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プロフィール
コメント数 3862
性別 男性
年齢 53歳

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3061.  アドベンチャー・ファミリー アドベンチャー・ファミリー、とは言うものの、アドベンチャー指数はあまり高く無い映画。むしろピクニック指数がやや高いか。いやはやのんびりまったり、癒しの映画。屋内シーンで天井あたりにやたらマイクの影らしきものが写ってるのもまた、なかなか癒されますな~。野原を駆けるスローモーション映像のなんと美しくも幻想的な事か。ってそれほどでもないか。野獣と死闘を繰り広げるお父さんの姿、激流をボートで下るお父さんの姿に、何度手に汗を握ったことだろう。ってそれほどでもないか。というわけで、この作品を観ていると、つい口ずさまずにはいられないのだ、そう、あの歌を。「ある~日 森の~な~か クマさ~ん~に・・・・」[地上波(吹替)] 6点(2005-08-11 23:57:35)(良:1票)

3062.  丹下左膳 百万両の壺 どっちかっつーと無口で大人しい役の方が似合いそうなトヨエツと和久井映見が、威勢よく啖呵を切りまくる! 見ててこんなに不安を誘うものもない。いや、二人とも堂々と役をこなしているんだけども、果たして映画の最後まで演じきれるのか、もしや途中で「もう限界です、こんな役、自分に向いてません」とギブアップするのではないか・・・。他にも、屋内シーンが、天井に蛍光灯が釣り下がっているのではないかと思うほど異常に明るかったり、子供のアタマが強烈なまでにカツラっぷりを示していたり、ロケのシーンでは異常なまでに「まとめ撮り」っぽかったり、不安な要素が次から次へと。オチオチ安心して映画を見ていられない、このスリル感。どうやらワザと変なテイストにしているらしい。らしいのはいいけど、引き締めるとこはちゃんと引き締めてくれないと、ただの手抜きに見えてしまう。だもんで、リメイクとしてもパロディとしても物足りない感じは否めません。ところで、変に大仰なバカっぽいシーンになると、つい「最近のチャン・イーモウっぽいなあ、うはははは」と心の中で笑ってしまいます。意外な映画同士が意外な接点を持っているものですな。うははは。[DVD(字幕)] 6点(2005-06-04 03:42:34)(良:2票)

3063.  ゴジラ対メカゴジラ 子供の頃に観た時の印象は、「この映画のゴジラは顔も歩き方も何だかカワユイなあ」という事と、「メカゴジラの派手な飛び道具で悶絶してたくせに、唐突にゴジラが立ち直って、あっけなく終わっちゃったなあ」という事。で、この度観直してみると・・・まあ、概ね記憶どおりでしたかね。ストーリーや設定の細かいところは忘れておりましたが、いや、なかなか味わいがありますな。松島博士、専門分野は一体何なんだろうか。謎の金属の正体が「スペースチタニウム(←!?)」である事を突き止め、宇宙人に遭遇してもまったく動じず、メカゴジラの故障を容易く修理してしまう。さすがはノーベル賞を受賞したというだけのことはありますね、科学のあらゆる分野に精通している!田中耕一さんだってこのくらいのことは朝飯前なんでしょうなあ。そうそう、宇宙人に遭遇しても動じないのは、こりゃまあ道理であって、宇宙人とは言ってもどう見ても普通のオッチャンだからね。葉巻をくゆらしながら、日本語で独り言をつぶやく宇宙人。七三分けの髪型もバッチリきまってるぜ! 基地の壁には何と壁掛け時計が! いやあ、この緊張感の無さ。で、とりあえず何やかんやで古代の予言通り、キングシーサー復活! でも寝てるぞ! 宇宙人はメカゴジラに指令を出す、さあ今のうちにやっつけちゃえ! マイクでメカゴジラに指令を伝える宇宙人、実にアバウトな指令だ。一方、シーサーを目覚めさせるために何故か歌い始める女性!なかなか起きないから2番まで歌ってしまう。無事目覚めたシーサーに加え、ゴジラも登場。「キューピー人形の体勢で空を飛ぶメカゴジラ」対「ロシアのインチキ超能力者みたいな電磁石ゴジラ」の死闘の顛末はいかに! と、まあ見所の多い映画ですが(うはは)、前半のコンビナート炎上シーンなど、スペクタクルシーンは意外にも冗談抜きで見ごたえありました。というのも、特技監督が中野しょーちゃんなので・・・。[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-06-04 01:35:22)(笑:1票) (良:2票)

