みんなのシネマレビュー
あばれて万歳さんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 1200
性別 男性
ホームページ ないっす!!!
年齢 60歳
自己紹介 客観的に分析したようなもっともらしいレビューって、実はちょっと地頭よければ誰でも書けちゃうわけで、結局ありきたりな物になりがちです。
別に映画評論家でもない1個人としては、個人の感性や主観、あるいは体験を元にしたその人しか書けないレビューの方がよほど価値があるように思うのです。
もちろんそれが、事実誤認やヘイトレベルの差別や偏見に寄って立つものであれば問題ですが、しかしその人しか書けないレビューというのは必ずあるわけで、そういう個人的な感覚や体験を元にした主観的なレビューは、いかにももっともらしいありがちなレビューよりよほど価値があるし読んでて面白いんじゃないかと思う今日この頃。(でも自己陶酔溢れるポエムみたいなのは…)
好きな言葉は「恋」 です。

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

評価順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
投稿日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
変更日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960

281.  名探偵ピカチュウ 《ネタバレ》 序盤から、これピカチュウの中身が実はお父さんってパターンだな(理屈はわかんないけど)とか、どう考えてもラスボスはビルナイだな、とか容易に想像がついてしまうわけですが、それは逆に、定番を外さない作りになってる、という事でもあるわけで、安心して観られる作品になっていると思います。 つか、ピカチュウの中身がお父さんとずっと予想してたにも関わらず、ライアンが顔出ししたときに「あ、ライアンレイノルズって声だけじゃなく顔出しもするんだ」と間抜けにも思ってしまったのは内緒です。そりゃそうに決まってるよ! 内容や観せ方だけを見ると最近のハリウッド娯楽映画の中ではごくごく普通で特に褒める要素はないのですが、この映画の価値はポケモンにどれだけ思い入れがあるか?その一点にかかっていると言っても過言ではありません。 特に思い入れがなければ6点くらいの普通の娯楽映画で、あとはポケモン加算がどれだけあるか…でしょう。 だから人によっては9点10点あっても全然おかしくない映画だと思いますし、それこそがキャラクタ映画の価値だと思います。 あと、ケンワタナベ、いてもいなくてもいい完全にどうでもいいキャラにしか思えないんですが、あの役の存在意義が僕には全然わかりません。[地上波(吹替)] 6点(2020-05-23 20:19:15)《改行有》

282.  ランボー/怒りの脱出 1作目からキャラだけ借りて全くの別物のアクション馬鹿映画となっているわけなんですが、一般に認識されている「ランボー」のイメージは実はこの第2作以降のものです。 そう考えればこのシリーズをヒットさせてランボーというキャラを確立させた功績はこの映画にあると言って間違いありません。 グレムリン2で「んーランボー!」と言いながらモグアイが真似をするのも明らかにこの2作目のランボーですし。 さて、そのようなパターンは実はわりと沢山あって、わかりやすいのがエイリアン。 宇宙船だのエイリアンだのいうギミックを外してみれば実は地味なソリッドシチュエーション密室ホラーである「エイリアン」を、派手なドンパチアクション馬鹿映画にしたのが「エイリアン2」 ターミネーターなんかも似たパターンで(まぁターミネーターはまだ1作目の要素を残していますが)、2作目で派手なアクション映画に変身させて成功した映画というのは実は沢山あるわけです。 まぁ2作目というのは1作目を超える必要があるわけで、そうするとどうしても派手めにするのはしょうがないわけですが、そういう作品の嚆矢となって成功した作品ってなんだろう…と考えると、実はこのランボー2なんではないか、と思うわけです。 それまではレイダース→魔宮の伝説のように、1作目の路線をきっちり継承して続編を作るのが普通でしたから(代表的なのは007シリーズでしょうか)、まるっきり路線を変えて成功させたというこのランボー2というのはもっと評価されてもいいんじゃないでしょうか? いや、僕が適当な事を書いてるだけかもしれませんが笑[地上波(吹替)] 6点(2020-05-23 13:23:59)(良:1票) 《改行有》

