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301.  ダウンタウンヒーローズ 意外に面白かった。山田洋次監督だからではなく、早坂暁原作だからでしょう。自身の高校時代を重ね合わせ、状況的はまったく違うにしても、心情的には共感できる部分が多々。青かったなあとかせつなかったなあとか、懐かしい気分に浸れました。 キリッとした柳葉敏郎がいい感じ。エロ儚い石田えりと、故郷まで送り届ける尾美としのりも魅力的。一方、薬師丸ひろ子のポジションは誰がやっても確実にモテるので、まあこんなもんかなという感じ。他の女性からは嫌われるでしょうねぇ。それと、最後のすまけいによる「大切なのはfreedomではなくlibertyである」というスピーチがけっこうグッときます。全体としてややダラダラした作品ではありましたが。[CS・衛星(邦画)] 7点(2022-09-30 02:21:31)《改行有》

302.  レッド・エージェント 愛の亡命 《ネタバレ》 たしかにこれ、邦題で思いっきり損しています。「スパイ大作戦」のバッタもん的な扱いだったのか、ものすごく安っぽい。しかし中身はけっこうしっかりした夫婦愛の物語。なぜ奥さんと姪がそっくりなのか、なぜ姪が会ったこともない叔母さんの肖像を描こうと思ったのか、元上司の娘は姪に接近して何をしたかったのか等々、よくわからない部分もありましたが、邦題を忘れて十分に堪能させてもらいました。2役のレベッカ・ファーガソンが2役とも魅力的。「スパイ大作戦」よりずっと輝いて見えました。女性は化粧や髪型でこうも変わるんですねぇ。ソ連・ロシアは恐ろしいが、これもこれで恐ろしい気がします。[インターネット(字幕)] 7点(2022-09-25 01:35:26)(良:1票)

303.  ジュディ 虹の彼方に 基本的に、ジュディ・ガーランドという歌手をある程度知っている人向けの作品でしょう。「オズの魔法使」も「スタア誕生」も知らない当方としては、「こういう人もいたんだね」という感じ。とはいえつまらないわけではなく、とにかくレネー・ゼルウィガーの演技がすばらしい。私生活でいろいろ打ちのめされて、精神も肉体もボロボロで、いかにも死期が迫っている様子がひしひしと伝わってきます。自分自身を商品にする芸能人というのは、やっぱり大変な職業だなと思います。その大変さを理解してくれる人が周囲にわずかながらでもいることが、救いといえば救いでしょうか。 ただ子役時代が断片しか描かれないので、予備知識がない者としては少々物足りない感じ。[インターネット(字幕)] 7点(2022-09-19 01:44:37)(良:1票) 《改行有》

304.  ラスベガスをやっつけろ 豪快にラリって気分がいいのか悪いのかよくわからないジョニー・デップとベニチオ・デル・トロを見たければどうぞという感じ。それ以外の価値をどこに見出せばいいのか、最初から最後までよくわかりませんでした。と言いつつ最後まで興味津々で見続けてしまいましたが。[インターネット(字幕)] 7点(2022-08-11 23:12:21)

305.  コーヒー&シガレッツ 《ネタバレ》 特に何が起きるわけではないけれど、微妙な人間関係とか、言葉の綾とか、本音と建前の緊張感みたいなものを楽しめれば十分かなと。喫茶店で他者の会話を盗み聞きするような感覚でしょうか。 個人的に好きなのはケイト・ブランシェットのパート。こういう会話は本当にありそう。お互いにズレや格差のようなものを感じつつ、体面を保とうとしているところが面白い。おそらくこれは1人2役でしかあり得なかったでしょう。相手役は誰が演じてもイヤなヤツにしかならないので。 もう1つ、スティーブ・クーガンのパートもいい。いつの間にか立場が逆転し、ものすごく気まずい空気のまま終わるあたりがリアル。人間関係はこうやって壊れていくんだなということがよくわかります。 ただし、肝心のコーヒー(紅茶)はどのパートも不味そう。アメリカンな薄くて苦いだけのテイストを想起しました。モノクロの映像と、ちょっと古びた舞台設定と、いずれも素直には笑えない会話と、今ではあまり見かけない紫煙がそうさせているのかもしれません。[インターネット(字幕)] 7点(2022-08-04 01:28:11)《改行有》

