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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 604
性別 女性
ホームページ http://www.geocities.jp/suminoe_kagaya/
自己紹介 2004年から映画専門サイトをたちあげました。
ジャンルはSFが主ですが、サスペンスも大好きです。
リバーランズスルーイットや、ショーシャンクの空に
のようなヒューマンものから、未知との遭遇やバックトゥ
ザフューチャーなどのアンブリンもの。
十二人の怒れる男やパルプフィクションなどの脚本もの・・
自分が良いと思った映画が合う映画で、見る人の数だけ
思いも変わると思います。その中で、共感できる人が
多ければ売れるのでしょうね。
たまに<これだけ映画を見てるんだから万人受けは・・>
と、マニアックな映画にも手をつけますが、
できの良い映画や単館ものなど多趣味なジャンルに疲れ、
子供時代に帰ってるみたいです・・
それらは映画館で見た映画本来の娯楽作だった・・

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221.  ギフト(2000) 《ネタバレ》 恥ずかしながらラストのどんでん返しのある場所で、 感動して涙ぐみながら次の瞬間、恐怖で怖くて泣きながらわめいていた・・ この映画はオチがわかると、なんだしょうもないと思われる人もいるが、 後半がつまらないという人が大半の中、私にはそれまでがたいくつだった。 これ、サスペンス?だってホラーのところにあったし、 サム・ライミだし・・両方ですが・・ 最終的にはホラーとします。ホラー落ちなもので。 ケイト・ブランシェットのうまい演技が見たくて見たのだけれど、 張り合うほどのすごい演技を見せたのが、ジョヴァンニ・リビシ。 「プライベートライアン」に出ていたそうなんで、今度見直そうっと。 もうひとつの借りる理由が、私がサム・ライミのファンだということ。 でもカメラワークはどうということもなく、 ただ夜景(特に木や池)の撮り方がファンタジーホラーでした。 どことなくティム・バートン風で、んん~ライミ手ぬるいと。 サスペンスの前半は特に怖くもなく、 ライミ好きの私には物足りず時折見せる悪趣味な偶像も、 フィンチャーの方が秀悦でした。 が、前出したケイトとリビシの演技にリアルささえ感じて、 その問題の後半で「ああ、いい話じゃないか」と涙。 それが恐怖の知らせとわかると怖くてもう泣いてしまう・・ 自分の中にまだ子供が住んでいた・・ んなオチで泣くなんて。しかも前に同じようなのにやられたじゃないか。 ライミがこんなホラー作るなんて、反則ですよね。 ついに大衆の支持は愛で得たくなってきたか・・? 「スパイダーマン」もそうだしね。 まあこの時期大ブレイク後のキアヌ・リーブスが悪役で出演と、 話題にはなりましたがキアヌは悪役きびしいものが・・ よーく見ているとわかりやすく先も読みやすいドラマです。 でも今回の私のように何も考えず見ると面白い。 サスペンスと見ててふいをつかれたのです。 「ギフト」という題は、深いです。 彼女は人の人生を占い、善意のお金をもらい生活しているけれど、 最後にもらったのはお金ではないんですよね。 [DVD(字幕)] 7点(2005-04-03 00:32:59)《改行有》

222.  ナショナル・トレジャー 《ネタバレ》 予告で面白そうだと期待して観に行きました。 インディジョーンズシリーズが大好きなので、筋的には満足しています。 が・・やはり最初からそのことばかり期待し比べてしまう。 ニコラス・ケイジというのもよかった。 演技的に今回の役回りは、インディとかぶりました。 ところが・・話が難解すぎる。 あまりに謎から謎へと続いてゆくので考え予測するのが楽しくなくなり、 ニコラス・ケイジの後をつけ秘宝を奪おうという役どころがあったので、 そいつに乗ったほうが楽しく鑑賞できるだろうと切り替えました。 それで正解だったようですね。 懲りすぎなのと、日本人が観ると特にわからない番地や歴史によって変わる住所。 こういうのは推理するより見過ごして楽しまないと展開についてゆけない。 ルパン三世みたいだなぁどっちかといえば・・ 面白くなってきたのは実は、教会に入ってからなのです。 やっぱりインディジョーンズが私は好きなので、 教会の棺を格納してある壁を壊すと洞窟になっている、 そこから本当の冒険が始まるんだとワクワクしましたから。 主役と父との関わりなどもインディジョーンズの・・3ですね。似ています。 その父子のつながりもよく描けていましたが・・ 一番の掘り出し物といえば、ケイジの助手役をやっていた青年。 メガネをかけたパソコンおたくなんですが、トビー・マグワイア似です。 [DVD(字幕)] 7点(2005-04-03 00:24:46)《改行有》

