みんなのシネマレビュー |
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201. エリン・ブロコビッチ 事実がそうなのかもしれないが結局大金を手にしたことがハッピーエンドであるかのように描いているのは映画の趣旨と外れているような気がするものの概して楽しめた。もともと自分とは無関係にも関わらず、この責任感、正義感、行動力。彼女が本当に映画のままの人間ならば尊敬します。彼女の夫も含め、人は外枠で判断するなという教訓も生きている。どんな役をやらしても演じきるジュリア・ロバーツ。アカデミー賞おめでとう[DVD(字幕)] 8点(2005-08-24 16:19:39)(良:1票) 202. 或る夜の出来事 ローマの休日やプリティウーマンといった「経典ラブコメ」のさらに経典的存在。男がかなり傲慢な性格で、また犯罪紛いの行為をしてたりと結構悪どい男ではないかと思ってしまったのだが、こういう男が魅力的な時代だったんだろう。「席取り」や「夫婦ゲンカ」や「ヒッチハイク」など随所にコミカルで面白いシーンが鏤められており、この古さにも関わらず今でも十分楽しめる映画だった。[DVD(字幕)] 8点(2005-08-24 16:15:41) 203. アダムス・ファミリー2 特異な価値観を持つ家族の話なので、前作あまり無かった外部との接触を増やした今作は、前作よりも周りの反応など楽しめる要素が増えた。個性派揃いのキャストは前作と変わらないが、特にクリスティーナ・リッチの演技が前作より良くなっていて子役と思えぬ名演だった。1より2のほうが面白いというのは珍しいですね。ブラックなのは変わらないが、見る人を選んだ前作と違い、今作は普通にエンターテイメントコメディ映画。[DVD(字幕)] 8点(2005-08-24 16:10:40) 204. S.W.A.T. とにかくドンパチやるだけだが迫力あり。ストーリーもそこそこ楽しめた。どこにも味方だと確信出来る人間は居ず、息をつかせないのがポイント。もう一波乱欲しかった気もするが[DVD(字幕)] 8点(2005-08-24 16:07:58) 205. K-19 ソ連原潜K-19で実際に起こった事故を映画化した映画。米がソ連の話を描いたにしてはそれほど政治的なものは無い。普通に楽しめるパニック映画[地上波(吹替)] 8点(2005-08-24 16:04:36) 206. 真昼の決闘 西部劇は見たことが無かったがBTTF3がどの辺りをパロってるのかを見るという興味が加わっていたこともあり楽しめた。主人公が周囲に応援されながらではなく、どちらかというと疎まれながら孤立して悪党と闘うという内容も西部劇の定型的なヒロイズムとはずれていて斬新(ジョン・ウェインが批判するのもわかる)。その周辺の人間の心理描写も含めた社会的な話が中心でむしろ決闘シーンはさらりと描かれているのはテンポも後味もよく好印象。当時のハリウッドの赤狩りに対する皮肉的な内容になっている。空撮風の引き、ガラス越しの緊迫感、馬上から一人佇む保安官を見下ろすシーンなどカメラワークが多彩かつ斬新で西部劇的な古さが無い。そして何よりも映画内の時間進行と現実の時間進行が一致しているというリアルタイムムービーという斬新さ。とにかく斬新という言葉が似合うニュータイプウェスタンムービー[インターネット(字幕)] 8点(2005-08-20 03:44:32) 207. トゥー・ウィークス・ノーティス サンドラ・ブロックとヒュー・グラントのこの手のドラマやらせたら最強のコンビで送る現代版スクリューボールコメディ。もうね、ストーリーは典型的な話で王道なんだがこの二人が組んでる時点で楽しめる。特別感動はないだろうが見て損は無い後味のいい映画[DVD(字幕)] 8点(2005-08-20 03:36:47) 208. バイオハザードII アポカリプス 今回は舞台が町全体と広く、前作のようなお化け屋敷的な怖さは無かった。ほとんど、ストーリーが単純で面白くなったマトリックスという感じ[ビデオ(字幕)] 8点(2005-08-01 11:38:42) 209. ファミリー・ゲーム/双子の天使 原作はかの有名な『ふたりのロッテ』です。映画化は数回目でしょう。日本でも美空ひばりがやってたと思います。やはり名作が原作なだけあり面白い。誰でも楽しめるエンターテイメント映画になってます。ギャグも結構クロくディズニーにしては結構思い切ってますね。挿入歌がやたら豪華なのもディズニーらしさか(笑)。リンジー・ローハンの一人二役の演技は見事。私は93年のドイツ映画「ふたりのロッテ」よりこちらの脚色のほうが好きですね。[DVD(字幕)] 8点(2005-08-01 10:44:24) 210. ドラえもん のび太のパラレル西遊記 子供の頃何度も見た記憶あり。ドラえもん映画でも海底鬼岩城と並び1,2を争うほどはまった映画でした。今見ると内容は薄くアニマル惑星や日本誕生、魔界大冒険などのほうがいい話のような気もするが、子供が喜ぶエンターテイメントとしては良作の西遊記パロディ。ゲーム風の世界観が子供の心を惹きつけるのだろう。子供の頃惹かれたこともあり高得点にしておきます。アニメ点と普通映画点は別枠で[ビデオ(邦画)] 8点(2005-07-31 13:36:17) 211. ドゥ・ザ・ライト・シング この監督は、自分の作品は20年後も30年後も見られるという意識がないのか、意識して(当時すでに)古臭くしていたのか、単に古くなったのかがわからない微妙な選曲と演出をいつも感じるのだが、この作品は特に違和感を感じる。