みんなのシネマレビュー |
| スポンサーリンク
スポンサーリンク
302. アバター:ウェイ・オブ・ウォーター 《ネタバレ》 映像は本当にすごかったです。 映画産業の今後を考えるとこれだけの制作費をかけた大作は今後なかなかお目に描かれなくなるのではと思い、 キャメロンというとんがったクリエイターに感謝しその贅沢さを堪能した次第です。 ただストーリーの流れは踏襲だったと思うし映像的に前作より進化していても前作ほどの衝撃はありませんでした。 前作は「未知の衛星パンドラへの旅」という感じですごく楽しかったんですけど、 本作は「あぁ、パンドラって地球のことなんだな」という感じがしてしまって。 環境保護のメッセージはいいのですが、描き方が素直すぎる印象を受けました。 ラストはじ〜んときました。[映画館(吹替)] 7点(2023-01-23 10:20:06)(良:1票) 《改行有》 303. キングダム2 遥かなる大地へ 《ネタバレ》 前作の方が良かったとは思うが、本作も引き続きよく出来ていたと思います。 邦画でもこれだけの映像作れるんだぞって、しっかり示してくれている。 お話としては羌カイがいちばんの肝だったかな。彼女の過去と、共に戦うことでの心境の変化が良かった。[ブルーレイ(邦画)] 7点(2023-01-23 10:07:29)《改行有》 304. ジュラシック・ワールド/新たなる支配者 《ネタバレ》 一言で言えば、同窓会大団円映画でしたね。もう30年くらい経つのに、 あの御三方はそれほど老け込んでいるようにも見えないのがすごいです。 そんな彼らを見ることができたのは嬉しかったですが、なんにせよ同窓会が目的のようになっていて 肝心なストーリーは全然面白くなかったですね。 ジュラシックワールドシリーズは個人的には恐竜映画というよりモンスター映画のような感覚なので、 太古の恐竜がマルタ島を走り回ってるなんて面白いでしょ?と言われても、う〜んという感じ。 唯一良かったかなと思うのは、シリーズで初めて毛の生えた恐竜が登場してきたところかな。 恐竜がどんな姿をしていたかについての研究はどんどんと変貌してきてるようだし、 そういうのを反映させてるとも言える。特に大きな始祖鳥みたいなヤツは怖さもありました。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2023-01-11 23:39:54)《改行有》 305. ザ・ロストシティ 《ネタバレ》 A級スターを集めて作られた思いっきりB級な作品。ブラピの扱い以外は実にユルい内容の仕上がりだった。 チャニング・テイタムがお尻丸出しでヒルを取ってもらうシーンがピークだった。[DVD(字幕)] 5点(2023-01-11 23:25:21)《改行有》 306. ブレット・トレイン 《ネタバレ》 伊坂幸太郎の原作は以前に読んでいたので、この独特な世界観の映画でもすんなり飲み込んで鑑賞ができました。 もし読んでなかったらこの弾丸っぷりに少々ついていけてなかったかも。 名称とか機関車トーマスなんかは原作と同じだと思いますが、王子に関しては女の子にキャラが変更されてましたね。 初っ端からヘンテコ日本満載で、それが見ていて面白く終始ニヤニヤしながら観ちゃいました。 新幹線という狭い空間の中でのファイトシーンはそれこそジャッキー映画的でもあり、 極彩色な極小空間の中でたまに日本語喋りながらジャッキー的なアクションを見せる ブラピが見られるなんて、良い時代になりましたね。 さまざまな名曲が使われていて、そのトリッキーさにも惹かれます。 2人ほどカメオ出演してる驚きもあり、特にチャニング・テイタムがツボでした。[映画館(字幕)] 6点(2022-09-05 19:35:42)(良:1票) 《改行有》 307. ちょっと今から仕事やめてくる 《ネタバレ》 悪くはなかったかなと。 私からすると、そんな会社さっさと辞めりゃええやんて思っちゃう口なんですけど、 世の中にはそう簡単にいかない人もいるのかな。 そういう人たちに、人生いくらでも道はあるんやでって伝える意味でもいい映画かなと思います。 バヌアツの景色が本当に綺麗でしたね。[インターネット(邦画)] 6点(2022-08-13 17:02:05)《改行有》 308. ドライブ・マイ・カー 《ネタバレ》 村上春樹の小説が結構好きでよく読むんですけど、 彼の小説って映画には向かないよなぁと常々感じておりました。 内省的な語り口やそのストーリーなど、映像で伝えるの難しいよなぁなんて。 でも本作を見たら、村上春樹の作風をそのまま忠実に描いているように思いました。 あぁこういうのもアリなんだな、映画の新しい形を垣間見せてくれたような感覚です。 ドライブ映画よろしく、常に優しい風が耳元を通り抜けていくような作品でした。[DVD(邦画)] 8点(2022-08-13 16:18:33)《改行有》 309. 