3064.  老人Z なんともクダラナイ話でして、何がヒドイって、主人公のオネエチャン、老人に対しての思いやりは人一倍だが、どうにも上滑りした言動の数々。で、さまざまな事件・経験を通して成長して行く、っというのが、まあ普通、「物語」と呼ばれるもんだと思うんですが、この映画、主人公にまったく成長が見られナーイ。さんざんドタバタした挙句、主人公にはカケラ程の進歩も見られず、ただ厚生省の役人がちょっと反省してオワリ、というこの恐るべき軽薄さ。あのドタバタした大騒ぎの展開は何のためだったんだよ~。と怒りたくもなるのですが、いや待て待て。ケーハクさもここまで来ると、製作者サイドだって百も承知の確信犯のハズ。高齢化社会問題を取り上げたように見せながら実は対して深入りもせず、人工知能などの一般的なSFテーマと強引に結び付け、徹底したドタバタによって爆笑と失笑の間を狙ってくる、このしたたかさ。さすがにハイテンションさにはついていけない部分もあり、ちょっと強引だなあ、とも思うのですが、こういうのも一応アリですかね。絵の動きが映画の進行とともにだんだん緻密になっていくのも、ちょっと目を引きます。[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-05-22 22:21:50)

3065.  ハーパー探偵シリーズ/新・動く標的 前作、別にキライではないけど、シリーズ化するほどのものか・・・と、何を期待して観たらよいのやらと思ってたら案の定、どうもパッとしませんなあ。しかし前年の映画で火あぶりになったポール・ニューマンを今年は水攻めにしよう、という発想はなかなかナイス。ヒーローらしくスパッと脱出しない(できない)ところが彼らしくて、さらによろしいかと。『デリカテッセン』はやはりこれのパクリなのでしょうか???[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-05-19 23:14:58)

3066.  コン・エアー そのむかし、当時の職場の仲間の家に集まって、鍋食って酒飲んでやがて夜も更けてきて、たまたまレンタルしてきてたこの映画のビデオがあったので、見ることになりまして(その時間、TVでは『リップスティック』をやってたので皆ソチラを見たがったんだが私が強硬に反対)。いいかげん酒も回ってるので、こういうイキのいい映画は見ててイチイチ盛り上がる・・・ハズが、どうも盛り上がらない。まあ、こんなもんかねえ、と。しかし、ブシェーミのイカした表情だけは、アルコールの回った頭に妙にフィットして、彼の登場シーンだけは盛り上がったなあ(もちろん最後は皆一斉にツッコミを)。シラフの時に見たら、別に騒ぐほどのもんでもないんですけどね。ところで、かつて、ダイ・ハードを観て大喜びしていた私、続編ができたら今度はきっと飛行機を舞台にするに違いない!なんぞといい加減な予想を立て、大ハズレに終わったのですが、この予想が何だか中途半端な形で実現したのがこの『コン・エアー』と言えなくもなく、うれしいやら残念やら(どっち?)。『ダイ・ハード2』と『乱気流/タービュランス』と『コン・エアー』、どれも単体ではイマイチだけど、全部足し合わせたら結構おもしろい映画になったんじゃないの~なんぞという得体の知れない想像を働かせたことも一度ならず。[ビデオ(字幕)] 6点(2005-05-06 23:43:59)(良:1票)

3067.  メンフィス・ベル(1990) 《ネタバレ》 この映画、公開当時、なぜかウチの家族が入れ替わり立ち代り見に行った映画で、最後に見に行ったのがワタシだったのですが、戦争映画なんてまず見ない母親がエラく気に入っていたので、ヤな予感はしておりました。で、いざ見ると、まあ、案の定・・・。私「こんなん、『Uボート』を空に持って行っただけやんか」 母「『Uボート』見たことないし」・・・なるほど。私「しかも、なんやヌルいハッピーエンドやったでぇ」 母「それがええんやんか」・・・なるほど! ウチの母が誉めた戦争映画、という点では、なかなか貴重な映画ともいえます。オバチャンにも受ける戦争映画、いや、結構ではないですか・・・。とはいえ私の願い、それは、母にもいつか『Uボート』を見てもらいたいなあ、ということであります(母には、『Uボート』は一種のパニック映画だと伝えてあります。パニック映画好きな家系なのです)。[映画館(字幕)] 6点(2005-05-04 00:25:02)

