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221.  モーテル 活路を見出したかと思ったらまだ逃げられない。怖いというより、ヤキモキする映画です。意外性は無いですが、それなりに楽しめます。後味は良かった。5点と6点の中間くらい。[DVD(吹替)] 6点(2008-11-17 02:27:03)

222.  ゴーストライダー 漫画っぽくて単純明快、割と見やすい映画でした。ニコラスケイジもカッコいい。ダークなアクションヒーロー物がお好きな方にはオススメです。[DVD(吹替)] 6点(2008-02-01 05:55:27)

223.  ブラッド・ダイヤモンド ちょっと俺には重かった…。鑑賞後の爽快感が得られなかった。勉強になったという意味では良い映画ですが、全編通じて辛い展開。しかも長い。[DVD(吹替)] 6点(2008-02-01 05:42:42)

224.  スパイダーマン:ホームカミング 《ネタバレ》 サムライミの3部作が傑作過ぎて絶対比較になってしまうだろうしそれは失礼だしで今回はレビューしないでおこうと思ったが、一言だけ言いたかったので来ました。ゼンデイヤ演じるミシェルがヒロインであるべきだ。とてもイカしてる。やたらミシェルをチラチラとクローズアップしていたので何かの伏線かと思ってたら特に何も無いとはどういう事だ。傷心のピーターを励ますくらいの活躍はするのではと期待したのに肩透かしだった。 うん、まあ、前述の通りサムライミのと比較しちゃいけないと思ったのだが、せっかく来たので幾つか思った事を。 ピーターが最後に「ご近所も誰かが守らないと」と庶民派でいる事を宣言したのは良かった。人類の命運を左右する様なスケールの大きい戦いを繰り広げてきた他のMCU作品と比べ、本作は盗みの阻止という少々スケールの小さめなお仕事。それは個性として良いと思う。ただ、幾つか物足りなさがある。 その1。なぜピーターがこの様な能力を持ち得たのか、ちゃんと説明して欲しい。どうせ連作にするつもりなのだろうから、それくらいの手間暇はかけて欲しい。なんだか「どうせみんなサムライミのを見てるんだろうし説明なんか必要ないだろう」と上から目線で言われてる様で気に入らない。いやいや別人ですって。こっちはこっち。初登場となったシビル・ウォーでも唐突に出て来て唐突に参戦し、誰?である。なので力の根源もよく分からず、ピーターの出してる糸が何なのか、なぜか驚異的な身体能力を持ち得たのか、なんでこんなに丈夫なのか、全く分からないまま物語は進行する。ついには瓦礫を持ち上げ脱出し、今回のスパイダーマンはパワーにも特化している事が分かる。なぜ彼がこれだけの超人になったのか気にならないはずがない。コスチュームや糸の使い方は当然原作通りでないといけないだろうから、サムライミとの差別化を図るのであればむしろこの「力の発現」の部分に個性を持たせて描くべきでは。 その2。もっと明確に成長して欲しかった。序盤のピーターはイラつくくらい子供である。という事はきっと、新たな力を得てはしゃぎ、取り返しのつかない様な大失敗をやらかし、学び、成長を遂げ、そして到底敵わないであろうと思われた強大な敵を倒してくれるのだろう…そう想像して見ていた。しかし取り返しのつかないレベルの失敗もせず、やらかしかけてもアイアンマンに助けられ、敵も案外普通のおっちゃんだった。トニーに見捨てられ孤独になったけど一人の力で乗り越えたぞ!は分かる。憧れてたアベンジャーズ入りの申し出を涼しげに断るという心の成長も見せてくれた。でもやはり…なのである。 やはりサムライミ版の「大いなる力には、大いなる責任が伴う」という名文句がチラついてしまう。これはアメリカのヒーロー物に不可欠且つ永遠のテーマとも言える。とんでもなく強いが、その分大きなものを背負わされ、とんでもない悲劇に見舞われるのである。 庶民派と言えどスパイダーマンも等しく超人である。なぜこの様なとんでもない力を手に入れ、いかにして成長し正しく力を使える様になっていくのかが見たかった。そこが希薄なのでイマイチ共感出来ず残念。 そんな訳でプラスマイナス相殺で真ん中の5点。[インターネット(吹替)] 5点(2020-12-03 03:28:40)(良:1票) 《改行有》

