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プロフィール
コメント数 2257
性別 男性
年齢 47歳
自己紹介 好きなジャンル【 SF、アクション、サスペンス、ホラー、ミステリー 】
見たあと面白かったと思える映画は、ドラマ系、実話系、裁判ものが多いかもしれません。
サクセスストーリーが一番好きです。
見た後元気になれるし、夢があるから。

みんシネで面白そうな映画をチェック⇒映画を見る⇒レビューを見る⇒自分のレビューを書く
だいたいこんな感じで映画ライフを楽しませてもらっています。

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241.  アイス・エイジ4 パイレーツ大冒険 《ネタバレ》  突然訪れる天変地異。  氷山や氷の塊を船にして海をさすらう。目指すは妻と娘。  今作では娘の自立や父の子離れ、真の友情などのテーマが盛り込まれています。ただ、弱い。  映画自体のノリはアトラクションムービーとなってしまっているので、中途半端なドラマは相性が悪いように思われます。やるならもっと真剣にドラマパートでうならせてくれないと、映画のテンポを損なうだけの結果になってしまいかねません。  こーゆーノリの映画にシリアスなドラマを入れるギャップは嫌いではありません。できれば笑いや映像の凄さで誤魔化さずに、丁寧にドラマ部分を掘り下げてほしかったです。  また、今作で用意されているエピソード。娘ピートとイケメンマンモス、友人ルイス(モルホグ)との三角関係。キャプテンガットとガット海賊団とのバトル。ガット海賊団シーラとディエゴの恋物語。シドの祖母の秘密の友人。そう、はっきり言ってエピソード過多。キャラもパンク状態。もともと薄味気味になりつつあったのを更に薄くしちゃって、もはやほとんど味がしなくなっちゃった感じ。何でもかんでもつめこめば良いってもんじゃないでしょ。  映像的には相変わらず高い技術のアニメーションで、見ているだけで楽しい。それは間違いありません。ですが映画として、アニメとしての面白さを問われると正直物足りません。う~ん、しばらくするとその中身のほとんどを忘れてしまいそうです。[ブルーレイ(吹替)] 6点(2022-05-26 02:34:10)《改行有》

242.  美女と野獣(2017) 《ネタバレ》  ミュージカルは苦手。ふだんまず手にとりません。  ですが『美女と野獣』はアニメ版を何回か見ていて、その楽曲に好きなものが多いので見ちゃいました。もうひとつの理由は当然エマ・ワトソンです。  まずアニメ版の曲はすべて使われています。それに加え、本作のために新曲が3曲も追加。そのうち2曲は流れる時間こそ短いものの、3曲とも良い曲でした。  そしてストーリー。実写版用に多少アレンジ、追加、変更はあれど、ほぼ原作通り。おとぎ話なのでそれでOK。アニメでしか表現できない世界があるのと同じように、実写でしか出せない味わいというものが確かにあります。  それがクライマックス。野獣がガストンの銃弾で息を引き取るシーン。そしてタイムリミットを迎え、屋敷の人たちが骨董品になってしまうシーン。アニメ版では感じなかった悲しさと切なさでなんと目頭が熱くなってしまいましたとさ・・・!  当然その悲しさの反動は、そこからのハッピーエンドの幸福感をより大きなものにしてくれるのです。  ちなみにルミエール、コグスワース、ポット夫人などはアニメ版のほうがかわいいです。  とはいえ、アニメ版のデザインそのものを起用しちゃえば、実写版の雰囲気を壊しかねません。そう考えるとこれはこれで正解なのかな?  そしてなんといってもこの映画最大の立役者はエマ・ワトソン、この人でしょう。その美しさ。その歌声。あまりの美声にてっきりプロが歌っているものと思っていました。歌っているのはエマ・ワトソンその人じゃないですか。わずか3カ月のトレーニングでここまで歌えるようになるなんてただ者じゃありません。まさにすべてを兼ね備えたスーパー女優です。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2022-05-22 21:19:39)(良:1票) 《改行有》

