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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 524
性別 女性
ブログのURL //www.jtnews.jp/blog/22089/
年齢 52歳
自己紹介 点数表記にむちゃくちゃムラが・・・。

9点以上 特別
7~8点 面白かった(人に基本的におススメできる)
5~7点 面白かった(人様におススメするのはちょっと・・・)
3~5点 そこそこ(なんとか)面白かった(でも難あり)
1~3点 むぅ・・・
↑上記例外あり(見直すのも面倒なのでこのまま)

3点とか5点、7点が重なっているのはご愛嬌。
細かな点数の上下は、そのときの気分ってことで。
こう見ると、なにげに3段階で点数つけてるよーな気が。

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281.  情熱の狂想曲(ラプソディ) 《ネタバレ》 音楽映画だけあって、音楽がとてもいいです。ストーリーは、カーク・ダグラスのダメダメちゃんぶりが発揮されています。トランペットは自分のすべてだ!ってわかっているはずなのに、それを理解している、ドリス・デイやスモーク(誰がやったか忘れちまった 苦笑)ではなく、理屈っぽいローレン・バコールなんぞにフラフラいっているものだから、自分の原点を忘れちまって、落ちぶれてしまうんだよなぁ~。なんか哀しくなってしまったよ。結局、カーク・ダグラスの原点は、トランペットの吹き方を教えてくれた、黒人ジャズトランペッターなのに、彼のセッションから遠ざかっていったばかりに宙ぶらりんになってしまった。また、妻であるローレン・バコールは一言でいってしまえば「器用貧乏」なタイプ。いろんなことに手を出しては、どれも大成しない。トランペットのみに力を入れて、最高のトランペッターになったカーク・ダグラスとは対照的な人物で、彼が生きがいを見つけていることに嫉妬して焦るという、子どもっぽさが残っています。両者とも大人じゃなかったんですよね。しかも、大事にしているものが全然違う。訳のわからないローレン・バコールよりも、単純でわかりやすくてお人よしで、そして何よりカーク・ダグラスの音楽を愛しているドリス・デイにしておけば幸せだったんだろうなぁ~と、ついつい思ってしまいます。でも、基本的に男って、ミステリアスなものに惹かれてしまうんでしょうね。7点(2004-03-26 18:39:57)

282.  誘惑のアフロディーテ 《ネタバレ》 一番印象に残っているのは、ギリシャだかどっかの神々(預言者?予言者?)の復唱。初っぱなから登場してきたときには、目が点になってしまいましたです。はい。彼らはまったくもって謎の存在。まっ、ウディ・アレンの想像(妄想)の産物なんでしょうがね(笑)。「破滅だからやめておけ」とかブツブツ言っているんだけれど、なぜか次第にあの復唱が楽しみになってしまいました。彼らの中で特に忘れられない存在が、盲目の預言者なんたらかんたら(←名前忘れた)。盲目のくせに、妻の浮気現場を見たといい詳細に渡って告げ口をしている。夫のウディ・アレンは盲目だってわかっているくせに、浮浪者(これが預言者ね)の言葉を信じる。万事にわたって、こんな小毒のエッセンスが散りばめられています。まっ、ウディ・アレンものだから(笑)。多少の毒はしょうがないでしょう。そこそこの愛とそこそこの笑いがあればそれでいいんです。ただ、深く考えるとかなりヤバイ。ほがらかに終わるラスト、お互い子どもを連れている、ウディ・アレンとミラ・ソルヴィーノ。お互いに連れているのは自分の血をひいた子どもなのにそれを知らずに褒め合う……。ぞっとしますね。だってあなた、いわゆる不倫の末に生まれた子どもを連れているわけなんですよ。「あら?久しぶり」ってな感覚で世間話ができる神経に私は着いていけません(苦笑)。7点(2004-03-24 23:10:32)