306.  レインマン 《ネタバレ》 超久しぶりに再見。テーマ曲と2人が並んで歩くシーンぐらいしか覚えていなかったのですが、今回もやがて同じことになりそう。いかにも危なっかしい2人によるロードムービーなわけですが、とりたてて大きな危機や暗転や奇跡は起こりません。印象が薄いのはそのせいかなと。 しかしつまらないということもなく、微かな緊張感を滲ませつつ、なんとなく心を通い合わせていく感じが心地いいといえば心地いいですかね。けっして大感動の結末ではなく、一抹の寂しさとともに当たり前の結論に達するあたりも好感が持てます。 ダスティン・ホフマンはもちろんですが、一流パイロットでも一流スパイでもない市井のトム・クルーズもなかなか魅力的でした。しかしアカデミー賞の各部門でいろいろ受賞だの候補だのになっておきながら、彼の名前だけ出てこないのはなぜでしょうか?[CS・衛星(字幕)] 7点(2022-07-28 02:08:12)《改行有》

307.  アザー・ガイズ 俺たち踊るハイパー刑事! セリフがいちいち小ネタになっていて、けっこう笑えました。まさか本物のジーターが出てくるとは思わなかったし、その後の「A・ロッドを撃て」なんていう一言も秀逸。ストーリーは別にどうでもいいけど、とにかく中身ぎっしりで派手に楽しませようという意図は十分に伝わってきました。 ただ残念なのは「俺たち~」とかいう邦題。バカバカしい作品であることは間違いありませんが、ものすごく幼稚で安っぽい印象になります。バカバカしい作品を見たい人はいても、安っぽい作品を見たい人はいません。豪華キャストの割にコメントが少ないのは、このあたりに原因があるんじゃないでしょうか。[CS・衛星(字幕)] 7点(2022-07-24 23:12:45)《改行有》

308.  ガン・ホー 《ネタバレ》 どれほどデタラメな日本が描かれているのかと期待したのですが、案外真っ当でした。とりわけ冒頭の道場のシーン。バブル全盛の当時、たしかに中間管理職を対象にした「地獄の特訓」みたいな研修合宿がけっこう流行っていたと聞いています。ただし体罰より、相互批判とか自己否定とか、精神的に追い詰めるプログラムが主だったとか。こんな研修が仕事に役立ったのかどうかは知りませんが。 それから米映画に出てくる日本人というと、たいてい私服が和服だったり、洋室に畳や障子や日本刀があったり、下手すると照明がちょうちんだったりします。そういうシーンを見るたびに、笑いつつも承認欲求をひどく傷つけられるものですが、この作品はそれが少なかったように思います。それなりに取材とか調査とかしたのかなと。ただし川に浸かるシーンは謎。露天風呂か何かを見て勘違いしたのでしょうか。 ストーリーはまあこんなものという感じですが、ある意味で衝撃的だったのはラスト、全員が唯々諾々と体操をしているシーン。大不況だったアメリカとしては、「ジャパン・アズ・ナンバーワン」に従うしかないというのが当時の空気だったのかもしれません。そんな時代もあったねと。 この十数年後、よく似た名前の自動車メーカーが倒産寸前に陥り、フランスから社長を招くことになろうとは誰が想像し得たでしょう。国家の盛衰やそれにともなう企業の興亡は、それ自体がドラマになりますね。[CS・衛星(字幕)] 7点(2022-07-17 04:36:54)《改行有》

309.  シルミド/SILMIDO 《ネタバレ》 要するに壮大なハシゴ外しということで。かの国は〝素材〟が豊富ですね。 映画と事実との間にはいろいろ違いもあるようですが、映画として見た場合、ミッションの消滅は仕方がないとしても、だからといって全員を抹殺しようという発想がよくわからない。たった31人ぐらい、バラバラにしてどこかの部隊に編入させれば済むような気もします。このあたりの説明がやや足りなかったかなと。また終盤になって教官と〝心の交流〟が生まれるのも唐突感があって不自然。最終盤の〝バス旅〟に至っては、浪花節すぎて逆に冷めます。 さて、わずかながら明らかになった事実によれば、抹殺云々ではなく待遇改善を求めた反乱だったとのこと。それらの経緯をすべて闇に葬ろうとした政権の判断のほうが、抹殺よりも恐ろしい気がします。もう真相究明は難しいかもしれませんが、もし新たな事実がわかれば、また新たな映画にもなりそう。ぜひそちらにも期待したいところです。[インターネット(字幕)] 7点(2022-06-29 22:51:34)《改行有》

310.  とらわれて夏 ケイト・ウインスレットはすっかり「苦労を背負い込んだおばさん」の役が板についたようで。それでも「少々くたびれたエロ」を振りまくあたりはさすがな感じがします。 適度なハラハラもありつつ、単なるサスペンスではなく3人の微妙な関係性も盛り込まれていて、けっこう楽しめました。いかにも片田舎の小さな出来事という雰囲気がいい。それにあのパイ、デカいばかりで工程も見た目もけっして美味そうではないところが、いかにもアメリカらしいですね。[CS・衛星(吹替)] 7点(2022-06-28 19:43:14)《改行有》

311.  オールウェイズ 《ネタバレ》 今さらながら初見。まず山火事専門の飛行機部隊があり、その養成学校まであることに驚き。実在するかどうかは知りませんが、あるとすれば民間企業なのか、それとも消防署の1部門なのか。まずはそんなことが気になりました。たしかに天災にせよ人災にせよ、かの国は山火事も多そうですからねぇ。 それはともかく、なんともファンタジーなお話ながら堪能させてもらいました。「自分のためではなく、人のために尽くせ」というヘップバーンの説教はなかなかグッと来るものがあります。人を見送って残された者の願望が込められているような気もします。 しかし個人的に、四六時中べったり横にいるというのはちょっとご遠慮願いたい。〝人〟に見られたくない時間・場所というものもありますから…。[CS・衛星(字幕)] 7点(2022-06-21 01:16:46)《改行有》

312.  マンマ・ミーア! 要するにABBAの数々の名曲をつなぎ合わせた、やたら贅沢なプロモーションビデオということで。これだけハッピーを強く押し出されると多少は嫌味に感じそうなものですが、そうはなりません。こちらも自然にハッピーな気分になれます。聞き慣れた曲と現実離れしたストーリーのなせる業でしょうか。しかし007が歌い出すと急に現実に引き戻されてヒヤッとします。無理してる感じが伝わってくるので。 エンドロールとともに流れる「Dancing Queen」「Waterloo」「Thank you for the music」の3連発もなかなか聴き応えがあります。 しかし、メリル・ストリープが「悪魔」を演じたのはこの2年前なんですよねぇ。芸域が広いようで。[CS・衛星(字幕)] 7点(2022-06-10 22:56:12)《改行有》

313.  NY検事局 派手なのは序盤だけで、あとはずっと静かに進行します。中盤で多少の含みを持たせつつあっさり裁判が終わり、さあこれからどうするんだろうと思っていたら、なるほどそういう展開かと。たしかに地味だし、汚職警官云々の話にもカタルシスはありませんが、それなりに面白いんじゃないでしょうか。今風に言えばプライオリティの問題というか、きれいごとだけでは済まないというか、清濁併せ呑む覚悟が必要というか。これはどんな仕事にも当てはまることでしょう。 最後のアンディ・ガルシアの講義も、なかなかカッコよかった。〝仕留めろ〟だそうですよ。[CS・衛星(字幕)] 7点(2022-06-08 23:34:20)《改行有》

314.  ドリーム 爽やかなサクセスストーリーには好感が持てます。ある意味わかりやすい差別を描いているので、けっして陰湿にならないところがいい。がんばった者、能力のある者が報われるという、これぞアメリカン・ドリームの原点でしょう。 ただし、疑問に思ったことが2つ。1つ目。いつの間にか軍人とヒロインがいい関係になっていましたが、軍人はヒロインのどこに惹かれたんでしょうか? けっして美人ではないし若くもないし、子どももいるし、それなのに何かのパーティでスルスルと言い寄ってきた感じ。ドリームにもほどがあるんじゃないかと。 2つ目。ヒロインの数学の能力が高いことはわかりますが、それは何か困難な課題に直面したとき、解決に導く数式を「立てる」能力だと思っていました。ところが終盤、IBMの代わりとして求められたのは数式を「解く」能力。今風に言うならば、「問題発見能力」ではなく「問題解決能力」が長けていたということらしい。しかし本当に必要な能力が前者であることは言うまでもありません。後者はIBMのほうが圧倒的に強いに決まっています。答えが合わないとすれば、それは人間の入力が間違っているからでしょう。 なんてことを考えると、このヒロインの能力、あんまり大したことないんじゃないのと。計算力がいくら強くても、やがてIBMどころかカシオの500円の電卓にも淘汰されるんじゃないのと。あまりにも爽やかな物語なので、ちょっとケチをつけてみました。[CS・衛星(字幕)] 7点(2022-05-23 23:09:18)《改行有》

315.  エリザベスタウン オーランド・ブルームぐらいのイケメンになると、CAさんのほうから声をかけられるのね。これが「ティファニーで朝食を」の「ユニオシ」みたいな典型的日本人だと、完全に無視されるんでしょう。 それはともかく、ある種の夢物語のような、ほのぼの映画でした。たしかにこういう葬式もいいなと。いくら悲しんでも帰ってこないんだから、いっそ盛大に送り出してやろうみたいな。それにキルスティン・ダンスト演じるヒロインは、多くの男が思い描く理想像でしょう。なんだかよくわからないけど近づいてきて、手取り足取り世話を焼いてくれて、いろいろ慰めてくれて、それでいてベタベタしない。あまりに絵に描いたような理想像なので、夢オチなんじゃないかと疑ったほどです。 まあ典型的日本人には縁のないお話ですが。[CS・衛星(吹替)] 7点(2022-05-12 02:04:58)《改行有》

316.  ホット・ロック 《ネタバレ》 ほのぼのサスペンスという感じ。宝石奪取、脱獄、宝石探し、貸金庫突破と、展開が大げさな上にコロコロ変わって楽しめました。結局誰も傷つかずに丸く収まったし。ただもっともドキッとしたのは、建設中のWTCビルが映し出されたシーン。これはなかなか貴重は映像ではないかと。まさかこの約30年後、これがガラガラと崩れることになろうとは誰も想像し得なかったでしょう。[CS・衛星(字幕)] 7点(2022-04-13 03:10:56)

317.  エベレスト 3D 《ネタバレ》 妙に豪華キャスト。しかし終盤に行くにしたがってフードとマスクとゴーグルで顔が覆われるので、せめて有名や役者を使わないと顔と名前が一致しなくなる、という配慮でしょうか。 それはともかく、なかなかの迫力でした。ほとんどCGでしょうが、それをまったく感じさせません。過酷さや絶望感がひしひしと伝わってきます。2D鑑賞でしたが、機会があれば3Dも見てみたい。 またこういう極限状態においてなお、頂上に立ちたいという客もすごいし、とにかく1人の客も見捨てないという使命感に燃えたリーダー氏もすごい。カネと権力にモノを言わせて1人だけ救い出そうとした奥さんもある意味ですごいし、危険を顧みずにヘリを操縦したパイロットもすごい。いずれにせよ、こういうときに人間の真価が問われるのかなと。まあ高尾山にすら登ったことのない私は、彼らの心情の半分も理解できなかったと思いますが。[CS・衛星(字幕)] 7点(2022-03-19 01:28:20)《改行有》

318.  マッドマックス 怒りのデス・ロード 《ネタバレ》 これは面白い。終始殺伐とした雰囲気なのに、ずっとニヤニヤしながら見てしまいます。あまりに荒唐無稽な話を、きわめて大真面目かつ大げさに展開しているからでしょうか。奇抜な車両群による追いかけっこと、何がなんだかよくわからない戦闘シーンと、実は同じルートを往復するだけという単純なストーリーに好感が持てます。 個人的なツボの1つは、白塗りの男たち。彼らは「キョンシー」の影響を受けているに違いない。もう1つは、車両の先頭にくくり付けられたままエレキギターを弾きまくる彼。いったい何の必要が? 彼にとっては快感なのか拷問なのか? 戦闘能力はほぼゼロのはずですが、終盤にちょっとだけ見せ場があるのも笑えます。 そしてラスト、ようやくシャーリーズ・セロンと熱い抱擁かと思いきや、あっさり群衆に逆行して去っていくトム・ハーディもカッコいい。続編を作る気ですかね。[CS・衛星(字幕)] 7点(2022-03-04 02:32:22)(良:1票) 《改行有》

319.  小さいおうち 《ネタバレ》 超ネタバレです。原作は未読。なので細かいキャラ設定などはわかりませんが、端的に言えばごくごくありふれた不倫物語ということで。ただし逢瀬の現場でダンナと鉢合わせ、みたいな下品なシーンは一切なく、緩い緊張感がずっと続く感じ。人によっては、それを睡魔と呼ぶかもしれません。 黒木華もいいけれど、これは松たか子の映画だと思います。いかにも良家の奥様という雰囲気で、多くを語らなくても、しぐさや表情や言葉の端々で感情がモロに伝わってくる感じ。 なので一番グッと来たのは、終盤の手紙のシーンでも倍賞千恵子のシーンでもなく、オモチャのような家が花火のような爆弾でチャチに燃えていくシーン。そしてダンナ様と抱き合って死んでいたというナレーション。狂おしいほどの恋愛感情も、貞淑を装う倫理観も、別れの深い悲しみも、そういう人間が一生懸命に生きた証のような一切合切を、戦争は一瞬にしてあっさり燃やし尽くしてしまうんだなあと。残酷なもんだなあと。[CS・衛星(邦画)] 7点(2022-02-10 01:26:55)《改行有》

320.  宇宙人ポール 絵に描いたような能天気映画。だがそれがいい。他のSF映画が宇宙人の造形に独自色を出そうと工夫したり苦労したりしているのに対し、ポールはザ・プロトタイプの宇宙人。それがかえって各所で笑いや皮肉やパロディを生んでいるわけで、頭いいなぁという感じ。 個人的には、ヒロインとの進化論論争あたりが秀逸でした。ただしシガニー・ウィーバーをもう少し見たかったかなと。[CS・衛星(字幕)] 7点(2022-01-22 05:01:59)《改行有》

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