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プロフィール
コメント数 3862
性別 男性
年齢 53歳

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2961.  ゴジラ対メカゴジラ 子供の頃に観た時の印象は、「この映画のゴジラは顔も歩き方も何だかカワユイなあ」という事と、「メカゴジラの派手な飛び道具で悶絶してたくせに、唐突にゴジラが立ち直って、あっけなく終わっちゃったなあ」という事。で、この度観直してみると・・・まあ、概ね記憶どおりでしたかね。ストーリーや設定の細かいところは忘れておりましたが、いや、なかなか味わいがありますな。松島博士、専門分野は一体何なんだろうか。謎の金属の正体が「スペースチタニウム(←!?)」である事を突き止め、宇宙人に遭遇してもまったく動じず、メカゴジラの故障を容易く修理してしまう。さすがはノーベル賞を受賞したというだけのことはありますね、科学のあらゆる分野に精通している!田中耕一さんだってこのくらいのことは朝飯前なんでしょうなあ。そうそう、宇宙人に遭遇しても動じないのは、こりゃまあ道理であって、宇宙人とは言ってもどう見ても普通のオッチャンだからね。葉巻をくゆらしながら、日本語で独り言をつぶやく宇宙人。七三分けの髪型もバッチリきまってるぜ! 基地の壁には何と壁掛け時計が! いやあ、この緊張感の無さ。で、とりあえず何やかんやで古代の予言通り、キングシーサー復活! でも寝てるぞ! 宇宙人はメカゴジラに指令を出す、さあ今のうちにやっつけちゃえ! マイクでメカゴジラに指令を伝える宇宙人、実にアバウトな指令だ。一方、シーサーを目覚めさせるために何故か歌い始める女性!なかなか起きないから2番まで歌ってしまう。無事目覚めたシーサーに加え、ゴジラも登場。「キューピー人形の体勢で空を飛ぶメカゴジラ」対「ロシアのインチキ超能力者みたいな電磁石ゴジラ」の死闘の顛末はいかに! と、まあ見所の多い映画ですが(うはは)、前半のコンビナート炎上シーンなど、スペクタクルシーンは意外にも冗談抜きで見ごたえありました。というのも、特技監督が中野しょーちゃんなので・・・。[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-06-04 01:35:22)(笑:1票) (良:2票)

2962.  雨あがる タイトルが出た瞬間の音楽に、おお、武満徹がよみがえったのか!と一瞬思いました。ホントに一瞬だけですが(笑)。でも、この映画、意識的にちりばめられた黒澤テイストが、楽しい作品ですね。なんと言っても登場人物のコギタナさ。いやはや汚い。いやそうじゃなくて、あの、主人公がひとり森に入って行くシーンの、草木の強烈過ぎる緑色。これはもはや、鮮烈というよりは、グロい・・・。そうそう、こういう色を見ないと、黒澤カラー作品を観た気がしないもんね。そしてストーリーがまた何とも楽しくて、後から思えば少々作為的なストーリーのような気がしないでもないけど、観てる間は気にならない。最初の方で得体の知れない宴会を延々と見せられて、「何じゃこの映画。うーむ、どこに着目して楽しむかねえ」と迷っていたら、喧嘩の仲裁をきっかけに突然物語が動き出し、結局は物語にひきつけられちゃう。語り口はやわらかいんだけど、物語の中に潜んでいるのが「優しさの持つ罪」みたいな、一種残酷な面もある。寺尾聡が意外に(?)軽い身のこなしを見せながらも、素朴な侍を素朴に演じきることで、逆に人間性というものの深みが表現されているように思います。一方、殿様の方、イヤ実は三船ジュニアが演じてるとはツユ知らず、「エラく三船敏郎を意識した演技だなあ(あまりうまくないけど)」と思いながら観てたんですが、冒頭で三船何とかさんという名前がクレジットされていたことをフト思い出して、合点がいった瞬間、ニヤリとしてしまいました。というわけで、まあ、いろいろ批判もあるかもしれませんが、私にとっては、観ててうれしくなってしまった映画、でありました。[DVD(字幕)] 8点(2005-05-26 23:16:50)