243.  コロンビアーナ 《ネタバレ》  こーゆーわかりやすい復讐もの好き。ひねった作品も良いけれど、ただただ理屈抜きで感情移入できて楽しめる作品は最高です。  映画や漫画や小説ではすごい数のネタがあふれかえっている状態です。もはや類似作品が出ちゃうのはあたりまえ。むしろ、『ありきたり』や『普通』の何が悪いんだろうと思います。堂々と二番煎じで面白い作品を世に送り出してほしいものです。  映画が始まってすぐ、少女カト レアは両親を殺され、マフィアから追いかけられ、何とか国外へ脱出します。序盤から最高にスリリング。この少女役のアクションが凄いです。  時は経ち、『暗殺者になりたい』宣言から15年後。ここからカトレアを演じるのはゾーイ・サルダナ。ここで二度目の見どころ。ミッション・インポッシブルが始まります。留置場でのミッションは成功するとわかっていてもハラハラ。序盤の逃走劇とはまたちがうドキドキを感じられるのです。  ガモーラ役のときは気付かなかったですけど、この人演技もアクションも上手なんですねー。特に叔父さんたちを殺されて泣き崩れちゃうシーンは真に迫っていてぐっときちゃいました。ただちょっと悲しすぎるかな・・・。  ストーリーそのものは単純。ですがシナリオは結構練ってあってずっと緊張が途切れない。ラブロマンスでややダレるときがありますが、写真のくだりのために必要なロマンスですから仕方がない。カトレアは圧倒的強さなんですが、急に弱くなったりピンチに陥ったりするのがやや不自然。そういった細かいところで気になるところはありつつも、やはり理屈抜きで最後まで面白い映画でした。[ブルーレイ(字幕)] 8点(2022-05-22 16:38:19)(良:1票) 《改行有》

244.  シグナル 月曜日のルカ 《ネタバレ》  原作の小説が結構面白かったので映画も見てみました。  まず杉本ルカが原作のイメージにかなり近くて良かったです。杉本ルカを演じた女優さんはとても魅力的なかわいらしい人ですが、この作品以外映画もドラマもほとんど出ていないようです。もったいない。  もう一人の主人公宮瀬恵介。演じるのはAAAの西島隆弘。イメージがどうとか言う前に、かなり大根です。とくに序盤は演技がへったくそで気になって仕方がありません。でも不思議なことに、見ているうちにそれがだんだん『味』に変わってきます。これはこれでアリかと。  そして舞台がいいですね。レトロな映画館。そこで映写技師をするヒロインと主人公。上映される映画も古い映画ばかり。昭和の空気感がたまらない。映写室とか、こーゆー映画館が身近にないので、小説では想像しきれなかった画を見られて満足です。  ウルシダレイジはもう少し華奢なイメージでしたが、性格は結構イメージ通りかもです。人の話を聞かない。子供。被害者意識が強くサイコパスの才能あり。そうそう、こんな感じです。  原作では金でチンピラを雇って恵介を襲わせていましたが、映画では単身映画館に乗り込む武闘派。どちらかと言えば映画館の外で待ち伏せするタイプなんですけどね。ウルシダレイジのおかげで映画に程よい緊張感とメリハリが。  そしてラスト。恵介とルカの今後が見たくなる、そんな余韻が残る終わり方がまた良い。[DVD(邦画)] 7点(2022-05-20 03:17:24)《改行有》

245.  マレフィセント2 《ネタバレ》  1作目のほうが好き。映像のクオリティは2作目のほうに軍配が上がるでしょう。それぐらい色彩豊かなシーンの数々は映画でしか見られない美しさを作り出しています。  で、2作目はスケールを大きくしてみました。尺も伸ばしました。おそらくやりたいことを全部詰め込んでみました。その結果、1作目に比べると冗長になり間延びした作品となりました。にも関わらず説明不足だったり、性急にストーリーを進めたり、もうなんかちぐはぐなんです。  例えば王妃に仕えていた羽をもがれた妖精が突然良い妖精になったり。オーロラ姫があっさり隠し通路を見つけてみたり。  前半のノリと丁寧な仕上がりは凄く好きです。その感じでずっといってくれたら1作目を凌ぐ名作になったかもしれません。  チキンが出てきてディアヴァルに『おいしそう』と意地悪を言うシーンみたいなのが要所要所でもう少し欲しいところ。水面に向かって挨拶の練習をするマレフィセントなんて最高です。こーゆーのをもっと見たいのです。  精霊の花と鉄粉から生成した粉。次々と消滅していく妖精たち。そんな悲しい展開はこのシリーズに求めていないんですよねー。ちょっとやりすぎちゃってます。そしてやりすぎちゃった割には、そういったアクションから得られる高揚感やカタルシスはちっとも足りません。  妖精たちの反乱。妖精たちの救出劇。ちび妖精の潜入及び脱出。1つ1つのエピソードが独立したまんまで、点が点のまま。線にならず画も描けていない、まるで群像劇です。こーゆー複数エピソード同時進行による相互作用から生み出される面白さまでは昇華できていないのが惜しい。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2022-05-16 02:39:51)《改行有》

