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301.  北国の帝王 《ネタバレ》 アーネスト・ボーグナインが無賃乗車した者を列車から落とすのを楽しんでる姿が、どことなく「トムとジェリー」的でおかしい。けれど、そういう微笑ましさも、最後に斧と鎖のバトルになってはシャレにならんやろーと思いましたが、もともとボーグナインの役は何人も殺しちゃってるんですよね。冒頭で落とされたおっちゃんがまっ二つやし! キース・キャラダインはなんかスティーブ・ブシェミっぽく感じるものがありますね。この映画は主人公リー・マーヴィンの男っぽさを楽しむ映画かなーと思いました。ハンサムでもなんでもないし、おじちゃんだけど、カッコ良かったです。列車から落ちそうなボーグナインを助け上げてから戦うってところも、「ほんとバトルするのが好きなんやねー!」って感じで気に入りました。冷静に観ればアホらしいことこの上ないので他人には勧められませんが、アホらしくとも今は失われつつある男の何か(何だろう? 「美学」でもないし・・・なんというか「気」とか「オーラ」みたいなものかな)を観ることはできると思います。そういう価値観での6点 壮大な青空と自然を感じさせる爽やかなテーマソングも好きです。[DVD(吹替)] 6点(2011-01-08 19:14:57)

302.  真実の行方 《ネタバレ》 全く何も知らずに観ましたが、予想通りという感じでした。ど素人でも、ジャネットのように追い込んだら別人格出てきちゃうことは予測できるでしょうに、それをジャネットが考えずに引っ掛けられるっていう展開にかなり冷めました。「マーティンとジャネットは実は協力し合ってるのかな? ジャネットは何か考えがあってマーティンの味方を始めた?」と思いましたもん。それにアーロンのことだって「自分自身、我慢して我慢してとうとうブチ切れたらキャラ豹変するけど・・・たいていの人がそうじゃないの??」とか考えてしまいました。「ブチ切れちゃったら自分ではない別人格のせいにすればいいなら、ホンマ開放的やわー。そんなんで罪にならずに済めばいいよねー」と考え始め「ほんとはやった自覚があるのに知らないフリしてて、そのお芝居の最中にキレちゃうってこともあるんじゃない??」とか考え「そうだよ、全部お芝居かもしれないじゃん??? そこを追求しなくていいわけ???」とか思っていたら、その通りでした。チャンチャン! この映画を見終わって思ったことは「ホントの人格分裂とお芝居を間違いなく見分けられる専門家っているのかなー?」でした。そこのところが一般大衆にも周知の知識になってくると、こういうシナリオじゃごまかせなくなってくるでしょうね。[DVD(吹替)] 6点(2010-12-21 01:42:45)

303.  夕陽のギャングたち/完全版 《ネタバレ》 西部劇とか拳銃ドンパチものには全く興味がないのですが、この映画のテーマ曲が昔から大好きで、サントラを持っています。叙情的で美しいメロディーが映画の中でどんなふうに使われるのか一度は観ておこうかとDVDレンタルしてみました。固い友情で結ばれた二人の男が銀行襲撃でドンパチを繰り広げるだけのくだらない話なんだろうと思っていたら、違いました。ロッド・スタイガー演じる強盗が革命に巻き込まれていく話で、政治に関する表現の色濃い作品でした。教養なんてまるっきりなさそうに見えたファンが「俺に革命の話をするな」と怒りだすシーンから、この人物の見え方が違ってくるし、映画自体の魅力も増しますね。ギャングのドンパチものが好きそうな人々を引き込んでおいて、レオーネが政治について思うところをその人々に訴えようとした作品・・・という感じがしました。『夕陽のギャングたち』って邦題は内容をうまく伝えてないですね。かといって『Duck you sucker』も雰囲気的に大いに変。けれどレオーネはきっと裕福層に騙されて熱く活動してしまう人々にその言葉を発したかったんでしょうね。ラストにその文字がデカデカと飛び出してくるのが印象的でした。[DVD(吹替)] 6点(2010-12-19 14:34:04)

