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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 284
性別 男性
ホームページ http://ameblo.jp/wunderlich/
年齢 42歳
自己紹介 気になった映画をつまみ食い的に見ています。
うだうだと考えるのが趣味です。

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261.  奇跡(1955) 主題が間違いなく宗教なので、人によって評価が分かれそう。印象としてはラース・フォントリアー監督の「奇跡の海」によく似ているが、細かい所で比較していくといろいろと興味深い相違点も見つけられるだろう(特に、子供の役割、主人公の性別、祈りの描写など)。そもそも宗教には「神を信仰すること自体が、神を裏切っている」という逆説がある。神はわざわざ信仰によって確認されるべきではなく、むしろ、信仰しようなどと思えないほど神の存在を「自明」として捉えていることこそ真の神への態度ではないだろうか。この真の態度とは狂ってしまったヨハネスの態度である。だが、全員がヨハネスのようになると世の中の現行秩序は崩壊することになる。そんな心配すらヨハネスはしないのだろうが…。少なくとも宗派の違いなどは、トリヴィアルで取るに足らない問題であるようだ。 考えるネタは尽きない。9点(2004-06-17 22:08:22)(良:1票)

262.  さよなら、クロ 《ネタバレ》 撮影で使われている松本深志高校出身の後輩に勧められて見ました。こういう校舎で勉強するってうらやましいなぁ。そんなことはさておき、最大の見所はなんといっても妻夫木聡の七三分けではないだろうか。やたら雰囲気出ている。一方、ストーリーはいたって普通の展開だが、伊藤歩演じる雪子の友人の死を背負って生きていく姿がいい。人は誰かを見送るという形で生きていくわけで、見送った死者をどうやったら弔えるのかという問題は、(何も人間だけでなくクロでもそうだが)だれもが考える必要のある問題のはずだ。その意味で、この映画の問いかけはとても共感できるし、ラストの田んぼの間を走る農業道路(地味!)のシーンがなぜか絵になっているという不思議さもおもしろく、一見の価値はあると思う。6点(2004-06-17 21:30:20)

263.  春の日は過ぎゆく 愛ってかわるんですか? 変わるんです。っていうか、そもそも愛なんてありません。単なる錯覚です。錯覚という「ウソ」を「本当」だと互いに思い込むのが愛です。「ウソ」は皆が信じれば「本当」になります。だから、ちょっとしたできごとの偶発的な組み合わせで、愛があることになったり、愛がなくなったりするみたいです。そもそも愛って「確かめ合う」ものですし。この映画、そこら辺のところをものの見事にすくい取っています。ラスト近くになって、歩幅をあわせてくれない男に、腕を絡ませてゆっくりあるいてくれるように促す女。女をスキだった頃には自然と歩幅が合っていたのに…。今では、「わざわざ」歩幅を合わせるのがイヤになる。その瞬間に「愛は終わった」ことになった。もしこのとき、男が歩幅をあわそうと思ったら、「愛はまだある」ことになっていたかもしれない。こんな風に、瞬間瞬間がウソと本当のはざまでゆれ動いている映画。イ・ヨンエのインスタントラーメンかじる姿にもやられました。9点(2004-06-10 20:13:29)

264.  心の旅路 元祖めぐり逢い系の名作。運命的な愛って、感動的でもあるけど、運命に翻弄されて大変だなぁと思いました。メロドラマというと、日本の昼メロのようなドロドロコテコテと思われがちですが、この映画はそういうのではありません。ひたすらまっすぐに愛を貫く女性の話です。主人公の女性を演じるグロリア・ガースンがはまり役で、何度観ても涙です。8点(2004-06-08 01:34:51)(良:1票)

265.  日本の夜と霧 面白い映画ではない。でも大切な映画だと思う。学生運動に関わった人の中には、そりゃただのマルクスかぶれやら、意味もわからずにただ面白そうだから参加していた奴とかもいただろうが、真剣に社会や権力について考えていたやつもいたはずだ。そういうスタンスがいいとは言わないが、彼らみたいな真剣さが、真剣じゃない奴らに利用されていく姿を見るには、この映画は役立つ。あっぱれ、大島渚。7点(2004-06-07 09:02:30)(良:1票)