3068.  赤ちゃんのおでかけ 認知心理学の研究によりますと、人間が視覚によって空間を認識する能力は生まれながらのものではなく、経験によって次第に身についていくものだそうで、赤ちゃんも最初は「高さ」というものを認識しておらず、段差から落っこちたりする経験を通してその危険性を学んで行くものなのだそうです。それはこの映画にもよく表れております・・・と言っていいのか? 町に飛び出した危険知らずの赤ちゃんと、それを追いかける誘拐犯たちのドタバタ喜劇であります。赤ちゃんが無心に飛び込む危険地帯(なかでももっとも危険なのはオバチャンのバッグの中?)、追いかける大人たちもそこに足を踏み入れ、その度にひどい目にあってしまう。という、話だけ聞けば面白そうですが、実際には同じようなネタばかりが続く、少々苦しい映画でした。ただ、この映画から得られるもっとも重要な教訓は、「子供の相手をするときは、何よりもまず股間をガードせよ」ということでしょう。いや、ほんとに。[地上波(吹替)] 6点(2005-05-01 01:58:54)

3069.  ドラゴン・イン 新龍門客棧 まるで素人がとったかと思わせる、ギリギリ精一杯のカメラワーク、その無骨さは何だか、オヤジの手料理を思わせる懐かしさが。アクションはスピーディーで、いやはや、大したものです。でもカメラがぎこちないので、やっぱりどっか変だなあ・・・。キン・フーの『残酷ドラゴン~』のリメイクということで、元映画を(ほどほどに)生かし、中盤は「龍門宿」内における、ドラマ主体の展開。まあ何とか落ち着いた感じが。でもクライマックスではまた屋外に飛び出し、砂漠における謎のような死闘へと。相変わらず動きは実にシャープです。でもやってることはさらにムチャクチャでんな。キン・フー作品とはまるで異次元の世界へと突入、マンガ以外でこんな光景を目にすることができるとは、いや~長生きもするもんですなあ。「で、一体何がしたくてリメイクしたんだ?」、その謎に思いを馳せるのもまた、映画を観る楽しみのひとつ、か。とりあえず珍しいモノ観られたことに、感謝。[地上波(字幕)] 6点(2005-04-10 00:54:14)

3070.  怪獣総進撃 子供の頃に観た時の印象では、とにかくキングギドラが集団リンチにあう映画、という記憶が強く残っており、イジメを見て見ぬふりをした時のような後ろめたさがあったのですが、先日、観直してみると、いやまあ、リンチには違いないんですが、このシーンは映画の本筋とはほとんど関係ないので、そう深刻にならずに観る事ができました。ははは。不必要なまでに危機また危機の連続、サービス精神あふれるストーリーを楽しませていただきました。しかし。社会人になると見方も変わるもので、観てて、主人公の活躍ぶりに妙に感動してしまいました。月へ地球へと、無茶な指令に振り回され、休み無く飛び回る主人公、その精神的肉体的プレッシャーはいかばかりか。それでも彼は弱音を吐かず業務に邁進し、危機に陥っても慌てず騒がず、状況を見極め、重大な決断を冷静に下していく。地球にいる口だけ大将どもとは、大違いだ。ああ、社会においては、優秀な人間には自然に仕事が集中し、酷使されてしまうもの。彼はきっと公務員なのだろう、でも世の中どこも同じなんだね、ああ、切ないね・・・って何の話だよ。映画に話を戻しますと、冒頭、怪獣ランドが創設されたという旨のナレーションで、「人類は怪獣の性質や弱点を把握し、怪獣を管理してる」みたいなこと言ってましたが、じゃあ、怪獣がキラアク星人に操られて世界中で暴れ出しても、ナンボでも抑え込む手段があったのでは? 怪獣ランド云々が伏線としてあまり機能していないのが、何とも物足りなかったのでした。[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-04-09 11:43:27)

3071.  トランス/愛の晩餐 主人公の女の子がカワイコチャンなので大変よいです。でもヘンな映画です、ミョーに淡々と進行していきます。やる気あんのか。わははははは。ところで、これはまったく個人的な見解ですが、本作の元ネタは、筒井康隆の『亭主調理法』ではないか、と思っております、ハイ。あと、ラストは『少林サッカー』も少し入ってますね(←単なる丸坊主つながり)。あ~腹減ったナ。6点(2005-01-25 23:07:29)