304.  ニューオーリンズ・トライアル 《ネタバレ》 グリシャム作品としては、以前のものに比べて弱い印象の作品。ジョン・キューザックなのも印象弱い感じ。ずいぶん前に観て、今回2度目の鑑賞ですが、やっぱり簡単にうまく行き過ぎな感じがしました。送金完了後にキューザックの正体がバレるのでは、ハラハラしないし、せっかくのシチュエーションがもったいない! と思います。原作はタバコ訴訟だったそうですが、タバコ業界の暗部を描いた映画『インサイダー』が同時期だったため銃問題に切り替えたそうです。原作どうりだったら冒頭シーンは全く違うことになるし、キューザックはどういう過去を隠し持つ人物となるのだろう? 余談ですが『フラッシュダンス』のジェニファー・ビールスが陪審員で出てたのには今回の鑑賞で気づきました。この映画の話で一番好きなところは、ホフマンが「安らかな気持ちで寝たい」と陪審票を買わなかったシーンです。ここをもっともっとリアリティ感じられるように葛藤をじっくり描写するとか、ホフマンの演技を追求するとかしてほしかったです。あと、この映画で強く印象に残していたのは、陪審員たちが私生活の弱みを嗅ぎ回られ脅されるという部分。原作者グリシャムはもともと弁護士だった人で、その経験からたくさんの小説を書いている。DVDのメイキングで述べられていたけど、ハックマン演じた弁護士の下で秘密裏に工作を企てるためのスタッフって実在するらしい。日本でも裁判員制度が始まっちゃったけど、裁判員に選定されて、票を操ろうとする存在に私生活脅かされることなんて日本ではないと言えるかな? 判断を下すことの重みばかり言われてるけど、この物語みたいな事態になったらそれどころの騒ぎじゃない。叩いてホコリの出ない人間じゃないから、裁判員なんて絶対なりたくないと思いました。[DVD(吹替)] 6点(2010-12-15 03:41:51)

305.  理由(1995) 《ネタバレ》 な~んの前知識も無く観たので、すっかり冤罪と腐敗警察の話としてオーソドックスに見入ってしまいました。が・・・これから、という時になっていきなり解決! そのすっ飛ばした見せ方で拍子抜けするとともに、その後の展開はミエミエに。クライマックスは『アダプテーション』とか『ケープ・フィア』を再見してる気分で、ちょっと「ふぅ~ん・・・」でした。でも、それはそれとして、やっぱり面白かったですよ。ただ、あの犯人が一度簡単に無罪になっちゃうところが、やっぱりガクッと力抜けちゃいます。僕みたいなこと言うのはほとんどいないだろうけど、140~160分ぐらいに長くなってもいいから、無罪判決への道程と、そこからどんでん返しが始まって自分の信念が悪用されたショーン・コネリーの心理描写をじ~っくり描いたものを観てみたいと思いました。面白かったけど、せっかくの題材なのに、軽いサスペンスに終わってしまったのが残念。見終わった後にズッシリ考えさせるくらいの重厚な社会派ドラマにも出来たでしょうに。欲を言えば180分ものにしてエド・ハリスのバックグラウンドを描き足した状態のも観たいです。そういうの観たら、きっと僕はものすごく揺さぶられて、見終わった後すごい衝撃でガ~~~~~~~~~~~~~ン!となってるような気がします。[DVD(吹替)] 6点(2010-11-24 20:18:09)

306.  ポルターガイスト(1982) この映画を見てしばらく、ニキビとか小さな傷とか見つけてしまったら、大変なことをしてしまいそうで、鏡で自分の顔を見るのが怖かったです。[映画館(字幕)] 6点(2010-11-21 18:29:44)

307.  チャイルド・プレイ(1988) ずっと密かに思い続けているんですけど『トイ・ストーリー』シリーズにチャッキーをゲストで出してほしいです。[ビデオ(字幕)] 6点(2010-11-21 16:59:37)