283.  ペギー・スーの結婚 《ネタバレ》 ♪ペギースゥー、ペギースゥー、ペギペギペギペギ、ペギースゥー♪の音楽が頭を回る。ぐるんぐるんと回ります(笑)。これを観たあと、しばらくこの音楽にうなされます……でも、うなされながらも何故かハッピーになって頭の中でリズムをとっていたりする……危険度の高い映画です。キャサリーン・ターナーについては、↓の皆様がおっしゃるとおり、二の腕がかなりヤバイです。当時の彼女が今の私と同じくらいかぁ。あんまり考えたくないな……。無理矢理ヒラヒラドレスを着たりするのはイタいんだけれど、ニコラス・ケイジのインチキ臭さと妙なハーモニーを奏でていて、なんでかわからないけれど心地よかったのが不思議です。結局、これは本当にタイムスリップしたのか、幻を見ていただけなのかわからない結末ですが、なんとなく本当にタイムスリップしていたんじゃないかなぁーと思ってしまう……だって、なんか妙にリアルだったんだもの。幻ならもっとなんでもアリだと思うの。ただし、これが本当のタイムスリップだったとして、高校生として生きる真の彼女はどこにいってしまったんだーーって考えると、幻説が有力になってきますよね。うーーん、やっぱ幻だったのかなぁ。6点(2004-03-23 20:26:35)

284.  フットルース わかりきっている展開に、わかりきっているラスト。こういうの好きです(笑)。ダンスに命をかけるみたいな、バカバカしいことを体当たり的に突き進む、これぞ青春じゃないですか!! 私事で恐縮ですが(えっ、いつもだって?)、高校時代の話。ウチの母校では文化祭でバンド演奏禁止だったんですよ。バンド演奏を先生に認めさせるために頑張った経験があります。あっ、私自身はバンド活動をやっていませんでしたが(笑)。ほとんど意味のないように思えることに何故か頑張っていたんです。高校時代はそれくらいしか、自己表現できないような気がしていたんでしょうかね。今となっては理由はわかりませんが、くだらないことに燃えることができるっていいですよね。人にはあんまりオススメできないけれど、私は支持しますよ(笑)。ただ、せっかくアイドル映画っぽい臭いがプンプンしているのに………ヒーローがケビン・ベーコン……。好みじゃないんだよなぁ。もっとさぁ、かっこいいの連れてきてよぉ。ぐっすん。トラクターのチキンレースだって、もっと整ったの連れてきたらイケてたかもしれません。だって、ダサダサじゃあありませんでしたか?(笑) あっ、ダサダサって言葉も死語かな……(汗)。6点(2004-03-23 19:40:09)

285.  ムーラン・ルージュ(2001) 私はミュージカルが好きです。ちなみにユアンも大好きです。この映画ではマジでユアンにトキメキましたよ。もっと若かったら「嫁になる!」って思い込んで、私自身が遠い世界の住人になっていたかもしれません(←本気で心配)。でも、作品自体はイマイチでした。軽い洋楽が使われていましたが、まずムーランルージュの雰囲気に合わない。(これは私にパリのムーランルージュに対するイメージが固まっているからかもしれません。一種の硬直化(老化)現象か?)それから、チャカチャカ切り替わる画面がイヤ。色使いも下品だし。オープニングのパリ上空からムーランルージュまでの道のりが楽しく、期待していただけにがっかりでした。この映画でミュージカルに抵抗を感じなくなったという方も多いので、それはとても嬉しいのですが、反面、私のようにイマイチだった方には、願わくば、この映画だけで「ミュージカルって合わない」って思い込まないで欲しいかな、って思っております。4点……というのが今までの評価でしたが、ユアン見たさに何度も観ているうち、とても楽しく観られるようになりました。あはは、いい加減ですね、相変わらず(汗)。慣れって怖ろしい……。<2004.3.22更新>7点(2004-03-22 23:40:31)