283.  チア☆ダン〜女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話〜 《ネタバレ》 序盤は地雷臭がプンプンです。 最初にダンスをみせるシーン、わざとらしいバレエやオタクダンス…いまどき安直なアニメでもやらないようなキャラの立て方。 はじめてのダンス大会でも、朝ドラでもやんねーよと言うようなわざとらしい失敗シーン とにかく随所にそういうイタイシーンをつっこんでくるので「これはやべーな」とやばい映画警報はなりっぱなしです。 途中からはごく普通にベタで想像通りの展開になるだけに、なぜ序盤はあんなに地雷臭がするのか…そこが惜しい映画だと思います。 後半も、副校長の扱いやベタすぎるアメリカのアナウンサーなど、とにかく漫画っぽいというかB級映画感がすごいんですが、まぁこれはベタで許される範囲かな、と。 あと、最近は普通の美女化してきた感がある広瀬すずはこの映画の頃がピークだったかなぁ、とちょっと思うわけですが、そのピーク時の彼女のへそが拝めるだけで観る価値はあると個人的には思います。[地上波(邦画)] 6点(2020-05-22 23:00:39)《改行有》

284.  ギャングバスターズ 誰にでも楽しめる(そしてほろりとさせる)素晴らしい娯楽映画。傑作に近い佳作。 いい意味で「しょせんB級娯楽映画(最高)」 この監督について調べてもわからなかったんですが、タランティーノの弟子かなんかですかね? ゾーイベルも出てるし、タランティーノの映画にロドリゲス要素を入加えて、さらにコミック風にして今風にした感じの映画です(長いよ)。 悪党だけどとことん悪い奴じゃないって連中の人情風味を入れたアクション物ってわりとありますが、この映画はそれらの中でも最上級に位置づけできる映画になっていると思います。 おっかっけてくる連中のアホっぽさ、コミックっぽさといったらもうね。 娯楽作というのはこれくらい振り切れた方が面白いだろ、と言わんばかりです。[インターネット(字幕)] 7点(2020-05-22 17:09:25)《改行有》

285.  喰らう家 《ネタバレ》 原題は「We Are Still Here」なのに邦題は「喰らう家」 こんな邦題じゃ普通観る気になりません。パッケージデザインもセンスないし。なにがグゲゲゲだよ…日本の配給会社酷いよ。 さて、ストーリーや設定にツッコミどころが多く、例えばクライマックスで街の人がわざわざ危ない家の中に入ってきて自爆するのはどうなんだ?とか、呼ばれた友人一家(何も悪くない)の巻き込まれ感がひどいとか、ダグマー一家と悪霊とやらはどういう関係性なんだ?主体はどっちなんだ?とか、まぁとにかくツッコミはじめたらきりがなく、そして邦題は事故レベルの悲惨さではあるものの、しかし映画の出来はよくかなり面白いホラー映画でした。 映像が古く感じたのですが、これは1979年という舞台設定でその頃の雰囲気(その頃製作された映画の雰囲気含め)を意識したものだと思われ、そういうセンスはなかなかよかったと思います。 ホラー好きなら邦題にめげずに観ても損はないかと。 血しぶきはまぁまぁ飛びます。[インターネット(字幕)] 6点(2020-05-21 14:06:11)《改行有》

286.  コロンビアーナ なんだかんだで3回くらい観た映画なんですが、まだレビューを書いてなかったので。 とはいえこの映画については「リュックベッソン製作脚本」ですべてが説明できてしまう…で片付いてしまう映画であって特に語る事がありません。(僕の小鳥は戻る?という比喩会話はちょっとよかったですが) まぁ語る事がないからこそレビューを書いてなかったわけですが、しかし最近「家族を殺された少女が暗殺者になって復讐する」B級映画(リュックベッソン製作じゃない)を観たのです。 いかにもリュックベッソンぽい設定のその映画はしかしクソつまんなかったんですよ。 こんなの誰が作っても同じだろう…と思うわけですが、リュックベッソンが絡んでないその映画はほんとに駄作でした。 リュックベッソンってすごいのかも…その映画を観たとき私はそう思ったのです。[地上波(吹替)] 6点(2020-05-20 15:41:58)《改行有》

