが素晴らしい。素朴なレオン・ライも味があるし、テレサ・テンの曲も物語を盛り上げている。話もよく出来ている。それぞれの心の移り変わりが丁寧に描かれていて説得力がある。すれ違いの恋愛ドラマというのは有り勝ちだとは思うけど、あのラストには正直参った。もちろん、慌てて最初から見直しました。DVDって便利だなぁってしみじみ思う今日この頃。9点(2004-03-09 18:01:12)(良:1票) 209. 八月のクリスマス(1998) 僕の中では、難解さNo.1作品。 何度見てもなんで八月のクリスマスなのかわからない。 永遠の謎のまま僕も写真を用意しなくちゃいけないのだろうか・・・。 物語は恋愛映画の王道を行くかと思わせておいて、中盤からはやや嫌な予感が漂い始める。 あまりにも切ない。 こういった恋愛の形もあるんだなと自分を納得させるのに苦労した。 嫌な予感がほぼ確定してからは、些細なことがすべて悲しく思えて、 涙を堪えるのに必死だった。 でも、最後には悲しいだけじゃないような気もした。名作である。9点(2004-03-09 17:49:48)(良:1票) 《改行有》 210. 洗濯機は俺にまかせろ 富田靖子に尽きる。とりあえずあの濡れ場にサプライズ。どう感情表現したらいいのかわからなかった。理不尽とは、ああいう状況のことを言うんだなとしみじみ理解した。まあ、作品としてもそんなに悪くないと思うので、この点数。6点(2004-03-09 17:20:21) 211. トワイライト・ランデヴー 普通に面白かった。B級映画らしいB級映画。タイムスリップネタを矛盾だらけで押し通したのが正解だったようだ。コメディあり、ラブロマンスあり、オカルトあり、賑やかで楽しい映画である。とりあえずチャーリー・ヤンがチャーミングで気に入った。僕の中ではチャーミング・ヤンとしてインプットされている。[地上波(吹替)] 8点(2004-03-09 17:11:31) 212. 許されざる者(1992) 西部劇の舞台を使ったヒューマンドラマ。人殺しを肯定しようとしない潔さに好感を持つ。物語としてはラストの盛り上がりに欠けるような気もするが、それなりにドキドキするシーンもあり、考えさせられる部分もある。名作っぽい作品。7点(2004-03-09 17:01:35) 213. 死国 この作品、今までに何回見たかよく覚えてないんですけど、複数回見たのは確かなので、僕としては嫌いじゃないんだと思います。 あんまり怖くなかったというレビューがあったけどちょっとびっくりで、僕の中では恐ろしく怖いイメージが残ってます。 四国に旅行する機会が何度かあったけど、逆に廻ってる人が居ないかとても心配になります。 まあ、元々ホラーが超苦手なので、普通の人よりは怖がりなんですけどね。 しかも、それだけ怖がらせておいてサバ折りですよ。 壮大なサプライズムービーとでも言うか、僕は唖然としたことをよく覚えています。 たぶん何回も見ることになってしまった理由はそこにあるんですよね。 製作者はあそこで笑わせようとしてたのか、それとも真面目にサバ折りだったのか。 とても正気とは思えない斬新な演出に僕なりの答えが出るまで、何度もこの作品を見ることになるのかも知れないですね。 あと、一応真面目なレビューもしておくと、三角関係のラブストーリーとして見れば切なくて良い作品だと思うんですよね。 まあ、でも、その鑑賞スタイルでもサバ折りで全部台無しではあるんですけどね。[ビデオ(邦画)] 6点(2004-03-09 16:20:48)《改行有》 214. レナードの朝 実話故の感動と実話故の物悲しさがある。 作品として評価するとラストには収まりの悪さを感じてしまうが、 それはやはり仕方のないことなのだろう。 素直に彼らの幸せの瞬間に感動するべきなのかも知れない。 僕はこの作品を名作として位置付けたい。8点(2004-03-09 16:05:11)(良:1票) 《改行有》 215. スライディング・ドア この作品はよく出来ていると思う。 まず見せ方が上手い。 斬新な構成が災いして複雑になりそうなパラレルワールドを 髪型の変化などで巧みに選り分けている。 しかも、パラレルが時折クロスオーバーする演出が憎いくらいに嵌っていて、 それを単なる映像遊びで終わらせず、 ラストのクロスオーバーで大団円を迎える。 ここまでされると参ったとしか言いようがない。 肝心の物語も心の移り変わりなど上手く描かれていて、好感が持てる。 丁寧に作り込まれた良質の恋愛映画と思う。[DVD(吹替)] 9点(2004-03-09 15:44:38)《改行有》 216. ノッティングヒルの恋人 非常に見所のある素晴らしい作品だと思うのだが、とりあえずジュリア・ロバーツはいらない。彼女を削って、ノッティングヒルの友人というタイトルで彼らの日常生活を垣間見たい。もしくは、ノッティングヒルの変人でも可。基本的には楽しませてもらったが、恋愛部分に共感できなかった。6点(2004-03-09 15:26:18) 217. 恋におちたシェイクスピア 完成度の高い恋愛映画である。史実を上手くアレンジして作り上げられている脚本には脱帽だが、ラストは史実に足を引っ張られた感じだろうか。シェイクスピアだから成り立った作品ではあるが、シェイクスピアだからラストを纏め切れなかった。シェイクスピアが好きで、この作品自体に対する愛着もあるので満点と言いたいところだが、ちょっと割り引き。9点(2004-03-09 15:17:34) 218. 学校 感動の名作だが、その後のシリーズでのパワーダウンにはちょっとがっかり。とは言うものの、この作品の評価が下がることはないだろう。登場人物それぞれに魅力があるが、やはり田中邦衛の演技は秀逸。オグリキャップの件は現実の感動をすら超えてしまった感がある。8点(2004-03-09 13:47:48) 219. 息子(1991) こういった作品を名作というのだろう。三國連太郎が素晴らしいのは当然として、永瀬正敏も決して負けてはいない。そして、何よりも和久井映見の声を感じてもらいたい。僕の心には届いたような気がします。9点(2004-03-09 13:21:01) 220. GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊 これには参った。 ここまで構築された世界観だと、入り込めるかどうかで評価は分かれるだろう。 テーマは近い将来人類が避けて通れはしない重い問題で、少し早すぎた感もあるが、それなりの意義はあったように思う。 たぶん現状ではこの物語はファンタジーなんだろうけど、いつかこの作品を見直した時にリアリティを感じるようになっていそうで怖い。[DVD(邦画)] 7点(2004-03-09 12:45:49)《改行有》
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