225.  ルパン三世 THE FIRST 《ネタバレ》 …今回もイマイチでした。こちらの平均点が高めなので、今度こそはと期待したのですが…。 自分にとって面白いルパンは緑ジャケの第一期&カリオストロ、その次に赤ジャケの第二期です。それ以外のルパンはどれも楽しめないのです。一つ一つツッコミを入れてったらキリがないので出来ませんが、それら「駄目なルパン」と第一期の違いは何だろうと考えました。 もちろん第一期とカリ城には、かの天才・宮崎駿氏が関わっています。でもそれだけではないのです。宮さんが関わり出したのは第一期7話目からですが、自分は大隅正秋氏が手掛けた開始当初のハードボイルドなルパンも本当に好きなんです。むしろあの頃が一番と言っていいくらいです。 なぜなのか必死に考えました。これが正解かは分かりませんが、これかなというのが。それは「間の取り方」です。 緑ジャケのルパンは結構繊細なのです。失敗して凹んだりします。うるせーちきしょーとヤケになったり。あっさり人を、特に女を信じます。そしてあっさり裏切られます。そして時たまとても寂しそうな顔をします。そのまましばらく静止します。そこに山下毅雄のバラード曲。哀愁があるのです。 常にポジティブで元気でコミカルで、超人的な身体能力と天才的な頭脳を駆使し数々のピンチを切り抜けるのがルパンですが、同時に初期のルパンは拗ねたり感傷に耽ったりしていたのです。超人にも苦悩がある事を垣間見せてくれていました。 以降のルパンは考えてみるとこの「間」がありません。終始ドタバタしっぱなしで哀愁が感じられない。ルパンの苦悩が描かれず、超人そのものです。我々凡人は、超人には感情移入出来ないのです。ヒットメーカーCLAMPさんも万能キャラは作ってはいけないというポリシーを持っておられます。 もちろんそれ以外にも足りないものは幾多あります。今回の「THE FIRST」も、残念ながらキャラの魅力が足りません。今回のメインゲストである少女・レティシアをお嫁さんにしたいと思った人はどれくらいおられるでしょう。敵であるランベールやゲラルトの真似をしてみたいと思う人は。斬鉄剣が訳の分からない使われ方をしておたおたする五ェ門をカッコいいと思った人は。不二子みたいになりたいと憧れる女の子は…銭形のとっつぁんが味方になってくれた!いい味出してる!とっつぁんなくしてこの映画は有り得ない!と思った人は…。 ストーリーに関しても特筆すべき所はありません。むしろツッコミ所の方が多い。とっとと殺せばいいのにいつまでも銃爪を引かない大ボスのゲラルトさん、なんか知らんけど錯乱しっぱなしで落ち着けと言いたくなる安っぽい博士・ランベールさん、ラストの別れにしてもなんでレティシアはルパンになびいてついて来ようとしたのでしょう。ちょっと強引じゃありません?あなたの夢は考古学の道に進む事なのでしょう??クラリスのオマージュなんでしょうけど、クラリスは大半の視聴者がお嫁さんにしたいと思う程魅力的に描く事に成功したヒロインであり、そんな子が(我々が感情移入する側のキャラである)ルパンについて来ようとしたら、そら男のロマンってもんでしょう。やったぜです。ガッツポーズです。もう脳内でクラリスと世界を飛び回りいちゃついてベッドインしてと一瞬妄想してしまうのが普通の感覚です。さらにそんなお嫁さん候補の行く末を案じ必死に我慢して身を引くルパンがまた粋であり哀愁なのです。ルパンには哀愁が似合うのです。よくよく考えればそれが正しい選択であり、妄想に浸る我々も目を覚まします。ルパンは正しい。そんなルパンが魅力的であり、感情移入出来るのです。残念ながらレティシアは、そんなロマンを感じさせるキャラクターに育てる事に成功していない気がします。 長文失礼致しました。今回は真ん中の5点です。見ててもう本当に何も無くて、このままだとかなり低い点数つけちゃいそうだったのですが…ランベールがレティシアの身代わりになった所。策略的な関係ではあったが長く共に暮らした家族への人情が垣間見えて嬉しかったのと…ルパンのお爺ちゃんの帽子のとこですね。祖父がこう切り抜けたのだろうと発想し、突破し、祖父の帽子を被り。お馴染みの曲のサビの部分にピッタリ合わせた演出は圧巻でした。痺れました。音楽ってすごく大事だと思います。上記2点のプラスが退屈さと物足りなさによるマイナスを押し上げて5点です。[地上波(邦画)] 5点(2020-11-28 03:43:57)(良:3票) 《改行有》