223.  インディ・ジョーンズ/最後の聖戦 《ネタバレ》 レイダースよりは面白く(贅沢すぎ)魔宮よりはハチャメチャ。 どことなく「1941」を髣髴とさせるお金の無駄使いな映画。 でもルーカスが「やろう」と言うならスピルバーグはもともと、 無駄使い大好きですから「戦車使っていい?」なんてな感じで・・ コメディもなんか全シリーズ中一番でした。 ばからしすぎて(へえ~スピルバーグの映画ってこんなにギャグ冴えてた?) と、見直しました・・って変でしょうか?? あの縛られた親子がくるくる回るアイデアって、 ばかとしか言いようがないセンス!ツボだ・・ ショーン・コネリーが真面目にやってる・・すごい! 関係ないがバンデットQを思い出した。 もう見れないリバー・フェニックスも真剣にギャグやってるしで。 実はこの最後の聖戦だけ見ていなかったのです。 面白くなさそうと思い(配役が豪華すぎ)ボックスDVDを買うと、 仕方なく4枚もついてるので一番後回しに見ることに・・・ あ、4枚目は特典のみのディスクで、これだけでもかなりの価値。 思ってたより面白く見れたのですが、中半のテンポが目茶目茶。 ああ、戦車や建物を見せたいんだ・・とストーリーそっちのけの、 冒険映画に付き合ったのです。「らくだはいらない」これもおかしい・・ 個人的に思うのですが、スピルバーグはSFよりも、 西部劇の方がうまいんじゃないかと。馬の撮りかたがうまい!(シャレか) あと、ここまでナチを毛嫌い超えて、ギャグにする人って・・・ 原作はルーカスですからルーカスもナチ嫌いなのかも。 7点(2005-03-01 05:32:06)《改行有》

224.  この世の外へ クラブ進駐軍 私はこの映画は最近の邦画にしてはよく出来たと思いますよ。 まず、暗い内容でもあるのに暗くはない、軽くもない。 見やすいのです。客観的に描かれていてドライなんですが、 邦画の戦争モノ(時代が敗戦後)としては暗くない。 難を言えばバンドのメンバーがみんなお坊ちゃんみたいで、 伝わってこないというのはありますが・・ この題材で別にリアリティもいらないし、 とにかく暗い邦画は(人間ドラマは別にして) 好きじゃあないんで・・ 心配しましたから。 うわ、また不幸なコドモが出てきた。と見ながらでも暗くない。 やはり製作側が戦争を知らない世代ということもあるか。 洋画を見ているような錯覚さえ途中からしました。 淡々と自分らのアイデンテイを見つけようとしている彼らは、 アメリカ兵らとは全く違うのです。 戦争に負けた方は平和を手にし、勝った方は命をひきかえに。 実際私は見ていて、ああ負けた何もないところから、 この時代の人らは這い上がってきたんだ。 でも這い上がろうとする敗者の意地がある夢があると感じた。 でも負けてくれてよかったとも思う。 自分がその時代の人じゃないから言えるのだけど、 アメリカ兵を置き換えると勝って命と引き換えはごめんだ。 そんな思いで見ているとふとある洋画を思い出した。 「太陽の帝国」スピルバーグの映画。舞台は1941年。 この映画と同じで主人公は客観的に見るしかない、 イギリス人のコドモ。さすがにこちらがうまく演出しているが、 言ってることや立場は似通ってはいる。 7点(2005-02-19 06:44:17)《改行有》