286.  酒とバラの日々 《ネタバレ》 いやぁ、胸が痛くなりますね。チョコレートに目がない可愛い女の子が、愛する男性に合わせてお酒を飲むうちに、夫婦そろってアル中になる……。はじめは、妻が夫の要求で、愛しているからこそ酒に手を伸ばすのに、今度は立ち直った(立ち直ろうとしている)夫が、妻から離れたくないがために、再び酒に手を伸ばす。もう、なんでこうなっちゃうの?と、とても切ない思いで映画を観ていました。娘がアル中になってしまった、お父さんの悲しみ、母親から放っておかれる娘の寂しさが、とても痛いんです(涙)。ダメダメ人間の夫婦でしたが、お互いを愛する気持ちはホンモノなのに、どこかが掛け違っちゃったんでしょうね。ただ、ラストのジャック・レモン! 優しいのもほどほどにしろよ!と言いたい。お酒を止められない、止めたくないという妻を、どうして無理矢理にでも引き留めなかったの? きっと妻は引き留めてもらいたくて、会いにきたはずなのに。いまさらどんな面で娘に会えばいいかわからない彼女の自主性に任せるなんて、もうちょっと後押ししてあげてもいいじゃないか。立ち去る妻に「キミに部屋はいつも用意しているよ」と言うだけじゃあ、彼女は戻れないのです。もっと力ずくで引っ張り上げてもらいたいときもあることをわかってもらいたいなぁ。7点(2004-03-21 14:53:35)

287.  リトル・ロマンス 《ネタバレ》 二人の子どもたちが、かなりインテリっぽくてヤダ……(なにスカしているんだよぉ〜)って思いながら観ていたんだけれど、フランスとアメリカで離ればなれになる二人が、必至になって「ベニスのため息橋で夕暮れ時にキスをする」ためにイタリアまで行ってしまうところに、子どもっぽい可愛さを感じました。はじめはただの作り話かもしれないけれど、「自分たちが伝説を作ればいいんだ!」と老スリ師が子どもたちに言う場面なんかとても好きですね。ただ、男の子が私的に好みじゃありませんでした。姿形もイマイチだったけれど、列車や自転車レースで爺さんを置いていこうとするあたり、好きになれません。私はね、映画に出てくる素敵なお年寄りを大事にしない奴はどうもイヤなんですよね……。でも、女の子のお陰で爺さんは置いてけぼりにならずにすんだ。良かったなぁ〜って思います。やっぱり私は、老スリ師のローレンス・オリビエが好きさ。どんなに拷問にあっても決して二人の行方を言わない彼に、ホントにじーーーんときましたもの。それから女の子のお父さんにもハートです(笑)。あのお母さんに惚れたのはどうしてぇ〜って感じだけれど、たで食う虫も好き好き、しょうがないのかな。妻といちゃいちゃしている妙な映画監督に対して「お引きとりください」という場面なんか、かっこよかったなぁ〜。でも、一番かっこいいのは……男の子が大事にしているレッドフォードのピンナップよ!!(笑)。やっぱりレッドフォードが一番!! 『明日に向って撃て!』や『スティング』なんかの映像がちょろっと出てくるのが、とっても嬉しかったです。7点(2004-03-15 02:19:45)(良:1票)