226.  貞子3D 《ネタバレ》  バケラッタのO次郎vsラブ・デラックスの山岸由花子&漂流教室の未来人。この映画から貞子が髪の毛で物理攻撃してくる様になる。キャラ立てとしては面白いけど、やっぱり貞子の武器は呪いであった方がいい。その方が神秘的だし。てか不老不死みたいな存在だったはずなのに叫び声で吹き飛ばされる貞子弱いなと思ったらついには石で撲殺される。ビクついて逃げ回っていた石原さとみがいつしか棒術を会得したりとツッコミが追いつかない。真田広之が必死に謎を追って解決したと思ったらまだテレビから這い摺り出て来たりと無敵を誇った貞子はどこへ。とどめはスマホ破壊であっさり降参と殴打に屈し過ぎだ。石原さとみ先生は健闘したが結局敗北したっぽいので強さの順列としては石原さとみ<貞子<同棲してた男のスマホ破壊攻撃、といった所でしょうか。そんな…僕達の無敵の貞子がこんな直接攻撃に敗れてしまうとは…てか動画なんてどのスマホでも見れるのになんでそれを破壊しただけで勝ててしまうの。  ちなみに漂流教室の未来人みたいな貞子が大量生産されたが、あれは憑代として井戸に投げ込まれた女性達のなりそこないの姿という事で宜しいのでしょうか。そう考えると気の毒というか悲しい。貞子本人はちゃんと橋本愛という美人に変化(へんげ)出来ているしそこまでしなくても良かったのにね。  あまりに評価が低く、期待値は限りなくゼロに近い状態で鑑賞したせいか、逆に楽しめました。でも一番怖かったのは物理貞子ではなく貞子のコスプレした刑事が唐突に自殺した所でした。なんか色々と訳が分からなくてそこそこ怖かったです。  ただマイナス要素も結構あるので、やはり高得点は付けられません。まずストーリーが無さすぎる。中盤までもう眠くて眠くて最後まで見るのに一苦労。我々視聴者は「呪いのビデオを見たら貞子に殺される」というからくりは知っている訳だ。てか知らずにこの映画を見る人はそういないだろう。なのにいつまで経ってもこのからくりの根源を解明・解決しようという方向に話が進まない。ひたすら疑い続けてた刑事がやっと重い腰を上げてくれるまで1時間以上を要する。1時間半しかないのに。要するに新鮮さが無いのだ。3Dありきで作ったのは分かりますが、日本ではジョーズ3Dの時代から何度かブームもあってそんなに新鮮な手法ではない。薄いストーリーを誤魔化せるほど豪勢な技術とは言えないのだ。さらに言うとなぜか日本では3Dがそんなに人気が無いらしい。世界的に3Dで広く公開されるアメリカの映画も日本だけは配給が全て2Dなんてのも結構ある。3Dを柱にしても喜ばれないのだ。この映画、公開当時は石原さとみが主演だからかやたらと番宣打って話題になり、レンタル屋に円盤が並ぶ頃には各店舗で大袈裟に貞子コーナーが設置されたりとかなり力を入れていたのを覚えている。果たして金になったのだろうか。  貞子のキャラも残念。断言します。貞子ってのは萌えキャラなんです。日本人は長い黒髪、白服、色白、細身の女が大好きなんです。個人的には太いのがエロくていいと思うけどそれはさて置き、貞子の黒髪は美の象徴であり萌え要素。夜目遠目笠の内なんて申します通り顔がはっきり見えないのも神秘的。それがどうだ、この映画で貞子は妖怪髪女にされてしまった。その悲しい境遇から呪いの念を人に向ける、これもまた同情ポイントであり、殺害方法も不明瞭で神秘さに拍車を掛けている。それがまさかパワー型の化け物と化すとは。うーん可愛くない。  それと石原さとみ。人気若手女優にイケメンと同棲してるという設定を付与するのはいただけない。男からも女からも共感されないと思うよ。教師という設定も、本来生徒を守るべき立場でそんな頼りないのはどうなんだと思ってしまった。  さらに残念なのがビデオ。その長い黒髪と並んで貞子のキャラを印象付ける代名詞の一つであり、その不気味さが面白いのに、何よそれ。何なのよそれは。「リング」のビデオってあれ訳分かんないけど実は一つ一つの場面に意味があるんだよね。今回のはただのニコ生じゃないか…まあ色々突っ込んだけどツッコミ入れて楽しむ映画なんだと割り切ればネタとして面白くはあります。[CS・衛星(邦画)] 5点(2019-07-26 08:01:17)《改行有》