246.  RAW~少女のめざめ~ 《ネタバレ》  おフランス映画独特の生々しさと、ホラーの雰囲気がうまいこと融合して、良い意味で大変気持ちが悪い作品に仕上がっております。まあ他にカテゴライズのしようがないのでホラーとなるんでしょうが、ホラーというよりかは『ホラー風味の青春ドラマ』といったほうが良いかもしれません。  特に背筋がゾクゾクしたのは姉の指を食べちゃうシーン。強烈です。もちろんルームメイトが食べられちゃったのも衝撃ではあるんですが、妹初めての人肉食のシーンの生々しさには到底及ばないわけです。  このルームメイトを食べたのが自分ではなく姉だった。軽いサプライズになるんですが、このサプライズは余計。今までアシがつかないように外で食事をしていた姉がなぜ突然妹のルームメイトを食べちゃったのか。あまりに不自然。この数年大学で我慢してきた実績が姉にはあるわけですから、あまりに不自然です。やはりルームメイトを食べちゃう悲劇は妹のほうであるべきでした。  そして物語は父のカミングアウトで幕を閉じます。これは読める展開ですが、わかっていても最後のシーンはこの映画の〆にふさわしいものでした。それにしても今日まで生き延びてきた父親凄いっす。  ただこの大学もなかなか狂気じみていないでしょうか。夜中に新入生をたたき起こして乱痴気騒ぎ。新入生が寝られないようにマットレスを窓から投げ捨てて放置。その所業を学校も放置。新入生の頭に生き物の血をぶっかけて記念撮影。それを学校が放置。むしろそのまま授業を受けるんだからたいしたもんです。そして動物の臓物を強制的に食べさせる。私たち日本人からするとこの大学も大学生もイカれているようにしか見えないので、主人公姉妹の狂気が若干薄まっちゃうのが何とも惜しい。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2022-05-16 01:32:44)(良:1票) 《改行有》

247.  エレベーター(2011) 《ネタバレ》  ワンシチュエーションものって、途中で飽きそうなので個人的には苦手かと思っていました。ところが見る映画見る映画どれもこの類は割と楽しめちゃう。実は相性が良いのかもしれません。  諸悪の根源の悪ガキ。この事件の大元の原因を作ったバートン会長。こういったメンツに報いが無いのは不満です。  浮気男は片腕を失い瀕死という重すぎる罰を受けていますし、コメディアンも最初は嫌なやつだったけど中盤以降は結構善良な人間だとわかったし、それぞれの結末は納得のいくものです。で、今回一番良識ありそうで、一番脇役感出していた太った社員が最後にみんなを救って犠牲になるっていう後味の悪さ。まあこーゆー結末も、『予想できない』とか、『変にリアル』とか、メリットもあるっちゃああるんですが。他の人たちが『助かって良かった』という安心感より、何も悪いことしていないこの人が犠牲になるっていう不快感のほうが勝っちゃいますね。  最初にエレベーターが全然出発しないのがあまりに不自然。会長とスピーカー越しにやりとりしていた警備員がばっくれるのも不自然。そんなことしたらクビになるでしょ。  浮気問題も放置。爆弾男もなんだかんだで放置。名乗り出てきたからてっきり解除の方法でも教えてくれんのかと思いましたよ。  細かいところで不満はあれど、ワンシチュエーションスリラーとしては及第点。先の読めない展開ってのは最後まで楽しめるから良いです。[DVD(字幕)] 7点(2022-05-16 00:59:45)(良:1票) 《改行有》

248.  アイス・エイジ3 ティラノのおとしもの 《ネタバレ》  前作よりはるかにパワーアップした3作目。2作目よりかはもちろん面白いわけですが、1作目と比べてもまた違うテイストの面白さが感じられます。  1作目がストーリー重視なら、こちらはスピード感のあるアクション重視のエンターテイメント。  今作では恐竜がたくさん出てきます。地下に恐竜ワールドが広がっていて、そこを冒険するわけです。『地下なのになんでこんなに明るいねん』とか思わないでもないですが、とりあえずその辺の適当さは無視します。  目的はシドの救出。ただそれだけ。そのシンプルさがアニメを、映画を面白くします。  目的がシンプルであれば、あとは道中待ち受ける苦難、障害をどう乗り越えていくか。それだけを純粋に楽しめるわけです。シンプルイズベストとはこーゆー映画のためにある言葉です。  さて、劇中いろんな恐竜、巨大昆虫、巨大食虫植物が出てきます。嬉しい。サービス精神にあふれています。  1つ気になったのは、草食恐竜が凶暴すぎること。地下世界一発目で襲い掛かってくるアンキロサウルス。なんでやねん、と。その直後に登場するブロントサウルスみたいなのはおっとりした感じで描かれていることから、もしかしてアンキロサウルスを草食恐竜だと知らなかったとか?それって映画作品の作り手としてどーなの?って思っちゃいました。  恐ろしい肉食恐竜もいれば、愛すべき恐竜もいる。その両方を描くことでメリハリが出て魅力ある恐竜ワールドを堪能できると思うんですけどね。  でも気になるのはそれぐらい。  巨大食虫植物の脅威。巨大肉食獣とのバトル。翼竜とのチェイスなど見所満載。  ストーリーが弱くても面白いアニメーション映画は作れちゃうものなんですね。[ブルーレイ(吹替)] 7点(2022-05-15 16:41:53)《改行有》