288.  我が家の楽園 《ネタバレ》 私はあの「楽園」と同じような生活をしているので、羨ましいというよりは、大変だなぁ〜という目で見てしまいます。確かにお金よりも大切なのは友情だけれど、私のどこかに社会的な責任を果たしていないというひっかかりがあって……。それが税務省の役人が未払い税金を払え!とやってきたときの屁理屈で明らかになってしまいました。いくら孫娘のためとはいえ、地域住人のために売らないといっていた家と土地をあっさり売ってしまうっていうのも納得できません。自分たちの生活だけを守る、自分たちさえ楽しければいいじゃないかという自己中な人間に見えてしまったのです。価値観の押し売りっていうのでしょうか、なんか気にくわないですね。あの娘だって、独りよがりなためJ・スチュワートの気持ちをないがしろにして自分だけ傷ついたような振りをする……(私はスチュワート贔屓なのでどうもあの娘の態度は許せませんね 大汗)。度々落ちていた額(我が家の楽園って書いてあったのかな?)を掛けなおすシーンなんかが、どうもほころびのある楽園生活を騙し騙し送っていることへの風刺のような気がしてしょうがありいませんでした。多分、邪推なんでしょうがね(汗)。しかも裁判中、J・スチュワートは今まで反抗していた母親のカタをなんの前触れもなく持つ。ただ単に、彼女を怒らせるためだけにあるようなエピソード。なんで彼がああいった行動に出たのか全くわかりません。ただ、雲の上を歩くようなJ・スチュワートが好みだったので、良かったかなぁ〜って思います。ボクは一人息子だから甘やかされて育っているんだと堂々という彼は、かわいらしいです。蛇足ながら、文鎮かわりの猫がとっても可愛かったなぁ♪6点(2004-03-14 01:13:10)(良:1票)

289.  ウェディング・プランナー 《ネタバレ》 強引なお約束展開のロマコメって好きなんですよね。音楽は良かったし、シーンシーンで好きなところもいっぱいあります。オープニングのやり手ウェディングプランナーとしてジェニロペが頑張っているところなんてテンポが早くて面白かったし、グッチ(←これポイントね 笑)のパンプスが引っかかって動けないところに、ゴミ箱が転がってくるところなんかだって、もうどうなるのかわかっているから、その通りになる展開は「やったー」って感じで好きです。野外映画のシーンだって好き(あんなデートって素敵)だし、幼なじみのプロポーズシーンでは胸がじーんと熱くなった。うん、とても好きなのよ。だけど、だけどね、主人公たちの狡さがイヤなの。だって男のほうは結婚相手に「俺を愛しているのか?イエスならここで結婚式を挙げるさ」って言って、女性のほうから「ノー」って言わせるようにしているし、女だって結局お父さんに「ノー」を言わせている。どうよ? こんなんありーーーー??? 結婚しないならしないでいいけれど、自分で決着つけてよーーーー。じゃないと、話に入りきれないじゃないーーーーーーー!!ゼーゼー。なんか解せなかったです。6点(2004-03-14 00:08:21)(笑:1票)

290.  茄子 アンダルシアの夏 《ネタバレ》 皆さん、書かれていますが、とっても短い映画なのであっさり終わったなぁって思われると思います。確かに、劇場鑑賞したらコレ1本だけだったら損した気分になっちゃうかもしれませんねぇ。だって、ビデオレンタルだって、ちょっと躊躇しましたもの。新作の値段で借りるの(笑)。じゃあ、どうして借りたのか? それは100円レンタルのものと間違えたから。カウンターに通すとき、何度「戻します」と言おうとしたことか……。でも、気の小さなみかんは、「借りません」の一言が言えず、そのまま帰ったのでした。だから心して観ましたよぉ。結果は、すごく想像力の働くいい映画だったと思います。自転車レースの過酷さは知っているつもりなので、頑張って応援しましたよ。ただ、淡々とストーリーが進んでいくので、自転車レースを全く知らない人が観たら、しんどさや充実感、レースに伴う人々の気持ちなんかを想像できなくて、やけにあっさりした映画だなぁって思ってしまう可能性大。いろいろハプニングがあるはずなのに、それらをあっさり流してしまうので、つるつるしたものに感じてしまうかもしれませんね。もう一度言います(しつこいって 笑)。想像力を働かせてご覧くださいませ(ペコリ)。ただ、写真判定のゴールシーンは迫力がありましたね。あんな長い距離を走っていて、写真判定になるっていうのはよっぽどです。ところでレースに優勝した後、スポンサーの名前を連呼する主人公には、ちょいと食傷してしまいました。そりゃあ、スポンサーが下りるかもしれないという危機状態だったのはわかりますが、それでも、ビールを飲んでいたから優勝できた……なんて、んなアホな……とか思ってしまいます。こんなに単純なもんじゃないだろう、と思いながらも、スポーツマンのまっすぐな、自分の気持ちに正直なところが観られてよかったかなぁとも思ってしまうのも事実。なんでかわからないけれど、この映画に対してちょっと甘いですね。見方が(汗)。ところで、ヒロインの声をした小池栄子ちゃん。「競輪はやらせ隊」でも頑張っていますよねぇ。こういう自転車関連のものに出ている彼女を見ると、「頑張っているなあ」って嬉しくなってしまいます♪ みんな、競輪ともども応援してあげてね。ちなみに、「競輪はやらせ隊」には小池栄子ちゃんに+して、キャイーンの二人もいます。映画に関係のないことで締めちゃってゴメンなさい……。7点(2004-03-11 01:22:42)