227.  未来のミライ 《ネタバレ》 監督がご自身の息子の生態と、息子が見た夢に着想を得て作ったんだそうです。それは結構なんですが、この映画が不快に感じられる最大の要因が「小さい子供がいる親が陥る勘違い」にある訳です。俺の友達曰く、子供の泣き声なんて不快でしかなかったのに、自分に子供が出来たら全く逆になったんだそうです。泣き声ですら可愛くて仕方ないんだって。これはうちの母親もそうで、近所から赤ん坊の泣き声が聞こえてくるとわざわざ聞き耳を立てに行くそうな。子供の泣き声というのは人によって正反対の感じ方になるらしい。不快派or愛おしい派。これは当たり前なんです。子供の泣き声ってのはサイレンなんです。危機を遠くに知らせるためには極力癇に障る音の方がいい。一方、そんな不快な音ばかり聞いてたらみんなノイローゼになってしまう。だから心地良く感じる人も出て来るんです。よくネットで論争が起きるじゃないですか。子供の泣き声うるせえ黙らせろって人、またそういう人に対して忍耐が足りないだの文句を言う人…議論したって答えが出る訳がない。気になる人と気にならない人、二種類いなきゃ駄目なんです。子供の泣き声に慣れてしまった親や、気にならない人、あまつさえ愛おしくさえ感じてしまう人は、ストレスに感じている人の気持ちを理解しようとしません。ストレスに感じる奴が悪いおかしいと勘違いしてしまう訳です。しかし残念ながら、うるさいものはうるさいんです。理屈じゃないんです、これは。人として当たり前の生理現象なんです。サイレンなんですから。みんなしてああいい声だなぁ~なんて聞き耳立ててうっとりして居眠りしてるうちに死んじゃったらえらい事です。泣く側もどうにかして気持ちを伝えようと必死なんです。うっとりしてる場合じゃねえだろって子供も思ってるに違いありません。 細田監督がどっち派だかは分からない。うるさいなぁと思ったのか、愛おしいと思ったのか…少なくとも後半に至るまで何十回と子供の泣き声を聞かされて相当のストレスを感じた観客・視聴者が大多数いたはずなんです。細田監督は泣き演技が好きな人で、過去作にもたくさんの泣きシーンが出て来ます。好きなんでしょう多分。でもそろそろ苦手な人が多くいる事に気付いて欲しい。ちょっと多過ぎなんですよ。1作に1回くらいでいいから。ハルヒのアニメにエンドレスエイトってあったでしょう。同じ話を8回繰り返したあの馬鹿企画。劇場映画化で儲けようと企んでテレビ用に作っていたのを転用してしまったので穴が開いた話数をまんまエンドレスエイトで埋めた訳ですが、物には限度があるという事を分かっていないと視聴者にストレスを与えるだけになってしまう。ここはぜひ今後の参考にしていただきたい。 泣き声の話ばかりになってしまったが、他にも母親がやたらと神経質で口が悪かったり、父親の要領が悪かったり、雛人形のだるまさんが転んだ状態のアレもまるで笑えない。見ているこちらがイラつく要素てんこ盛りなのだ。なぜここまで視聴者をイラつかせる事に徹したのか。 もしかしたら意図的に視聴者にストレスを生じさせる事が目的だったのかも知れない。現にラストでああ良かったになる。よく泣いてたくんちゃんもミライも笑って終わる。ガミガミ怒って育児放棄してた母親も、無能の極みみたいな旦那も、笑って終わる。このままだと0点つけるんじゃないかと思って見てた俺も、あのラストで考えが変わったしね。ただね…どんな目論見があろうが、教材ビデオみたいなもんであっても、ちょっと長いよ。50分で纏まる様な話を100分かけて大半不快。育児のための教材ビデオだったんなら最初からそう言ってよ、見ないから。本来興行の目玉であるべき唯一キャッチーなキャラの未来の未来ちゃんがちょっとしか出て来ないし、とんだ肩透かしだ。サービスにパンチラくらいしてくれよ。誰に向けて作られた映画なんだ。これから育児しようっていう若い夫婦?ちょっと限定し過ぎじゃありませんかね…ひぃじいじがカッコ良かったのと、ラスト和んだので、大まけにまけて5点。それくらいは救われた。[地上波(邦画)] 5点(2019-07-15 02:54:27)(良:3票) 《改行有》

228.  ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章 《ネタバレ》 「第一章」と銘打ってしまいました。続編作るぞアピールした割には後先考えてない改変が見受けられます。まずそこが失敗。 興収が9億ですから、配収は5億くらいなのでしょう。役者の面子、CG、海外ロケも敢行し、まず10億はかけてるでしょうからまあ惨敗。DBや銀魂の大成功を鑑みればまずこれの続編は期待出来ないでしょう。せっかく実写ジョジョが実現したのに残念です。 てか、テンポが悪い。まずはこの一言。ひたすら間延びした感じでダレる。2時間の尺が必要だったのだろうか。長い原作を部分的にでも映像化した割には中身が薄いです。 かと思えば、このくだりは必要なのだろうか…と思わされるオリジナル展開の数々。山岸由花子は何のために登場したのだろう。数少ない美人キャラの一人であり、異常なほど強引ではあるが、女であり過ぎるくらい女っぽい。そこがまた個性であり魅力なのだが、ただ康一に宿題を課すだけって何なの。どうせ改変するなら康一を守るために戦うくらいの超展開は見せて欲しかった。 そもそも第四部はジョジョ全編の中でも格段ライトな雰囲気の異色作。主人公は表題に反して唯一冒険せず、杜王町から出ません。ごく普通の現代の町が舞台。朝が来て、ポットから湯気が出て、学生がたらたらと通学して…といったのどかな日常の中で事件が起こります。しかしこの映画は終始ホラー映画宜しく、おどろおどろしく暗い画面の中で進行する。現在放送中のTVアニメシリーズでは、第四部のOP「Crazy Noisy Bizarre Town」がやたらと明るくライトな曲になっていたのも、アニメ制作スタッフがこのジョジョという作品の魅力を十分理解し、その魅力をアニメに落とし込む事に全力を傾けているからこそだろう。その作品を纏う空気、雰囲気も大切にしているのだ。 原作者の荒木氏は長きに渡るジョジョのシリーズ中で最も好きなキャラに東方仗助を挙げている。あえて第三部までとは違う身近な日本の街を舞台とし、普通っぽい性格の若者を主人公に添え、ジョジョという作品の非日常性を日常に引っ張り込む事にこだわった。言わば第四部の最大の魅力は、日常に巣食う非日常、そのコントラストにあるのではないか。 聞けばこの映画、荒木氏ともかなりの協議を重ねたそうな。果たしてこの様に終始ダークな作品になると知らされていたのだろうか。 原作ありきの映画には二通りあり、①原作通り(原作を読めば分かる)→説明をある程度省けるというメリットがある。一方、②原作を歪曲する(初見でも分かる様に作る)→きちんと説明せねばならないという手間暇が必要になる。この映画はどちらにも振れていない。かなり歪曲しているのに説明不足なのだ。弓と矢が何なのかよく分からないし、シアーハートアタックも唐突に現れて何が何だか分からないまま消えた。原作を読んでいる自分ですら「はぁ?」である。 長いシリーズの第四部から突然スタートなのだから、この作品独特の設定(スタンドが何たるかとか)をそこそこ説明し、まずその魅力を初見の人に伝えなきゃいけない。そこをかなり簡略化して余分な会話と沈黙を挟み過ぎている気がする。もうちょっとテンポ良く進めればもっと色々と伝える事が出来たのではないだろうか。苦手な亀を助けるくだりもカットされたが、承太郎が言った「仗助の能力は優しい」を端的に表現する名シーンであるはず。 しょうがない、続編に期待…と言いたい所だが、ここまで原作を歪曲してしまうと、この先どうやって整合するのだろうという不安がある。あそこに吉良吉影が介入する意味が全く分からないし。吉良は女の体を自由にしたいだけであり、そんな自分の行いを隠す事のみに能力を使う。絶対にバレない様に周到に事を進めるのだ。遠隔操作ゆえ正確に標的を狙えないはずなのに、四人も入り乱れる場にシアーハートアタックを放り込むというリスクを背負ってまでたった一人を消して即退散したのが、どう考えても合点がいかない。肝心な大ボスの行動原理が第一章にして崩壊している。 原作と違うからといってそんなに目くじらを立てたくはないが、プラスを削ってマイナスを足した感が否めず、とても残念に思えてしまう作品。役者もいいし金もかけてるだろうしで、そんなにマイナスしたくはないにしてもまぁ4点くらい…と言いたいが、このレビューを投稿する時点で平均点がピッタリ5.00なのですよ。自分が4点をつける事によって真ん中より下にしちゃっていいのだろうか、このせいでまさかのまさかに進行していた企画がポシャったりしないだろうか…と、承太郎さんに弾丸2発渡された仗助宜しくプレッシャ~なのでここはファンである山﨑賢人さんの出演を祝して+1の5点としておきます。[地上波(邦画)] 5点(2019-04-18 01:28:54)(良:1票) 《改行有》