225.  ハスラー 《ネタバレ》 遅まきながら見ました。見る前から過度の期待をしていたせいでしょうか。 「なーんだ」と思うところが・・ 自分の中でこうなってはいけない的な見方をしますが、 そう思えたのも小説のような脚本の良さでしょう。 が、やっぱり単にヒモだったニューマンと、 本気の末にああなった彼女というシチュエーションはやりすぎ。 本気だったと気づき正当化しても嫌ですね。 それとエンディングが気に入らない。 最初にあった長々と続くゲームからして、 勝手にエンディングさえも感動のエンディングと期待。 でもあっさり終わるのは、何も残らなかったということ。 勝負に勝っても残らないむなしさということ。 もっと娯楽も期待したのです。 あとニューマンの髪型が面白い。後期の方が好きだなぁ・・ で、良かったところはつまり内面を描いているということ。 おごり高ぶり自分を忘れる主人公の、 それからの人間的な成長がよく描けています。 埃っぽい賭博所と化したプールバーの雰囲気も、 モノクロでなきゃと思いました。 あるセリフが変に残りました。 敵方のマネージャー役、この人がなかなかいい演技。 「この世には負ける理由を探している人間がたくさんいる」 こんなセリフだったと思うけど。 展開としては、最初ニューマンについていた相棒と、 最後でも組んでくれたらかなり評価も変わるかも。 7点(2005-02-07 15:18:58)《改行有》

226.  ターミナル 《ネタバレ》 劇場鑑賞は「オールウェイズ」からご無沙汰していました。見ないと後悔すると思いましたよ。確かに最初の到着予定板(正式名わかる方いませんか?)の映し方から、ぐるりと主人公の周りを説明するカメラワーク、 「なんかしら昔の洋画見てる感じでレトロで品がありよいのだが・・ ああ、やっぱり私にはヤヌス・カミンスキーは合わないわ・・と思った。でも抜いたごちゃつく色に慣れてきて気づく。昔のヨーロッパ映画みたいだなぁ。確かに面白いコミカルなところは笑えほのぼのと見られ(ハンクスのやりすぎな芸も古風)、でもたいくつするくらい(昔のヨーロッパ映画ってそうだよね)ほのぼのとしながら、ある時を待っていました。・・思えばターミナルのコピーそのまま、観客もいつその時が来るのか待っていたのではないだろうか?何を待つか?CMなどで見た感動を劇場で味わいたいという、盛り上がりでしょう。ハンクスは何を待っていたのか?私の解釈では彼女の気持ち。 空港から出られるチャンスはあったのに出なかった。空港から出たいけど空港にいれば彼女を待つことができる。そうゆう意味ではまあいらないなとも思った、ゼタ=ジョーンズも、役的に意味があるのかもね。・・それとも、保護ではなく正当な理由で出て行く許可をもらいたかったとか。(国が元の状態に戻ること)とにかくよくわからない。 ラストにかけても。観客は宣伝に期待して泣きに来たのにコメディだから切り替えるも、ヤギの薬の事件やモップおやじ旅客機を止める事件など、泣けそうなところがあるたびに、「ここか?」と感情を盛り上げる用意をするもまたコメディにと、雪の空港で終わった方がよかったか。ジャズバーまで行くのならそれからまた空港へと行けばよかったか。 おそらく最大の原因は、トム・ハンクスの映画になってしまったことかも。 パンフを読むと、コメディとか多くハンクスが関与してるし、スピルバーグは前にA.I.で、キューブリックと半分こやってどっちつかずになったのに。あれは、ブラックのままか家族愛に絞ればよかった。これも80パーセントコメディ&人情劇なのに、ラストに監督が締めを担当しましたみたい。キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャンを、まだ見てない人はぜひ見比べてください。これが良くも悪くもスピルバーグの映画です。個人的にはこっちのハンクスの方が、脇役でありながらとても良いです。7点(2005-01-08 07:20:28)《改行有》

227.  ターンレフト ターンライト 《ネタバレ》 劇場で上映される数が少なく、単館ものと言ってよいでしょう。 見終わった後ピンときはしませんでしたが、一緒に行った人は よい映画だと褒めていました。たぶんハリウッド慣れしすぎたのか、 私は劇場で派手なアクションや感動作に見慣れ、 絵本が原作のこういう映画にピンとこないのかもしれない。 だから時間がたてば評価も変わるかもしれませんが、 LOVERSの方が脚本が今イチでも泣けてしまった。 なぜだろう・・??映像も脚本も、媚びず恥ずかしくなく、 ほのぼのとしててよかったです。 感動して泣きたい人や映画の中に自分を入れたい人は難しい。 それが私だったので、過度の期待で見るとよくない。 ただただ癒される映画かな? 終わって「ふーん、それがどうしたの?」と、醒める映画でもなく、 ちょっと考えさせられるストーリーではあります。 ちょっとブラックユーモア入っててついていけない処もある。 それが単館向けなのかも。 でもこれは劇場で見てよかったです。街の撮り方がいいですし。 気に入った処は、公園のシーンですね。昔と重なる処。 金城さんはこういう翻弄される役が合っています。 久しぶりに広東語?の地声だと思います。7点(2004-11-30 05:03:39)(良:1票) 《改行有》