266.  セレンディピティ おしゃれな台詞とストーリーだけで映画は動けるということに納得した作品。ストーリーにリアリティがないという人もいるだろうが、リアリティがないからこそ、「そうだったかもしれない」という可能性(妄想?)に遊ぶ楽しみがある。これが、日本映画の「清く、貧しく、美しく」とかだとあまりにもリアルすぎて、自分と主人公の姿が重ならない。そんな意味でいい映画だと思った。この手の映画を作ることにかけてはアメリカの右に出る国はないだろう。ジョン・キューザックの変な顔としゃべりは相変わらずだし、、ベッキンセールのイマイチな精神科医という設定も彼女の堅苦しいイメージを和らげていていい。脇役のキャラもへんなやつばっかでおもしろい。8点(2004-06-07 08:50:07)

267.  上流社会 観始めてから、どうも似たようなストーリー観たことあるなと思っていたら「フィラデルフィア物語」のリメイクだった。ただ、キャスト陣が全然違うし、こちらはミュージカル調なのでまったく別の作品としてみることも十分に可能。特にグレース・ケリーはとてもきれいで、彼女目当ての人なら十分に楽しめると思う。冒頭のルイ・アームストロングの演奏も結構お得感があってよい。でも、それだけの映画といえなくもない。6点(2004-06-06 08:56:50)

268.  グリーンマイル 残酷なシーンが最大の山場なんて…。コフィーの姿に感動したい所だが、彼があまりにも人間を超えた存在として描かれているので共感できない。返って、「人間って残酷だ」=「見ている君たちも残酷になりうるんだ」と言われている気がして、お金払ってまで自分の弱さを指摘される筋合はないのではと言い返したくなる。「究極の弱者が実は強者だ」、そんなことは言われなくても「負けるが勝ち」って諺で小学生の頃から知ってるわい!4点(2004-06-06 08:47:51)(笑:1票)

269.  ANA+OTTO/アナとオットー スペイン語でつづられる映画って少ないので、スペイン語によるラブ・ストーリーとして貴重な一作。スペイン語ってラテン系だから、主人公が北欧に行ってスペイン語しゃべってると違和感があって面白い。そんなことはともかく、映画自体も素晴らしい。寓話的で印象深いシーンがちりばめられていて、何度でも繰り返し観たい映画。9点(2004-06-05 23:50:47)(良:1票)

270.  渚にて フレッド・アステアが踊ってない! ⇒「とばねぇ豚は、ただの豚」。僕の身勝手かもしれないけど、どんなにかっこよくレーシングカー運転しても、やっぱちょっとは踊って欲しかった…。ってやっぱ無理か。 核に侵された無人のサンフランシスコが、妙にきれいな町に見えて印象的。でも、人類滅亡と自分自身が死ぬことを比べて、どちらかといえば後者のほうに関心がある人にとっては、この映画は何の意味ももたないのではないか。 また、核で世界が滅びること自体が悲惨なのではなくて、たいした考えなしの一部のアホ連中が一生懸命考え抜かずに核を使うことが悲惨なのだから、この映画の注目している点は少し的をはずしている。核への問題提起としても「博士の異常な愛情」に比べて数段劣っている。5点(2004-06-05 22:42:53)

271.  トップ・ハット 「地に足がついてない」といって誉め言葉になるのはフレッド・アステアぐらいだろう。この映画の頃の切れのある足さばきは、観ているこっちを異次元トリップさせてくれます。ロジャースもきれいだし、曲も今ではほとんどがスタンダードになってる曲ばかりだし、ただ見て酔いしれるそんな夢の映画。リアリティーが、あまりにも徹底的に排除されていて、返って心地よい。8点(2004-06-05 22:16:51)(良:1票)

272.  ココニイルコト 外国人の最終兵器="So what?(だからなにさ!)"。これからの日本人の最終兵器="ま、ええんとちゃいますか?"。おなじ開き直りでも、日本人ほど「暖かく」開き直れるは人々はいないと思う。「あったかい、ニヒリズム」(なんだそりゃ)みたいなかんじかな。この映画、ユーモアも効いてるし、ラブストーリーとしても面白いので、サラっと見れる。でも、実は結構いろいろと考えさせてくれる映画として観るのもありではないか? CM製作のシーンが妙にウソっぽいので少しマイナス。でもコリャひろいものです。 7点(2004-06-05 22:05:45)(良:1票)