3072.  眠狂四郎 殺法帖 あははは、↓「気さくで明るすぎる狂四郎」、そうですね。口数がやたら多いし、笑顔は冷たく無いし、化粧(?)も薄いし、髪型もわりとマトモ、円月殺法では刀の残像も出ない。エキセントリックなところが少なく、なーんや、市川雷蔵ってけっこう男前やんか、と気づかせてくれます(何を今さら。でも後のシリーズを見ると、キツいのありますからねえ)。しかし、やたら大声の独り言、やたらキザなセリフなどは、すでに健在。いやあ、楽しいなあ。ストーリーの方は、癖のある人物を何人も配置して変化をつけ、先を読ませません。だが、残念ながら、先が読めないのも道理、さっぱりまとまりがなくバラバラのまま終わっちゃった感じ。クライマックスもあまり盛り上がらず(バックには謎のような風の音が!)、変なカンフー坊主との一騎討ちも冴えないなあ。映画の軸になるのは、玉緒ちゃんとのロマンスなんでしょうが、映画のラストがコレでは、『女王陛下の狂四郎』とでも呼びたくもなり、あわや、1作のみで降板、なんてことにもなりかねない? まあ、まだハメのハズしかたを模索中の映画、ってな感じですかね。 ところで、音楽の一部が、どうもストラヴィンスキー『春の祭典』にソックリに聴こえるのですが????6点(2005-01-05 22:42:04)(良:2票)

3073.  アタック・オブ・ザ・ジャイアント・ケーキ えーとですね。ワタシは何かが巨大化して襲ってくる映画が好きなのです。巨大化さえしてくれれば何でもOK! というわけで、今回襲ってくるのは、ギリシャ伝統料理、ムサカ! まさか!(・・・・・。) 巨大ムサカの襲撃に逃げまどう人々(←たかだか数名)。真面目に逃げる気あるのかーっ。そしてムサカの通った後には累々たる死体の山。おお、これは結構エグイんじゃないの。あっはっはっはっは。一体何なんだこの映画は。普通なら軍隊が出て来てムサカと戦うところだが・・・。展開が全く予想できん。というわけで、あらゆる予想を超越し、すべての期待を裏切るワンダーランド、それが本作です。それにしても、よくもまあ、こんな映画を作る国が、この数年後にはオリンピック(しかも2度目)を開催できたものだ、と思います。6点(2004-11-24 23:44:14)

3074.  モータル・コンバット(1995) あっはっは。全然わからん。もともとゲームなの?知らんもん。どしたらいいの? ま、いいや。格闘シーンを楽しめばよい映画なんでしょう。ふむふむ。敵のキャラ、やられるシーンだけ見ると、どいつもこいつもメチャ弱いぞ。あっけなくやられすぎ。おーっと、味方もやられちゃった(相手は四本腕の五郎さんとかいうヤツ)。すると敵の首領のシャン・ツン、「貴様の魂はもらった!」。で、やおら目ん玉に魂(?)を吸い込んじゃう!それを見て「ノ~!!!」と叫ぶ主人公の一人!何だか恥ずかしいシーンだぞ。 それからこの映画、全体に格闘シーンが何だかトロいんじゃないですかね。何しろこっちは、日頃からプロレスみて目が肥えてるんだからなー。そんなんじゃあ、ストーカー市川にも勝てまい。ふっふっふ。いやいやでも、後半は格闘シーン良くなってきました(ホッ)。なかなかのもんです。でもシャン・ツンっちゅうヤツ、偉そうだった割に意外と弱かったなあ(がっくり)。最後にやっぱり、登場人物たちに訊きたーい。「アンタ達、一体、何者なんだよ~」 背景がわからんと、つらい。6点(2004-11-24 00:48:17)

3075.  初体験/リッジモント・ハイ 私もまた、あのプールサイドのシーンについて言及せざるを得ない。それ程素晴らしいシーンなのだ。夢想の中で、フィービー・ケイツがボインを出しながらジャッジ・ラインホールドの唇を奪う・・・「あぶない!精気を吸い取られる!」と思ったアナタ、それはスペースバンパイアの見過ぎです。このシーンのポイントは、「覗いていた者が実は覗かれている」という、日常の恐怖を描いているところにあります。ジャッジ・ラインホールドは窓からプールサイドのフィービーちゃんを覗いた後、白昼夢に浸りながら、あの、その、何ですな、コホン、えーと、いわゆる「男性の日常業務(?)」に取り組むのだが、結局は逆にフィービーちゃんに覗かれるという展開(しかし彼は全然焦っていない。大物だ)。フム。安部公房の『箱男』(特に少年Dにまつわる挿話)の影響が濃厚と言えよう。この「覗く者」と「覗かれる者」との立場の入れ替わりによって、価値観は根底から覆され、我々が不安のどん底にたたき落とされるこの瞬間、これはまさにカフカ的迷宮世界への入り口なのである・・・何のこっちゃ。もう。まーそんなデタラメはさておき、この映画、完璧なまでにどうでもいいような内容で、実にすがすがしいですな。軽薄さを揺るぎなく貫き切ってます。フォレスト・ウィテカーも、まさに力演(?)6点(2004-11-12 00:27:55)(笑:2票) (良:1票)

3076.  フレディVSジェイソン ビッグネーム同士の夢の対決。↓すでに皆さんが色んな対決になぞらえてるので、書く事無くなっちゃったよん。えーと。やはりこの、ノーレフェリーのグダグダな死闘、でも観ててつい止められなくなるあたりは、「アントニオ猪木対マサ斎藤の巌流島決戦」ってとこではないですかね(2人とも不死身である点まで同じだ)。今回の勝負は、ホーム&アウェー方式の2番勝負、ってな趣向で、「夢の中」と「クリスタル・レイク」でそれぞれ戦う訳ですが、まーこの二人、ホームでは強いが、アウェイではからきしダメ。ウチ弁慶とはこの事か。それでも実は見ごたえあったりするから、さすがです。脚本は、なるほど確かに練られてます。でも練り過ぎてトロトロになっちゃった。細かい描写はジャンジャンすッ飛ばして話が進んでいくんですが、性急過ぎてゴチャゴチャした感じ、どうもまとまりません(リズム感が欠除してます)。でもフレさんとジェイさんをうまくチャンポンに登場させ、なかなかうまくバランスが保たれてはいます。バトルだって悪くないですよ、コレ。互いに相手の持ち味を引き出し、相手の技を受けきり、最後には自分が勝つ・・・これはもう「名勝負数え歌」に入れてよいでしょう(←それ何?)。そうそう!脚本にも素晴らしい点が。それはあの、最後折り畳まれてしまうチョー無神経男の存在。こんな無神経、見た事ないよ。実にスバラシイ。こういう出来過ぎた無神経からやっつけていただくと、映画観てても心が痛みません。はっはっは。一種のパロディでありまた一種の免罪符ですな。では最後に問題。『フレディVSジェイソン』『エイリアンVS.プレデター』、この中で実在しないプロレスラーはどれ?(笑)6点(2004-11-03 10:55:09)

3077.  デモンズ’95 主演は何とルパート・エヴェレット! ルパ様、アンタこんなところで何やってるの!? え~と、例によって例のごとく『デモンズ』とは直接は関係ない映画ですが、それでも間接的には、デモンズと無関係とは言えないでしょう(超拡大解釈)。『デモンズ』は兎にも角にも、驚嘆すべき見事な作品でした。悪魔のイメージを重ねられたゾンビが映画館を所狭しと跳梁する、独特のスピード感。しかもその背景には、都市生活における人間存在の不安という、哲学的命題が描きこまれている・・・(と僕は思っている)。それにしてもゾンビというモンスターも罪な存在だ。死者が生者を侵食し増殖していくという無目的かつ無制限の、不気味極まるその存在。ホラー映画の題材としては魅力が尽きない。しかし『デモンズ』ほどの作品の後、どんなゾンビものを撮ればいい? といって、ゾンビの魅力に抗えない以上、ゾンビものは撮り続けられる。本作では最早、死者が蘇る理由なんてもうどうでもよい、ソアヴィ監督も、死者が蘇る「事実」をアプリオリに受け入れ、ルパ様も慌てず騒がず、「面倒臭そうに」ゾンビを退治し続ける。最早、そこから映画を始めるしかないのだ。そして生者と死者が戯れ続けた挙句、とうとう、生者側において存在感のなくなったルパ様は死者側へと足を踏み入れる。だからと言って何が起こるわけでもない(せいぜい、退治すべき対象が「死者」から「生者」へと代わった程度(!)に過ぎない)。うん、確かにこの点では本作にインパクトがやや欠けている事は否めない。だがしかし。「デモンズ映画(←邦題)」もまたこうして、ゾンビのごとく無目的に増殖していくのだ。6点(2004-10-24 01:32:14)