228.  ターザン(1999) ディズニーは話は好きですが絵と音楽が苦手で、 現時点で見たのはこれと、ピーターパンになります。 金城武の吹き替えの方を見ましたが、評判がいいのに納得。 違和感なしでひとりニヤニヤ(たどたどしさがはまってて、 この人選ディズニーさん偉いよね)笑うくらいターザンがリアル。 (ドラマの喋りよりうまかった・・)っていったい?? あの喋りなら英語も彼で聞きたかったな。(英語は日本語よりうまいし) それと、既存になりますが絵の素晴らしさ。 苦手だったなめらかすぎの絵も背景のきれいさと、 スピード感にびっくり。ゲームやってるみたい。 大画面で見たほうがいいかも。 ラストがあっさり終わるので、ああやっぱりミュージカルだと思いましたが、 たまに見るのにはいいかも。ただ、歌がV6だったので、 母ゴリラとのふれあいのバラードはそれでよいのですが、 全部V6というのがひきました。アニメの吹き替えは日本語全然OKです。 7点(2004-11-09 20:35:44)《改行有》

229.  暗黒街 若き英雄伝説 《ネタバレ》 面白かったです。実話をもとにしているそうなんですが、 ホントに嘘のようなホントの話、中国って(香港ですが・・) 三国志演義といい(古いが定説)誇大に語りついでいきますね。 横山光輝の「狼の星座」にもこの頃の上海が出てきて、 映画を見てる時に(聞いたような話だ)と感心しました。 最初の方、移民、クラブ歌手、暴動・・と、これは石原裕次郎や、 小林旭の映画かっ?と、(見たことはないけどたぶん・・) ついていけるのか不安でしたが、逆に古すぎて新鮮でした。 金城目当てといっても、ユン・ピョウ(結構好きなのに初めて見た)も見られ、 とても楽しかったです。しかしユン・ピョウって、柴田恭平みたいと思っていたのに、 この頃は太っていたんですね・・でもアリコの保険のCMの人に似ていた。 この映画を見て「LOVERS」はまだ薄いと思いました! この映画は途中からホラーになります。金城は「死霊のはらわた」メイクばりばり。 こういう不気味で変でパワーあふれ、無理やりひっぱってく香港映画、いいですね。 癖になりそうです・・なぜかついていける自分はホラー好きだし、SFも好き。 パワーがあふれてて面白かったので、多少の欠点は笑いましょう。 それとやはり、金城はぼんぼん顔なので、悪いやつをやるときは切れる脚本がいい。 どっちが悪いのかわからないんだけど、悪の正義って脚本しだいだから。 7点(2004-10-08 07:24:36)《改行有》

230.  炎の大捜査線2 《ネタバレ》 これは見終わったあと、すごく快感でした。 とても惜しい映画と思います。罠にはめられた刑事が刑務所に入れられ、 刑事としての正義感も抜け切れないまま刑期を終える予定が、 刑務所でも罠にはめられ実態に嫌気がさし脱獄してマフィアになる。 と、滅茶苦茶なストーリーですが主役であるはずの金城武を主体にすれば、 もっとまとまっていたのですが・・詰め込みすぎて特に中半はただ暗い。 その暗さやエピソードは「ショーシャンクの空に」そっくりです。 あれは、主体をうまく描いていたので傑作となったのです。 この映画の作りですと、語りべを誰にしたいのかわからない。多すぎます。 意味不明なボクサー(エンディングで歌ってる)は、いらないと思う。 金城と出番がだぶるので、どうしても出したいのなら二人を刑事とすればよかった。 このボクサーの子供と騙されるおやじが、「トラブルメーカー」で共演していたので、 余計違和感を感じた。まあ、このおやじを出すなら、アル中のおでぶさんはいらない。 両方、「ショーシャンクの空に」のパターンです。特にアル中の方は時間をかけすぎて 暗いので、もっと短くしないと他の人のエピソードを忘れる。 この、騙されるおやじ、アル中のおでぶさん、子持ちのボクサー、そして金城刑事。 刑務所所長、白髪マフィア、出しすぎです。 だから減った後半から、刑務所所長のワルと、金城と、マフィアにしぼれて、 快活に話が進んだのです。ただ、フェイス/オフの刑務所もどきの、 リンチシーンには閉口。まあ話で仕方ないとして、あそこまでやるのなら 見た人にはわかりますが、そのあとすぐ食堂のシーンにつなげるのはもったいない。 流れから「12モンキーズ」のブラピだ・・とせっかく金城がいい演技をしてたのに、 もったいないな~。すぐわかっちゃったもんね。いや、ブラピかと思った演技。 もっと精神がおかしくなった時間を作らないと、ああもったいない。 それでもその後半は快感と感じるくらい、画面を応援していた。 5分の4が暗くても、あとの1が楽しければいいと思う人、このラストはスカッとします。 7点(2004-10-08 06:51:17)《改行有》

