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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 284
性別 男性
ホームページ http://ameblo.jp/wunderlich/
年齢 42歳
自己紹介 気になった映画をつまみ食い的に見ています。
うだうだと考えるのが趣味です。

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201.  チェイシング・エイミー 《ネタバレ》 この映画のメッセージ的な部分に着目するならば、「人を裁くな」という一言に尽きているだろう。この「人を裁くな」という考え方はおそらく多くの人が共有していて、説得力もある。常識といっても良いかと思う。しかし、この映画が描いているのは、「恋人を裁いちゃった」はずのベン・アフレックが、逆に「人を裁くな」という意見を述べる恋人によって裁かれてしまった状況である。このジレンマじみたシチュエーションは、いろいろ考えさせてくれる。 そんな堅苦しい見方をしないならば、ベン・アフレックが車の中で告白するシーンとか、結構良くできていると思われる。しかし、全体的に下品なので、そういうのが苦手な人は観ないほうが良い。5点(2005-01-05 14:40:08)

202.  パーマネント・バケーション 自ら音楽を口ずさみ、それに合わせて踊りだす主人公。世界のあらゆるものから音楽を聴き、それにあわせて舞うように生きるジャームッシュ。これはまさに荘子から連なる東洋的叡智の現在形である。観客にとっては90分強の短い「バケーション」だが、この映画はジャームッシュの根本的な態度の表明だから、その密度は異常に濃いし、重い。その一方で、軽やかな舞踊に似た雰囲気を表面に流していて、絶妙なバランスを成り立たせている。ラストは高層ビル群を背景に、少しづつ消えていく航跡のショット。私たちはそのうち消え去る。私たちの足跡すらもいずれは消える。ジャームッシュの存在論は、この映画に尽くされている。これ以降の課題は「時間への異常な愛情」となって振舞われることになる。9点(2004-12-22 13:12:45)(良:1票)

203.  僕の彼女を紹介します 《ネタバレ》 この監督にはやりたいシーンのパターンが決まっているみたいで、『猟奇的…』と『ラヴ・ストーリー』にでてきたのと同じ構成のシーンがかなりある。とりあえず派手な銃撃戦のシーン、バスとか電車で恋人が別れるシーン(ってそれしか思い当たらなかったけど…)が、まるっきり同じだと思う。しかも、この作品の場合、バスのシーンはそれがやりたいために強引に入れ込みましたって感じなので、ちとそれは不自然でしょうと突っ込みたくなります。でも、そういう共通点を探していくという、妙な楽しみ方もあると思う。5点(2004-12-19 20:34:35)

204.  しあわせな孤独 《ネタバレ》 デンマーク語だろうか。(フランス語+ドイツ語)÷2みたいな響きが面白い。もちろん僕はデンマーク語なんぞ分からないのだが、オープニングとエンディングの曲がもろ英語なので、本編にはいった瞬間のデンマーク語への移行が、とてもしゃれてるなと思った。また、所々でてくる「もし…だったら」バージョンの映像がとても美しい。「届かない祈り」に似た清廉な悲しさが泣かせる。それと、これほど別れのシーンがでて来る映画もめずらしいと思う。どの別れもとても美しく描かれていた。とても印象深い映画。[DVD(字幕)] 6点(2004-12-19 20:17:11)

205.  マーサの幸せレシピ ほっとできる映画だった。映画から刺激を受けたとか、学んだとかそういうのはないけど、なんか納得してしまった。あと、ドイツ語の響きが新鮮でいい。なかなかドイツ語の映画は観れないから本当に貴重。内容は予想を越えるものではないけど、そのおかげで安心して観れる。7点(2004-12-19 19:49:16)

206.  ekiden [駅伝] この映画が面白いのは、汗と涙のスポ根ものだからではなくて(そういう典型的な話ならいっぱいあるし…)、主人公の無謀なまでの駅伝好きにある。いったいどうしたらそんなに駅伝好きな人間ができるのか? と思わず突っ込みたくなる。もちろん理由などあるわけがない、というかあったらつまらない。その理由を巧妙に描かないまま隠しとおしたことによって、主人公に魅力的な奥行きが出てくるんだと思う。ついつい、観ちゃうじゃないか!7点(2004-12-18 15:17:21)

207.  飾窓の女 おそろしきフリッツ・ラング。サスペンスの盛り上げ方がとてもうまい。「フィルム・ノワール」という映画群を把握するにはまさにうってつけの作品。9点(2004-12-11 15:23:21)

208.  RED SHADOW 赤影 漫画やテレビシリーズを見てきた赤影fanにとっては期待はずれ、麻生久美子fanにとってはそれなりに満足という反応がもろに予想できる内容だった。とはいえ、わざわざ一本の映画を撮った中野監督のねらいは、従来どおりの赤影像を作ることでも、麻生久美子讃美映画を創ることでもないはずだ。むしろ、時には冷徹な忍者というイメージからはなれ、とても優しい若者忍者の青春映画になっている。だから、この映画の面白さは、まったくもって忍者らしくない若者が、なぜかのめりこんで忍者をやっていること、のめりこむ理由がサッパリわかんないこと、この点に尽きている。6点(2004-12-08 08:48:27)