273.  パリ、テキサス 家族って不思議。家族だと思ったら家族だし、家族じゃないと思ったら家族じゃない。一緒に住んでるから家族なんだという人もあれば、一緒に住んでなくても家族だともいえる。愛しているから一緒に住むという論理もあれば、愛してるから一緒に住まないという論理もある。「家族らしい家族」やら「愛らしい愛」なんて幻想なんだなぁ。幻想を糧にする奇妙な生き物=人間。ヴェンダース監督はうまく掴まえていると思う。ナスターシャ・キンスキーの美しさ、父と息子の旅、学校に息子を迎えにいくトラヴィス、トラヴィスのひげ、トランシーバー。静かなトーンなのに、強烈な印象のシーンが多かった。素晴らしい映画だと思う。 10点(2004-06-05 21:53:24)(良:3票)

274.  CASSHERN 前半のレトロSF的な部分は、ひとつの世界観として斬新でよくできていると思ったが、後半の思想的な言説で畳みかける展開には閉口した。思想で人をひきつけるには、思想がある程度ラディカルさ、新しさを持っていることが絶対条件。しかし、この映画が吐き出している思想は、すでに多くの人にとってありきたりとしか思えない陳腐な内容だ。陳腐な思想の羅列は、くさくて長いお説教以外のなにものでもない。 「二人の愛」で救われるのは、たった二人だけであり、この「二人の愛」を守るために「男」は他人を殺していく。ラストのキスシーンが物語るのが、「二人の愛」ならば、その先にあるのは今までと変わらない殺戮の世界である。「二人の愛」では他人との争いを止めれない。だから「人間愛」だってさ。都合がいいんだから。 でも、伊勢谷友介の阿修羅顔と、要潤のSF的な顔立ちと、麻生久美子の女神っぷりには敬意を表す。4点(2004-06-05 00:11:36)(良:3票) 《改行有》

275.  息子(1991) 小学生の時、母親に連れて行かれてみたときは「暗い映画だな」ぐらいに思っていたが、19になって見直したとき、猛烈に感動した。むずかしい芸術映画でもなく、派手なエンターテイメントでもないけれど、静かでいて力強く、見ごたえのある作品だと思う。ファックスがこの世にある限り見つづけられるべき映画。9点(2004-06-04 23:33:45)(良:2票)

276.  遥かなる山の呼び声 よく考えるまでもなく、「幸せの黄色いハンカチ」とストーリーだけが違う映画。出ている俳優陣がほとんど一緒。2作をまとめてみるとニヤリ。高倉健もいいが、倍賞千恵子の美しさを支持する僕にとっては、「遥かなる…」のほうがいい。ラストの列車のシーンに、じんわりと涙。7点(2004-06-04 23:18:02)

277.  男はつらいよ 倍賞千恵子の美しさに見とれ、「ヒロシ」の父親が志村喬だったことを知ってびっくりし、寅さんの強引な論法に笑う。やっぱりおもしろい。日本の宝だと思う。8点(2004-06-04 23:10:58)(良:1票)

278.  丹下左膳餘話 百萬兩の壺 ひとつの壺をめぐるユーモアに満ちた展開。この展開の面白さは、映画にしかできない面白さだと思う。その意味で山中貞雄さんはすごい監督だ。また、こういうテイストの映画が、またこういう形式のユーモアが、おそらくは日本にしかなく、しかも日本人にしか通じないだろうところが、この映画の価値を高めている。ぜひ一度は見ておくべき作品。京都文化博物館で鑑賞したが、多少音声が聞き取りにくくて残念。8点(2004-06-04 23:04:53)(良:1票)

279.  肉体の冠 ジャック・ベッケルほど緊張感のある「びんた」を描く監督はいない。同じ監督の「エドワードとキャロリーヌ」でもそうだったが、女性のびんたはすごい。なんでもない一瞬がサスペンスになる。「猟奇的な彼女」の「びんた」と見比べるのも一興。8点(2004-06-04 22:21:55)

280.  モンパルナスの灯 「穴」の監督がこんなに甘く切ない映画も撮ってたなんて! アヌーク・エーメとジェラール・フィリップが、デートの終わりに分かれるシーン(二人が別の通りに入っていくシーン)がよかった。モジリアニって知らなかったけど、調べてみる気になりました。しかし、ジャック・ベッケルの映画はほんとうにはずれない。8点(2004-06-04 22:12:51)

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