291.  シェルブールの雨傘 《ネタバレ》 とにかくカトリーヌ・ドヌーヴがかわゆい♪ 色とりどりの傘に、部屋の壁紙、部屋着……原色のオンパレード、色の洪水の中でも光り輝くドヌーヴのかわいさに溜息。あのコートの着こなし、細い手足、大きな目……むっちゃくちゃ可愛いぞぉーーー。ずるい、ずるいなぁ。ストーリー自体は戦争に出ていった恋人を待ちきれなくて、パッと出の男と結婚ししてしまうって話なので、便りがないからといって心変わりしてしまった女の浅はかさを描いているものなのかもしれません。でも、でも、あんな可愛いジュヌビエーヴ(ドヌーヴ)を手紙も書かずに放っておくほうが悪い!と、彼女の肩をもってしまうのです(汗)。そりゃあ男が言い寄ってきて、そっちになびくわなぁ〜と、なにげに思ってしまいます。可愛いってズルイなぁ〜(笑)。8点(2004-03-08 23:12:34)(良:1票)

292.  ハバナ 相変わらず、レッドフォードがかっこいい。慣れた手つきでトランプをさばく彼ったら、もうかっこいいんだから(溜息)。オープニングのマイアミからキューバに向かう船なんて、怪しげな女と金という図式でとても面白そうな雰囲気があったのに……だんだん政治色が強くなっちゃって……。俺は政治や体制なんか興味ないさ!って、すかしていたレッドフォードまで、なんだか政治に熱くなっちゃって(まっ、女が原因ですが 笑)、ちょっと(かなり)残念です。5点(2004-03-08 22:53:52)

293.  ハーヴェイ 190cmの長身を誇るJ・スチュワートが見上げる高さの巨大ウサギ、ハーヴェイ。エルウッド(スチュワート)の大親友で常に一緒に行動しているハーヴェイにはある問題があった。そこに存在していても他人には見えないし、触ることもできないのだ。それにも関わらずエルウッドは、ハーヴェイを誰かれ構わず出会う人に紹介しては、人々に気味悪がられる。ハーヴェイはいたずらな妖精で、時間と空間を支配することができるらしい。ジェントルなエルウッドは、着座するときもまずはハーヴェイにイスをすすめ、ドアを開けては先に通してあげる。そりゃあ、ハーヴェイが見えない周りの人は気持ち悪いかもしれないが、実際そこにいるんだからしょうがないのだ。エルウッドのマイペースさ、無垢で親切な心に、ふんわり心温まる一方で、大騒ぎをする周りの人々の言動が軽いコメディタッチで描かれている。(ちょいと毒のあるところもあるけれどね)もし、私がエルウッドの姉だったとして、弟がハーヴェイと大の仲良しになったらどうするだろう?私に良識があるなら、「人には見えないから言動を注意するように」忠告するかもしれないが、それではハーヴェイに対して失礼だ。なるべくハーヴェイを歓迎できるような心の余裕を持っていたいなぁ~と、なんとなく考えてしまった。まずはマティーニを2つ用意するところからはじめたいと思う。8点(2004-03-08 22:48:15)(良:2票)