308.  ニューヨーク1997 『ターミネーター』『タイタニック』『アバター』で知らない人などいないほどの有名人となる人物が特撮に参加してるなんて知りもせず、高校生のとき劇場公開を観たきりでしたが、長い年月を経てこの度DVDで再見。夜のマンハッタンの遠景などを観ると『ターミネーター』と同じ雰囲気を感じました。他にも所々で「この映画はターミネーターに影響を与えたんではないかなー?」と思えるものを感じました。ふとターミネーターのカイル・リースをこの映画の主演カート・ラッセルが演じていたら、どんな感じだったろう?・・・とか想像してみました。テーマ曲が名作だと思います。[DVD(字幕)] 6点(2010-11-21 16:34:11)

309.  アイアンマン2 観た時の体調とか精神状態にもよるんでしょうが、僕は一作目より飛び抜けて2作目の方が面白かったです。アクションはとくに何とも思わないのですが、女性キャラ二人の存在が良かったです! 脇役ながら女性の存在がとても魅力的な映画って最近あまりみない感じなので、この作品は嬉しかったです。レース場でスーツケースを投げてもらってから装着完了までは、かなりカッコいいと思いました。せっかく超マッチョ化ミッキー・ロークを出したのなら、もっと派手にアクションで暴れさせてあげれば良かったのに・・・それだけは残念でした(あの役者さんを天才に思わせるには、もっと演出もしてほしかった)。[DVD(吹替)] 6点(2010-11-13 19:11:00)

310.  月に囚われた男 《ネタバレ》 船内造形や、その中での憂鬱というか寂しさというか、漂ってるムードが、タルコフスキーの「惑星ソラリス」や、キューブリックの「2001年宇宙の旅」とか、スコットの「エイリアン」とかイヤでも思い出しちゃう感じでした。とくに、なんか人格が違うもう一人の主人公が出てきてからは「惑星ソラリス」の不気味なムードそのもの。パンチングボールをビシバシ叩く第二の主人公は本当に人格の違いを感じるとともにヤバそうなイメージで、役者さんの一人二役が上手に思えました。が、心理的に揺さぶる感じのストーリーではなかったです。ラストには、ちょっとジワーンと感じるものがありました。どうも、帰ったところで人々にもみくちゃにされて幸せになれそうにないムードなんだけど、それでも念願の地に帰還するということの喜びは消せないよねって感じで、「いろんなヤツがいて、いろいろあるだろうけど、生きるってそういうことだよね」って語られた感じがして、自分一人(二人?)だけの世界から人波へ向かう図は、けっこう良い余韻だったと思います。[DVD(吹替)] 6点(2010-10-23 06:38:35)

311.  未知との遭遇 《ネタバレ》 それまで宇宙人が地球にやってくる映画といったら「侵略」ものだったわけですが、友好的な宇宙人の来訪を描いてヒットした当時としては珍しいタイプの作品だったと思います。グレイが友好的存在であることを地球人に教育する目的で作られたなんて話まで聞いたことあります。巨大シャンデリアみたいな宇宙船が話題にされる映画ですが、あのシーンは僕はわりと冷めてました。デビルスタワーが切り抜きの影絵みたいで光の反映がウソッパチ過ぎて、巨大には見えず模型の合成としか見れなかった。けれど、それでもこの映画を気に入れたのは、服着たままシャワーに打たれ閉じこもる主人公の苦悩と孤独を描いていたから。僕はあのシーンが一番印象に残っているんです。中3で初めて観た当時そのわけは分からなかったけど、お気楽破天荒なSFの世界で、まじめに人が苦悩する姿を見せるとは思わなかったのもあるんだと思います。今考えてみれば、主人公は「何か素晴らしいもの」のぼんやりとしたヒント(イメージ)を持っていて、その答えにたどり着きたくて執着してるんだけど、誰も理解してくれない。これって、発明家や芸術家が何か偉大なものを作り上げるときにも、よくあるようなシチュエーションだなーと思います。他にも、正しいと信じることのために自分の信念を曲げずに、周囲の圧力にも屈せず世の中を改善する人とか・・・。そういう人の孤独の部分をしっかり見せられた気分だったのだと思います。「あともう少し何かが足りない・・・なんだろう???」と周囲も見えなくなるほど探し続け、あるとき自分の居場所との折り合いも考えて「さがすのをやめたとーき~ みつかることもよくあるはなしで」な展開。付け足すのではなく、ごっそり削り取ることで見つかる答え。そういう描き方が好きでした。この映画のUFOをUFOとしてではなく「周囲が不理解だけど自分が信じて追い求めている何か(夢)」として見れば、そういう体験を持っている人には印象的な作品になるのではないかなと思います。夢追い人の話でも「幸せは自分の足元にあった」と家族を取り戻す人物と、家族を置いて夢にましいぐらな主人公と、探し物も人それぞれで、そういう意味ではよく作られた話かも。ロイ・ニアリーさん、あのマザーシップが『コクーン』と同じメタファーでないことを祈ります(さぁ、光の方へ・・・)[DVD(吹替)] 6点(2010-09-23 16:01:39)