2963.  炎のメモリアル メロメロのメロドラマ風ストーリーに、青春モノっぽいストレートな音楽、何ちゅう甘っちょろい映画だ、うはははは・・・・とは笑えなかった私。いや、良かったですよ。確かに正直言って、そんなによくできた映画というわけではないかもしれません。不必要に音楽が多いのがどうも安っぽい印象を招いており、ストーリーも飛び飛びの回想シーンが中心で、人物関係があまり深くは描かれない。でもね、この壮絶なビルの炎上シーン、そして職業として命がけの危険に赴く消防士たちの姿を見ると、やっぱりタマラン気持ちになっちゃうんだな。『タワーリング・インフェルノ』などでも、何度観ても、最初の方で消防士が瓦礫の下敷きになるシーンで泣けてしまう。なぜ、他人の起こした火災のために彼ら消防士は危険に身を曝し、時にはその犠牲とならねばならぬのか? 本作はより日常に直結した話である分、特にそういう思いを強くさせられます。過去の有名な火災映画、『タワーリング・インフェルノ』『シティ・オン・ファイア』『バックドラフト』にはストーリー上の憎まれ役がいましたが、本作にはそのような人はいません。ただ、命がけの仕事を職業に選んだ人々の姿だけがそこにあります。時には思わぬ事故で仲間が犠牲になり、時には危機に陥ったところを仲間に救われる。もう無条件で感動してしまいます。まあ要するに私、災厄に立ち向かう人々の姿に弱いんですな。だからその辺は差っぴいといてください(ちょっと誉めすぎたかもしれない・・・)。あと最後に、主役のホアキン・フェニックスも魅力的でしたが、何と言ってもジョン・トラヴォルタ、入魂の演技という感じで、とにかくシビレました。[映画館(字幕)] 8点(2005-05-22 23:13:10)

2964.  老人Z なんともクダラナイ話でして、何がヒドイって、主人公のオネエチャン、老人に対しての思いやりは人一倍だが、どうにも上滑りした言動の数々。で、さまざまな事件・経験を通して成長して行く、っというのが、まあ普通、「物語」と呼ばれるもんだと思うんですが、この映画、主人公にまったく成長が見られナーイ。さんざんドタバタした挙句、主人公にはカケラ程の進歩も見られず、ただ厚生省の役人がちょっと反省してオワリ、というこの恐るべき軽薄さ。あのドタバタした大騒ぎの展開は何のためだったんだよ~。と怒りたくもなるのですが、いや待て待て。ケーハクさもここまで来ると、製作者サイドだって百も承知の確信犯のハズ。高齢化社会問題を取り上げたように見せながら実は対して深入りもせず、人工知能などの一般的なSFテーマと強引に結び付け、徹底したドタバタによって爆笑と失笑の間を狙ってくる、このしたたかさ。さすがにハイテンションさにはついていけない部分もあり、ちょっと強引だなあ、とも思うのですが、こういうのも一応アリですかね。絵の動きが映画の進行とともにだんだん緻密になっていくのも、ちょっと目を引きます。[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-05-22 22:21:50)

2965.  ゴースト&ダークネス なんともまあアッサリした展開に拍子抜けの部分もあり、もうちょっと勿体をつけて盛り上げてくれたってバチ当たらんだろうに。「えっ今ので死んじゃったの?」みたいなツッコミを何度も入れてしまうこのアッサリ感・・・。しかしそれを差し引いても、なかなか面白かったと思いますよ。自然の猛威との闘いというテーマそのものに、シートン動物記でも読んでるようなワクワク感があります。ちょっとシャレたセリフなどもあり、脚本がなかなか魅力的。最初の方でパターソンと助手が木の上でライオンを待ち伏せするシーン、助手が腹痛を訴えるのはこりゃ明らかに仮病なんだけど、わざわざセリフではっきり示したりはしない(セリフで説明しちゃうと映画がどんどん薄っぺらくなる)。こういうのも「観る」楽しみだったりする訳で、割とこの映画は楽しめましたよ(まだ足りないという声はあるかもしれませんが)。しっかし結局、観ててどうしても、「何でヴァル・キルマーやねん!」「何でマイケル・ダグラスやねん!」という根源的な疑問(というかツッコミ)は払拭されませんでした。ミスキャストと呼ぶだけでは済まされない何か異様なものがありますな、わっはっは。マイケル・ダグラスのキャラにはもう少しアクがあってもよかったですかね。[地上波(字幕)] 7点(2005-05-22 01:52:33)

