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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
201. 耳をすませば(1995) オリビア・ニュートン=ジョンが歌う“Take Me Home Country Roads”は私と同年代の青春の歌、大変なつかしい。映画の方もメルヘンの世界は良いが、少女漫画すぎるのは私の好みじゃない。[ビデオ(邦画)] 5点(2013-08-10 15:45:28) 202. アンナ・カレーニナ(1997) トルストイの長編なのだが、映画はまるでダイジェスト版であるかのように細切れに進む。良く言えばテンポがいいと言うことなのだろうが、これで人物関係やストーリーがわかるのかしらと心配になる。ガルボやビビアン・リーの過去の映画、栗原小巻の舞台、そしてそもそもの小説、どれかひとつくらいは馴染んでないと・・・。だが後半はアンナとヴロンスキーの不倫に焦点が定まり、ようやく映画らしくなる。私はアンナ・カレーニナの映画は4本目だったが、まだこれこそという映画にぶつからない。5作目のキーラ・ナイトレイにも挑戦はしてみるが・・・。[DVD(字幕)] 5点(2013-05-13 07:22:03) 203. 最後の賭け(1997) 《ネタバレ》 前半は結構退屈、のんびりしていて少しもサスペンスらしくない。だがムッシューKの登場とともに急に引き締まる。バックに流れるプッチーニのオペラ「トスカ」も効果的。こそ泥のくせにマフィアから半額だまし取るとは大胆不敵だが、命だけ助かったのは幸運だと思う。[DVD(字幕)] 5点(2013-05-11 08:35:36) 204. 真実の行方 どうもよくわからない映画だ。動機もピンとこないし、第一マーティンがなぜ頼まれもしないのに弁護を引き受けたのかとか。本当に敏腕弁護士なのだろうか、自分でそう言っている事自体おかしいし、ただの売名家、単純な事件を複雑にしただけに思える。それはそうとドゥルス・ポンテスが歌う「Cancao do Mar」が印象深かった。[DVD(字幕)] 5点(2012-11-23 22:14:35) 205. プラクティカル・マジック 期待して見ると空振りに終わってしまうかもしれないけど、期待せずに見れば意外とおもしろいかも・・・。[DVD(字幕)] 5点(2012-11-10 06:24:41) 206. ファミリー・ゲーム/双子の天使 原作の格調高い雰囲気が失われ、大衆的な雰囲気になってしまっているように思う。元はと言えばケストナーの児童文学で、離婚した夫婦の関係を修復させようとする感動の物語なのだが、この映画はタイトルのように入れ替わりゲームの感覚だ。感情面の趣や伏線など味わいに欠けているのではなかろうか。むろんバックに流れる音楽がヒット曲というせいもあるだろう。好みの問題かもしれないが、私はドイツ映画の方が好き。 だが双子の姉妹を一人二役でこなすリンジーは立派。[DVD(字幕)] 5点(2012-09-30 06:52:31)《改行有》 207. 接続 ザ・コンタクト 《ネタバレ》 ヴェルヴェット・アンダーグラウンドのレコードの縁で結びついた男女、ネットを通じての交際となるがいかにももどかしい。このもどかしさが女性心をくすぐるのだろうか。韓国では大変な人気だったという。バックに流れるバッハのメヌエットが少しずつアレンジされ、最後はサラ・ヴォーンの有名な歌になるのが印象的。[ビデオ(字幕)] 5点(2012-09-29 17:23:34) 208. ラン・アウェイ RUN AWAY 警察が信用できなくて病院も安全でないとすると、自分たちで解決の糸口を見つけ闘うほかない。ビョンホンの新人賞受賞の対象になった映画だが、彼のできは良くても共演するヒロインが前作「誰が俺を狂わせるか」のチェ・ジンシルより数段劣るし、映画のストーリーも単調で今一歩だと思う。[DVD(字幕)] 5点(2012-08-25 11:59:36) 209. ハモンハモン 情熱的=本能的なのかもしれない。悪くはないと思うが、好きになれない映画だ。救いはペネロペの魅惑的な美しさのみ。[DVD(字幕)] 5点(2012-08-11 22:13:13) 210. カーマ・スートラ/愛の教科書 カーマ・スートラとは性の奥義書らしいが、この映画はその要素は少ない。それよりも"A Tale of Love(愛の物語)"という感じが強い。これを愛の教科書という邦題にしたのはいかがなものか。いかにも女性監督らしいイメージの映画だ。[DVD(字幕)] 5点(2012-07-29 15:43:48) 211. グリム・ブラザーズ/スノーホワイト(1997) グリム兄弟の原作に近ければ近いほど、グロテスクで決してハッピーエンドにならないと覚悟して見たが想像通りだった。白雪姫(ここではリリー)の継母が最初から悪女だったというよりも、娘が父親と継母の間をやっかみ次第に親子関係が崩れていくといった方が超リアルだとも思う。それにしてもシガニー・ウィーバーの継母は見事で見応え十分。