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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 258
性別 男性
年齢 35歳
自己紹介 <尊敬するクリエイター>
ヴィム・ヴェンダース、ニック・パーク、藤子・F・不二雄、冨樫義博

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241.  シティ・オブ・ゴッド 《ネタバレ》 冒頭から一気に引き込まれました。伏線の張り方とか、カメラワークや構成が本当にうまいです。しかも、ただ淡々とギャングの日常を描いているだけじゃなくて、ブスカペやベネの友情やリトル・ゼの孤独、善人がどんな風に悪人に変貌するのかもちゃんと描いているところがいい。結局、ラストのあの悪ガキたちも粋がっているくせして、はた目から見ればただのチンピラに過ぎない、ってところが前半とシンクロすると思う。[DVD(字幕)] 9点(2004-07-15 12:22:17)(良:1票)

242.  ハンニバル(2001) レクター博士の犯罪すらも芸術に昇華させてしまう姿勢は前にもまして衝撃的でした。ラストは原作の方が美しい事も確かですが、やはりこのラストも十分な余韻を残してくれます。レクター博士の後継者?の伏線は興味深かったです。リドリー・スコットの功績も大きいでしょう。彼の持ち前の演出力でフィレンツェの町並みやヴェッキオ宮殿を単なる背景に終わらせず、美しくかつ荘厳に描ききっています。原作に比べてクラリスが冷たい人間に思えてしまうなど、二人のキャラの掘り下げが浅い感じは否めませんが、それでも結構見ごたえのある映画でした。[地上波(吹替)] 7点(2004-07-11 22:55:07)

243.  セブン 猟奇殺人という題材を武器にここまで犯罪を批判している映画はおそらくないでしょう。 殺人現場と6日間降りしきる雨、そして陰鬱な犯罪都市がダークな雰囲気をどれも邪魔することなく作り出すのに成功しています。なによりも、犯人役のケビン・スペイシーがレクター博士なみの怪演で魅せてくれますし、サマセット刑事が犯人の心理状況と重なってしまうという設定も絶妙でした。衝撃的なラストも犯罪が犯罪を生むというテーマを見事に表していました。事件が解決したところですべてが解決するわけではないとも言い表しているのです。「羊たち」のジョディー・フォスターが尊敬するのも納得の1本でした。 [ビデオ(字幕)] 10点(2004-07-10 12:52:21)《改行有》

244.  羊たちの沈黙 レクター博士の会話のインパクトと芸術的な殺人、それだけでも見る価値はありますが、残念な事に猟奇殺人とバッファロウ・ビルに魅力がない気がします。犯人については精神異常みたいなのはよく表現できていましたが、レクター博士や捜査の緊張感との落差が大きすぎます。他の猟奇殺人映画の犯人を見て「レクター博士ほど~」といわれることが多いようですが、この映画の犯人の方はどうなのでしょうか? 犯人の家の地下室の不気味さが良くできていただけに残念です。[地上波(吹替)] 7点(2004-07-10 12:35:43)

245.  ゴッドファーザー 《ネタバレ》 暗殺のシーンは洗練されていて魅力ですし、洗礼式のシーンもゴッドファーザー(名付け親)になった事を2つの意味で対比させていて素晴らしいのですが、やはりこの映画はただの娯楽映画、というより人間ドラマとして見たほうがいいでしょう。ソニーの軽率な一言からコルレオーネ一家に起こる悲劇と一家の愛憎劇と言う見方が出来ました。ソニーとビトーの死は悲劇的でしたが、とくにビトーの死はもうゆったりした生活を送れていたはずだったのですが、悲しみに満ちていました。マイケルの変化には目を見張りました。イタリアでの経験が彼に対抗組織に対する憎しみを抱かせたのだと思います。[ビデオ(字幕)] 10点(2004-06-20 18:30:42)