白夫人の妖恋 《ネタバレ》 1956年に、中国を舞台にした特撮邦画があったのだなぁと興味深く拝見しました。 ストーリーそのものはそこまで面白かったわけではないのですが、白蛇さんの一途過ぎる想いが印象的でした。 日本初のブルーバック合成が行われたらしく、当時の観客たちはどんなふうに見ていたのだろうっと思いを馳せました。 今はなきロストテクノロジーとも言える模型を使った豪雨シーンなども見どころ。[インターネット(邦画)] 5点(2022-08-13 16:07:58)《改行有》 310. ファンシー 《ネタバレ》 妙な三角関係。妙な登場人物たち。 海外の何かしらのマフィア映画みたいなのを参考にしてるのかなという気もしますが、 私には最後まで掴みどころのない作品でありました。 唯一印象に残ったのは、若い女優さんの脱ぎっぷりかな。[インターネット(邦画)] 5点(2022-06-30 16:48:43)《改行有》 311. クライ・マッチョ 《ネタバレ》 老人と、少年と、鶏。この三者による道中が見ていて実に愉快。 緩く暖かなロードムービーといったところでしょうか。 イーストウッド監督作品はどれもレベルが高い中、本作は今までの作品群と比べると 少々劣るのかなぁという印象も持ちますが、でもやはり安定のイーストウッド。 鑑賞して、人生を達観した様な感覚を得られるのが彼の作品の特色だなと思います。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2022-06-29 16:17:47)《改行有》 312. スクリーム(2022) 《ネタバレ》 メタ的な構成になっていて、最初の作品を見ていれば俄然楽しめるとは思うのですが、 この作品から始めたとしてもちゃんと楽しめる内容にはなってると思います。 常に刃物を振りかざし襲ってくる定型的なものですが、ばっと出て驚かせたり、 刺し方にバリエーションが出ていたりとツボをきちんと押さえた作り。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2022-06-28 16:48:07)《改行有》 313. ほんとうのピノッキオ 《ネタバレ》 最初木彫りからピノッキオが作られる過程は、リアルな男の子という感じでちょっと不気味だったんですが、 しばらく見てると怖さは無くなりどんどん可愛らしく見えてきます。 コオロギさんもマグロさんもカタツムリさんも、独特な人面動物という感じで不思議な世界観醸し出してますが、 キツネと猫のコンビはほぼぼ汚いだけのおっさんでしたね。 ピノキオというと嘘がつけば那覇が伸びるというので有名ですが、本作ではそのシーンは少しだけで それほど深い意味合いはなかったです。本作は原作に忠実とのことで、こういうストーリーなんだなと興味深かった。 子供たちに見せるにはとても教育的なお話だったんだなと。[DVD(字幕)] 7点(2022-06-24 15:34:51)《改行有》 314. マトリックス レザレクションズ 《ネタバレ》 好きな方には本当に申し訳ないのですが、これは紛れもなく駄作だと思いました。もうただただつまらない。 そしてマトリックス3部作がいかに素晴らしかったか、なぜ素晴らしかったのかを思い起こさせる作品でもありました。 序盤の、ワーナーブラザーズが続編作れと言ってるだの、ネオのあのシーン流行ったよなとか言って反り返るだのシーンで唖然。 こんな展開、ファンは求めてたのかと。そしてあれだけスタイリッシュにカンフーを見せてくれていたネオが本作では「空気を押すだけの人」に成り下がってるわけです。 過去作のオマージュシーンも出てきますが、「その距離から大量のマシンガン撃れまくってその動きの遅さでなんで弾当たらんの」っていちいち思っちゃう。 本作のアクションは全体としてそんな感じなんです。ハラハラしない。そしてマトリックス3部作は1ショット1ショットすごく印象に残ってるんですが 本作のアクションは全然印象に残らない。これはなぜなんだろうと調べてみましたが、3部作は全てのシーンをあらかじめしっかり考えて プリビズも作ってかっちり練られて作られてるんですね。でも本作はそういうのをせずにその現場で思いつきでどんどん撮っていくという手法を用いてる様です。 そういう自由なスタイルが向いている作品もあるとは思うのですが、このシリーズでは逆ではないかと。いたって凡庸に見えるのはそれが理由だと思いました。 設定やスタイルなど、過去作をくさすような態度で、本当は続編作りたくなくてわざとこうでもしたのかと思っちゃうぐらい。 実際は、両親の他界や性転換後の影響などでラナ・ウォシャウスキーは心が揺らいでいて、それで本作を思いついたそうな。 でも妹のリリーは魅力的でないとの理由で参加しなかった。私は妹の意見に賛同ですね。 要は2億ドル使って、自分のセラピー映画を作ったということでしょう。目的が個人的すぎるからこんなことになってる。 もちろん、制作者にとっては作品は自分のものという思いが強いでしょう。でも一度作品を世の中に出したら、それは「みんなのもの」になる。 その辺をもう少し考えて欲しかったなと思います。終盤の高層ビルからのジャンプシーンはCGでなく実際にやってるみたいです。キアヌとキャリーの勇気に免じて4点献上。[ブルーレイ(字幕)] 4点(2022-06-09 15:22:24)(良:1票) 《改行有》 315. 花嫁のパパ(1991) 《ネタバレ》 この時代の雰囲気がよく出ている作品でしたね。 笑えるというより、微笑ましいという感じ。 こういう、微笑ましいコメディというのは最近はあんまり観ないなぁなんて思いまながら鑑賞しました。 やたらと大きいお家に大げさな式でしたが、父親の気持ちがなんとなく理解出来る、追体験ができる作品でした。[CS・衛星(字幕)] 6点(2022-06-07 17:01:38)《改行有》 316. ラストナイト・イン・ソーホー 《ネタバレ》 さすがは「ベイビー・ドライバー」の監督さんだけあって、音楽と映像の噛み合わせが抜群にいいですね。 主人公のエイローズとサンディの目眩くシンクロ映像がどれも見事で素晴らしく、 どういうふうに撮影してるのかなと考えずにはいられない。 謎の老人が悪者でないことは簡単に察したけれど、少し斜め上のオチは予想外で良かったです。 あの黒人の彼はちょっと可哀想だったけどね。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2022-06-07 15:00:45)《改行有》 317. バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ 《ネタバレ》 思っていたより悪くはなかったなというのが正直な感想です。 バイオハザードの映画といえばミラジョボ版のやつが有名ですけど、本作はゲームの世界観により忠実で、 製作者がバイオのファンなんだろうなというのはちゃんと伝わってきます。 おそらくは低予算でCGもそれほどの出来栄えではないのですが、バイオハザードシリーズというものが 元々はハリウッドのB級ホラー映画をモチーフにして作られてる点があるのでそういう意味でも忠実です。 不満点といえば、本作は多分バイオ1.2あたりをメインにしてると思うのですが その世界観をなぞっているだけで一本の映画としてもっと魅力あるストーリーにできなかったのかなと。 特に主人公のクレアの掘り下げがもっと必要ではないかなと個人的には感じます。 逆にいえば難しさがなく、お化け屋敷ゾンビ映画に徹してるので何も考えずに観る事ができます。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2022-06-07 11:55:13)《改行有》 318. 星の王子ニューヨークへ行く2 《ネタバレ》 完全に同窓会映画でしたね。 全体的にクオリティが低いように感じられて、申し訳ないのだけど辛口点数にならざるを得ない。 ただ驚いたのは、33年ぶりだというのに主要メンバーは揃っていて、 しかもみんなそこまで老け込んでるようには見えないという点です。 要所要所で前作の映像が出てきて、あ、こうやってみれば確かにエディも歳を取ったのかなぁと思うのだけど、 にしても若々しい。アーセニオ・ホールも久々に見たけど、そんなに変わってなくて懐かしさを感じました。[DVD(字幕)] 5点(2022-06-05 18:11:18)《改行有》 319. ハウス・オブ・グッチ 《ネタバレ》 グッチ一族がこういう歴史になってたんだと本作で初めて知りました。 とても興味深かったです。富と名声はその人の本質を抉り出していきますね。 レディーガガが意外とよかったなというのが正直なところですが、 特に驚いたのはパウロ役を演じてたのがモービウスのジャレッド・レトだということです。 観終わってから知って、え〜!って感じでした。彼自身の演技も素晴らしいし、 現代の特殊メイクってほんとすごいなと感心。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2022-06-03 17:58:38)《改行有》 320. ゴンドラ 《ネタバレ》 もう序盤から独特な異彩を放っていた作品でしたね。 この少女は無口でほとんど無表情なんですが、それ故に少女の内面を風変わりの映像効果やアングルで描き出してくる。 わざわざ鉢の中から見上げるようなアングルであったり、走る電車の外側から少女の表情を映し出すとか、 いちいち凝ってるんですよね。撮るの大変だったろうなと推測できるんだけど、そういう独特なシーンの積み重ねが 本作の魅力になってる。そんで後半からは少女もいい感じに変化してくる。 内容的描写的に現代では色々言われちゃいそうな作品ですが、そう言う面も含めて興味深かった。[インターネット(邦画)] 6点(2022-05-31 12:51:54)《改行有》
|