2966.  ハーパー探偵シリーズ/新・動く標的 前作、別にキライではないけど、シリーズ化するほどのものか・・・と、何を期待して観たらよいのやらと思ってたら案の定、どうもパッとしませんなあ。しかし前年の映画で火あぶりになったポール・ニューマンを今年は水攻めにしよう、という発想はなかなかナイス。ヒーローらしくスパッと脱出しない(できない)ところが彼らしくて、さらによろしいかと。『デリカテッセン』はやはりこれのパクリなのでしょうか???[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-05-19 23:14:58)

2967.  動く標的 ハードボイルドってのも、どういうストーリーが理想的かと言うとなかなか難しいですな。最後に謎がすべて明らかになり、点と点が線としてつながった瞬間、爽快感を感じるか、あるいは「なんだか都合いいなあ」と感じるか。裏に隠されていた人間関係がいざ明らかになってみれば、まるで主人公の探偵以外の人々がみんな裏でつるんでいたかのごとく、エラクご丁寧に張り巡らされた人間関係だったりするわけで、リアリティを大事にするが故に、ストーリーの人工的な部分が目立ってしまう。でもコレが無いと、謎解きのカタルシスも無いわけで。このあたり、初めからリアリティに重きを置かないトリック中心のミステリの方が違和感を感じなかったりするのが皮肉。この映画のオチに関しても、正直「出来過ぎ」の印象をもってしまいました。ま、しかし、例によってノリの軽いポール・ニューマン、彼を見ているだけでなんとなくホッとしてしまうわけで(人によってはイライラさせられるだけかも?)、一種、キャラ勝負の映画っちゅう感じです。[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-05-19 22:44:31)

2968.  蘇える金狼(1979) 学生時代に友人宅に集まってビデオで鑑賞、優作サンのハッタリ臭い台詞とハッタリ臭い立ち居振舞いに、いちいち大盛り上がり。「どうしてこの図体でこんなに速く動けるんだ~」などと感心しきり。あるいはカッチョいい台詞を真似して口にしてみたり。果てはラストシーンが実にすばらしいと絶賛の嵐。いや~若かったです。よい時代でした。[ビデオ(字幕)] 7点(2005-05-18 23:46:14)

2969.  ハタリ! 仔象の行進、どうやったらこんなメロディ思いつくんでしょうね、わたしゃここ数年、ケータイの着メロにこの曲使ってますよ(とは言え万年マナーモードなので鳴ったためしがない。ははは)。『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』にほぼ引用された(パクられた)捕獲シーンがまさに見所、これで久米明のナレーションが付いたら、まるで「すばらしき世界旅行」ですな。しかし、ジョン・ウェインの登場シーンはスタジオ撮影と思しきものが多く、「彼は本当にアフリカロケに参加したのだろうか?」との疑惑が・・・・(なんちゃって)。[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-05-18 23:18:21)

2970.  風の谷のナウシカ はじめて本作をTVで観たのは高校生のころでした。ナウシカにマジ惚れしました。観終わってからしばらくは、胸がせつなくなりました。何しろ男子校だったからな、ぶはははは。まあそれはともかく、アニメの登場人物に「表情」を感じた初めての作品でした。[地上波(字幕)] 8点(2005-05-16 23:10:43)