231.  スパイダーマン2 《ネタバレ》 脚本、見せ方など総合では、1の方がよかった。 なんでだろうか??1をDVDしかもパソコンの画面で見、 うわ~楽しそう!2が来たら絶対映画館で見るんだっ!と、 誇大な期待を膨らませたからか・・ そのダイナミックな浮遊感は劇場で実現したものの、 ストーリーやキャラクターがいまいち。 悪役敵キャラが1のほうがよかった。 Xメンのようになってしまった・・ それとダサかっこいい演出が気に入っていたのに、 本当にダサいところを強調(主人公の運のなさ)しすぎ。 それがちょっと時計を見たくなる長く感じた要因かも。 個人的に気に入ったのは相変わらずノビ太くんな、 トビー・マグワイアと、手術シーン。 でも劇場で見た浮遊感にこれ以上点は下げられない。 そしてまた3も見に行くと思う。 正体ばれても続くのが怖い・・ 個人的にはヒロインに飽きているので、 トビーに浮気をしてほしい。7点(2004-08-22 14:34:04)《改行有》

232.  映画に愛をこめて/アメリカの夜 《ネタバレ》 いい映画でした。長い小説を読んだ後のような後味です。 この監督の映画は見るのは2作目です。 映像が記憶に残り、物語を思い出せる映画。でも最初はたいくつで、 忍耐のいる話でした。やはりフランス映画=フランス語が苦手でして、 それなのに英語にせず(DVDでは選べます)身内話か・・と 時間の過ぎるのを待っていましたが、待ってよかったです! 最初のビンタのシーンでつかみはよく、それからの中だるみ(人物が多い) そして面白いと見だしたのが、ビゼット女子が出てきたあたり。 どうやらフランス語の苦手なようで、親近感みたいなもの(苦笑)を 覚えました。・・トリュフォーが、未知との遭遇に出てたときもそう思った。 ようやくフランス語の音に慣れてきたくらいには、 前半に苦痛と思っていた登場人物の名前や背景も思い出す。 すごいリアルな映像特典を見たような感じ(よくついてるやつ)なのに、 そのほとんどが映画のための演技なのかどうなのか・・ 映画を撮ってる映画を見る不思議・・大げさに言えば宇宙の外も宇宙(爆) 邦画で、小田和正が同じような映画を作りましたが、 見終わったあと面白くはなかった。アメリカの夜は、余韻がなんともいえない。 ちっちゃいレオ様ですか、気にいったので他の作品も見たい。 大人はわかってくれないを見てないので。たぶん2回見ればもっと面白いと思う映画。 この映画を見てて(わっアレに似てる)と思ったのは、 ○車の墜落シーン=たてに落ちる車の撮り方=激突!・・こちらは72年作・・ ○写真をめくるように見るシーン=ウ~ララ?とか言いながら・・ =バック・トゥ・ザ・フューチャー2・・マイケルJがフランス雑誌を見ながら、 年鑑と違うのにあきれてたアレです。 ○階段にいる男を後ろから撃つシーン=雪降ってたところ=フレンチコネクション なんというか、そういうのを探すのがいつもすきなんですが、映画っていいです。 この監督さんは本当に誠実に映画が好きなんでしょうね。 7点(2004-06-08 07:18:59)《改行有》