229.  メアリと魔女の花 《ネタバレ》 先に点を言う。5点だ。5点というと自分の場合、賛と否が半々な訳だが、今回は長くなるので酷評が大半となります。褒めるべき所はあるが、他の方々のレビューにお任せしたい。 何とも平坦に感じてしまう作品である。全く可愛くない猫と延々と行動を共にする意味も分からない。魔女だからって黒猫と行動を共にしなきゃいけないという固定概念を押し付けられている様で、総合的にこの作品からは新しいものを作ろうという気概が伝わってこない。 世界観とは登場人物がその世界をどう感じているかという事…なんて話を、とある人が語っていた。その時はピンと来なかったが、この作品を見て少し分かった、というかすごく重要な事なんだなと気付いた。メアリはこの家に預けられているらしい。親兄弟は全く出て来ない。この老婆が誰かも分からない。とりあえずメアリは退屈らしい。そこから何となく猫や人に出会い、花を発見し、魔法を手にし、空を飛び、魔法の世界へ…一連のくだりを見ていると、メアリがそれら事象と遭遇するだにどんな感情をもって接しているのか伝わってこない。表情が一定、うわっとか言うけどどう思ってるかも口にしない。感情の変化が伝わってこないから、見ているこちらの感情も動かない。我々はメアリと共に淡々と変化する事象の中に置かれているのみである。これでは感情移入も感動も出来ない。ピーターはのちに重要な役割を担うキャラなのだが、メアリがピーターをどう思っているかすら伝わってこない。とりあえず口喧嘩をし、とりあえずピーターが巻き込まれ、とりあえず約束したから助けなきゃと奔走し、とりあえずピーターが手にしてしまった魔法を利用する。そんな行き当たりばったりのために用意されたキャラにしか感じられないのだ。ピーターがどんな人物かもまるで描かれず、最初の印象で感じの悪い人物のまま話が進行してしまう事に大きな問題点がある。見ているこちらは何が何でもピーターを助けて欲しいと本来思わなきゃいけないんだろうに、残念ながらそうはならない。この作品のテーマ・期待は「メアリが魔法をどう使うか」と「ピーターの救出」以外に無いのだ。魔法によって世界が滅亡してしまう訳でもなく、魔法を背景とした切っても切れない大切な縁がある様にも見受けられない。そんな大きなものは担っていない。ならば何としても主人公メアリはまず「メアリなりの魔法の使い方で解決」しなきゃいけない。それが使い古された魔法モノを描く上での重要な個性となるからだ。そして「絶対にピーターを救出しなければならない理由」が発生しなきゃいけない。単に一緒に帰ろうと約束したからなんて軽すぎる。好感の持てる人物になってもらわないと、見ているこちらが応援しきれないのだ。ではどうやって救出したかというと、あろう事かメアリは切り札である花と本を奪われ、魔法を失ってしまうのだ。卓越した身体能力がある訳でもなく、動物を操る能力がある訳でもない。メアリには魔法しかないはずだ。魔法を失ってからのダラダラした展開は見ていて退屈を通り越してイラつきを覚えた。救出すべきピーターが目の前で変異し始めているにもかかわらず、敵であるはずのマダムと肩を並べておたおたしていてどうする。いつ魔法を取り戻すのかと期待していたら、結局ピーター自身の力で解決させるという何ともあっけない幕切れ。魔法なんていらないと言いながら魔法のほうきで飛んで帰る二人。この物語は一体何を我々に伝えたかったのだろう。テーマは何だったのだろう。「とりあえず頑張れ、付き合いの浅い人との約束でもきちんと守れ」って事なんだろうか。せめて愛するピーターを何としても奪還するという決意、心の叫びを聞きたかった。ひたすら流れに乗って、とりあえず約束を守るために奔走し、助けて帰還…という残念なあっさり感。猫の恩返しを連想した。ジブリ作品に例えるのは失礼だと思って避けようと思ったが、なぜ宮さんの作品が人の心を動かすのか今一度研究してみて欲しい。主人公達の「世界観」が生き生きと伝わってくる事に気付くはず。同じ引っ越しからの導入にしても、さつきメイと千尋の気持ちの違いはどう描かれているか。ただ表情や動きだけでなく、広い空の下で大暴れしながら優しいお父さんの明るい声が聞こえてくるか、狭い車の中に押し込められ母親の小言を聞かされるか。ジブリ双璧の傑作2編を並べてもこれだけ見事なコントラスト。そしてのちに起きる出来事に対し、抱くのは「期待」なのか「不安」なのか。そこからどう世界観は変化していくのか。見ている我々もそこに同調して感動するのだ。酷評しまくったが、アニメーションはよく動くし綺麗だし頑張ってるのでそこは加点したい。そんな訳で、大まけにまけての5点。[地上波(邦画)] 5点(2018-10-04 02:43:56)(良:1票) 《改行有》