2971.  ハウルの動く城 面白かったです~。最初の方、老婆になったソフィーが強風の中、動く城に乗り込む場面、風にはためくマントの描写があまりに見事で、観てて涙が出そうになりました。「ピノキオ」や「ダンボ」などのディズニー作品でも、何でこんなシーン観て泣くんだろ、と自分でも不思議に思えるような場面で涙が出そうになることがあります。さてそんなワケで、本作も観終わった直後にはずいぶん興奮していたのですが、さすがに日にちが経ってだいぶ冷静になってきましたので、映画のかんそうを思い切り脈絡なく書き並べてみようと思います。(1)宮崎アニメのテーマは「翔ぶ」事だと思っていたが、最近のテーマは「溶ける」なのか? (2)ソフィーの声が倍賞千恵子なら、ハウルの声は前田吟という手もある (3)あの犬の正体は、ケンケンなのか? (4)荒地の魔女は怖そうだったが、見かけ倒しだった。あれなら本物の美輪明宏の方が強そうだ。美輪の方が魔法をたくさん使えそう (5)「○○は嫌いじゃ」は、一時、我が家の流行語となった(すばらしい) (6)主題歌は正直、イマイチだったなあ・・・ (7)カブの正体など、はっきり言ってどうでもよかった (8)ソフィーは最後の方、ずいぶん可愛くなった。ってか、可愛く描かれてた (9)本作は確かに楽しめたが、最近の宮崎アニメの暴走ぶり、いよいよ次回作あたりは観客がついていけなくなるのでは、と心配 (10)でも楽しみにしております。[映画館(字幕)] 8点(2005-05-16 23:04:51)(笑:2票)

2972.  M:I-2 ミッション:インポッシブルというタイトルをつけておきながら一体どこまで「スパイ大作戦」とは無関係の映画を白々しく作ることができるか、というこの挑戦、これこそが真の「ミッション・インポッシブル」と言えましょう。まさに堂々たる白々しさ。唯一のキーワードは「トム・クルーズであそぼ」、コレだけであります。が、その意味ではイジリ方が甘く、ちとカッコつけすぎなのが、恥ずかしいやらうれしいやら。ジョン・ウーのなんとなく胡散臭い美学が、例によって例のごとく展開してますが、バイクのアクションなどは良いとしても(良いのか?)、クライマックスの格闘シーンは、こりゃどうなんでしょうね。あはは。ところで話は変わりますが、プロレスラー・SUWA選手の必殺技に、「ジョンウー」というワザがあります。これは言わば一種のドロップ・キックみたいな感じなんですが、このワザは、相手の懐に足元から思いっきり飛び込み、キックの瞬間に、足を思い切り伸ばして相手選手を両足で突き飛ばすことで、相手選手が某映画のワンシーンのように空中を弾き飛ばされて行く、そんな強烈なワザなのです。本作のトム・クルーズも、あんなキザな格闘シーンをやるくらいなら、是非この「ジョンウー」をやって欲しかったなあ、と思います。[ビデオ(字幕)] 7点(2005-05-12 23:31:42)

2973.  ミッション:インポッシブル 「スパイ大作戦」のテーマ曲、カッチョいいですね。この曲、5拍子なんですね。音楽史上最初に5拍子の曲書いたの誰だろうね、ショパンかな??よう知らんけど、とにかく、このテーマ曲ほど違和感のない「5拍子」の曲なんて、滅多にないよね。だから、「リズムを変えたしょうもない編曲なんか、要らないんだ!」と叫んでおこう。それはさておきこの映画、(1)TV版のファン「だけ」をダマそうという実にスケールの小さいドンデン返し、(2)トム・クルーズを吊るすわハジキ飛ばすわとオモチャにした点、この2点だけをとっても、実にスバラしい映画だと言えましょう。((2)に関しては、いやまだまだ手緩い、もっともっと恥ずかしい目にあわせてやってもよかったかんじゃないか、という気もするが)。[ビデオ(字幕)] 7点(2005-05-12 00:08:08)

