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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 1446
性別 男性
自己紹介 初めてこちらのサイトに投稿させていただいたのが2004年の1月。間もなく15年目の節目を迎える事に。
何かきっかけだったのかなあ・・・と思い返してみると、モンゴメリー・クリフト&エリザベス・テイラー主演「愛情の花咲く樹」(1957)が、なんで作品登録されてないんだ!って義憤(?)に駆られ投稿を始めたことを思い出しました。
レビュー数、今日現在1337本。自分が投稿した作品のレビュー読み返してみると結構気恥ずかしいことをつらつらと、とりとめもなく書いてるなあと反省しきり。
でも「冷たい熱帯魚」(2点)と「パッセンジャーズ」(6点)「3時10分、決断の時」(8点)なんか我ながら良くこんな文章書けたなと感心。
これからも宜しゅうお願いいたします。

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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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241.  誰にでも秘密がある やっぱり自分は韓国のコメディめかした映画とは肌が合わないです。何だ、コイツらみんなバーカ、バーカ、バーカ・・・と呟いてたら映画終っちゃいましたよ・・・。正体不明男イ・ビョンホンはどっから見ても、やに下がった原田泰三にしか見えん。[地上波(吹替)] 4点(2006-07-07 10:48:57)

242.  ターン/TURN 「時をかける少女」に唯一10点満点付けているワタクシと致しましては、この手のタイムスリップものジャンルはどうしても点が甘くなってしまいます。何で?どうして?っていう理論的屁理屈は、あえてこの映画なら不要でしょう。もうちょいファンタスティック(?)な演出も欲しかったかなあって欲もあるけどまあ及第点。どちらかと言えば淡白な展開と出演者の中、途中から登場してくる北村一輝の濃ゆさが画面に張りを与えてくれてます。倍賞さんの巧さも相変わらず。「自分が飲んだものでもない空き缶をきちんとゴミ箱に捨てる」というヒロインのちょっとした動作が最後までキャラクターとして物語に生かされましたね。[DVD(邦画)] 7点(2006-06-30 11:53:26)

243.  カーズ 《ネタバレ》 魚やおもちゃならまだしも、まさか車の擬人化にまで感情移入できるほどこっちはガキじゃねえよって、正直観る前までタカくくってたけど、いやあ、なかなかどうして、うまく乗せられてしまいました。寂びれてゆきつつある「我等の町」をじっと見つめる車たちの表情の豊かさに、自分の田舎を思い出しつつ、涙腺が思わず緩んでしまいましたもん。背景の大西部の風景やレーシングカーの質感とか、もうアニメの枠を超えてますよね。ピクサー技術陣に拍手!「スローライフ、スローフード」の提唱なんて所詮最近の日本だけの盛り上がりかなあって印象だったけど、「とにもかくにもスピードUPと効率化」元祖アメリカで、こういう映画が作られたって事に自分は驚きました。[試写会(字幕)] 7点(2006-06-24 11:28:44)(良:1票)

244.  ジャスミンの花開く 《ネタバレ》 どこを切っても割ってもチャン・ツィイー!!まるで「チャン・ツィイー金太郎飴」みたいな映画。いまや自他共に認める、世界のアジアン・ビューティーにまで登りつめた彼女、こういうワンマンショー的映画が製作されたのもそれなりに納得出来ます。セクシーなチャイナドレスで歌い、大時代なメロドラマ的展開で大粒の涙をこぼし、眼鏡を掛けて画面にアクセントを与えたり、雷雨の路上での出産シーンに臨んだり、とにかく彼女の百面相的魅力が楽しめます。彼女に何の興味も持たない方にとっては、CMで彼女の背後で妙な小芝居をしてる金髪女優のように、ふてくされて気のない拍手でもするより他ないでしょう。どうでもいいけど、第三話の優柔不断男は外見も演技スタイルもスマップ中居そっくり。[映画館(字幕)] 6点(2006-06-23 14:47:58)

245.  マッチポイント 《ネタバレ》 出て来る人物全員、恐ろしく鈍感、呆れるほど無用心、あまりの愚鈍さにウンザリ、始まって三分の一位までは期待できましたが、観ている内に興が醒めていきます。この映画、海外の批評じゃあ「太陽がいっぱい」が引き合いに出されているけど、どちらかと言えば「陽のあたる場所」の下手な焼き直しって言った方が早いです。最初の主人公とヒロイン、スカーレット・ヨハンソンとの出逢いシーンなんて、ビリヤードが卓球に変わっただけでそっくりだったし。でも主人公の野卑た目元周辺と、ヨハンソン嬢の相変わらずのぽってりした口元はやけにセクシーでしたね、これだけは保証!後半あたりからは何だかフジテレビ「こたえてちょーだい!」あたりの再現ドラマに出て来そうな痴話喧嘩的展開になっちゃってるし、アレン先生はサスペンス描写にまだ慣れていないのか、クライマックスの押しの演出もイマイチ弱いような感じを受けます。あと白いテニスウエアの上に字幕スーパーが重なる事が多くて非常に解読しづらかったですね。公開までには修正して貰いたいなあ・・・。[試写会(字幕)] 5点(2006-06-23 14:32:51)(良:1票)

246.  カサノバ(2005) 《ネタバレ》 らしくない!らしくない!ハルストレム監督らしくな~い(涙)!!一言で言えばシェイクスピア喜劇を18世紀のベネチアに舞台を移したような非常にお品が良い「艶笑喜劇」。 「じゃじゃ馬ならし」とかがお好きな方なら絶対楽しめるはず。ヒースも、ジェレミー・アイアンズも、レナ・オリンもキャストの方ほぼ全員コメディの呼吸を心得えて演じてるのは観ていて楽しいけど、肝心要のヒロイン、シエナ・ミラーが本人にコメディセンスがそもそもないのか、ただただ生真面目に演じてるのがつまらない。「ギルバートグレイプ」や「サイダーハウス・ルール」の余韻や感動はもちろん望むべくもないけれど、この映画単体で評価すればまあそれなりかなぁという程度。前作「シッピングニュース」の不評でちょっと萎縮しちゃったのかな・・・?この手の題材を無難にまとめるのではなく、ラッセ監督の持つ独特の世界観に合うような材料を見つけてもらいたいです![映画館(字幕)] 6点(2006-06-19 14:38:32)《改行有》

247.  サイレントヒル 《ネタバレ》 自分、ホラーは正直守備範囲外なんですが、遊びゴゴロたっぷりのこの映画は楽しめました。キャストに殆どお金がかかってない分(有名どころなんてショーン・ビーン位?)主舞台となるサイレントヒルのセットや美術に相当予算かけてるなあって印象。おどろおどろしいシーンなのに、突如「スリラー」でも踊り出すのか?っていうヘンな瞬間があったり、ゲームソフトがそもそもの原作という事で、追跡シーンや逃走シーンにもゲーム感覚でハラハラ楽しめる要素がたくさん詰まっていて面白かったです。ただストーリーについては・・・う~ん、何がなんだか途中で訳わからなくなる事もあったけど「フォーガットン」「フライトプラン」に続いてまたしても「いなくなった娘を探し出す!」っていうヒロインの行動に一本筋は通っているので脈絡がなくなる事はなかったですね。トイレで用務員のミイラから謎の鍵となるメモを取り出すシーンがあったけど、さすがにそこだけは「何で口ン中に入ってんのが解ったんだろう???」って疑問が最後まで残りましたが、ま、いいでしょ。アメリカじゃこれ大ヒットしてましたけど日本じゃどうですかね~?[映画館(字幕)] 6点(2006-06-11 10:59:55)

248.  プロデューサーズ(2005) 「シカゴ」が悪徳肯定妄想ミュージカルなら、この映画は悪趣味肯定妄想ミュージカルですね。どっちもサービス精神旺盛、自分の価値観の中ではギリギリセーフで楽しめました。こりゃおすぎが必要以上に持ち上げて褒めちぎる理由が分かる気がするわ。「人間は人との出逢いで人生を変えられる事も可能」っていうテーマがストーリーの根底に流れているのがいかにもアメリカ映画らしくていいです。数有るナンバーの中で、むっちりマシュー&骨太ユマのデュエット「THE FACE~、THE FACE~」が自分はかなり好き。ヒトラーのミドルネームと、演出家のミドルネームがどっちも「エリザベス」っていうのは、ゲイ人気が異常に高いと言われている、女優エリザベス・テイラーを揶揄したものなのかな?なんか随所に、そういう小ネタが隠されているみたいで、字幕と自分の語学力じゃどうにも理解出来ないのがもどかしかったです。欲を言えば、もう一つ位目玉になるようなポピュラーな曲があっても良かったかも。[映画館(字幕)] 8点(2006-06-02 15:47:19)

249.  迷い婚 -全ての迷える女性たちへ- 結婚を控えマリッジブルーになってる迷える女性の方々、間違ってもこんな映画観たらダメですよ~W!更に迷いが生じて混乱する事確実!そう断言してしまうのはさすがに言いすぎかもしれませんが、この映画の観どころはジェニファー・アニストンでも、久々ケビン・コスナーでもなく「卒業」をモチーフにした展開と「イン・ハー・シューズ」をも更に凌ぐワイルダー塾の優等生、シャーリー・マクレーンのコメディエンヌぶりです。シャーリーが出てきて何か台詞言うたび場内大笑い。ロブ・ライナーの演出も彼女が場面に出ているシーンのみ、水を得た魚のように冴えまくってました。ジェニファーは理知的な外観が勝りすぎて、どうしても飛行機の中で「エマニエル夫人ごっこ」をするような感じには残念ながら見えないんですよ。でもこれが15年位前のメグ・ライアンとコスナー(←ついでに髪の毛も戻して欲しい)だったなら、もう少しイキが良いコメディの快作が出来ていたかもしれないです。ロブ・ライナーはまだ当分「恋人たちの予感」の~という冠が取れそうにもないですねえ。観る方は「卒業」の内容をあらかじめ絶対インプットしといた方が良いです![映画館(字幕)] 6点(2006-05-28 14:33:44)

250.  ポセイドン(2006) 《ネタバレ》 確かに物量的規模についてのみなら、前作より格段にスケールアップしている感のあるリメイク。でも人命の尊さや重さは、相当スケールダウンして軽く扱われちゃっているようにみえますね。僕はこの手の災害映画については、薄っぺらい人間ドラマなら最初から不要と考えてる人間ですが、それでも主要人物の「性格づけ」だけは絶対必要不可欠だと思います。それがカート・ラッセル以外、殆ど何もなされていないのはまず大問題。主役のギャンブラーさんなんか、最初自分一人だけ助かればいいや的思考の持ち主だったはずなのに、徐々にならともかくあっという間に先頭で陣頭指揮を取る「みんなのヒーロー」的存在になっちゃってる、どう考えてもこれだけはヘン。あとオリジナルじゃ確か、牧師役ジーン・ハックマンが最初の転覆で生き残った人々に、このまま船底に残って救助を待つのか、一緒に自力脱出を決行するか、各人に選択を迫る重要なシーンがあったかと思います。それが今作じゃ選択の余地なくすっぽり抜け落ちてる。ここが人間の尊い生命が軽く扱われているように見えてしょうがなかった最大の改悪点。それでもオリジナルをまだ観てない方、ブルジョア連中の阿鼻叫喚大スペクタクルシーンを期待してる方にはおすすめかも。[試写会(字幕)] 6点(2006-05-26 12:55:50)(良:1票)

251.  ダ・ヴィンチ・コード 《ネタバレ》 なんだ~、こーゆーお話だったんだ「ダ・ヴィンチ・コード」って・・・。原作未読例によって予備知識ゼロの自分は、いつもの早合点で「モナリザ」や「最後の晩餐」とか、ダ・ヴィンチ作と言われている名画が実は贋作で、その事実を陰蔽しようとする国際的暗躍軍団VSトム・ハンクスご一行様との頭脳の駆け引きプラス、仁義なき戦いが繰り広げられるアクションミステリー映画かと勘違いしてました。でもこれ、宗教が生活に密着していない殆どの日本人にとっては難解過ぎやしませんか?真相が明かさせる終局でも、自分は宗教用語満載の字幕を追いつつフムフムとただうなずいてただけ、特に膝を打つ程のハラハラドキドキ的スリルも殆ど感じなかったです。日本人だって今更お釈迦様の子孫がどうのこうのといわれたって困っちゃいますよね。それでも悪役ポール・ベタニーのハンクスを喰う程の好演と、ロン・ハワードの相変わらずのガッチリした職人的演出手腕に1点オマケ![映画館(字幕)] 6点(2006-05-21 12:54:47)

252.  間宮兄弟 《ネタバレ》 う~ん、もったいない!!これ、終わりどころを見つけようとまごまごしてる間に結局出遅れ、形を崩して着地しちゃったっていう最悪なパターンの映画。この内容で二時間はどう考えても水増し過ぎです。ほのぼのした雰囲気がいいって言う人もいるかもしれないけど、かなり好き嫌いが分かれそう。端から観たらかなりヘンな兄弟、仲の良さをデフォルメした結果こういう究極な兄弟像になっちゃったんでしょうけど。それにしてもこのベタベタぶりはいかがなモンでしょう?わりかしカッコいい兄と、不細工な弟との対比かと思ったらそうでもなくって兄の方もかなりヘンなヤツ。弟が昆虫のように笹蒲鉾を食べるシーン、なんか生理的に自分はすごく嫌でした。常盤貴子が出てきた頃、なんてこの世には小顔の女の子がいるんだろうと思ってたのに、今回並んでみたら一世代下の沢尻エリカ(かわい)の方がまた更に小さくなってる!うっひゃ~!どこまで日本人の小顔化は進むんでしょうか・・・?[映画館(邦画)] 5点(2006-05-15 14:24:57)

253.  ナイロビの蜂 《ネタバレ》 なんだかこの映画、新聞広告とかでも各界著名人大絶賛の嵐コメントが物凄くて、かなり期待してたんだけど、自分にとっては何でかイマイチインパクトが薄い仕上がりでした。「アカデミー賞が選んだ~」って宣伝コピーも有ったけど、作品賞にもノミネートされとらんし、受賞したのもレイチェル・ワイズだけですよねえ。映画ビジネスもいろいろ大変なんだなあ。それでもレイチェル=テッサの存在感と迫力演技だけは観る価値充分有りでしたね。途中で画面からは姿を消してしまいますが、彼女の漆黒の長い長い髪が、このストーリーの根幹に絡みついてるようで、とにかく鮮烈な印象を最後まで残してくれてます。正に分をわきまえた助演ぶり。中盤までの、彼女が本当に誰とでも寝るアバズレ女だったのかどうかっていうナゾを、主人公にも観客にも明かさない展開もなかなか。愛に殉じる男ですかあ・・・、ある意味、ラスト主人公がポツンと独りたたずむ姿は自分にとっては羨ましい・・・。[映画館(字幕)] 6点(2006-05-14 13:02:53)

254.  GOAL! ゴール! 《ネタバレ》 王道も王道、王道街道まっしぐらのサッカー映画。ここまでやってくれると逆に爽快!チームメイトからの嫌がらせなんて「バレーシューズに画鋲」並みにベタW。全編気分よく鑑賞できたのは、ひとえに主役の少年の嫌味のない爽やかな個性のおかげ。2006年限定イベント映画として、ワールドカップ開催時あたり大いに盛り上がってもらいたいです。でも三部作にする意味あるのか?これ。[試写会(字幕)] 6点(2006-05-08 13:38:35)

255.  デイジー 《ネタバレ》 座り心地の悪い椅子に長時間乗せられているような、なんとも不思議なバランス感覚の映画。そう思ってしまったのは、三者三様に心の内を語りまくるナレーション過多とヒーロー、チョン・ウソンの性格や行動に一貫性がまるで感じられないせい。そもそも彼は「殺し屋」という職業に適していたのか?感傷や自分の感情一切を排除し任務を遂行するドライな男であるべきなのに、ウェットもウェット、たっぷり水を浸した濡れ雑巾みたいな性格、こんなヤツに殺しを依頼する組織もどうかしてる。男のそういう甘さが、クァク・ジェヨンの脚本らしいと言えばそれまでなんだけど。上記の弱点を補って余りあるのは、究極に男運の悪い女性を演じ切ったチョン・ジヒョンの存在感に尽きます。これまでの「こんな女の子に振り回されたい、殴られたい←(俺だけ?)」という彼女のイメージから「命を賭けても彼女を守りたい」っていう男どもの願望をそそらずにはいられない、新たな魅力がこの映画では存分に引出されていると思います。ファン必見!!野郎連中にも女子にも受けそうなストーリーではあるので、これはもしかしたら「私の頭の中の消しゴム」以上にヒットするかもしれないなあ・・・。[試写会(字幕)] 7点(2006-05-05 09:50:28)

256.  デュエリスト 《ネタバレ》 もっともっと面白くなっても良い材料を、テクニック過多演出で台無しにしてしまった映画。渡辺美里似ヒロインのバックグラウンドがまるで見えてくないのがまず最大の難点。彼女が一体どんな心境で、どんな生い立ちで隠密警官のような職に就いたのか、説明や描写が一切ないのでこれじゃ感情移入のしようがないんです。ストップモーションの多用、やたらめったら俯瞰気味にめまぐるしくカメラが動くのは、長髪真珠郎風美少年(←横溝正史原作)カン・ドンウォン君の殺陣の難を誤魔化したい為なんかなあと、ついついいらん勘繰りをしてしまいました。 日本と同じく韓国でも若手役者の時代劇顔が不足してるのかあ・・・。[試写会(字幕)] 4点(2006-04-30 14:34:14)