しかしながら、やっぱりこういう映画は好きではない。[DVD(字幕)] 5点(2012-07-26 02:15:22) 212. ひめゆりの塔(1995) 原作は同じ水木洋子の「ひめゆりの塔」でありながら、過去のどの「ひめゆりの塔」よりも劣るようだ。まずキャストが小粒、女子生徒らも現代風でちょっとなじめない。その上描き方がずいぶん浅い。たしかにストーリー的には今井正監督らの作品をなぞってはいるが・・・。良かった点を一つあげると、沖縄の色を濃く出していること、その点は評価できる。[DVD(邦画)] 5点(2012-07-10 19:42:56) 213. 萌の朱雀 こういう会話が少なく、雰囲気で見せる映画は嫌いではないし、好きな方ではある。しかしこうも会話が少なくシーンが断片的になると、物語のつながりを捉えるのがむずかしい。いやその前に人物像や人間関係を捉えるのもむずかしく、その人が何をどう思っているか、憶測するほかない。後で関連のHPを見て、ある程度は理解はできたが・・・。 この映画は國村隼さん以外は、素人に毛が生えた程度の役者さんと地元の住民らしい。自然の良さは出ているが、少ない会話がまた聞き取りにくいし、大事な部分も聞き逃しそう。女の子がとてもかわいいと思ったら、後にカーネーションで主役を張った尾野真千子さんと知りびっくり。[DVD(邦画)] 5点(2012-05-03 08:49:26)《改行有》 214. 真夏の夜の夢(1999) メンデルスゾーンの有名な結婚行進曲は、元々このお芝居に付けられた音楽だ。だからこの映画の中に登場しても当然なのだが、それだけでなく他にも「椿姫」の乾杯の歌などのオペラ曲も使われ豪華である。また配役陣も主役級の男優女優が多く登場し、これまた豪華、贅沢な作りだ。 映画はお芝居の台詞をなぞり、筋書き通りに進んでわかりやすい。ただ問題なのはあまりにも現代風すぎて、シェークスピアらしさや物語の幻想的な雰囲気がなくなっているのが残念だ。その顕著な例が自転車、ムードぶちこわしもいいところ。 しかし劇中劇の「ピラマスとシスビー」はおもしろく良かった。[DVD(字幕)] 5点(2012-03-31 16:09:29)《改行有》 215. マネキン2 前作のマネキンのキム・キャトラルより、こっちのクリスティ・スワンソンの方がずっと魅力的に見えるのだけど、映画全体としてはずいぶん落ちてしまう。前作より派手でスケールは大きくなるが、ロマンティックな面はいまいち、その分だけドタバタが目についてしまう。 キャストもほとんど入れ替わってしまって、引き続いて出ているのはモントローズ役のメシャック・テイラーとアンディだけ。モントローズは前回よりも活躍しているが・・・。 そうそうもう一つ、テーマ曲のスターシップの「Nothing's Gonna Stop Us Now」は同じだが・・・。 ところでこの映画のマネキンは1000年後に目が覚めたわけだが、それにしては現代文明に早く溶けすぎかな(前回のマネキンでも思った)[DVD(字幕)] 5点(2012-02-12 08:55:30)《改行有》 216. ユージュアル・サスペクツ たしかにラストはびっくりさせられたが、映画の内容は興味を引くものはなく、たいしておもしろくなかった。[DVD(字幕)] 5点(2012-02-10 20:38:50) 217. 天使にラブ・ソングを2 この映画自体はそれほど悪くないと思うのだが、前作と比べたら数段落ちる。舞台を修道院から高校に移したのだから、もっと青春ドラマに徹するとかしてほしかった。反抗的な子どもたちを手懐けるのもあっさりした感じだし、一度飛び出した子が戻るのも簡単すぎ。歌もこの手の歌はあまり好きでないし・・・。[DVD(字幕)] 5点(2011-12-31 12:59:04)(良:1票) 218. ホワイト・バレンタイン こういう映画って苦手。傷ついた鳩や子犬をかわいがるような優しさいっぱいというのはわかるが、女々しいのは好きでないし、優柔不断がじれったい。しかし、この映画を否定する気はまったくない。このほのぼのとした暖かさは実に心地よい、ちょうどジョンミンが描いた童話の絵のように。[DVD(字幕)] 5点(2011-07-10 10:43:46) 219. ホーム・アローン 私の息子がカルキン兄弟と同じ年頃、であるから私も息子と一緒に親子で見る羽目に・・・。 この頃のマコーレーはかわいいし、役柄も見事にこなしている。映画はケビン少年の賢さが際だっていて、大人の側がふがいない。それにしても撃退作戦がまんまとはまる都合の良さも、子ども向けの映画なのだから許されるだろう。[地上波(吹替)] 5点(2011-06-14 19:45:31)《改行有》 220. 金田一少年の事件簿 雪夜叉伝説殺人事件<TVM> 息子が子どもの時、一緒に見た。原作は漫画だが、見てる側を引きつける力はなかなかである。十分楽しめた。 トリックについてはよく考えたなと感心できる。しかし動機はとなると・・・。[地上波(邦画)] 5点(2011-05-20 04:57:46)《改行有》
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