2974.  ミクロキッズ 人間をミクロにするということは、質量保存の法則はどうなるのか? 体を構成する分子ごと小さくするのなら、呼吸や代謝は可能なのか? その他さまざまな疑問が浮かぶのだが、まったく言い訳がましいことを説明しないこの映画。いやあ、実にすがすがしい。荒唐無稽だけど、観ててシラケる程のバカバカしさじゃなくて、笑いのツボを押さえつつも楽しい冒険映画になっているのが、好感持てます。しかし、ブライアン・ユズナやらスチュアート・ゴードンがこの映画に関係しているというのは、なかなか衝撃的でありました・・・。[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-05-11 23:42:41)

2975.  リクルート 《ネタバレ》 この映画を観ていると、まあ、展開が3通りほど予想されるわけで・・・(1)オネーチャンは本当に2重スパイだった(そのまんま)。(2)黒幕はアル・パチーノで、彼がすべて仕組んだことだった。(3)みんなグルで、CIAの最終テストだった。・・・こういった展開が予想されるので、「これらのいずれでもない展開」こそが「ドンデン返し」「意外な展開」と呼べると思うのですが。わはははは。(3)がカマシのオチで、(2)が本オチとは、まったくもってアイタタタのタ。せめて何か上手い伏線でもあればまだしも、これといって大した工夫がないので、オチを知っても「はあ。そーですか」ってな感じですわ。しかも、アル・パチーノのファンに言わせると、「せっかく彼を出しているのだから、彼にもラストで思う存分言いたいこと言わせてあげないといけない」ので、オチが(2)であることは明らか、なんだそうです。さて一方、ストーリーがイマイチな分、映像が魅力的・・・ってんなら、まあ文句ないのですが、こちらもイマイチ。夕暮れと思しきシーンが多く、映画全体が何だか暗いんですけど、コレがどうも、昼間に撮影し、フィルターか何かをカマして暗くしただけ。暗い映像にこだわるのなら、もう少し撮影自体にこだわっていただかないと、これじゃあコクも深みも、あったもんじゃない。というわけで、正直言って、観ててあんまり張り合いのない映画だった気が。[DVD(字幕)] 5点(2005-05-10 22:26:17)

2976.  “アイデンティティー” ミステリの中でも、いわゆる「バカミス」というやつですね。「そんなんで納得できるかよ~」という気持ちと、「おお、こいつは考えたな」という相反する気持ちが同居してしまった私は、もはや犯人の仲間入りか。「誰が」「なぜ」「どうやって」を合理的に説明してくれるのが理想的なミステリで、そういう意味では当然ながらこの映画には物足りないモノがないでもないのですが(特に数字のキーホルダーは思わせぶり過ぎて肩透かし)、その物足りなさが実は一種の見せ球になっている、まあこれがバカミスの醍醐味でもありましょう。「新本格」ミステリ好きの中には、結構こういうのが好きな人、いるんじゃないですかね。[DVD(字幕)] 7点(2005-05-09 23:35:31)(良:2票)

2977.  コン・エアー そのむかし、当時の職場の仲間の家に集まって、鍋食って酒飲んでやがて夜も更けてきて、たまたまレンタルしてきてたこの映画のビデオがあったので、見ることになりまして(その時間、TVでは『リップスティック』をやってたので皆ソチラを見たがったんだが私が強硬に反対)。いいかげん酒も回ってるので、こういうイキのいい映画は見ててイチイチ盛り上がる・・・ハズが、どうも盛り上がらない。まあ、こんなもんかねえ、と。しかし、ブシェーミのイカした表情だけは、アルコールの回った頭に妙にフィットして、彼の登場シーンだけは盛り上がったなあ(もちろん最後は皆一斉にツッコミを)。シラフの時に見たら、別に騒ぐほどのもんでもないんですけどね。ところで、かつて、ダイ・ハードを観て大喜びしていた私、続編ができたら今度はきっと飛行機を舞台にするに違いない!なんぞといい加減な予想を立て、大ハズレに終わったのですが、この予想が何だか中途半端な形で実現したのがこの『コン・エアー』と言えなくもなく、うれしいやら残念やら(どっち?)。『ダイ・ハード2』と『乱気流/タービュランス』と『コン・エアー』、どれも単体ではイマイチだけど、全部足し合わせたら結構おもしろい映画になったんじゃないの~なんぞという得体の知れない想像を働かせたことも一度ならず。[ビデオ(字幕)] 6点(2005-05-06 23:43:59)(良:1票)