249.  マダガスカル3 《ネタバレ》  相変わらずストーリーはめちゃくちゃ。あってないようなものです。このシリーズに整合性とか常識とかは存在しないもんだと割り切って見ています。・・・のつもりなんですが、夢にまで見た動物園に戻ってきたのに、『動物園ってこんなに小さかったっけ・・・』とか、『私とメルマンの間には檻があったっけ・・・』とか、ちょっとシリアスを挟むものだから混乱してしまいます。  まあ、それはともかく、3作品の中では圧倒的に映像と音楽を楽しめるのは間違いありません。  サーカスの公演で大成功を収めるシーンなんかもう理屈じゃない。原因不明の鳥肌が立つほど感動します。そういった意味では3作品のなかでは今作が一番好きかもしれません。  でも音楽と映像だけで押し切ってしまった感じもします。  アニメに限らず、昨今の映画はどうしてもこーゆーのが増えた気がします。映像技術の進歩とともに、そこにばかり力を入れる作品。ないがしろにされるキャラクターとストーリー。映画とアートの区別があいまいに。  映画にストーリーを、魅力あるキャラクターを求める私には、こーゆー映画を心の底から楽しいとは思えないのです。  映像技術の進歩を否定はしません。この時代だからこそ表現できる世界がそこにはあります。実際サーカスのシーンのアニメーションは最高に良かったし。でもそれに頼りきった作品ばかりになってしまうのは寂しいですね。[ブルーレイ(吹替)] 6点(2022-05-15 03:01:31)《改行有》

250.  マレフィセント 《ネタバレ》  マレフィセントって、とっても良い人だったんですね。ディズニーのヴィランズのなかでも最強最悪の魔女とか言われていたんで、どんなものかと思えば・・・。少女時代は聡明で純粋。大人になってからは優しく母性あふれる良識人。そりゃそうです。だって『よ・う・せ・い』ですよ。妖精。妖精に悪いやつはいませんからね。  マレフィセントが幼いオーロラ姫を見守る中盤が一番好き。ディアヴァルにミルクを届けさせたり、崖から落ちそうになるのを助けたり。こーゆー見た目が怖そうな人の優しさって最高です。オーロラ姫が大きくなってからも、二人の交流シーンが心温まります。  で、今作の問題は後半から終盤にかけて。  お約束通りオーロラ姫はマレフィセントと仲違いして父親のもとへ。ところが父親から幽閉されそうになった挙句、結局呪いは発動。呪いを解きに行くマレフィセント。その流れ自体は王道だし、何の文句もありません。  ただ、城に着いてからのマレフィセントのアクションには一言物申します。  なぜ魔法を全然使わないのですか。今までありとあらゆる魔法を使って無双していたのに、城に入ってから全く魔法を使わない。明らかに不自然でしょ。いや、なんか見落としたのかな?城の中では魔法って使えないんでしたっけ?『ドラゴンになれ』使っとるやないけ!ピンチになる必要なんてないのに、わざわざ映画を盛り上げるためにピンチな状況を作っとる!こんなの子供が見ても、『何で魔法使わないのー?』って思うでしょうし、それを聞かれたお父さんお母さんはもっと困ることでしょう。  まあ、そんな不自然な戦闘シーンを除けばとてもよくできたファンタジーで、アクションも楽しく、映像もきれいで、最後はめでたしめでたしのハッピーエンド。良いんじゃないでしょうか。  あと映画とは関係ないんですけど、誰かのレビューに「眠れぬ森の美女」って書いてあって笑っちゃいました。それじゃ不眠症だよ。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2022-05-10 03:17:12)《改行有》