287.  リカウント いまだに記憶にある2000年アメリカ大統領選挙のフロリダでの再集計(リカウント)問題を映画化した実話物。 アメリカ大統領選挙の不思議なルールについては日本でも毎回ニュースで取り上げられるのでご存知の方も多いと思いますが、あんな変なルールだからこんな問題が起きちゃうんだよなぁ、と。 一般投票で負けた側が大統領になっちゃうわけですからね。 観てて思ったんですが、沢山の人が出てきてひたすら再集計問題と戦う、というこの映画の構成はほとんどシンゴジラといっしょです。 当然シンゴジラ同様、人間がどうこうというのは描かれてません。 そういう意図の映画じゃないから当たり前なんですが、しかし「映画にはヒューマンドラマが必要だ!」という人には向かないと思います。 何しろ大量に人が出てくる上にそのほとんどが数分のシーンがあるだけ。主要な数人以外は誰が誰かわからないのですから、人間ドラマも何もあったもんじゃありません。 それでもこの映画は緊張感があり面白いのです。 誰かの判断一つが違っただけで、今の世界の歴史はもしかしたら変わってたかもしれない…という内容なんですから面白くないわけがありません。 さて登場人物の多くは存命の実在の人物なんですが、中でもただの困ったちゃんと描かれてるキャサリンハリスなんかはこの映画での描かれ方、これでオッケーなんでしょうか? ヘタすると訴訟レベルのひどい描かれ方をしてるので多分オッケーなんでしょうけど…これでオッケーとはある意味すごい人だな、と思います。[インターネット(字幕)] 7点(2020-05-19 18:58:07)《改行有》

288.  Gガール/破壊的な彼女 《ネタバレ》 例えば付き合ってた女性が実はセーラー戦士だったら「セーラー戦士の恰好でいろいろしたい」と思ってしまうのはHENTAIな日本オタウだけなんだろうな…と思っていたわけですが、それってアメリカの割と普通の人でも思う事なんだな…という事は世界中で割と共通の感覚なんだな、うんうん。という事を僕に教えてくれた貴重な映画です。[インターネット(字幕)] 5点(2020-05-19 12:34:49)(良:1票)

289.  ニキータ 《ネタバレ》 ちょうどスターチャンネルでオリジナルとリメイクを比較する企画をやっていたので「アサシン」と続けて鑑賞する事ができて、そのおかげでオリジナル版のよさがよくわかる形になったわけですが、映画を観る前の嫁との会話。 「今夜、映画2本観るから」「2本って何観るの?」「ニキータとアサシン」「もう1本は?」「もう1本??だから、ニキータとアサシンだってば」「…あ、『ニキータとアサシン』って映画なのかと思った!」。 …なんかその映画はそれはそれで観てみたい気がしますw で、この映画、ジャンレノの行動が途中から意味不明すぎて、よくあれで今まで仕事してこれましたよね…[CS・衛星(字幕)] 6点(2020-05-19 12:33:04)《改行有》

290.  インデペンデンス・デイ: リサージェンス 《ネタバレ》 どこをどうみてもインデペンスデイの正しい続編で、前作を楽しめた人にはそれなりに楽しめ、そうじゃない人には全然あわないだろうそんな映画。 そういう意味では正しい続編だと思いますが、前作がわりと好きな自分としては前作よりはだいぶ落ちるかな…という印象です。 その理由はまぁいろいろあるわけですが、一つには前作のキャラがほぼそのまま今回も活躍するという点。 いや20年もたってそれはないでしょう、と。 特にエイリアンに体乗っ取られて20年眠ってた博士なんか、起きたとたんに大活躍で「この20年の進歩とか全然なかったのか?」とどうしても突っ込んでしまいます。20年もたてば本当にいろいろ変わってるはずである程度勉強しないといろいろついてけないのが普通のはずなのに… また、謎の宇宙抵抗勢力を出して話を複雑化したのも失敗かな、と。 ただでさえ頭の悪い映画なんですから、そんな要素突っ込んだらうまく映画としてまとめられないんじゃないの?どうなの?…ほらやっぱダメじゃん!的な。 もっとシンプルにドンといってガンといってバーン!やったー!みたいなのこそがインデペンデンスデイだと思うんですよ。 あとは最近のハリウッド娯楽映画では避けられない中国資本の影響にはやっぱりちょっとひいちゃいますね。 「チャイナマネー!」という看板が映画の中でピカピカしてるみたいで、この露骨さはもうちょっとなんとかした方がいいんじゃないでしょうか? バブル期前後に日本マネーがハリウッドに流入したときでさえ、ここまであからさまに下品な事はしてなかったと思うんですよね。[地上波(吹替)] 5点(2020-05-18 00:57:06)《改行有》