246.  メメント 10分ごとに記憶を失う、という設定自体斬新ですが、その展開を利用して様々な伏線を張っていていながら、ラストにはドンデン返しを用意している脚本にはかなり感心させられました。ガイ・ピアースの演技もうまいですし、ドアにぶつかるなどの細かいところにも工夫が凝らされているのが好印象です。この映画のDVDにはリバース・アングルがありますが、できれば普通に見てもらいたいです。[DVD(字幕)] 9点(2004-06-17 19:55:14)

247.  ファイト・クラブ 《ネタバレ》 マイ・ベスト映画です。あれだけ縦横無尽に展開する原作を簡潔にまとめた脚本もすごいですが、原作の世界観を見事なまでに映像化したフィンチャーの手腕にも脱帽物です。じつは主人公の本名は一切不明なのですが、その事にあえて違和感を感じさせず衝撃のラストに持っていく演出が非常にうまいです。話の内容は日常に生きている実感を感じられない主人公とそんな彼の分身ともいえるマーラと彼とは対照的なタイラーの三者から成り立っていますが、後半で主人公がマーラを好きになったのは自分の悪い面を素直に受け入れられるようになったという事でしょう。さらに、この映画で大切なのは暴力をシニカルに描いている事。主人公がファイト・クラブで快感を得られたのは暴力を「受ける」ことによって生きている実感を感じられたからであり、その後「エンジェル・フェイス」を殴ったときはそれまでの快感を感じてはいなかった事に注目して欲しいです。結局大切なのは暴力の矛先が他者に向く無意味さであったのではないでしょうか。そして、絶望的でありながら主人公にとってはハッピーな微妙なラストがまたいいです。結局ラストで主人公は本当の生きている実感を得て死んでしまう、というオチと捉えられるのだと思います。ノートンとブラピの演技も最高で最後まで映画の世界に引き込まれました。[地上波(吹替)] 10点(2004-06-17 19:47:24)(良:1票)

248.  ビッグ・フィッシュ 《ネタバレ》 フォレスト・ガンプに似ている、と言われると確かにそうですが、1番の共通点はラストで泣けるというところでしょう。彼の魅力的なホラ話すべてと彼自身の最期が重なるシーンはすごく感動しました。現実的なばかりの話より、尾ひれの付いた話の方が魅力がある、と言ったところに息子は共感できなかったわけだけど、彼の足跡をたどり、最後の葬式ですべてが嘘ではなかったと知る、そういったところもすごくよくできていると思いました。サンドラがエドワードの求愛をやさしい表情で受け止めたり、ラストの大男の登場シーンなどファンタジーの雰囲気を壊さない演出にバートンらしさを感じます。それと、バートンの役者選びには驚かされました。エドワードも、サンドラも、ジェニーもどれも納得できる顔でした。[映画館(字幕)] 9点(2004-06-06 20:11:53)

249.  ドーン・オブ・ザ・デッド やはり初監督作には制作会社の横槍が入るのか、中盤で妙なブチ切れ感があった。しかし、監督は非常に頑張っており、同じゾンビ映画では「28日後」よりはゾンビの撮り方がうまいし、何より冒頭のタイトルデザインでCM監督としての才能を発揮できていると思う。アクション映画としては文句なく面白かった。問題なのはストーリー展開の強引さ、オリジナルの特徴なのはわかるのだが、冒頭でゾンビにガラスを割らせてしまっているのだからゾンビが何らかの形でショッピングモールに進入してきてしまうか、モール内にもっとゾンビがいた設定の方がよかった。オリジナルよりも早く主人公たちが平和を手に入れてしまうため中だるみの状態に陥ってしまっていた。そして後半の一連の騒動にいたってはフツーに皆でアンディを救出に行く展開でもいいと思うのだが。ここらへんを見ると脚本は一日で書き上げられたようにも思えてしまう。何よりも登場人物の個性を描ききれていないのは問題だろう。後半でちょっとしたミスも見られることからこれは編集が悪いせいでもあるのだろう。「アイデンティティー」のように、登場人物が多くても人物描写を可能にした映画はあるのだが。追記;ディレクターズ・カット版も見たがこちらの人物描写はより丁寧になっている。やはり初監督作に完全版は不可欠だと思った。[映画館(字幕)] 7点(2004-06-02 23:49:27)

250.  ゾンビ/ダリオ・アルジェント監修版 《ネタバレ》 平和を手にしてからの内容はポーの「赤死病の仮面」に似ていると思いました。しかし、彼らの平穏を乱したのは状況を理解しないおろかな人間の欲望の固まりだということがもっと深いテーマを持たせています。友人たちがゾンビ化してしまうのも、それぞれの人間ドラマでもっと悲劇的なものになっています。しかし、ラストは他のシリーズと違って爽快でした。ピーターが残ろうとした理由はアクションの付け足しの目的ぐらいにしか思えませんでしたが、ゾンビを撃ったことで彼は自分は何をしたいのかはっきり分かったのだと思います。ゾンビが暴走族の内臓をいじるシーンは蛇足だと思いますが、随所に見受けられるショック演出は素晴らしいと思いました。10点(2004-06-02 23:29:55)

251.  ニキータ 「レオン」は物足りなかったけど、これはとても良かった。さすがにトーンが低すぎて、地味な印象は否めませんが、レオンにはなかった緊張感がこの映画にはあります。最初の暗殺のシーンや、急に暗殺の依頼が来たときの主人公の孤立した雰囲気が特に好きです。あと、はまり役だった教官のC・カリョや掃除人のJ・レノなどの裏社会の人間がハードボイルドでかなりカッコよかったです。好きなシーンは主人公が泣きながら銃を撃つところです。しかし、この映画まで保っていたベッソン映画の緊張感は後の「レオン」から崩れ始めていってしまいました。[CS・衛星(字幕)] 8点(2004-05-27 13:54:44)

252.  レオン/完全版 名作なのは認めますが、個人的にはちょっと気に入りませんでした。最初、殺しの依頼でのシーンで期待したけれども、中盤の共同生活ではあまり緊張感がなく、殺し屋の生活と言う設定を活かしきれていないような気がします。ドラマとアクションの境界がハッキリしすぎてるのが悪かったかな。マチルダが恋心を抱くシーンはいらないと思いましたし、マチルダの複雑な性格が純愛のムードを壊しちゃってるんですね。ポートマンも生意気なだけにしか見えず、全然魅力的に思えなかった。マチルダがもっと純粋だったら感情移入できたかもしれない。それと、追加シーンのマチルダが麻薬を燃やすシーン、あれはいくらなんでも狙いすぎでしょ。マイ・ワーストシーンの一つです。それでもマチルダがFBIに潜入してからの展開はよかったです(レオンの正体がばれる下りは強引でしたが)。[CS・衛星(字幕)] 6点(2004-05-27 13:28:33)

253.  トレインスポッティング 《ネタバレ》 見終わってみるとけっこうテーマがしっかりしていたような気がします。簡単に言えば、乱れた生活から立ち直るのは難しくて立ち直るには、思い切ったことをして悪友から強引に独立する必要がある、って所だと思います。さすがに傑作だとはいえないけど、最後は爽快でした。監督の作品でも1番いい作品だと思います。[CS・衛星(字幕)] 8点(2004-05-03 16:21:56)

254.  遊星からの物体X 好評だったので雰囲気をだそうと暗くて静かな部屋で見たのですが、期待以下でした、全然怖くなかったです。クリーチャーの登場シーンが長くて騒々しすぎるので全く恐怖を感じなくなるし、疑心暗鬼になるのをメインにしているはずなのに、物体Xの言動が後で考えると他の人と何も変わらない事に違和感を覚えます。これで犯人探し、って言っても不可能に近いでしょう。登場人物のキャラの書き分けも過半数はおろそかだし、ラストも盛り上がりに欠け、いまいちでした(ベニングスは物体Xではありませんよ)。結局、この映画は恐怖と緊迫感の境界が不明瞭すぎるんです。まあ音楽は良かったけど、やっぱり「エイリアン」にはかなわないでしょう。[ビデオ(字幕)] 4点(2004-05-01 21:32:33)

255.  パルプ・フィクション 《ネタバレ》 最初見たときは構成ばかり気になったので、これだけか、と思いましたが、後でよくできた作品だと考え直しました。とにかく、セリフがどれも印象に残るものばかりです。タランティーノの映画のせりふは庶民的か、名ゼリフか、どっちかしかないんですが、この映画には両方ともあるし。音楽もいいです、テンポがピッタリあうことから、俳優の演技にわたる音楽へのこだわりが感じられます。冒頭のシーンとラストのシーンもかっこよかったです。1つ気に入らない点は、ビンセントの最期。ちょっとあっけなさ過ぎて悲しい。でも、ラストがあるからまだ良かったです。あと、個性俳優たちのすばらしい共演のなか、ブルース・ウィリスの演技だけ浮いてたなぁ。[ビデオ(字幕)] 10点(2004-04-23 20:33:39)

256.  エレファント 見た後で結構考えさせられる映画でした。犯人の2人の少年以外も色々問題を抱えている人ばかりで、犯行に及ぶ原因は様々なところにあると思いました。犯人も大勢殺すつもりなのに、実行する前に1人に忠告したり、やる直前が長かったり、それでいてあの冷凍室のラストにつながるのは、いかにも心理状況の変化の大きさを物語っていてリアルでした。最後に、タランティーノ風の時間と空間の交錯した演出は、登場人物の運命のすれ違いを示しているようでとても気に入りました。[映画館(字幕)] 8点(2004-03-31 21:30:06)

257.  エイリアン2/完全版 劇場公開時にカットされたのが不思議なくらいリプリーの娘のシーンは重要だと思います。あれがないと、最後にリプリーが一生懸命になる理由がわからなくなってしまいます。でも、セントリーガンのシーンはカットして正解だと思う。緊張感はあるけど、エイリアンの賢さが薄れてしまうからです。それはそうと、音楽がとても良くて、アクションの雰囲気にすぐ入り込めました。キャメロン監督作はどれも臨場感がありますね。アクションの映える舞台設定を作り上げる手腕はさすがにすごく、ラストで大気製造工場に入っていくシーンは十分に観客に期待を持たせてくれます。でも、前作と比べると、やっぱり緊張感がない、というより出来ていないと思います。ニュートの救出の場面はリプリーは時間制限を忘れたのか、と思うほどのんびりでした。エイリアンも考えてみれば賢くもなんともなかったです。エイリアンシリーズじゃない娯楽作品として考えれば最高だと思います(シリーズからはちょっと浮いてます)。[DVD(字幕)] 8点(2004-02-22 14:16:30)

258.  エイリアン 《ネタバレ》 SF映画好きの私には「2001年~」ではなく、こちらのほうが私のバイブルです。他のシリーズでは血の気の多いエイリアンと格闘を繰り広げているのに対し、この1作目はエイリアンの知能の高さを知らされますね。自分から近づかずに相手が近づいて来るのを待っている感じでした。それに舞台となる宇宙船がシリーズ中一番狭い感じもしました。マザーコンピューターや、レーザーメス、アンドロイドなどの描写もSF色が強いです。B級映画なのにこの徹底ぶりはすごいと思います、「2001年宇宙の旅」を連想しました。特に最後のシーンは宇宙船の設定がうまくいかされていて素晴らしいと思いました。映画史に残る名シーンだと思います。でも、リプリーが生き残ることを知っていたのは今でも残念です。[ビデオ(字幕)] 10点(2004-02-22 13:02:11)

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