230.  魁!!クロマティ高校 THE MOVIE 板尾はこういうノスタルジックなサプライズが好きなんだろう。こうした次々と押し寄せるマシンガン不条理モノは俺も好きだし喜べる。喜べるけど本作、特に後半は笑いには繋がらなかった。本来クロ高は不条理ではなくシュールが主役であるはずだ。不条理は弓矢で言う所の弓であり、異常者達による不条理に直面した正常な判断力を持つ常人達が額に汗を流し脳内で静かに突っ込みを入れて初めてシュールという名の矢が放たれる。それが笑いに繋がるのだ。「それはひょっとしてギャグで言ってるのか!?」に代表されるアレである。学園に突然半裸のミュージシャンが現れても、ゴリラがいても、簡素なデザインのロボットが鎮座ましましていても、それはあくまで笑いの準備段階、食材である。読者も神山と同じく頭の上に「?」マークが浮かび、その後の「なんだこいつら…どうしたらいいんだ」な反応で読者は大いに神山に共感し、安心し、初めて料理として完成する。それこそがクロ高のギャグのレシピなのである。一旦非現実に叩き込んでおいて、再び現実に引き戻すという面倒な段階を丁寧に踏まなければならない。前半は十分その様式美が発揮されていたが、後半地球防衛軍云々のくだりから神山達まで不条理の住民と化してしまい、脳内で静かに突っ込みを入れるのがプータンの視聴者だけになってしまった。原作の神山他常人はシュールさを引き立てるために終始同じ角度で難しい表情を保っている。本作でも出来れば神山達にはやや煽り気味の斜めからの角度で脳内突っ込みを入れて欲しかった。こうした原作者の、意図的に作り上げたであろう「クロ高ならではの型」の普遍性・重要性に制作陣が気付いていれば、アニメ版の様な高い評価が得られたのではないかと思う。受ける漫画というのはそこにしかない個性があり、魅力となっている。それが何なのか気付いてしっかりと再現する事も、映像化する側の重要な使命ではないだろうか。[地上波(邦画)] 5点(2018-09-16 00:44:49)

231.  この世界の片隅に(2016) なんかどこ見ても絶賛の嵐なんで批判しちゃいけないみたいな空気がネット全体に漂ってて恐縮なのですが、この気持ちは書き留めておきたいくらい強烈なものなのでご容赦の程。すずさんものんの声もすっっごく可愛くて和んで、このまま和み倒したいと思っていたのに、内容は終始辛くて辛くて観終わってからもその辛さから抜け出る事が出来ない。確かに戦争の辛さを我々は忘れてはいけないんだろうけど、そういった類の創作・ドキュメンタリーはこの国に住む以上いっっぱい見てきました。そして戦争はいけないんだよという事もいっっぱい学んできました。これからも学びます。だからこういう可愛い絵でフェイントかけてまで学ばせるのは勘弁して…戦争しませんから…お願い…そんなアニメでまでこれでもかよと戦争の現実とか反戦思想とかを押し付けられなきゃいけないの?もう可哀想で可哀想で…すまん、またすずさんに会いたいけどもう苦しむすずさんは見たくない。さすがにもう見れない。プラスマイナス半々で5点。[CS・衛星(邦画)] 5点(2018-08-17 05:06:52)(良:1票)