291.  2012(2009) 《ネタバレ》 エメリッヒが大好きなディザスター物となれば、この映画で何を観せたいかは明白だし、その点において、非常に評価できる映画だと思います。 話は…ここで死んでもらわないと困るゴードンはともかくタマラあたりは殺す意味がないからさすがになんだかなぁ…という想いは残ります。まぁ現実なんて、死ぬときは理不尽でもなんでもあっさり死ぬわけで、そういう意味では正しいのかもしれませんが…それにしてもキューザック一家自分達で壊して自分達でなおして「やったぞ!」感を出されてもなんだか少し違う気がします。まぁやらないよりはやったほうがいいんですが。 でもそんな事はこの映画においてはどうでもいい事なんです。とにかく地震噴火津波の大盤振る舞い。それを見せる事がこの映画の目的だしキャラクター達はそれを引き立てるだけの役回り。人間の話なんかどうでもいいのです。そして、そういうシーンを見せるという点においてはこの映画は見事に成功してると言えるでしょう。でも、それって結局映画というよりアトラクションですよね。[CS・衛星(字幕)] 6点(2020-05-18 00:56:19)(良:1票) 《改行有》

292.  キス・オブ・ザ・ドラゴン リュックベッソン+ジェットリーと聞いたときに想像する内容からまさに「そのまんま」の本映画ですから、映画の内容自体にあまり語るべきことはありません。 さて劇中ちょいちょい活躍する、北斗神拳ばりの威力を誇る東洋の神秘「ハリ」ですが、実際のところ海外の有名大学で二重盲検試験にてハリの効果について(何回も)検証されていて、それらの実験の結果「ハリにはプラセボ以上の効果はない」(つまり完全な気のせい)という結果が出ています。 要は典型的な疑似科学なわけで、残念ながらハリ(および灸)にはこの映画のような神秘な効果は全くないわけですが、しかし「イワシの頭も信心から」「病は気から」という言葉があるように、効くと思ってればなんとなく効くような気がするわけで、この「気がする」効果もバカにしたもんじゃありません。 というわけで日本にも相変わらず沢山の鍼灸院が存在しそこに通う人も多くいるわけです。 映画もハリも「人の気分に作用する」という意味では似たようなものかもしれません…と強引にまとめてみました笑[CS・衛星(字幕)] 6点(2020-05-18 00:53:18)《改行有》

293.  マスカレード・ホテル 《ネタバレ》 この年末年始、同じ東野圭吾原作で地上波初放送となる映画が2本放送されたわけですが、その2本の映画の基本的なスタンスには大きな違いがあり非常に興味深く観る事ができました。 その一本である疾風ロンドについては(そっちのレビューを見ていただくのが一番なんですが)、要約すると「ミステリーとしての面白さを捨てて軽薄なコメディ映画(しかもさして笑えない)にしてしまっている駄作」でした。 一方でこちらのマスカレードホテルは、原作の要素をよく残してミステリーとしてそこそこちゃんとした作りになっていて及第点の出来だったと思います。 わざわざ犯人役を松たか子にしたり、「大竹様」と呼ばれる姿がちらりと映る明石家さんま(友情出演)とか、画面のあちこちに細かい遊び要素がいろいろと詰め込まれていた事からも、この映画が細かい目配りで作られたものがよくわかります。 あえて問題点をあげるとすれば、まず「以前ストーカーを追い返したエピソード」が全体から明らかに浮いていてまるでネオンサインがついてるかと思うくらいはっきり伏線と分かる事。 結果として原作未読であっても、多分そのストーカー女が絡んでくるな…というのは想像がつきますし、そうなれば狙いが長澤まさみである事は明白です。 情報量が多い原作小説であればその伏線はもっと埋もれているのですが、情報が整理される映画ではどうしても浮いてしまい処理が難しかったのでしょう。 もっとも、一般的な観客のレベルを想定すれば、伏線はそれくらいはっきり示さないとそんなエピソードの存在すら忘れてしまうような観客が一定数いそうだし、これは意図的にわかりやすくしたのかな…とも思ってしまいますが…はたして? もう一つ気に入らないのが、映画最後の仮面舞踏会風のシーン以降の無駄なシーン。ここははっきり映画として無駄だと断言できるレベルの箇所で、「蛇足」ということわざの意味をスタッフには強く訴えたいと思います。 総じて、原作のテイストを良く残したよくできた映画だと思います。 このストーリーに問題を感じる場合、それはこの映画の責任ではなく原作者である東野圭吾の問題でしょう。 恐ろしいほどの駄作だった疾風ロンドと対比する事で、同じような原作をベースにしても、映画スタッフによってこんなに出来がかわるんだな…というのが実感できたのが個人的に一番の収穫でした。[地上波(邦画)] 6点(2020-05-18 00:52:26)《改行有》