294.  ターン/TURN 《ネタバレ》 私も↓【日向夏】さんと同じく、北村薫の“時”三部作が大好きです。その中で一番好きなのは『スキップ/skip』ですけれど、この『ターン/turn』も好きですね。独特の透明感というのでしょうか、そういうのが流れているんですが、牧瀬里穂ちゃん頑張っていたじゃないですか(笑)。↓と同じく、泉さんがちょっとイメージじゃないけれど、それはそれ、映画ではとてもいい青年でしたよ。温かさがにじみでてくるような感じ。私は好きです♪ 誰もいない世界に行ってしまっても、お金をきちんと払ったり、横断歩道の信号をちゃんと守る彼女は、とてもいじましくて、たった一人なのに(誰も見ている人なんていないのに)きちんとした生活を送っている。それが、元の世界の生活をなるべく崩さないようにしている彼女独特のスタイルってところが、倒れてしまいそうなくらい怖い一人っきりの生活を、奥歯をかみしめながら必至にあらがっている様子っていうのでしょうか、本当にいじましくって、はかなげで、応援してあげたくなるのです。できれば“旅人の木”の魔法で、二人になんらかの実態のようなものを感じさせてあげたかったけれど、それでも同じ音楽を聞いて、雪を見て……。時を共有することの素晴らしさを感じます。毎晩8時からの電話デート、あそこで電話線が切れるってわかっていても、切れた瞬間「あああ!!!何するんじゃい!!!」と思ってしまいます。ちょっと不満なのが、ラストのセリフ……。「ただいま」はちょっと……明るすぎやしませんか? 夢の世界から現実になったってことなんでしょうが、ふわふわした気持ちのまま終わらせて欲しかったです。7点(2004-03-08 22:40:02)

295.  007/ダイヤモンドは永遠に 私も↓【anemone】さんと同じく、007シリーズのファンではなく、ショーン・コネリーのジェームズ・ボンドに思い入れも感慨もないので、外から伺い観るような感想になってしまいます。ボンド君、危機に陥りすぎだなぁ〜ってことと、お姉ちゃんがやたらビキニ姿だなぁ〜ってことくらいかな。悪役はマヌケだし、もっと憎たらしくないといけないよね、悪人は。ボンド君がラスベガスで逆ナンされた女性を部屋に連れ込んで、服を脱がして……までならいいんだけれど、そのおねーちゃんが裸同然の格好で外に放り出されたときに手助けもなにもしないっつーのは、私的にちと許せませんね。男はフェミニストでなければ!!4点(2004-03-01 21:43:03)

296.  いちごブロンド 《ネタバレ》 動いて喋るリタ・ヘイワースをはじめて観ました。なんてキレイなんでしょ。ゴージャスな衣装がとても似合っていて、高級レストランの食事や男性からの口笛ピューをもらうために男たちの前を歩いていたなんて告白する彼女はとてもかわいらしい。結局、金と地位に目がくらんで結婚した彼女は自分の姿を恥じるようになっていますが、それでも相変わらず綺麗なんです。結婚前の姿よりも結婚後、自分が欲しいものが富や名声をもつだけの男ではなかったと気付いた時点から、すごく輝きはじめます。シャンデリアや電気、絵画やスパゲティ(当時は最先端の舶来モノメニューだった 笑)を自慢しても、停電になったり、スパゲティが上手く食べられなかったりする。そういうところにクスリと笑いながらも、停電の暗闇に紛れて、リタ・ヘイワースはギャグニーにキスをする……。さりげなく市長との会食を自慢するあたりは相変わらずなんですが、彼女は彼女なりに悩み苦しんできたんだろうと思うわけです。もちろんオリビア・デ・ハビランドの可憐な美しさ、女性人権を唱えてみたり、タバコをくわえたりしながらも本当は好きな男に尽くしたいタバコなんて吸わない女性だってところに彼女の強さと弱さを感じます。好きな男が友達を好きで、結婚したとわかるやすぐに自分になびく男に「失礼よ」と言う彼女の誇りを感じるとともに、男の面目を立たせるために虚言に話を合わせてあげるオリビア・デ・ハビランドは素晴らしい女性だなぁ〜と感じました。一方、男共のほうはなんかまぁ情けない感じでねぇ……。喧嘩早くて、気遣いを知らないアホなギャグニーには終始イライラされっぱなしでしたが、ラストの道のど真ん中であっさりとオリビア・デ・ハビランドにキスをして「自分の妻にキスをするんだからどこでもいいじゃないか」と言うあたり、むっちゃステキでした。8点(2004-03-01 20:27:53)(良:2票)