209.  SF サムライ・フィクション 配役の妙といい、過剰な謙遜への視線といい、結構いい線行ってると思うけどなぁ~。あまり、インパクトはない(例えば子連れ狼とか必殺とかの強烈さに比べると)。おまけに時代劇なのに、ぎらぎら感はあまりなく、むしろ脱欲系。けれど、こういう新しいタイプの時代劇が出てくるようになったというのは歓迎していいと思う。新しいものとの出会いは、自分の考えを相対化するチャンスになる。この映画は、僕たちの中の既成概念の中にあるサムライ像を、見事に裏切り、リラックスした遊び心で全編を溢みたしている。それが徹底されている。すごい事だ。それだけで楽しい。9点(2004-12-06 20:10:50)(良:1票)

210.  Stereo Future SF episode 2002 あまり友達にもおおっぴらには言ってないんですが、この映画めっちゃ好きです。だっておもろいもん。こういう映画はおおいに「あり」だと思う。9点(2004-12-06 19:52:26)

211.  パンチドランク・ラブ ぶち切れると何でもやってしまう人こそ、ぶち切れるまではほんとに静かな人が多い。バリーもそのタイプ。恋愛下手なわりに、ぶちきれた時の行動力は生半可じゃない。ストーリーはかなり飛躍を多用し、ギャグもちりばめられていて、まばゆい仕上がりになっている。個人的にはE・ワトソンの(女神+小悪魔)÷2的なキャラ設定が素晴らしいと思った。「あの時ああしておけば…」と恋愛について後悔している男性にとっては、まさに癒しの映画。相手の女性がリナのような人であれば…。でも、最後にはちゃんと自分の力で頑張ろうと思わせてくれる。6点(2004-12-06 19:45:00)

212.  ワンダーランド駅で 《ネタバレ》 二人の出会った電車内で「Next,Wonderland.」ってアナウンスがあるわけですよ。もちろん次の停車駅を言ってるだけなんですが、明らかに二重の意味を持たされてます。この二重の意味を持ったアナウンスというアイデアが成立してる時点で、僕は兜を脱ぎました。やられました。ロマンチックじゃないですか! ←しかも主役の男女のやり取りとは別の所でロマンチックさをアピールしてるのが心憎い。「Next,Brazil.」じゃなくて本当に良かった。もちろん、他にもいいところはいっぱいありますよ。いい年して、自分の好きな勉強に打ち込んでいる元配管工とか、自分の孤独とうまく付き合えない看護婦さんとか。でもとりあえず、日本の鉄道会社も夢のある駅名をつけてくんないかなと。これが一番の感想です。8点(2004-12-06 19:14:28)(良:1票)

213.  ボクサー(1997) IRA関係の映画って、ひたすらつらい映画が多い(『ナッシング・パーソナル』とか)けれど、この映画は主役の二人の恋を描くことで悲劇的になり過ぎないよう、バランスが保たれている。だから、同じようなテーマの映画に比べるとまだ観やすい。そして、いつも思うことだが、宗教がらみの争いは、宗教がらみであるがゆえにここまで根強い&必死だし、その一方、明らかに宗教的な平和への願いとは矛盾している。なんでかな~。やっぱり、自分の好きな人だけ守るのはダメですか? 何気ない日常が一触即発の状態と隣り合わせである、というものすごい状況をエミリー・ワトソンのおそろしい演技で良質なサスペンスにしてる。そこら辺が映画としても良くできてると思う。7点(2004-11-26 15:58:26)

214.  野性の夜に 僕の10代最後の一年間は、この作品を考えることに消尽された。「愛」を「相手に対する責任を積極的に背負うこと」だと思っていた僕は、まさにこの映画によって「責任」を考え直す羽目になった。映画の題材はエイズとか同性愛といった強烈なものだし、監督及び主演の人がマジで死んじゃったという話題性もあるが、正直言って普通の人間である僕にとって、そんなことは何にも訴えかけてこない。ただひたすら、「相手への責任」と「相手への愛」の葛藤、「今の自分」と「未来の自分」の葛藤だけが、執拗に僕に呼びかけてきた。ラストに提示される「昇華」のイメージは、これからの僕を突き動かす動力になってくれるだろう。あらゆる意味で衝撃的な映画。9点(2004-11-26 08:09:35)

215.  シーズ・オール・ザット 《ネタバレ》 レイチェルは変身前の服装適当な姿のほうが光ってるよな。プロムのドレスも似合ってるけど。バイトの制服もかなり笑える。テーマ曲もすごくきれい。とても魅力的な映画だとおもう。惜しむらくは、メガネをすぐにコンタクトにしちゃった所かな。パーティーはともかく、学校ではメガネでいって欲しかった。って、明らかに個人的な願いですけど。7点(2004-11-26 07:47:10)(良:1票)