312.  シャーロック・ホームズ(2009) 小説を読んだわけではないが、シャーロック・ホームズというのは武術の達人でもあり、また麻薬中毒でワトソンがやめさせたともいう。独特のハットを冠った日本でなじみ深いホームズ像は挿絵画家が作り出したもの。おそらくホームズというのはおとなしく礼儀正しいイギリス紳士というイメージではないはず。小説は一つも読んだことないが、何かのきっかけでそういうことを知り「頭はキレがよくて、そのうえいざとなれば喧嘩も強くて、そんなの憧れるじゃん」と思ったことがある。しかもヤク中気味となれば品行方正で隙のない紳士というわけでもなく、そのだらしなさも好感を持った。そういうキャラとして描かれたホームズを観てみたいと思っていたから、この作品はそこが嬉しかったです。ワトソンはもっと、もっさりイケてないイメージをもっていたので、この作品で全くイメージが変わった。推理ものとしてはハナから期待していなかったので、若い頃に自分の理想と憧れたホームズ像が観れたことで満足。それにしても、いくら婚約者を引っ張りだしてきてみせても、この映画でのホームズとワトソンはゲイ関係のように見えてしまう。そんな想像を楽しむ女性ファンもいそうだなー。[DVD(吹替)] 6点(2010-09-23 15:00:39)

313.  鳥(1963) 《ネタバレ》 今観ると、怖くもなく、ゆるーい感じですが、1963年というアナログ時代のまっただ中に、あれだけの数の鳥たちを意図通りに映像に仕上げた技術や知恵がすごいなと思いました。この作品に限らないことですが、CGなんて技術が映像制作に取り入れられるようになる何十年も前には、ガラスに描いた背景を実際のロケーションと重ねて撮影したそうで、その手描きの絵が全くそれと分からず本物の景色と馴染んでいることに驚きます。火事になった港町を上空から見下ろすショットなんて、画面のほとんどが絵で占められているカラクリを知って感動しちゃいました。ラストシーンの鳥の数も、当時の特撮技術でよくやりました! シナリオの段階では、あのラストシーンからあとに世界の惨状を見渡せるシークェンスがあったそうで、それを知ったら知ったで映像として見てみたくもなりますが、そこを見せずに終わりとしたこの作品のラストのムードって、よくよく考えたら「ゾンビ」のラストに受け継がれたんだなーと意外なことに気づきました。 男性の母親はなんだかすごく見覚えのある顔で、誰か気になり続けていたら「コクーン」や「ドライビング・ミス・デイジー」のオスカー女優ではないですか! それに「エイリアン」で死んじゃう方の女性も子役で出てる! とか、そんなところで楽しんじゃいました。[DVD(字幕)] 6点(2010-09-23 11:05:59)(良:1票)

314.  ドーン・オブ・ザ・デッド 《ネタバレ》 ロメロのオリジナルがなくて、仕方なくこちらをレンタル。オリジナルは公開当時に映画館で観ている。オリジナルでは宇宙からの怪電波で死者が蘇っているという状況をテレビで説明している冒頭だったと思うが、こちらのリメイクは主人公が報道をことごとく聞き逃すという設定。でもその演出が全然盛り上がらない。少しずつ登場人物が増えていくが、「オリジナルの方がキャラが立ってたな」と感じながら見続ける。が、だんだんリメイクの方が人間の描写が良い感じに思えてきた。「ああ、今回の困ったチャンはこいつか」と思っていたデパートの守衛が、あまりにもお決まりなパターンに収まらなかったのも好印象だった。オリジナルの暴走族侵入がなくなったのも個人的には良かったと思う。映画が終わる頃には「なかなかのリメイクじゃないか」と満足。けれど、ラストの印象はやっぱり断然オリジナルが良いと思う。オリジナルの「そしてどうなるのさ・・・・」という心細さ儚さが、凄く良かったのだが、こちらのリメイクは行く先が決まっており、それに対して「もし○○だったら、どうするのさ?」という普通誰もが思う心配を、あっさりその通りやってくれて、「ほらね」ってだけの台無しなエンディングにしてくれました。島に着くまでをご丁寧に写し出すなら、せめて『キャリー』とか『エイリアン』みたいに一度ホッと解放させといてからビックリさせな。[DVD(吹替)] 6点(2010-08-30 05:28:46)

315.  ショーシャンクの空に 《ネタバレ》 これを観るずっと以前に、主人公二人が大金を手にしてドロンするというオチが凄く爽快な映画『F/X 引き裂かれたトリック』というのを観ていたので、ラストにそれほど新鮮みは感じませんでした。「よかったねー!」とは思いましたが。そんなに支持される作品なのかなー?って思います。ポスターの裏側に抜け穴って・・・しかもあんな小さな道具でチマチマと? その長い年月に部屋の移動もなければ、バレることもなかったって、ラッキーですね。いいんじゃないですか、それで多くの人が感動できるなら。僕はまた観ようとは思わないけど。[DVD(吹替)] 6点(2010-08-22 15:42:08)

316.  スタンド・バイ・ミー いい作品の部類だとは思うけれど、とくに名作とも思えないし、何度も観たくはならない。それと、初めて観た時から、どうしてもしっくりこなくて違和感が拭えないのが、主人公の大人になった姿をリチャード・ドレイファスがやってること。あの少年がリチャードの見栄えにはならないと思って仕方ないのです。違いすぎる。その無理さ加減が、それまでの少年時代のエピーソード全てを台無しにするラストになってる気がしてならない。う~んリチャード・ドレイファスって人が、そもそも小説家で生計立ててる人のイメージとして見にくい。演劇とか音楽とかを一生懸命な人ってイメージは持てるけど、物語を作って書く人には思えない。文章表現に秀でた人物らしく見えない。自分の勝手なイメージだけど、どうしても無理。ホントこんなことで冷めてしまうのもなんですが、自分としては、そういうことです。[DVD(吹替)] 6点(2010-08-22 13:06:24)

317.  バトル・ロワイアル 原作の担任はそのまま映画にするにはおふざけすぎかもしれないが、キタノというキャラの中川に対するロリコン的表現は不愉快だった。原作は生存者一人になってからの担任とのやり取りが一番面白かったし、ラストも清々しかった。けれど映画から、それらは失われていた。しかも原作の表面だけを借りた別主張の物語になっていた。原作から漂っていた『バカ大人にもの申す』的な部分をすっかり奪い、逆に『大人側の説教&言い訳』みたいなことをやらかしている。そこがすごく鼻について気分悪かったが、主軸は違う方向に折れてしまっても、肉付け的にはそこそこ楽しめましたということで6点。しかし、原作に対する姿勢の在り方が・・・監督、けっこう傲慢な人? 独自の主張したいなら他人の作品使わずに自分で話作れと言いたい気もする。【追記】最近テレビドラマ『ストロベリーナイト』での武田鉄矢さんの憎たらしい演技に感心してます。そのドラマでの彼の演技を見るたび、この映画の担任がキタノじゃなく武田鉄矢演じるサカモチキンパツだったらと思います。金八先生の名台詞を鉄矢さん本人が鋭く皮肉るのを見てみたくてしょうがないです。武田鉄矢演じるサカモチキンパツバージョンでのリメイクを切望します。実際、そういうオファーがあったら彼は受けるのだろうか? 金八先生の著作権などの絡みはどうなるのだろう? そういう大人の事情が発端でキタノに設定が変わったのではと思っていたけど、悪役武田鉄矢に遭遇して以来、彼のサカモチキンパツが見てみたくてたまらない![映画館(邦画)] 6点(2010-07-03 02:53:28)(良:2票)

