みんなのシネマレビュー |
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301. ウルヴァリン:X-MEN ZERO 大好きなX-MENシリーズの最新作だけあって期待大で鑑賞。 すごく面白かった。裏切らない出来栄えに大満足でした。 尺も丁度よく、飽きさせない展開でアクションとドラマをしっかり両立させた監督の 手腕は見事。アクション畑の監督ではこうはいかないでしょう。 今後、スピンオフ作品の企画がかなりあがっているようですが、期待して待ってます。[映画館(字幕)] 7点(2010-01-31 10:17:35)《改行有》 302. ぼくの伯父さん とてもシュールでいて、フランス人監督らしいお洒落でセンスのあるコメディ作品。思わずサイレント映画と思えてしまうほど会話は少ないです。笑いといってもMrビーンみたいに分っかりやすいコテコテなギャグではなくって、ちょっと唇を曲げる程度のクスっていう笑い。けっこう古い年代に製作された割には、ハイセンスな世界観で、それを見ているだけでも楽しかったりします。作品として、又、コメディ映画として“オチ”を求めない方にお勧めの作品だと思います。[DVD(字幕)] 8点(2010-01-27 19:54:38) 303. アドレナリン(2006) 《ネタバレ》 ジェイソン・ハゲっサム流石。この人の作品には大きなハズレがないですね。 今作では、最高の絶倫男を演じてます(笑)。ただもうちょっとぶっ飛んだ演出でもよかったかなぁと。 とにかく何も考えずに観れる映画です。[DVD(字幕)] 5点(2010-01-27 10:15:30)《改行有》 304. かいじゅうたちのいるところ 《ネタバレ》 マックスと母親、キャロルとKWは、住む世界や外見は違えど似た者同士なのかもしれない。 自分の家族を空想として置き換えたようなかいじゅうたちの住む世界で、かいじゅうたちたちと共に過ごしたことで大切な事を学んだマックス。そして最後は母親の待つ現実の世界へ戻る。 母親が子供に読んであげるようなホントにわかり易い御伽噺のような物語でした。 かいじゅうたちの造形は子供向けファンタジーとは逆に、小さい子供がみたら怖いかと…。[映画館(字幕)] 6点(2010-01-21 21:34:14)《改行有》 305. ドゥームズデイ 《ネタバレ》 「ドッグ・ソルジャー」「ディセント」のニール・マーシャル監督最新作。 荒廃した近未来を舞台にしたサバイバル・アクションで「マッド・マックス2」や「ニューヨーク1997」などを彷彿とさせ(もとい監督自身が好きなんでしょう)また「28週後…」を意識していますね。銃撃戦やら剣格闘やらゴッタ煮感はありますが、個人的には好きな世界観でした。 公開前からずいぶんと期待していた作品でしたがぎりぎり次第点といった感じ。 監督が拘ったという生身のスタント・アクションですが、本家「マッド・マックス」のカーチェイスの凄みと比べると適いません。そして、最近の流行なのか、暴力シーンはかなりグロいので好き嫌いははっきり分かれます。ただ、市街地での戦闘などよくこれだけのロケ・セットを作ったなぁと感心したのも確か。 ニューヒロインのローナ・ミトラもすごくカッコイイけど、敵リーダーのソルっていうのは、ただトチ狂っているだけで、あれだけの暴徒を束ねる割りにカリスマ性が全然感じられなかったのが残念。[映画館(字幕)] 5点(2010-01-14 09:50:09)(良:1票) 《改行有》 306. サスペリア(1977) 暫くすると再度観たくなる中毒性をもった作品です。 赤と青の極彩色、意味深な(展開上なんの繋がりもないけど)恐怖を煽るワンカットの挿入、そして過剰なまでの音楽演出。それらが脳裏に焼きついて離れない。また観たいと思う欲求を刺激する。 1人目の犠牲者がでるまでの冒頭15分は鳥肌モン。 まさに完成したアルジェント・ワールドの傑作だと思います。[DVD(字幕)] 7点(2010-01-01 10:24:03)(良:1票) 《改行有》 307. Mr.ブルックス 完璧なる殺人鬼 《ネタバレ》 二重人格の殺人鬼、殺しの際の掟や手順、話しかけてくる父親の幽霊、主人公がカウンセリングをうけている点などなど某海外TVドラマ「デク○ター」にそっくり。シーズン1とシーズン2の部分部分を2時間程度にまとめたって感じかなぁ。 先に某海外ドラマを観てしまっている分、出来栄えは断然デク○ターに軍配。 全体的によくまとまっていたしじっくりと鑑賞できたので悪くはないけど「トゲ」がない印象。[DVD(字幕)] 4点(2009-11-30 09:27:36)(良:1票) 《改行有》 308. ターミネーター4 《ネタバレ》 期待しすぎていた分、満足度は高くなかったけど次第点。シリーズ通してみた物語の矛盾やジョン・コナーの人物像、マーカスという新しい登場人物についてなど既に他のレビュアーの方々が挙げているので控えます。 ただ、パート1、2を鑑賞した時に想像した未来戦争の画とさほどかけ離れておらずその世界観は見事だったと思う。ザラついた質感の画は荒廃した未来世界を表現するにいい技術だと思ったし雰囲気がよくでていた。モトミネーターやターミネーターのプロトタイプがでてきたりと機械好きには堪らない。 &シュワが登場した瞬間は鳥肌もん。マッチョな若い肉体での登場と拳で殴られた時のあの画はたまりませんでしたね[映画館(字幕)] 7点(2009-11-29 19:57:49)(良:1票) 《改行有》 309. ホワイトアウト(2009) 《ネタバレ》 “南極で起きた奇妙な殺人事件”っていう宣伝フレーズにのっかり、且つケイト・ベッキンセール主演なので劇場まで足を運んだんですが、内容はいたって普通のサスペンスでした。。 南極の厳しい自然環境というのはそれなりに旨く表現できている、犯人との死闘の際に起きる“ホワイトアウト”という現象=見えない恐怖も理解できるが、『場面在りき』で構成しているためそうなるまでの過程に工夫がないし、登場人物の行動理念にも共感できない。 個人的には飛びぬけた不条理劇でもよかったと思うが。[映画館(字幕)] 4点(2009-11-22 12:07:35)《改行有》 310. カムイ外伝 《ネタバレ》 雀監督には珍しいアクション・エンタテインメントな作品でしたが、何故この作品を崔監督に任せたのかは甚だ疑問が残る。決してこの監督が嫌いなわけではないが、ドラマを撮ってるほうがいいんではないか?原作の漫画も昔チラっと観たことがある程度でしたが、すごく印象に残っていたので映画化が楽しみではありました。 さて、肝心の忍術アクションってことですが、GOEMONみたいにバリバリのCGではなく生身のアクションに少なからず拘っている点で、それなりに頑張ってるほうだと思う。けど、崔監督はアクションの演出が下手過ぎじゃないかい?なにより、カメラの寄り・引きの使い方がナンセンス。あとスローの使いすぎ。スピーディーでもなければダイナミックさも無い。まぁ、カムイの抜刀霞斬りをはじめとして秘伝忍術も原作に忠実に再現されていた点は好印象なのだが、いちちいナレーションはいらないと思う。 その他としては、舞台となった海辺の村もしっかりと景色にとけこみ、村人たちの生活感が滲みでているのはいい。この辺りの生活臭を出す演出は見事だ。ただ、船上の撮影は全編ブルーバックでしたねぇ…。ハリウッドであれば本物の海で撮影できるよう機材等も仕込むんでしょうが、予算の関係でしょうかね。他にもふんだんにCGを使ってますが、サメとか論外な出来栄え。最新のCG技術でどこまでできるかとかわかってないんですかね、崔監督は。間違ってもこれが日本映画の集大成だなんて海外を視野に入れてたら恥ずかしいわな。 そして、物語後半の抜け忍すがるの家族や村人たちがあっさりと虐殺されてしまってる点がひっかかる。もちろん、あらましを全て見せろという意味ではないけど、孤独だったカムイとその家族に生まれた絆が描かれていたわけで、最後の対決を盛り上げる意味でもあってよかったんじゃないかなと思いました。 全体的にこの物語の向かう方向性が全然見えなかったけど、それなりに楽しめたってことで。[映画館(字幕)] 5点(2009-10-23 13:04:50)(良:1票) 《改行有》 311. 007/慰めの報酬 《ネタバレ》 前作ですっかりダニエル・クレイグの虜になってしまい、もちろん今作もDVD購入。アクションてんこ盛りと聞いていただけに本編尺がやたら短いのでえらくスリムにまとめたのかなぁという思いを胸に鑑賞。冒頭はいきなりのカーチェイス、このアクションシーンをみて不安がよぎった。カット割が早い上に細かすぎで位置関係もさることながら何が起こっているのか分かりにくい。流行の手法だけど、やはりアクションは極力1カットでみせるべきである。力量が伴っていれば話は別だが、この監督のアクションはあくまで雰囲気重視のようである。で肝心の物語、イタリアでの尋問シーンでいきなりきた。もう忘れてる。すぐさま前作「カジノロワイヤル」のDVDを取り出し、終盤をチェック。あ、思い出した。割と序盤からばんばん固有名詞がでてくるため前作を復習していないとすんなり入ってこないです。また、今回のボンドの任務は復讐であり、ボンドガールの目的も復讐、目的の部分で共鳴とでもいいたいのだろうが、おかと違いである。またオルガ・キュリレンコには期待したが影が薄かった。そんでもって、ヴァスパーの黒幕を追うにつれ、やたら色んな怪しい人物がでてくるは、国の利権やら何やら焦点がしぼりづらく散漫とした印象を受ける。結局、終わってみてもボンドが復讐を成し遂げたわけでもなく、これから巨大な陰謀に立ち向かうエピローグでしかない。本作は消化不良なのだが、今後の007シリーズは非常に楽しみである。[DVD(字幕)] 5点(2009-10-18 21:00:33) 312. ラスト・ブラッド 《ネタバレ》 「セーラー服に刀」という映画館での宣伝チラシをパッとみた時から、またまた“戦う女性は美しい”的な魅せ作品かなぁと思っていました。まぁその通りなんですが、とある有名なアニメの実写化というのはつい最近知った分けで、テレビでもGLAYの音楽と共に小雪とのバトルシーンも流れていたの観て、で…つき動かされたわけです。元々こういうSFアクションは設定やキャラが荒唐無稽なほど意外に面白くはまったりするのが自分なんですが、思ったよりシンプル。でも原作を知らないと冒頭のナレーションだけでは把握できません。主人公は明らかに人間でないのは分かるんですけど、ハーフだって正体知ったのも物語中盤以降でしたし、数百歳という年齢の重みや、オニゲンを追うに至る過程を掴めぬまま物語は道沿いにしかも強引に進んでいく。で、見所のアクションシーンはというと、ストップモーションや早送りを駆使し、又できるだけ1カットで撮ろうという意識も伺え、けっこう頑張ってます。製作陣がグリーンディスティニーなどに関わっていたようでそれ風ではありますが。そして何より、倉田保昭さんの雄姿が見れたのも最高。小雪は、民宿の主人を殺すシーンが一番印象に残りましたが、後は意外に出番も少なくちょっとがっかり。せっかくなので今度オリジナルを見てみようと思います。[映画館(字幕)] 3点(2009-10-18 20:58:50) 313. シャイニング(1980) 「誰かに首を絞められたみたいなの」って奥さんが子供を連れて大広間へやってきた時のジャック・ニコルソンの背筋の凍るようなあの【表情】。もうこびりついて離れない。[DVD(字幕)] 8点(2009-10-17 11:52:53) 314. マックス・ペイン 《ネタバレ》 ゲームの映画化という時点で「何を今更?」と思いつつも、やるからにはそれだけの作品なんだろうと思ってましたが、確かに中途半端な出来ですね。ストーリーは、妻を殺された夫が、単独で捜査をし復讐する、というありがちなもの。ありがち故にこの作品独自の見所が用意されてるのか、と淡い期待もハズレ。肝心の超人薬とやらもすごさが曖昧だし、ラグナロクとやらの目的も不明。映像はそれなりにスタイリッシュだけど、売りにしたガン・アクションは「シューテム・アップ」の方がまだ断然良い。[DVD(字幕)] 3点(2009-09-13 17:32:53) 315. THEM ゼム(2006) 《ネタバレ》 実際に起きた事件を基にした映画ということもあり、ラストの犯人の正体を知った時はビックリでした。パッケージには「宇宙人なのか?」なんて書いてあったけど、そこまで脚色はしないでしょ。と思っていたんで犯人はせいぜいタチの悪い大人の集団かなと予想してましたので。で、観終わって、罪の重さを認識してない子供たちに、あんな素敵な夫婦が殺されるという点で後味は悪いです。が、物語冒頭の車の事故で一気に物語りに引き込まれ、作品全体に漂う独特の雰囲気は観ていてハラハラします。時間もコンパクトに纏めているのが良い。[DVD(字幕)] 5点(2009-09-04 10:31:56) 316. 30デイズ・ナイト 《ネタバレ》 一日千秋の思いで公開を待ち焦がれていた本作をようやく観れた。同じ極夜を舞台にしたスウェーデン・ヴァンパイア「フロストバイト」は妙にシニカルな所があったが、こちらはとことん直球勝負。すごくシリアスな展開。極寒の地の厳しさも画面からひしひしと伝わってくるし、小さな町故に極夜を迎える準備など主人公保安官の仕事も幅広いのだろう。そして肝心のヴァンパイアだが、とにかく残虐かつ凶暴。表情も眼のあたりがすごく怖い。「我々を幻と思わせるのにどれほど掛かったか」と古くからの貴重な狩場を守る意味でも下手に仲間を増やさないなど貪欲な彼らが浮き彫りとなっている。最後の主人公が力を得てヴァンパイアのリーダーを倒すのはちょっといただけなかった。また、真っ暗闇に立ち向かう怖さ、極夜という舞台をもっと生かして欲しかったと思う。[映画館(字幕)] 7点(2009-09-02 19:43:32) 317. ミラーズ(2008) 《ネタバレ》 アレクサンドル・アジャが監督というだけでけっこう期待値が高かったんですが、正直ドキドキ感もあまりなく怖くなかったかな。序盤はけっこう退屈でしたし。ラストのオチは「ああ、やっぱり」と予想してた通り。店先のウインドウについた指紋と物語冒頭で見つけた鏡の指紋、結局のところ、ベン以外にも鏡の世界にとらわれ、魂のみとなったものが多数いるっていう解釈でいいのかな?アンナの言葉からもちょっと分かりにくかったけど。[DVD(字幕)] 5点(2009-08-08 11:40:07) 318. ブラッディ・バレンタイン 3D 《ネタバレ》 随分昔に、オリジナル版「血のバレンタイン」を観てはいたけど、やはり現代リメイク版となると切り株描写や脅かし方などの過激な演出面に力が入りすぎていて、真犯人のドンデン返しにしてもストーリーに何の工夫もなくオリジナリティーに欠ける。しかながら、3D映画ということで、それを意識した撮影手法は確かにホラーというジャンルには向いている気もしました。そういう試みと今後に期待![DVD(字幕)] 4点(2009-08-07 09:00:47) 319. 88ミニッツ 《ネタバレ》 久し振りにアル・パチーノを観ました。もうけっこうな歳ですが、彼の存在感はさすがだなぁと感じます。演技のひとつひとつ見入っちゃいますし、渋い。物語そっちのけでそれだけでも満足しちゃうんですが、肝心の本編は、物語の進行具合に観てる側の整理が追いつきません。疑わしい人物が次々と登場してくるわりに、犯人の目的や理由の大半が後付けてきな演出で片付けられてしまってるため、犯人を推測する楽しみが半ば強引的に押し付けられている気もした。地味な作品であることは否めませんが、丁度よい尺ですし、それなりに楽しめました。[DVD(字幕)] 5点(2009-07-21 10:46:56) 320. アンダーワールド:ビギンズ 《ネタバレ》 物語は、1作目より遥か昔、ヴァンパイアとライカンの主従関係、そして何世紀にわたる争いの発端を描いています。今作「ビギンズ」を観ることによって、ルシアンとはどういう人物だったのか、また、ビクターがセイリーンを何故殺さず一族として迎え入れたのかなどなど、これまでの作品では説明でしかなかった点、謎がスッキリとしました。時系列的には跡付け的な作品ですが、3部作としてよくまとまった印象。「ビギンズ」を観たことにより「1」「2」の評価も上がりました。また、前作までは、脇役だったルシアンの仲間の生い立ちも描かれ、作品に深みを与えています。ケイト・ベッキンセールは出てこないのは残念(最後の1カット?「1」の冒頭かな?)でしたが、満足できました。 [映画館(字幕)] 6点(2009-07-02 20:08:27)(良:2票) 《改行有》
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