3078.  四谷怪談(1959) 《ネタバレ》 え~四谷怪談って、こんな話だっけか~?という映画。何しろ、登場するのは「善いイエモン」(とは言えやっぱり結構ワルいけど)。こういうイエモン役だから長谷川一夫なのか、それとも長谷川一夫を呼んでしまったから仕方なくこういうイエモンになってしまったのか? まあとりあえずは四谷怪談らしくお話は進みます。それにしても、お岩さんには映画の最初からすでに生気がありません、すでに生前からユーレイみたい。出世欲の無い伊右衛門をなじる父との会話、父「岩も肩身が狭かろう」、お岩「いえ私は」、父「お前は黙っておれ」。う~む自分で話を振ったくせに、だいぶ理不尽だ。お岩さんの幸薄さをすでに感じさせます。でまあ、いい感じに不幸への階段を滑り落ちていって、ついに恒例の変身(?)シーンへ。ここがもっとも切なくもコワい見せ場、と思いきや、わりとアッサリ目の描写(でもちょっとコワいよ~ん)。問題は、伊右衛門は陰謀に加担しておらず、むしろ騙される側、被害者であるという点。だもんで、クライマックスは、陰謀を知った伊右衛門が悪党どもを叩き斬っていくという展開へ。うひょ~これじゃあ、恐怖映画じゃなくてチャンバラ映画だよ。というわけで、なかなか意外な展開が楽しめるのですが、その分、焦点がボケてしまっていささか即物的、深みへと掘り下げることには必ずしも成功していない気が。可もあれば不可もあり、ってとこでしょうか。6点(2004-10-24 00:52:12)

3079.  ゴースト/血のシャワー 世間では普通、『ゴースト』と言えばパトリック・スウェイジとデミ・ムーアがいちゃいちゃする映画の事を指すようですね。しかし私は毅然としてこう言う。「『ゴースト』だけでは、『ニューヨークの幻』の事なのか、『血のシャワー』の事なのか、わからないではないか!」。いやいや普通はわかるっての。昔、水曜スペシャルだか木曜スペシャルだかで、よく恐怖映画特集やってて、この映画なんかも紹介されておりました。子供心にめちゃくちゃ怖かったですね。でもそれはショッキングシーンばかりまとめて見せてくれるからで、後に全編観てみたら。はっはっは。こんなもんでしたか。いや。一応怖いです。ぶるぶる。ジョージ・ケネディの顔が一番怖い(←生まれつきだっての)。1つのエピソードに過ぎない「血のシャワー」シーンをサブタイトルに持ってくる厚かましさがスバラシイです。これにならえば他の映画も『エクソシスト/首の回る少女』とか『オーメン/避雷針串刺し』とか、色々サブタイトル付けられそうですな。まあ確かに、この映画観たらしばらくはシャワー浴びてる最中、「今、目を開けたらもしや!」なんて想像して怖かったですね。ずいぶん昔の話ですけどね。へへへ。全体的に見ると、シマリの無い映画、という気はしますね。6点(2004-10-17 11:16:39)(笑:3票)

3080.  ガンダーラ 「ガンダーラ」と聞いて普通思い浮かぶのはゴダイゴですが、もちろん関係ありません。残念。楽園ガンダーラの人々と、機械人間(?)メタルマンの闘争を描くアニメ。と言えば何だか面白そうですが、よくもここまで娯楽色の無いアニメを作ったもんです(この題材で映画を作りゃ、よほど気をつけて作らないと多かれ少なかれオモシロイ映画になってしまいそうなもんですが)。という訳で、このアニメは、「詩情」や「幻想性」に味わいがあるのでしょうが・・・何かヘンですよ、やっぱり。唐突に出てくる恐竜(?)もヘンテコだし(何のために出てきたの?)、畸形人たちの造形も何となくフツーの発想(あ、あの腹芸みたいなオジサンは、何となく好きだなあ)。敵の首領に促されて1000年の眠りにつく主人公。意味はワカランながらも、何だか壮大な話でいいゾ、などと思わんでもないのだが、いかんせん、その壮大さを映像が支えておらず、やっぱりピンと来ない。淡々とした語り口が、ここでは裏目に出てるように思えます。最後にひとこと。「なんでこんなパッとしないヤツが主人公やねん!」←これは誉め言葉です。念のため。6点(2004-10-17 00:38:26)

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