318.  キッド(2000) 子供持たない大人が観たら5点以下かな。実際、子供いない頃に劇場で観て「可も不可もなく」って感じでした。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』にも似てるし。でも子供ができて一緒に観たら、独身時代には感じなかった事など感じました。物語は大人の自分と子供の自分の話ですが「子供の目に、親の自分はどう映っているだろう」とヒヤッとしてしまう部分もあります。息子の目から見て、親の自分は、息子の将来の理想に役立つ何かがあるだろうかと。ある友人と「大人が夢持って前向きでないと、子供にどうのこうの言っても・・・」みたいな会話したことも思い出しました。少年が大人の自分に「犬飼ってない」とか言うのは、ある意味「僕はこんな大人になりたいとは思わない」と父親に言っているような意味にも取れるわけで、なんというか「どうだい、お父さんはなかなかだろう。お前もそうなれよ」というような、子供に憧れを持たせる何かが自分にあるかを考えてしまいました。目がヒクヒクする癖の原因が分かり、ブルースが少年を抱きしめるところが好きです。ここでは「自分で自分をいたわってあげる」ことの大切さを感じて、うまいセラピーにのせられて過去に傷ついたまま残っているものが浄化するような気持ちとともに、我が子に似たようなことをしないようにと自戒する気持ちが湧きました。[DVD(吹替)] 6点(2010-06-16 01:55:46)

319.  ターミネーター2 《ネタバレ》 同監督の『アビス』にものすごく感動してしまった自分は、この作品では感動できませんでした。特撮は凄いなと思いましたが、ヒューマンドラマはベタ過ぎに感じました。ところで、「1」でサラを殺しに来た敵は、失敗すると再度タイムマシンでやってる来る未来の存在。敵は、ジョンが生まれないように母親サラを殺そうとした。それに失敗したから、次は生まれてしまったジョンを殺そうとするのが今作。でもですよ、今作の設定によると、サラが「1」でターミネーターを破壊したからこそ、ダイソンはターミネーターの開発の足がかりをもつことになるようで・・・だったら敵は「1」でサラを殺そうとしちゃいけないわけでしょ? そもそもターミネーターが存在しないとカイルは未来からやってくる理由付けがないからジョンは生まれようがないので、カイルが追いかけるべきターミネーターは存在させなければならない。お互い相手に「いなくなって!」と願いながらも、敵の存在がなきゃ自分自身が存在し得ない・・・・あ~~~~頭が変になるぅ~! てかさ、ジョンがいなくなりゃいいだけなら、サラの両親とかその前の代殺してもいいじゃん。タイムマシンで自分を消そうとする敵がマジにいたら、そのへん心配するよね? でも、そうやって心配してる自分が存在してるうちは敵は成功してないってことだ・・・・あ~~~~頭が変になるぅ~!![映画館(字幕)] 6点(2010-06-13 02:46:46)

320.  12人の怒れる男(2007) ウィリアム・フリードキンのTVMと間違えて借りちゃいました。映画の冒頭は日本のパロディー『12人の優しい日本人』をコメディ抜きで海外でリメイクしたかのような雰囲気でした。内容はそれこそ『12人の優しい日本人』のラスト「裁かれているのは被告ですよ。あなたの奥さんじゃありません」のセリフを言いたくなるシーンの連続で、事件に直接向き合うのではなく個人体験からの感情論で簡単に意見を変えていく展開にビックリ。でも、それらの話しはちょっと良かったりします。僕は墓穴の話しがとくに気に入りました。最後の採決直前の議長のセリフも黒澤映画「生きる」のラストを思い出させるようなセリフで好きです。この話し、一室内での映像になりがちですが、カメラが審議外の外の出来事を見せる工夫がラストに説得力を与えているのも良かったと思います。監督の名に聞き覚えがあって調べたら、僕の好きな『機械じかけのピアノのための未完成の戯曲』の監督さんと分かってビックリ! ずいぶん演出が若々しくシャープになった気がします。[DVD(吹替)] 6点(2010-01-28 15:16:48)

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