233.  フィアレス 《ネタバレ》 ストーリー的にとてもよい映画です。脚本よし、ラストの演出もよし、ただ中半までがつまらない。ジェフ・ブリッジズの出演映画はたくさん見てて、私は彼の映画が好きなんだと思いました。 ほとんどなぜか、落ちキャラが多いです。これはそのとうりの、 航空機事故生還(でも落ちきれずさまよってる)なんですが、 タッカー、フィッシャーキング、隣人は静かに笑う、シービスケット・・これらは一例ですが、今回のこの役はちょっと我が強く 、生還してからさも自分が神になったような勘違い。 演技的には、K-PAX光の旅人で見せたような危うい包容力を期待したんですが、ひとり浮いてたから気にはなりました。 黒人の女性がキュートでたまらなくいいです。彼女とともにショッピングモールで、死んだ子供と父親への贈り物を選ぶあたりから、私の中で面白いと共感できました。そのあとの意外性と、どうにもならないならまた体験してみる(贈り物も含め)、これは面白いと思う。でも同じ思いや痛みを分かち合えても、やっぱりラストは現実の家庭という場所に戻らないとならない。彼は夢でさまよってたけど、発作で本当に夢の眠りにつけたはず。 そこから戻ることは本当の生還であり、家族とやり直すことが本当の幸せ。ここらがちょっとありきたりで減点ですが、あまりに不思議な映像と音楽に泣けてしまいました。シックスセンスやジェイコブズラダーのラストに匹敵します。 7点(2004-05-10 13:04:12)《改行有》

234.  アミスタッド 《ネタバレ》 冒頭のカメラワークと青黒い画面と音楽に圧倒され、それ以上ひとりで見るのが怖くて友達と見ました。ホラー慣れしてる私が、気持ち悪くなったほどの迫力。覚悟のいる映画でした。ところがです。なんて誠実な映画なんでしょうか。 面白いとかの娯楽性もないけど、他の戦争ものなどの シリアスでありながら見せてしまう娯楽優良映画とは違う。 シンドラーやライアン・・ 私、この映画で前から映像としては嫌いだった、ヤヌス・カミンスキーを見直しました。前出の作品はスピルバーグの訴える甘さと、カミンスキーの冷たい無機質な絵とが合わず、それが偽善とか言われながらも成功してきたと思う。これは、ふたりの息があってて、逆に一般にはつまらない。それもまた良いんじゃないかと、最後までこちらも真剣に見入りました。 良い作品ですよ。真面目すぎて、 山もなくたんたんとしてるけど、心がある。こういう作品の評価は難しい。このての映画ならば、演説シーンのあと拍手が沸き派手に盛り上るところが、なんとあっさりしたことか・・ これは賞狙いで作ったものではないと、見ててあきれるほどわかるのですが。ほんとのことを言うと、盛り上げて泣かせてくれるのを期待して、この監督の映画を見続けてました。 後味もいいし、ある意味泣かされても泣いたということは、ストレス解消になるものです。それだけが不満かな。 役者については言うことはありません。モーガン・フリーマンですが、静かでセリフも少ないけど、味がある人はあれでいい。映画本編を見た後、特典を見られることを強くお勧め。地味で暗い内容でしたが、他の監督がやってたらどうでしょう。レインメーカーよりはるかにわかりやすく面白かったけど・・スピルバーグは時間内でうまくまとめてると思います。損得や利害も、主人公を救えた結果でそれでいいと。誰も映画化したくない映画に、たまに手をつけ誤解を招く監督ですがそれも評価したい。この監督は、時代にあってないというか少し早い気がして、今これを作ったらどうとか考えます。今の自分は先祖が作ったというエピソードは、東洋的でなんか深いです。残酷で哀しい人種差別の映画なのに、エポックな星は優しい。 どこから来た?と問う弁護士の質問は重要な貿易領域問題。 それがまた、スピルバーグの手にかかると・・ あの、E.T.の答えを思い出す。アフリカが星のよう。 未知との遭遇も、通訳が重要でした・・7点(2004-04-20 06:52:44)(良:1票) 《改行有》

235.  ウォー・ゲーム(1983) 《ネタバレ》 ラストのオチがよいですね。普通映画って終わった後、別なラストも考えたりする楽しみもあるんですが、この作品はわかっててもそうなるのが清い。冒頭少したってテロップが出るあたりに、(激突!)のカメラワーク思い出した。作りも楽しいし。久々に見て、前に見た内容を忘れていた・・バック・トゥ・ザ・フューチャーの、校長先生が出てませんでした? あれ、これゼメキス?スピルバーグ?みたいな懐かしい楽しさが随所にある・・ジョン・バダムもよく似たカテゴリかも。 今の時代にまた見ると、戦争が引き分けで済むならいいのにと、 こういう映画に愛を感じます。ちょっとないアイディアと思いますが。マシューはかわいい。久々に(フェリスはある朝突然に)が見たくなりました。どうしてるんだろう?7点(2004-04-08 10:42:44)《改行有》