232.  昼顔(2017) 《ネタバレ》 終始制作者の「不倫なんかしちゃ駄目だよ!ろくな事にならないからね!」という声が聞こえてくるかの様な追い詰められ方だ。誰も幸せになる気配が無い。しかし後半やたらと順調に事が進み始め、そんなバカなと脳裏に猜疑心が過り始める。だからオチが早々に読めてしまった。てかもうこれはホラー映画だ。見てる間ずっと緊張しっぱなし。ホラーは好きだがしかしこれは俺が期待するホラーとは違う。なぜなら敵はエイリアンでも幽霊でもなく「自業自得」なのだから逃れ様が無いのだ。良く出来た映画だとは思うが、得るものが何もない。強いて言うなら、別れると決めたら情けなんか掛けないで徹底的に突き放すべきだと再認識したとそれくらい。俺が映画に求めるものは娯楽であって、教訓を押し付けられたくて観る訳ではないのだ。終始辛い映画で疲れた…主人公二人の演技は評価したいので気持ち加点して半々の5点。[地上波(邦画)] 5点(2018-07-12 07:28:45)

233.  子猫物語 《ネタバレ》 興行収入100億の大ヒット映画である。ヒット作には熱心なリピーターが付き物。先人は一体どんな心境でこの映画を繰り返し鑑賞したのだろう。観ながらツッコミ所をメモりたくなる映画は久々だった。のっけから「次々とチャトラン達は外に出て来る」ってどう見ても内側から押し出されて戻りたそうにしてるし、自分達で登った呈で撮られたものの木の枝の上で怯えてぶるぶる震えてたり、もちろんツッコミ所は全て演出という名のそれら動物虐待に対してである。煙突から這い出れば灰にやられ目を開けられず、急流を泳がされ、ついには崖から荒れ狂う潮水に放り込まれる。必死に崖にしがみ付き、よじ登り、ずり落ち、崖面に叩き付けられ、幾度となく波に飲まれる。浜から力なくよたよたと這い上がる姿に「猫が死ぬ寸前ってこんなだよな…」なんて一文が脳裏をよぎった辺りから次はどんな虐待を見せてくれるのかとそればかりが気になり始める。おおよそ実害でもない限りあらゆる動物が好きな自分にとって決して虐待シーンを楽しみにしている訳でなく、ここまで来たらスタッフによる虐待をいかに動物達が乗り越えたのかを見届けるしかないと心新たにするのであった。たまに挟まる「子供が~」のポエムがあまりに白々しく、小泉今日子の清爽な声によって朗読が始まるだに爆笑してしまう。唐突に「チャトランは夢を見た」って多分この意味のないシーンの羅列、撮ったはいいけど使い所が無いから夢って事にして尺伸ばしに挟み込んだのかななんて想像してみたり、なぜ俺はこんな酷い映画を見ながらニヤけているんだろうと不思議な気持ちにさせられると共に、改めて「ダーウィンが来た!」がいかに優れた番組か思い知らされる。学術的な探究心が満たされると同時に、動物の生の姿にほっこり出来る。生の営みは常に命のやりとりを伴うが、しかし生のものである以上、残酷というよりはそれが確たる現実なのである。この映画は現実でないから残酷であり滑稽なのだ。異生物同士のじゃれ合い寄りかかり合いのシーンに和まされるので、そこは救い。いかにも80年代っぽい教授の曲も綺麗で耳触りが良い。見始めは低評価、爆笑するうちに高評価を付けたくなったが、間を取って真ん中の5点としておきたい。[CS・衛星(邦画)] 5点(2018-02-02 07:17:10)

234.  ダークマン 《ネタバレ》 まだ「死霊のはらわた」っぽさの残るB級感漂うコミカルな演出がてんこ盛りで楽しい。しかし願わくばもう少し設定を活かして欲しかった。タイムリミットは99分、以降光に当たったらアウト…これらが全て弱点にしかなってないのが残念。これらを逆手に取って暗闇に引きずり込んで無双するとかそれくらいの活躍は見たかったなぁ。看護婦の解説では痛みを感じなくなって超人の様になるとの事だったのに、そんな痛快に強くなった様にも見えなかったし。ほとんどピンチばっかりでとことん悲劇になってしまった。アメリカのヒーロー像には悲劇的でなきゃいけないという縛りがある様でどうにも窮屈だ。ブルース・キャンベルのチラ見せはファンサービスでしょうか。[インターネット(字幕)] 5点(2018-01-30 20:22:15)