216.  きょうのできごと a day on the planet 「なんで?」と執拗に繰り返される「ガキの質問」に「ようわからへんけど」ってかなり適当に答えていることが、会話の推進力となり、はたまた次第にはっきりとした思いを形作っていくというのは、自分の経験として十分に知ってはいたけど、映画でそれを見せられたのはこの作品がはじめて。その意味で、この映画はいけるところまで人間を単純に描いている。そのおかげで逆に、人間を取り巻くシステムのようなものが浮き上がっている。見終わったあと、ふと世界とうまくつながっている気がしてきた。「命」つながりだけでなく、「時間の共有」つながりもありえるし、戦闘の絶えないこんな時代(つまり、「命」つながりが弱いってこと)だからこそ「時間でつながっている感覚」は必要とされているとひそかに思う。そう願う。7点(2004-11-17 12:52:59)

217.  世界の終わりという名の雑貨店 「こんにちは」ってライフルを突きつける不毛。小津監督の「おはよう」と対照的な挨拶の無効性。結構いいところついてると思う。でも、題名から想像していたとおり、のめりこみ文学の感覚が強く出ている。だからそういう文学が好きな人でないと、単なる変態映画(たしかに女子高生の描写はよからぬ意図を感じるが…)に見えるかもしれない。でもこの映画は「全ての風景やできごとが色あせて見える」人のための映画。自分との対話を執拗に繰り返している人のための映画。万人向きではない。だから本当はミニスカートをみても、それをちょっと遠くに感じてしまうような人がこの映画を見るべきなのだろう。「映像がチープ」という向きもあるかもしれないが、その批判は当らない。世界が色あせてるのに「世界がリッチ」に現前してくるはずがない。世界が「チープ」にしか感じれない人のための映画なのだから。5点(2004-11-12 16:49:21)

218.  とらばいゆ この映画は間違いなく、小津安二郎監督「お茶漬けの味」へのオマージュである。女流棋士姉妹という設定や、男性陣のなよなよさアップによって、「お茶漬けの味」よりも女性的な映画に仕上がっている。なによりもキャスティングが素晴らしい。主演の4人がまさにハマリ役。4人の個性がしっかりと描かれていてとても面白い。前半は少しゆったりとした展開だが、後半、特にラスト近くの緊張感はものすごい。長まわしショットを効果的に使って「気持ち」という掴まえにくいものを見えるようにしてくれる。「お茶漬けの味」もラストのテンションがすごいけれど、こちらも負けていない。小津作品と見比べても楽しいし、もちろん単独でも見ごたえのある作品だと思う。 7点(2004-11-12 11:38:25)(良:1票) 《改行有》

219.  28日後... 「世界の終わり」はいつ来るんだろうか。それとも、実はもうすでに「世界の終わ」った後の世界に僕らは生きていたりして。それとも、「世界の終わり」なんておおげさなものではなく、単に「僕らの終わり」なのだろうか。僕は、自分が死ぬ時に、やっぱり世界は終わって欲しくないと思えるだろうか。こんな事を考えた。 この映画は基本的に美的な映画だと思う。画面の構図、静かにかける馬、ラストの「地獄⇒こんにちわ」の転換とか、シーンごとの完成度は高い。雰囲気はタルコフスキーの「ストーカー」にも通じるものをもっていると思う。雰囲気だけで十分にみれる。付け加えると、この映画は人間の下劣な一面をも強烈に描いているが、その描き方を軽蔑する観客に対してもなんか言いたそうではある。6点(2004-11-10 15:37:41)《改行有》

220.  隠し剣 鬼の爪 《ネタバレ》 最近、サムライを辞める侍の映画が増えてきた。時代は幕末とはいえ、欲深な家老VS下級武士という構図は、日本の経済発展を支えてきた企業の構図とほとんど同じ。企業に縛られて生きていくのに疑問を感じる人にとっては他人事ではない。だから、『ラストサムライ』のサムライ礼賛とは違って、そもそもサムライという肩書きを背負うことへの疑問の視点をもったことでこの映画はひとつ深いところにある気がする。『たそがれ…』が老成した大人の映画だったのに対し、『隠し剣…』は青春映画である。『たそがれ…』にあったぎらぎらした緊張感や、理想的に洗練された立ち振る舞いはこの映画にはない。でも、サムライという肩書きに徹しきれない所(友人の狭間も、最後は鉄砲に殺されて、サムライとして死ねなかった)や、友人討ちを拝命する時の逡巡する態度、たまにがさつで不器用な立ち振る舞いに若者らしさがでてる。この味わいも悪くない。「もう2度と人を殺したくない」というのは、間違いなく若者の台詞である。大人なら「そういう運命も仕方がない」になりそうだから。がんばれ若者。僕も含めて。8点(2004-11-05 09:08:26)

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