236.  恐怖の館(1972)<TVM> 《ネタバレ》 別に高評価つけるのもなんだけど、この話は悪くはない。 映像演出も、おや?と思わせるものがある。 うまくリメイクすればよいホラー作品になったかも。 まずカメラワーク、好きだな・・ 1シーンで、ガラスに映る去っていく男と見る女を撮るの。 何回かその手法は出てきたし、光の使い方もまばゆいくらい 使う使う(笑)車のガラスの使い方や階段や・・きりがない。 さすが若くても演出はうまいですよ。ホラーなのに品もあるし。 子供が壁にボールをぶつける音と、母親がきれて物を 壊す音との重ね方とか、赤ちゃんの鳴き声の使い方・・ 正統派のホラーです。ただし、あの変なモノ(悪魔?) は一回だけでいい。二回目は怖くないから笑うくらい 大げさなものに変えたほうがいい。 キューブリックのシャイニングを思い出したくらい、 惜しいところがある。 子役がかわいくないのは欠点。というか、うまくない。 母親はうまくて、目立っていた。 演出は大人なのにエンディングが子供じみてる! これはわかりやすくしたのか、時間都合か現場の意見か・・? 物語は、ポルターガイストみたいなんだけど、 わりと見せる映像も多く不思議な映画だった。 この監督はホラーに向いてるとは思うけど、 ラストに親子の愛を入れたがるのね。 せっかくよいものを持ってるのに感動作にしちゃう・・ 感動作にするには脚本も練り直さないと。7点(2004-04-01 07:48:08)《改行有》

237.  ピーター・パン(1953) 初めてきちんと見ました。すごくわかりやすく完成度の高い作品ですね。ディズニーアニメは、絵がなめらかすぎるのが合わず、見るのを避けていたのです。見てみるとそんなことは気にならなくなる、話の展開の面白さと夢のある背景に感心しました。 これからディズニーも見なくちゃと思います。考えてみれば、私のミュージカル苦手なのも、ディズニーに馴染んでないからかもしれない。ミュージカルも避けていたジャンルなので、もし苦手な方はディズニーお勧めですよ。 ピーターパンは個々の個性がよく描かれています。大人になりたくない主人公よりも、大人になることを選んだ少女や、子供には帰れないパパ・・このリアルな描写とせつなさに、ファンタジーでありながら永遠のテーマをも感じます。 コメディが入っててすごく楽しい。たぶん映画では楽しく夢があるけど、本で読むと感動して泣いてたかもしれない。 この作品を見るきっかけとなったのは、本当は見る順序が逆な(フック)の本当のピーターパンが見たかったので。スピルバーグ作品のほとんどが、ディズニー映画のオマージュのようです。 今さらながらディズニーですが、これから先もあらゆる人に影響を与えているのですから、そういう意味でも見続けたいです。 幸い私は、今現在見てもしらけることなく感情移入ができるので、まずはこの作品が登竜門です。7点(2004-03-26 05:20:43)《改行有》

238.  千と千尋の神隠し 《ネタバレ》 今頃見ました。この人のアニメシリーズは絵的に受け付けなかったのです。私はアニメはラスカル、ハイジ等のテレビファンでしたから。でも人物少し似てますね。千と千尋の世界は、昔はまったRPGアクションゲームがんばれ五右衛門(だったと思う)に、出てきた風景を思い出しました。飛んでるけど不思議に懐かしかったです。変な童心に帰れます。子どもはわかりにくい世界と思う。大人が見て子供のころ諭されたり聞かされた昔話の世界。大事なことと思います。おばあちゃんが語る世界みたいな。今の子供にはこの世界どうでしょうか?私は大人ですからわかりました。トンネルの向こうになくしたものが見えたような、郷愁とか切なさを感じました。カオナシは哲学的な取りようをされてる人や、不思議に哀しい存在にひかれましたが、中半のグロさは怖かった。ホラーと化しててファンタジーなぞ感じません。あの行動はなにか人間的で現実的なものすら感じます。向こうで評価されたのもわかる。これを無理やり最後にファンタジーとまとめてしまったのか、ハクと千尋の空飛ぶシーンあたりがディズニーになってるし。でもはじめて見た宮崎アニメとしては、良かったです。好きなキャラは釜じいとリン。後半名前忘れたけど、姉妹魔女?の姉のほうが語るあたりで泣けました。 正直どこかで感動できるのかと心配なホラーがかった御伽噺だったのですが、(自分の名前を大事にする)これが私に合いました。自分はどこから来て誰なのかという、普遍的で新しくない問いかけ(自分探し)が、この映画では名前というキーワードで、自分の存在もいとおしく思え過去を振り返り今に感謝できる。 日本的な(言霊)や、(神)の世界をおかしく描いてるのは、わかりやすく受け入れやすいと思う。海外で絶賛され、特にスピルバーグがカオナシのファンで映画を褒めていて、それなら日本人も見なきゃと思い見たわけです。東洋的で不思議な映画と言われるとおりでした。全体的に面白かったし不思議な気持ちでしかも泣けましたから。7点(2004-03-13 20:27:22)《改行有》