とにかく古いしダサいしうるさいしついて行けない。ただ価値があるのはLA暴動よりも前の作品ということだ。偏らずリアリティのある群像劇。なぜ今やセンスの無いプロパガンダしか生み出さないようなしょうもない監督と化してしまったのか謎である。[インターネット(字幕)] 7点(2020-08-10 02:07:32) 212. 新感染 ファイナル・エクスプレス 大沢たかおのそっくりさんが主演の韓国のゾンビパニック映画。3重合わせガラスが高速鉄道の常識の中、粉砕して飛び散る窓ガラス、炎上機関車に脱線転覆事故など、KTXの安全性に疑問を投げかk。面白いですよ。ただ新幹線は名乗らないでほしい[インターネット(字幕)] 7点(2020-08-10 01:57:53) 213. 奇蹟がくれた数式 ラマヌジャン予想で知られるインドの天才数学者シュリニヴァーサ・ラマヌジャンの伝記。数学どころか算数すら苦手だが、数学者の伝記や逸話は夢に、天才、奇人、変人あらゆる要素が詰まっていて面白い。[インターネット(字幕)] 7点(2020-06-13 14:28:45) 214. 2人のローマ教皇 バチカンも権力と対立の世界の縮図に過ぎないというテーマで、同じようにバチカンのタブーに触れたゴッドファーザーパート3の時は波紋しか生まなかったが、今回の許容は時代が変わったんだなと思わされる。ローマ教皇の「人間宣言」的な意味で金字塔になるだろう。正反対のキャラクターを持った2人の教皇を実話を基にタブーなく描き、コメディ要素を含む軽快なノリで全く予備知識がなくてもバチカンのシステムや雰囲気や歴史をつかめる。予備知識を得るには下手なドキュメンタリーより良質な作品[インターネット(字幕)] 7点(2020-06-13 13:57:30) 215. クリムゾン・タイド 一歩間違うとセガール系のトンデモ設定のアクションになりそうだが余計な蛇足はせずなんとか冷戦時代の戦争サスペンスにおさめた。アメリカ人が好きそうなマッチョ対インテリの典型的プロットで少し引いてしまい1点減点だが、面白さは折り紙付きで、潜水艦という閉鎖された空間の中で核戦争一歩手前の緊張感と内部の心理サスペンスを描いた傑作と言っていいだろう。[DVD(字幕)] 7点(2012-09-06 08:43:45) 216. J・エドガー 本国含めあまり評価は高くなく、内容もわかりにくいといった声が多かったので、予備知識もそれほどなくどうかなと思いつつもエドガー・フーパーという人物そのものに興味があったので観賞。思ってたより全然わかりやすく、アメリカ政治史に興味があれば普通に興味深く最後まで見られる。伝記ものとしてはダラダラ長くもなく非常に見やすい部類の映画ではないだろうか。[DVD(字幕)] 7点(2012-09-03 10:36:00) 217. 宇宙人ポール 監督こそエドガー・ライトではないが、主演サイモン・ペッグとニック・フロストでショーンオブザデッドでのゾンビがそうであったように、ステレオタイプを逆手にとり、まるで宇宙人が存在することが常識とでも言わんばかりにこれでもかというほど「型通り」かつ、型破りなほど人間臭い宇宙人を登場させSF愛あふれたパロディを連発。ストーリーも無駄にまとまっており文句なしの娯楽作。ジム・キャリーやベン・スティラーのコメディがマンネリ化する中、今最も外れのないコメディスターはサイモン・ペッグとスティーヴ・カレルかな[DVD(字幕)] 7点(2012-09-02 06:58:55) 218. ロボジー クソくだらねーでもおもしれーw映画という敷居の高さを大事にした作品か、テレビのドラマやバラエティの延長の興行用作品に二分されてる感のある邦画の中で、有名芸人の芸風やアイドルに頼らない実にくだらないがオリジナリティのある設定のB級コメディってどうも最近欠けてたジャンルな気がする。いや、チャンカワイこそ出てるけど。[DVD(邦画)] 7点(2012-09-02 06:40:27) 219. ミッドナイト・イン・パリ ウディ・アレンのコメディの圧倒的なシュールさは正直合わないことが多かったがこの作品は好み。ユーモアをフルに楽しむためにはエコールドパリの知識はもっと必要だったんだろうが、その点主張をわかりやすく、かつ押し付けがましくないレベルに配置したバランスが絶妙。肩透かしで終わるのはいかにもアレンだが、パリという幻想を痛烈に皮肉りながら、映像ではこれでもかというほど幻想的かつ優美な映像でパリの魅力をアピールしてくるアレン。まいった。[映画館(字幕)] 7点(2012-09-02 05:58:32) 220. 北北西に進路を取れ ヒッチコックの真髄はスリラー要素にあるが、この作品はアクションに振れすぎかなあ。当時の水準では他に類を見ないどうやって撮ったのかもわからないアクションシークエンスは意欲満点さすが大物監督という感じで楽しめるが いかんせんストーリーの散漫さと冗長さ、そしてスリルの欠如が作品の完成度を落としている。 まあ先駆者の難しさかね。[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-05-18 08:09:54)《改行有》
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