294.  マルコヴィッチの穴 《ネタバレ》 なるほど「穴」なんてついてたら下品な映画なんだね…と思うくらい想像以上に下品な映画でしたが、下ネタ嫌いじゃないからノープロブレム。 ベースにはトンデモ設定をおきながらストーリーは綺麗にまとまっていてオチも予定調和的できわめて妥当。 てかチャーリーシーン剝げすぎだろうw まぁ人を選ぶ映画なのは間違いありません。[CS・衛星(字幕)] 6点(2020-05-18 00:49:39)《改行有》

295.  エンティティー 霊体 《ネタバレ》 不純な動機で見始めて「あれ、この程度?」なんて思ってると途中からちゃんとおっぱいがでてきます。えらい。まぁさすがに短時間ですけど。で、この映画「実話を元にしてる」んだかなんだかわかりませんが、話にオチとかありません。そこが一番びっくりです。普通だったら「ヒロインの味方」という役どころのはずの精神科医。彼女のために必死ですが、しかし完全に間違ってます。「この現象はあなたの幻想です!」と主張しつづけるわけですから、映画を観てる側からすると完全に妨害者です。しかし劇中での扱われ方はヒロインのナイト役。この矛盾と違和感。まぁでもそれはどうでもいいです。結局、最後は放り投げられて終わりますから。あと、ヒロイン、あんな大きな子がいるから30代後半かと思いきや、[ 16のときに産んだ子」だそうで、だから32なんですね。たしかにルックスはそれくらいです、えぇ。[CS・衛星(字幕)] 5点(2020-05-18 00:46:22)《改行有》

296.  ロード・トゥ・パーディション ※ネタバレなしです※ 映画を観るときに大事なもの、気にする事のひとつに作家性というものがあります。 独自の映像表現や独特のセリフまわしなど作家性といってもその意味はいろいろですが、そういう色が濃い人の作品ほど観客の好き嫌いが出やすいものなのも確かです。 (作家性の薄い監督などはときに「職業監督」なんて呼ばれる事もありますが、しかし「職業監督」もそれはある意味立派な作家性だと思います) さてこの映画監督のサムメンデス、僕の大好きなミーナ・スヴァーリの魅力をアメリカンビューティで爆発させてくれた事で大好きな監督なのですが(そういう理由?)、ミーナスヴァーリの魅力を爆発させる以外にも、やや暗めのトーンの話づくりや美しい画面作りなどの特徴も一応もっている監督です。 もちろんそれらはミーナスヴァーリの魅力を爆発させる事と比べると些細な事ではあるのですが、このロードトゥパーティションは、その些細な監督の作家性が思いっきり押し出されている映画だと思うのです。 (何しろミーナスヴァーリが出てないのでそっちを押し出すしかないわけですが) さて、映画監督の作家性というのは初期のものほど、洗練されていない分だけ、あるいは世間の中でもまれていない分だけ、より作家性が出ているように感じます。 例えば昨年話題の新海誠、「君の名は」でずいぶんメジャーな感じの映画を撮ったわけですが、しかし作家性という面だけで見ると初期の「秒速5センチメートル」あたりのほうがはるかに監督独自の色が全面に出ていると思います。それと比べれば「君の名は」はなんて一般的な映画になっている事か。 (誤解のないように書いておきますが、秒速5センチメートルは個人的にとてもつまらない映画で、君の名ははとても面白い映画だと思います。映画の面白さと作家性は別の話です) と新海誠を引き合いに出しましたが(というか脱線してますが)、何が言いたいかというと、このサムメンデスという監督の色は、初期の「アメリカンビューティ」と本作「ロードトゥパーディション」に一番よく表れていると思うのです。 何しろこの次の「ジャーヘッド」は彼の作家性を出しづらい作品でしたし(そうは言ってもサムメンデス感は結構ありましたが…そうですねなんかたるくてだらだらしたところとかw)、007あたりも作品の本質的にやっぱちょっと違うわけで、サムメンデスという監督の作品の魅力を味わうには初期2作を観るにつきるのではないでしょうか。 なんか話があっちこっちいってしまい、よくわからなくてすみませんw[CS・衛星(字幕)] 7点(2020-05-17 20:18:25)《改行有》