239.  グーニーズ 《ネタバレ》 もう忘れていたのでDVDでまた見ました。なんでかわからない けど涙がこぼれた。子供の頃は当たり前と思っていた時間、意味のない野望は今見るとうらやましい。基地やスパイごっこ、宝探しにお化け屋敷・・毎日私の周りに集まってくる、私と同じ親が仕事でうちにいない友達たち・・最近昔見たSFファンタジー冒険ものをまた見返し、その頃とはまた違う思いに浸っています。あの頃の映画って夢があるけど、それを公園や学校で真似する楽しさがあった。今の映画は子供はうちでゲームとしてひとり再現するのか・・インディジョーンズ子供版ですが、子供にとってもいや、子供にとってみたら最大の冒険です。ショーン・アスティーンが、どこに出ているのか苦労するくらいわからなかった。ロード・オブ・ザ・リングのサムは、こちらでは主役のマイキーですよ。 めちゃかわいい。演技に子供を感じさせないシリアスさがあり、途中で説教を始めるのでサムを射止めるだけあると感心。 やはりラストの海賊船は夢がありますね。あのラストは美しい。 私の住んでいる田舎にも国定公園ですが、岩が見える海があります。子供の頃は自分たちの秘密の場所だったのですが、今ではそんな海沿いまで宅地改良が進み公園として国道から行けるようになりました・・皆さんの近所にもそういった大切な秘密の場所があったはず。そんなゆとりを思い出さしてくれた映画です。 7点(2004-02-18 07:47:51)《改行有》

240.  ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔 《ネタバレ》 1では感動して泣きましたが、2になるとあまりに登場人物が多くなり、感情移入ができなかった。特に人間が多く複雑。戦争のシーンも元々中世が苦手(いまだにベンハー、十戒、アマデウスなどは見ない)ですので、濃いなあ~とダメでした。こうなるとSFファンタジーというより、私の苦手なジャンル、中世もの史劇を見てる気がして・・でもまあ3の完結編で戦争の続きを見ても、コレで慣れたので大丈夫かも。全体を通して、一番の魅力は脚本だと思いました。その脚本を映像化したのもすごいですが、やはりこれは話がいい。サムはお気に入りですが、最後のほうでソフィーの世界みたいになっちゃってる・・(僕たちはお話の中にいてコレは物語の世界で・・等々)ソレ語らせたら醒めるよ。 そう思って見てるのに・・でもまあ引き続き、先の読める楽しきRPG映画ですしサムだから許す。水戸黄門みたいな登場の爺ちゃん魔法使いは一番ツボです。レベルが上がると白になるなんざ、ファイナル×ジーやドラ×好きには受ける。しかもマント脱ぐまでわからんのもおかしい。私が気に入ったキャラは、庭師、爺ちゃん魔法使い、愛しいしと、エリザベス主演だったらしいお姉さん・・人間も好きにならなきゃと思う。一番人気のアラゴルンさんですか、兄弟2人と区別つきにくかったけど、桑名正博似と思ったのは私だけか・・愛しいしと、不気味でかわいい。スメアゴル?覚えにくい・・ひとりファイトクラブしてましたね。うまい。彼と森の木のまぬけぶりとかファンタジーがなければ、面白かったかなあ・・これをRPG映画と見るなら、続編にしたがって見るほうにもレベル・アップを求めている。いつまでもレベルの低い旅の1では続かない。でも1は新鮮でファンタジーしてたなあ・・中世戦争苦手なのと、新鮮さワクワク感が薄れたので・・その分、3に大期待!弓使いのレゴラスもきれい。 7点(2004-02-17 07:12:00)《改行有》

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