251.  ダンガル きっと、つよくなる 《ネタバレ》  野暮とは思いつつも、どこまでが実話なんだろうってついつい考えながら見ちゃいますね。  エンドロールでギータとバビータのその後+現在が出てきたので、大筋はほぼ実話なのかな?  実話ものにしては起承転結がしっかりしていて、大変メリハリのある作品。父親が自分の夢を娘たちに託しトレーニングを始める『起』。大会で快進撃を始める『承』。ギータがインドのNSAに在籍し、少しずつ道を踏み外していく『転』。そんなギータに父親が手を差し伸べ再び父娘で栄光に突き進む『結』。  『起』ではインドという社会を垣間見ながら父娘の攻防を楽しむ。コメディタッチな演出、やりとりが面白い。  『承』では少年漫画さながらの高揚感を感じる。  『転』では暗雲がたちこめシリアスなドラマに。  『結』ではレスリングという熱いスポーツドラマを堪能できる。  父娘のドラマとしてもスポーツものとしても非常に完成度の高い1本。  長い映画ではありますが、それぞれのパートのテンポ、展開が早くその長さを感じさせません。  無駄な描写があれば80分でも長く感じちゃうのが映画。そういった意味では、無駄な描写はほとんど無かったと言えるでしょう。  気になる点は、バビータの出番が後半ほとんどなくなること。少女時代は二人とも均等に描かれていたのに、中盤以降はギータオンリーの物語になってしまったのがもったいない。  もうひとつはクソ監督放置問題。こんだけ無能なうえに性格クズな監督が本当にいたのか、という疑問もありますが、こいつが最後までおとがめなしっていうのがどーにも気に入りません。それ相応のざまぁな末路を用意してくれないと溜飲が下がらないです。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2022-05-10 02:32:13)《改行有》

252.  マイ・プレシャス・リスト 《ネタバレ》  ベル・パウリー演じるキャリー・ピルビーのキャラは嫌いではないです。IQが極めて高いがコミュ障。ただコミュ障というほどコミュ障でもない。そしてIQの高さやコミュ障という性格が映画にうまく活かされていない感じもします。  IQが高い人、頭が良い人っていうのは、総じて冷静な人が多い印象があります。それに対しキャリーはちょっと感情の起伏が激しすぎる気がします。  で、このキャリーが出会う男は、デヴィッドにしろマットにしろ、クズが多い。それに加え父親は勝手に新しい女性と婚約しているし、セラピストは不倫しています。それ以外はたいしたエピソードもないので、見ている間ずっと軽いストレスを覚えます。  せっかくキャリーを天才キャラにしたんだから、その知性を使ってデヴィッドをやりこめちゃうくらいの爽快エピソードがあっても良かったかなと。まあ最後は父、そしてセラピストとも和解して、良き隣人とも仲良くなるので後味は良いです。金魚のエピソードなんかも好きです。  ただ小ネタばかりで、面白みに欠ける映画だと思います。心に残る何かもないので、せめてもう少し楽しませてほしかった次第です。[DVD(字幕)] 5点(2022-05-08 22:10:48)《改行有》

253.  グッモーエビアン! 《ネタバレ》  終盤30分の出来の良さに気持ちを持っていかれそうになりますが、思いとどまって6点。  『終わり良ければすべて良し。』は私の信条であり一つの真理だとは思いますけどね。  それでもこの映画の最初の1時間がどーにも好きになれない。この人たちとおよそ正反対の人生を歩んできた自分にとって、まさに肌に合わない人たち。能年玲奈がやたら『いーなー』を連発していましたが、とてもそうは思えない。たとえ離婚していても、自分の進路をちゃんと心配してくれて、こどもにお金の心配をかけない親のほうが百倍良いに決まっています。たとえ両親の仲が良くても、仕事無し、お金無しで、娘に就職を考えさせてしまう親が理想的だとは思えない。  とゆーことで、ハツキは良いとしても、アキとヤグが個人的にダメでした。  映画が面白いかどうかという以前に、価値観がまったく合わんのです。  はっきり言って小川先生(小池栄子)が言っていることのほうが正論ですからね。『そんなのはつまらん』じゃねーよ。  ヤグの境遇には同情すべき点があります。それにバンドを再結成してからエンディングまでの流れは、はっきり言って好き。やたらダラダラ好きでもない人たちの日常を見せられる最初の1時間さえ乗り越えれば、そこから先はちょっと幸せな気分になります。  ただ映画としてはいまいちだと思います。[DVD(邦画)] 6点(2022-05-08 02:08:53)(良:1票) 《改行有》

254.  アイス・エイジ2 《ネタバレ》  1作目に比べるとストーリーが物足りないです。  地球温暖化で溶ける氷河。迫りくる大洪水。こんなサスペンスフルな舞台設定をして、なぜこんなにまったりだらだらになっちゃうのか不思議。  マニーは恋愛。ディエゴは自分の弱さと向き合うのに必死。シドは謎の宗教団体とのトラブル。だから『大洪水がくる・・・!一刻も早く非難しなきゃ!』ってのが二の次になっているからかもしれません。  太古の水棲恐竜らしき二頭が多少場を盛り上げてくれはしましたが…。たった二頭か。しかもその二頭と遭遇しているのが、犠牲になった一匹を除けばマニーたちだけ。せっかくパニックものの要素を取り入れる大チャンスなのにもったいない。  『こうなれば助かる』という最終ゴールラインがあやふやなのも良くありません。そこが明確であるからこそ、ハラハラドキドキもできるし、感情移入もできるってもんです。だいたいやっとゴール地点らしきところに到着したのに、そこも氷河に囲まれているっていうのはどうなの?正解なの?前作は人間の子供を両親に会わせるという明確な最優先事項が、映画にメリハリを与えていました。多分そこが良かったのだと思います。  文句ばかり書いてしまいましたが、二頭の水棲恐竜の襲撃シーンや、間欠泉のシーンなど、見所も多いんです。アニメーションだって前作にひけをとりません。特に水に濡れたマンモスの毛の質感のクオリティたるや形容できないくらい素晴らしい。ただその一つ一つがただのアクセサリーと化していて、映画の面白さと上手く結びついていないのがなんとも惜しいのです。[ブルーレイ(吹替)] 6点(2022-05-04 23:22:55)《改行有》

255.  マダガスカル2 《ネタバレ》  前作とは打って変わって、子ライオンがハンターにさらわれちゃうスタート。しかもそれがまさかのアレックス。アレックスがニューヨークの動物園に流れ着いたのにそんな事情があったなんて。今作はもしかしてシリアス路線でいくのか?  いやいや、前作と同じノリでした。前作と打って変わっていませんでした。悪ノリ。悪ふざけ。やはりこのノリにはついていきづらいものがあります。中身のない会話やギャグもたまにはいいんですけどね。  ただ今作ではペンギンズをすんなり受け入れてしまった自分がいます。もうそーゆーペンギンを超越した存在として認識しちゃってます。だから抵抗感なく彼らの活躍を見守ることができました。確かに愛すべきキャラであり、なんかすごく頼りがいがあります。  親子愛。アイデンティティー。異種族間恋愛。様々なテーマが盛り込まれている今作。いや、盛り込みすぎたと言うべきでしょうか。おかげでどのエピソードも駆け足で薄味。それにアレックス、マーティー、メルマン、グロリアの4人は一緒に行動してほしかったので、最後を除いて結構ばらばらだったのがちょっと物足りなかったり。  例えばアレックスの両親の再会と跡継ぎ問題、それに水問題くらいに的を絞っても良かったんじゃないだろーかと。その問題に4人が力を合わせてサバンナの動物たちのピンチを救うみたいな、一本筋の通ったストーリーのほうが好みです。そうすればもう少し落ち着いて見られたと思います。親と出会うのもわりとあっさりで、もう少し感動的に演出できなかったものかと。  いずれにせよ話がとっちらかっているのがあまり好きではないので、点数厳しめです。  え?次作?もちろん見ます。面白いかもしれませんので。[ブルーレイ(吹替)] 5点(2022-05-03 11:59:29)《改行有》

256.  グレイヴ・エンカウンターズ2 《ネタバレ》  前作に比べると怖さは2割~3割減。いや、もっとかもしれない。特に終盤は完全にアドベンチャーと化してしまって、せっかく前作から引き継いだ最高の舞台が、ただのダンジョンになっちゃいましたね。  前作は少しずつ超常現象が起きていくその過程が見事でした。  今作はさんざんもったいつけた挙句、いったん超常現象が起き始めるとあっとゆーま。風情も何もあったもんじゃない。こーゆー映画は趣が大事なのに。これじゃあ本当にテーマパークのアトラクションです。まあアトラクション嫌いじゃないから良いけどサ。  コックリさんみたいなやつは良かったですよ。そこからポルターガイストかますのが早すぎるんですって。もう少し丁寧に積み上げていかないと。え?尺が足りない?前半のくだらない学園ドラマに40分も使うからですよ!ってゆーか序盤の40分いる?10分でよくない?早く廃病院行けよってずっと思っていました。くだらない学園でのパーティーやらクソみたいな映画製作やらはとっとと切り上げて、廃病院に入ってからを丁寧に撮らないと。力の入れどころを間違っています。  前作のすこーしずつ追い詰められていく感じが好きだったんですけどね。今作はあっとゆーま。  ただ脱出出来ちゃったのが予想していなかったので、そこは凄く楽しめました。エレベーターからの逆戻りもばればれでしたがアイデアとしては悪くない。掃除のおばちゃんがこっちを見ていたのが妙に怖かったです。そーゆーのをもっと盛り込めばよかったんですよ。  それにしてもランス・プレストンが出てきてからはこの映画自体が完全に迷走していましたね。  え?じゃあこの映画は嫌いなのかって?  いやー、こーゆー映画が好きっていうのは、もはや理屈じゃないみたいです・・・。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2022-05-01 03:36:43)《改行有》

257.  のぼうの城 《ネタバレ》  映画として普通に面白かったので悪くはないのだと思います。  では期待していたストーリー展開だったかというとそうではなく…。史実に基づいているからある程度は仕方が無いとは思いますが、これは映画。エンターテイメント。多少の脚色はあっても良かったかなと。  『秀吉が唯一攻め落とせなかった城がある。』『20000対500』なんだかとてもわくわくさせられるキャッチフレーズではないですか。これは期待に胸が膨らみます。もちろんその期待というのは『少数精鋭』であり、『数の不利を知略で補う』という爽快感に対するものであるでしょう。  ところが蓋を開けてみるとたいした策がないまま、ほとんど『地の利』と『個人の武勇』だけで強引に戦いを進めてしまいます。予想と全然違う。だまされた気分です。唯一策っぽいところと言えば、成宮君演じる酒巻が敵を城門の中におびき寄せて、油に火矢を放つシーン。ここぐらいでしょうか。  結局石田三成が未熟ということに加え、柴咲、正木という猛者によって戦が有利に運んだだけ。挙句の果てには、石田三成が早々に水攻めに踏み切っちゃったりして…。なーんかこーゆーのが見たかったんじゃないんだよなー。  しかも水攻めと気付いたシーンで成田が『敵もバカじゃなー』とのんきに言うから水攻めを回避する策でもあるのかと思ったら、何もないんかーい。とゆーか成田、つまりのぼうがまるで活躍していない。唯一やったことと言えば小舟の上で踊って、敵に自分を狙撃させ、武士たちや百姓たちに弔い合戦をさせるというもの。なんて浅はかな。こうなってくると『のぼうの城』が落ちなかったのはただ運が良かっただけという気になってきます。  実話ベースですから限界はあるかもしれませんが、どうせコメディ調にするなら、もう少し爽快な戦い方にしても良かったんじゃないでしょうか。  甲斐姫を差し出すエピソードなんて後味が悪くなるだけなんだから、まるまる削除して良かったんじゃないでしょうか。  [ブルーレイ(邦画)] 6点(2022-04-28 04:28:28)(良:1票) 《改行有》

258.  アイ・アム・ナンバー4 《ネタバレ》  好きです。こーゆーの。  『自分には隠れた力がある。本当の力を隠し、学園生活を送っている。自分と同じくらい強い仲間もいる。』  遠い昔、小学生や中学生の頃はこーゆー妄想してたなー。こんなあからさまな厨二病的発想を堂々と映像化してくれるだけでも嬉しい。  前半は学園ドラマとして楽しめます。あちらのお国の学園ドラマはいつも同じノリ。必ずいじめっこといじめられっこがいて、主人公はいじめられっ子の側に立つ正義の味方。そこで必ずひと悶着。安定のエンターテイメント。私はこーゆー『毎度おなじみ』なノリが好きです。  そして遂に敵に発見されてしまう主人公。ナンバー6とも合流して二人で大暴れ。さんざん出し惜しみしていたスーパーパワーもここぞとばかりに使いまくっちゃうもんねー。そして地球人の彼女や友人に良いとこ見せちゃる。そうそう、オーディエンスがいたほうが絶対盛り上がります。わかってますねー。  こちらでの平均点が低かったので、バトルも映画そのものもあまり期待していなかったのですが、バトルもめちゃめちゃ良いじゃないですか。スピード感、テンポ、ビジュアルのかっこよさ、個人的に大満足。ちゃんと超能力バトルしてくれている。これ大事。やたらめったら凝った説明とかいらんのです。これで良いんです。  犬もただの犬ではないと思っていましたが、まさか味方だったとは。嬉しいサプライズ。  でも愛犬の安否を確認せずに立ち去ろうとしましたね。それは薄情すぎじゃありませんか。愛犬、結局救出されないまま自力で帰ってきてるし。そんな薄情な主人公食べちゃえよ。  それからついでに苦言をもうひとつ。  個人的に今の時代続編ありきで映画製作すること自体は文句ありません。映画内で、いったん完結しないのはダメだと思いますけどね。この映画はちゃんとこのエピソードを完結させているので問題なしです。  問題は別のところにあります。さも『続編がありますよー。ナンバー5や7,8、9というあと4人仲間がいますよー。』って期待させといて、続編がないのは『おいっ!』って感じです。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2022-04-27 02:55:03)《改行有》

