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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
221. 魍魎の匣 原作小説が大好きなので、それが映像化されたというだけでも嬉しかったですね。 内容的に二時間にまとめるのは難しいでしょうから、大幅な改変が行われたのも理解出来ます。 ただ、作品の核の一つとなる「加菜子を突き落としたのは誰なのか?」「何故、突き落としたのか?」という謎が解かれる件に、あまり説得力が無かったように思えました。 勿論、原作でも決定的な動機が無かった事は承知の上です。 それでも、映画を観ただけだと「えっ? 何で突き落としたの?」と戸惑ってしまいそう。 役者さんに関しては、久保竣公を演じた宮藤官九郎のハイテンションな立ち振る舞いに驚かされましたね。 原作よりも「サイケデリックな天才作家」という雰囲気が色濃い感じ。 堤真一、阿部寛に関しては、流石の安定感がありました。[DVD(邦画)] 4点(2016-04-08 11:08:06)《改行有》 222. ファニーゲーム U.S.A. 《ネタバレ》 「1997年版と、全く同じような内容だなぁ……」 と感じていたのですが、監督さんも同じだった訳ですね。納得。 ある意味では、とても真摯な態度でのリメイクと言えるかも知れません。 初見の衝撃、といったものを差し引いて考えれば、元作品のファンも楽しめる仕上がりだと思います。 有名俳優が出演している事によって何か変わるかな、とも思いましたが、特に変わっているようにも感じられませんでした。 自分としては、1997年版と同じ内容である以上、同じ点数をつける他ありません。[DVD(字幕)] 0点(2016-04-08 08:20:10)《改行有》 223. New York 結婚狂騒曲 《ネタバレ》 こういったラブコメ映画において「主人公が結婚式を直前でキャンセルする」という展開が訪れると、大抵は相手方が可哀想になってしまうのですが、本作はそれを感じさせませんでしたね。 何といっても「振られる」形となる婚約者のコリン・ファースが格好良い。 このまま結婚したら君は不幸になる、という理由で潔く身を引いてみせるなど、中々出来る事ではありません。 少し女性主人公側にとって都合の良過ぎる展開ではないか、と思えない事も無いのですが、こういった場合に婚約者側を分かり易い悪役にしてしまう展開よりも、ずっと好感が持てると思います。 とはいえ、中盤において、女性側には婚約者がいるにも拘らず情熱に任せて性交渉を行る主人公カップルなど「おいおい、それで良いの?」と感じてしまう部分が多かったのも事実。 その後に主人公は直ぐに後悔する事となるのですが、ここで少し作中人物に距離を感じてしまったというか、白けた気持ちになってしまったのは残念でした。 ラストに関しては「結婚式を中止させる為の手段として火災報知機を鳴らす」→「消防士である意中の彼が駆け付けてくれて、そのまま二人は結ばれる」という形となっており、綺麗に纏まっているなぁ、と素直に感心。 上述の婚約者を筆頭として「過去に間違いを犯したからこそ、真の伴侶に出会えた」と語る父親など、脇役に魅力を感じさせるキャラクターも多く、最後は安心のハッピーエンド。 観賞中は色々とモヤモヤした気持ちに襲われた一方で、観賞後には「良かった」と感じさせてくれる、そんな一作でありました。[DVD(字幕)] 6点(2016-04-04 07:18:51)《改行有》 224. 映画ドラえもん のび太の恐竜2006 《ネタバレ》 のび太がピー助に約束してみせた「僕も頑張る」という言葉。 その約束が守られた事を、この映画から十年後の僕達は知っている。[DVD(邦画)] 10点(2016-04-02 06:51:29)(良:1票) 《改行有》
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