297.  バンデットQ イギリスのブラックコメディは肌に合わないと感じた作品です。ファンタジーもタイムスリップものも好きなのに……。結局、歴史上の人物をコケにして笑いモノにしているのがダメなんでしょうね。ウィリアム・テルだってナポレオンだって、ダメダメちゃんに描かれているでしょ。それも笑われることを目的としたダメダメちゃん。えらく後味が悪くて……。クイズ番組ばかりを見ているお父さん、お母さんへの風刺もきついし……そんなにクイズ番組が悪いのかあーーと言いたくなってしまいます。やっぱりファンタジーは楽しく夢や希望が詰まっていて欲しいと思ってしまうのです。私の先入観かもしれませんがね(汗)。2点(2004-03-01 16:42:34)

298.  ウエスト・サイド物語(1961) 《ネタバレ》 悲劇のミュージカルってあんまり好きじゃないなぁ。だって歌を唄って体を動かしたら、自然とハッピーになってくるものじゃないの? 喧嘩をしていてもなんだかわからないうちに仲直りしているミュージカルが好きな私は、最後まで抗争したあげく死人が出るようなミュージカルは認められません。ただ、マリアとトニーの恋の歌は好き♪ 「To Night」も楽しい。やっぱり私は男と女が出会って、歌を唄ってハッピーっていう単純なのが好みです。4点(2004-03-01 14:26:45)

299.  ディープ・インパクト(1998) 《ネタバレ》 ノアの方舟なわけですよね。誰かが選ばれて、誰かが犠牲にされる。この考え方にはついていけませんでしたが、パニックものとしては面白く観られました(笑)。深く考えずに観れば、感動できます。ウンウン。勢いに押されて、涙も出てきます。好きな女の子を助けようとする男の子の行動力と、娘だけでも助かってほしいという彼女のご両親の気持ちに心うたれました。ただ、大統領の演説がなんともお粗末……。「神に祈る」ってそれだけでオッケーなのかなぁ。7点(2004-02-29 19:05:58)

300.  ウィンチェスター銃'73(1950) 《ネタバレ》 “アメリカの良心”であるJ・スチュワートが、西部のライフル名人で、父親の仇と血を分けた兄への復讐に燃えるというのに違和感。できれば、にーちゃんを撃ち殺さないで欲しかった……。こう思ってしまうのは、きっと私がJ・スチュワートを神聖視している部分があるのだろう、と反省をしましたです。ごめんなさーーい。幻とも言われる名銃、ウィンチェスター銃をめぐるガンマンたちの話なんですが、“実力に合わない銃を手にすると命を落とす”というか、“銃が持ち主を選んでいる”というか……基本的にはJ・スチュワートが奪われたウィンチェスター銃を取り返すまでの話なんですよ。ガン大会があったり、インディアンが襲ってきたり、銃商人との駆け引きがあったり、復讐劇ありーの、ちょっとしたラブロマンスありーのというエピソードてんこ盛りなんで、そこそこ楽しめはしました。ところで、ドリス・デイとスクリューボール・コメディを展開していたロック・ハドソンがインディアンの酋長で出てきたのにはビックリ。この頃の西部劇って、なにげに準スターが出てきているのが嬉しいですね♪6点(2004-02-29 18:44:10)

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