2978.  クリープショー2/怨霊 第三話って、いくら車でハネ飛ばしても死なずに「乗っけてくれ~」って迫ってくるオハナシですよね。本来ならこのエピソードが、実際に一番起こりそうな話で(そんなワケないってか)、一番盛り上がるハズなのですが、ワタシも御多分に漏れず、2話目のドロドロが一番印象に残っております。池に何やらドロドロしたものが浮いていて、何だか知らんがコイツが人を襲うので、筏の上でニッチもサッチもいかなくなるという、いわばパニック映画の「閉じこもりモノ」の変形、しかもおそらく史上もっともセコい「閉じこもりモノ」なもので。これほど手に汗握らない映画も珍しい。しかも散々引っ張っておいてあのオチとは。どうやら、よほどツッコミを入れて欲しいらしいな。そうはいくか。ふん。というわけで、この第2話の無意味なインパクト、まあ、一生忘れんでしょうな・・・[地上波(吹替)] 5点(2005-05-05 01:16:34)

2979.  メンフィス・ベル(1990) 《ネタバレ》 この映画、公開当時、なぜかウチの家族が入れ替わり立ち代り見に行った映画で、最後に見に行ったのがワタシだったのですが、戦争映画なんてまず見ない母親がエラく気に入っていたので、ヤな予感はしておりました。で、いざ見ると、まあ、案の定・・・。私「こんなん、『Uボート』を空に持って行っただけやんか」 母「『Uボート』見たことないし」・・・なるほど。私「しかも、なんやヌルいハッピーエンドやったでぇ」 母「それがええんやんか」・・・なるほど! ウチの母が誉めた戦争映画、という点では、なかなか貴重な映画ともいえます。オバチャンにも受ける戦争映画、いや、結構ではないですか・・・。とはいえ私の願い、それは、母にもいつか『Uボート』を見てもらいたいなあ、ということであります(母には、『Uボート』は一種のパニック映画だと伝えてあります。パニック映画好きな家系なのです)。[映画館(字幕)] 6点(2005-05-04 00:25:02)

2980.  LOVERS 《ネタバレ》 CGの多用が、さすがにここでは裏目に出ているような・・・。いささかエキセントリックな演出のせいで、現実感が乏しく、(『HERO』みたいないわば神話的世界観の映画ならよいのだけど)本作では何か馴染めないものを感じます。要するに、主人公の超人的活躍のせいで、彼らがどんな危機に陥っても、「どーせなんとかなるんやろー」、とか思えちゃって、2人の逃避行の絶望感、みたいなものが感じられない。→ とか言いつつ、後半のいささか無茶なドンデン返しのためには、前半から多少は無茶やっとかないと釣り合いがとれんから、まあこれはこれでいいんでしょうなあ、とも思います。→ しかし、このドンデン返しには、ちょっとついていけませんでした、一体、キミたちは何がしたかったのよ? 込み入った謀略の割に、ダマサレてるのは金城ひとり、という感じがするのですが、これでよいのでしょうか?? でもこの映画、おもしろかったです。はっはっは。ラストの雪景色、まさか、「格闘シーンの撮影が長引いて冬になってしまい、雪景色になっちゃったけど、春の雪解けまで待てないからそのまま撮影しちゃった」なーんてことはないでしょうね。それからあと、最後は、チャン・ツィイーが剣を抜い投げたら手が滑って金城に刺さってしまい、「あ、ごめーん」と2人息絶える、という展開を期待したのですが。はすれました。[DVD(字幕)] 7点(2005-05-04 00:07:45)

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