257.  ロンゲスト・ヤード(2005) 《ネタバレ》 オリジナルのアルドリッチ版未見です。なので旧作との比較は出来ないんですが、これはこれで、いかにもアメリカ映画らしいお気楽さでフツーに面白かったです。クライマックスのゲームの後、大胆な脱走計画と実行がまたこれから始まるんかなあと思いきや、それはまた別の映画だったみたいで(「勝利への脱出」と混同してました・・・)肩透かし。もはや初老の域のベテラン、バート・レイノルズを立てようと、キャストとスタッフがみんなで躍起になっているみたいで微笑ましかったです。それにしてもジェームズ・クロムウェルって、いっつもこの手の悪役ばかりですねえ。[映画館(字幕)] 5点(2006-04-30 14:33:39)

258.  雪に願うこと 《ネタバレ》 昨年の東京国際映画祭で観ました。地味なこの映画が何とグランプリ受賞という結果に驚き。キャストはすごい豪華だけど、ストーリー自体使い古されて擦り切れそうなよくある展開。都会での挫折→田舎に帰って自己を見つめなおす→家族との絆を再確認→また立ち直るという本当にありふれたモノ。思うに日本映画の最大の弱点っていうのは、観客にストーリーの先読みを軽く許してしまう事だと思うんですが、この映画も残念ながらその弱点から一歩も出ていないです。正直最初の十分で、ラストまでの展開が予測できます。それをどうカバーするかが演出脚本と演技の見せ所だと思うんですが、この作品はなかなか健闘してました。ばんえい競馬場での日々の訓練風景も興味深いし、佐藤浩市はじめ出演者も達者な方ばかり。ただ、賄い婦を演じる小泉今日子は地味な格好をしてても、やっぱり目立ちすぎですね。彼女だと、もしや彼らに別の賄いを・・・?なんて不埒な考えをオイラはつい起こしてしまいました。自分のイメージだとこの役は松田美由紀あたりがベスト。ラスト、伊勢谷扮する主人公が、特に急いで切羽つまってとも思えないのに、なんで皆に別れの言葉もかけず東京に戻ってしまうのかが最大のナゾ。「結局、おめー何も変わってねーじゃん!!」ゆえにマイナス1。でも丁寧に作られた佳作である事は間違いないと思います。[映画館(邦画)] 6点(2006-04-29 16:09:51)(良:1票)

259.  連理の枝(2006) 《ネタバレ》 脇役の藤木直人くずれの先輩と、「ラブストーリー」で早口言葉が得意な女の子を演じた女優さんが面白かったので、この二人の物語をもっとみたいなあって思いました。けど、世界で一番自分たちが美しい男女であろうと信じきってるフシのある主人公たちが、やたらとでしゃばってしゃしゃり出て来るので終始イライラしっぱなしです。特に前半のやり取りなんて、全身にジンマシンが出て、痒くて痒くて悶絶死するかと思うくらいの勢い。ラストのちょっとしたひねりに0.5、脇役のお二人、主題歌の良さに1点ずつ。「私の頭の中の消しゴム」に及ぶべくもない相当映画的志の低い作品だと思いましたね、これは。現時点での自分の今年ワーストワン候補。旅行会社さん、あんな木を観に行くロケツアーなんか間違っても企画したらいかんよ。[映画館(字幕)] 2点(2006-04-24 11:21:31)

260.  トランスポーター2 《ネタバレ》 世界で一番カッコイイハゲアクター、ジェイソン・ステイサムの魅力炸裂!ある意味前作を越え、更にパワーアップした続編。字幕なしでも全然OK、単細胞な自分はとにかく楽しめました。ガキが絡むストーリーという事でもしや「レオン」か「マイボディガード」の二番煎じ・・・?と一抹の不安はあったけど、案外足手まといにもならず、相変わらずひたすらクールでストイックなジェイソンの、ホントにもうありえねーハイテンションアクションをひたすら堪能出来ます。殺し場面で意味なくセクシー衣装をこれみよがしにサービスしまくる女刺客も◎。「男はハゲてもかくあるべき」標本みたいなジェイソンに乾杯![映画館(字幕)] 7点(2006-04-23 10:22:09)(良:1票)

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