259.  モテキ 《ネタバレ》  ブルーレイで鑑賞したのですが、台詞の声は小さいのに、心の声と急に始まる音楽の音量がでかすぎて調整がむずい。仕方が無いので家の人に迷惑がかからんようにヘッドホンで視聴。  突然始まる歌とダンスは別に良いけど、長いのはダメ。特にPerfumeのとこが長すぎ。しらける。  でもまあ映画自体は面白いです。みゆきさんと仲良くなっていく過程。留未子さんと仲良くなっていく過程。どちらも楽しんで見られます。  それにしても・・・。一昔前は一途。現在ではストーカー。一昔前は純愛。現在では『重い』。時代によって価値観や物差しが変われば、同じ行動でも随分と評価が変わるものです。もちろん人を傷つけちゃうような危険な物理攻撃はアウト。でも人を想う気持ちや慕う気持ちが『痛い』と簡単に表現されてしまうのは辛いです。留未子のエピソードを見て思いましたね。私はそもそもこの『痛い』という表現がすごく嫌いです。相手の気持ちに応えられないときは、せめて『ごめん』という気持ちを持ってほしいのに、この『痛い』という表現は相手を振るうえに、その原因は相手にあるという、死者に鞭打つ言葉だと思うのです。傷つける側にとってあまりに都合の良すぎる言葉。誰が言い始めたんでしょうね。  私自身は一般的に『重い』とされている人は全然平気。それは言い換えれば『情が深い』とも言えるからです。そーゆー人は思いやりがあって一途な人が多いことも経験上知っています。だから別に留未子と結ばれたっていーじゃんっていう気持ちで見ていました。  仲里依紗演じる愛の存在はとってつけたようでしたね。『モテキ』というタイトルに整合性を持たせるためだけに用意されたキャラとしか思えません。そんなことのためだけに胸をもまれる仲里依紗。そーいや長澤まさみの胸ももんでたな。森山未來、けしからん。  ちなみに酷評されている終わり方ですが、ハッピーエンド好きとしてはアリです。  ついでに不倫野郎が『二兎追うもの一兎も得ず』で家庭も愛人も失うであろうラストにスカッとしました。[ブルーレイ(邦画)] 7点(2022-04-25 11:00:16)(良:1票) 《改行有》

260.  彼女が目覚めるその日まで 《ネタバレ》  クロエ・グレース・モレッツが主演、ただそれだけの理由で見ました。  で、思わぬ拾い物。映画としてとても見ごたえのある医療ドラマでした。  どーもアメリカでは酷評されたようで評判が芳しくなかったみたいなのですが、日本人には高く評価されているみたいですね。  そしてクロエもビジュアルだけではない素晴らしい演技でした。これぞ熱演。すごい女優さんになったものです。  『レナードの朝』を思い出します。あちらが病気のアフターを描く映画なら、これはビフォーを描いた作品。病気になっていくまでの過程がやたらリアルで残酷で恐ろしくて・・・健康であることがいかに幸せかってことを再認識します。これが実話とゆーから驚きです。  あらゆる症状が紹介されていましたが、脚色ってどれくらいされているのでしょう。それとも関係者から聞いた話を忠実に再現したのでしょうか。気になるところです。  けいれん発作が起こっていなければ、最悪誤診されたまま精神病院に入れられてそのまま亡くなった可能性もありますね。最悪バッドエンドも覚悟していたのですが、回復して良かったです。とゆーかあの状態から90パーセント以上のところまで認知機能が回復するというのだから医療の力は本当にすごい。  恋人のスティーブン、離婚してそれぞれの家庭を築いている両親、厳しいだけの上司。最初はあまり良い印象を持っていませんでした。ですがスザンナの病気が進行し、病状が明るみに出るにつれ、少しずつみんながスザンナのことを第一に考えるようになり、手をとりあうようになるのが凄く良かったです。  同僚のマーゴは特に良かった。マーゴが病室を後にしたときにこらえきれず涙するシーンももちろん良いのですが、スザンナが回復したのち、スザンナが少しでも会社できつそうな表情を見せると本気で心配しているシーンに胸が熱くなります。ちょっと間を置いて、『ほんとに大丈夫?』と聞いてきたときなんか泣きそうになりました。  [ブルーレイ(字幕)] 8点(2022-04-24 03:57:13)《改行有》

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