235.  アナと雪の女王 《ネタバレ》 …ありゃ?何となくデジャブ。塔の上のラプンツェルを見てるような…森で出会った男性の助力でとか、結局その人と恋仲にとか…真実の愛は男ではなく別の所にってのもマレフィセントで見たな。いやマレフィセントの方が後に公開されてんだけど自分は先に見てしまったもんで、新鮮味がイマイチ。つまり大した感動は得られなかったので、なぜこの作品が空前の大ヒットを記録したのか分析してみたい。結論から言うと多分に女性向け。まず、どういう訳かミュージカル形式は女性に受けるらしい。さらに「ありのままの」のくだりは抑圧された女性諸君が共感するに足るシチュエーションと歌詞で、綺麗な自分だけの城を、欠点だと思っていた能力を駆使して自由自在に築いていくという逆転の発想によるコンプレックスの解消と開放感が得られる訳よね。あの場面を徹底的にプッシュして宣伝したのは戦略として大いに頷ける。いい曲だし、歌詞も共感ポイントだし、画は綺麗だし。共感出来た人はさぞかしあのシーンは気分が良いと思う。オチに関しては、男に頼って生き残ろうとしたけど結局は真実の愛は色恋沙汰ではないよ男に依存すんなよ本当に大切なのは家族だよって所でしょうか。うん、ターゲットを明確にしたのは戦略として正しいと思う。しかし個人的にはどうしても新鮮な感動は得られなくて、いつも通りのラセターだなぁって感じ。かと言って決して悪いストーリーではないし、CGもカッコよかったから半々の5点としておきます。[地上波(吹替)] 5点(2017-03-06 03:48:38)

236.  ヒストリー・オブ・バイオレンス 《ネタバレ》 追い詰められて本気出した時に負傷しながらもきっちり勝つというカタルシスは得られるんだけど、壊れた絆はきちんと修復して欲しいと願う口なもんで、そういった意味イマイチでした。[地上波(吹替)] 5点(2016-10-14 00:18:16)

237.  必殺仕掛人 《ネタバレ》 田宮二郎も森次晃嗣もカッコいい。でもね…これはいかん。いかんよ。何がいかんって、仕掛人である事がこうもあっさりバレちゃうって…しかもあんな大勢の前で晒されちゃもう江戸にいられないでしょうに何サラッと助かってんの。てかどうやってバレたの。叔父がバラしたにしても叔父は依頼人ではないかと的に疑われてるし、どういう事よ。さらに的の二人は仕掛人に命を狙わてると知ったにもかかわらずその晩にのんびりおっぱじめて、護衛も付けずに枕並べてのんびり寝ちゃってるし、ちょっと隙だらけ過ぎる。命が惜しくないんですか。なんか色々とのどかなシナリオでした。[CS・衛星(邦画)] 5点(2016-09-20 12:31:37)

238.  ハチ公物語(1987) 《ネタバレ》 ハチが本当に可愛いんだけど、見所がそれしかない。犬猫モノで気になって仕方がないのが、にゃあだのく~んだの鳴くタイミングがことごとくおかしい。そんな時に犬猫は鳴きませんよと脳内でツッコミが入ってしまう。ラストでハチが上野に飛びかかるシーンでも、犬は人にそんな高く飛び付きませんと突っ込んでしまう。大方スタッフに放り投げられたんだろうけど案の定受け身を取ろうとして空中で身を屈めちゃってるしね。やっぱ動物モノはその動物をよく分かってる人が撮るべきだと思うよ。SFならいかようにも作れるけど、犬猫って身近な生き物だから飼ってない俺でもこれはおかしいって分かっちゃう。リアリティを大事にしないと人の都合で作られたものだという現実を突き付けられて白けてしまうのだ。それと今まで見てきたハチ公モノの創作、そのほぼ全てが駅前で主人を待ちながら息絶えているラストだが、実際には普段ハチが行かないようなとんちんかんな所で死んでたらしく、仮に原因が想像であってもきちんとそういう意外な事実を活かして作って欲しいと思う。事実が意外であるからこそ面白いんだから、感動話に仕立てあげようとして無理に歪曲しなくてもいいんじゃないかなと。事実として駅前で人間にいじめられていたけど有名になったら可愛がられる様になったっていう事だけでも十分感動モノとして利用出来るだろう。晩年小林家や焼き鳥屋に可愛がられたというエピソードも作中に生かされてないし、ちょっと歪曲し過ぎかな。[CS・衛星(邦画)] 5点(2016-09-13 21:46:18)

239.  Shall we ダンス?(1995) 《ネタバレ》 んー…俺にはコメディに見えなかった。頑張ってる人を気持ち悪いと斬り捨てたり、妻が作中ずっと置いてけぼりにされたり、草刈の役所に対する序盤の態度といい、人を無碍に扱い過ぎる。もちろんみんな救われる事になるが、それまでが長い。説明的な台詞が多すぎて無駄に尺が伸びてる気がする。クイックステップはかっこ良かった。[CS・衛星(邦画)] 5点(2016-09-05 14:33:11)

240.  ザ・リング2 《ネタバレ》 終始ナオミワッツ可愛いなぁって映画。怖さも話もイマイチな上に脇役をあまり魅力的に描けてないのが残念。井戸を這い登って追いかけて来る外人貞子の柔軟な体に萌え萌えだったので甘々加点。あんな風に迫って来られたら諸手を広げて迎え入れたくなる。[地上波(吹替)] 5点(2016-07-25 21:08:43)

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