297.  ザ・シューター/極大射程 《ネタバレ》 原作は大変有名で、このミスでも1位になってたくらいの人気小説ですから当然既読です。 原作よりかなりアクション主体になっていますが(娯楽映画ですから当然でしょう)、比較的原作のイメージに沿った出来になっていると思います。 原作のスワガーのイメージは、もっと線の細いタイプ(若い頃のリーバンクリフのような)なので、マークウォールバーグだとちょっと違う気もするわけですが、でもアクションとしての姿勢を前面に押し出してるこの映画の場合、意外とアリなのかもしれません。 「極大射程」という余計なタイトルのせいでB級感満載なわけですが、これは原作小説の日本語タイトルがそうなってるからで、その日本語タイトルをつけた編集者を恨むべきかと思います。[CS・衛星(字幕)] 7点(2020-05-17 20:07:40)《改行有》

298.  ライフ・オブ・デビッド・ゲイル 《ネタバレ》 これって、要するに人生で先のなくなった2人の心中物語なんですよね。 どうせ先がないなら何か自分達の主義主張のために役に立てる事はないのかと企てた計画がこれ。まさに心中&殉教。 映画の内容には全くノレないので評価はどうしても低くなります。 さて結局のところ、彼らに体よく利用された形のヒロインですが、劇中、ヒロインが自分で袋をかぶって事件再現をやってみて「彼女は自分でやったんだわ!」と断定するシーン、なぜ再現してみただけでそれがわかったんだかが僕には理解できてません。自分でもできるって事がわかっただけじゃん。[CS・衛星(字幕)] 5点(2020-05-17 20:02:54)(笑:1票) 《改行有》

299.  13F 《ネタバレ》 とにかく地味。最初の40分を観つづけるのが結構つらく…しかし40分を過ぎた頃から物語は面白くなってくる…わけですが、しかしそこからの展開は予想通りの連続!「みんなそうなるって思ってたよ!」の連続。この手のアイデア物はサプライズがあってナンボなわけで、そういう意味ではあまり高く評価できる映画ではありませんね、これ。[CS・衛星(字幕)] 5点(2020-05-17 19:56:12)

300.  リンカーン弁護士 面白い! 法廷物は潜水艦映画と並んでハズレが少ないジャンルだと思いますが、この映画もその期待を裏切りません。 というかこれ、法廷物というよりヒーロー物に近いです。 金になる事件を探してリンカーンで裁判所を回る怪しい弁護士。汚い事もやるし金にもうるさい。 刑事にも嫌われてる。 乗ってるリンカーンのナンバーはNTGUILTY。 しかしほんとの悪は絶対許さない。 ってな感じで、この映画の構図は法廷を舞台にしたダークヒーロー物のそれです。 マシュマコノヒーは非常にハマってます。 シナリオの細かい伏線と回収は精緻だし、いやな奴はちゃんと負ける。 だから観た後に爽快感がある。 これぞ正しくヒーロー物です。 そしてこういう映画にかかせない小粋なパートナー。この映画では運転手ですな、彼がいい味だしてます。 変な前知識をもたずに観ていただけると吉です。[インターネット(字幕)] 8点(2020-05-17 14:33:11)(良:1票) 《改行有》

050.42%
1100.83%
2171.42%
3635.25%
413711.42%
523319.42%
632326.92%
725521.25%
81089.00%
9352.92%
10141.17%

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS