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プロフィール
コメント数 1199
性別 男性
ホームページ ないっす!!!
年齢 60歳
自己紹介 客観的に分析したようなもっともらしいレビューって、実はちょっと地頭よければ誰でも書けちゃうわけで、結局ありきたりな物になりがちです。
別に映画評論家でもない1個人としては、個人の感性や主観、あるいは体験を元にしたその人しか書けないレビューの方がよほど価値があるように思うのです。
もちろんそれが、事実誤認やヘイトレベルの差別や偏見に寄って立つものであれば問題ですが、しかしその人しか書けないレビューというのは必ずあるわけで、そういう個人的な感覚や体験を元にした主観的なレビューは、いかにももっともらしいありがちなレビューよりよほど価値があるし読んでて面白いんじゃないかと思う今日この頃。(でも自己陶酔溢れるポエムみたいなのは…)
好きな言葉は「恋」 です。

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321.  ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷 超有名オカルトスポットであるウインチェスターハウスを正面から描いた映画というのは実はほとんど存在しません。 この映画はその稀有な一本なのですが…残念ながら映画の出来はあまり褒められたものではありません。 凡庸なストーリーについては特に語る事もなく…このジャンルにはもっと安っぽいツッコミどころ満載のバカ映画も沢山ありますが、この映画は地味すぎてそういうのもなく…「ただただ地味に普通以下」の非常に残念な一本です。[インターネット(吹替)] 4点(2020-04-01 11:06:29)《改行有》

322.  ブラッド・ダイヤモンド 「婚約指輪は給料の3か月分」というコピーをデビアス社が作った事を知ってる人、他の宝石と違ってダイヤモンドは昔からデビアス社が相場をコントロールしていた事を知ってるような人からすれば「何をいまさら」というテーマの映画。 真摯に作られていて緊張感はある映画ですが、登場人物に感情移入できないのが致命的で、個人的には「それで?」という以上の感想が抱けませんでした。[インターネット(字幕)] 6点(2020-04-01 09:54:37)《改行有》

323.  ハッピー・デス・デイ 2U 観る前は想像もしていなかったんですがバックトゥザフューチャー級の傑作映画です。 長い映画の歴史の中で「前作はただの序章にすぎなかった」ってな感じで大量の続編が作られてきましたが、残念ながらそれらが前作を超えた事は一度もありません。 (ターミネーター2やエイリアン2のように評判のいい映画も一部ありますが、あれはバジェットもスタッフもまるで違う設定だけ使った別映画です。) しかしこのハッピデスデイ2Uは、真の意味で「前作はただの序章だった」と胸を張って言える映画になっていて、前作がなくては存在せず、かつ、前作を凌駕する真の傑作となっています。 1の小ネタが細かく回収されていたり、どうみても1と2はセットで企画されているように見えるんですが、話を聞けば完全に後付けで作った続編らしく、それでこの完成度。この製作者は天才ですか?と。 クライマックスのワクワクや視聴後の爽快感はバックトゥザフューチャーのそれに通じるものがあるわけですが、実際に劇中でも「バックトゥザフューチャー2」の名前が出ていて(前作における「恋はデジャブ」といっしょで)製作者側がそれを意識していた事は明白です。 そして素晴らしい事にその製作者の目的は見事に達成されていて「2」という意味では(おそらく意識したであろう)「バックトゥザフューチャー2」を超える傑作となっています。 …と個人的には思うのですが、しかし世間での評判も興行収入もイマイチらしくそれが不思議でしょうがありません。 あ、あと観る前に誤解しそうなので言っておきますが、これは(前作もそうですが)スラッシャー映画ではありません。 血しぶき飛び散るようなグロいシーンは一切ないので(厳密にはギャグシーンで血しぶきはある)そういうのが苦手な方も安心してご鑑賞ください。[インターネット(吹替)] 10点(2020-03-27 11:37:31)(良:3票) 《改行有》

324.  (r)adius ラディウス 《ネタバレ》 観始めから観終わるまでに映画の方向性が270度くらいズレていくすごい映画。 最初の設定の謎とかそういうのは途中からどうでもよくなって、え、そっち?っていう。 「誰も予想だにしない驚きの展開」とでもキャッチコピーが付いてればいいんでしょうけどね。いやいいのか? ストックホルム症候群のバージョンを描くために、ここまでの超絶無理設定を持ってくるのはさすがに反則でしょう。 そもそも製作者は綺麗にオチつけたつもりかもしれないけど、能力の設定が全く解明されてないんだから、死んでも能力だけ残ってるとかあの女に能力が移動するとか、あそこからどうなるかわかんないわけで。全然オチてないっていうね。 映画の途中、主人公が「このサイコ野郎」と言われるところがあるんですが、まさかあれ伏線だったんでしょうか笑[インターネット(字幕)] 5点(2020-03-25 15:35:04)(良:1票) 《改行有》

325.  ドローン・オブ・ウォー この映画が公開される前年にアメリカの無人攻撃機が結婚式に向かう車列を誤爆して国際的に批判を受けるという事件がありました。 タリバンだのなんだのの高官が死ぬ度「アメリカの無人攻撃機が」と報じられるのはいまやいつもの事ですし、今の戦争はこうなのです。 で、そういう今の当たり前を描いた上で、この映画に何か面白い要素があるかというと…何もありません。 無人攻撃機オペレーターの個人的葛藤が描かれるだけのただ単にめちゃくちゃ退屈なだけの映画です。 古来、戦争映画で主人公の葛藤が描かれる事自体は「普通」なのですが、そこに戦争アクション的な物が伴うので映画としてまだ観る事ができます。 この映画の場合、その葛藤が日常生活の中での話なので楽しみようがないのです。 そういう日常生活を送りながら普通に車で出勤してリモコンで粛々と人を殺しまた普通に車で帰宅する…そういう異常さを描いてるのはわかるんですが、映画としての面白みを何か追加してくれないとキツイです。[インターネット(字幕)] 5点(2020-03-23 13:27:17)《改行有》

326.  ランペイジ 巨獣大乱闘 原作であるゲームの「ランペイジ」が日本では全く無名のため「巨獣大乱闘」という邦題が追加されてるわけですが、それがこの映画の内容を非常によく表しています。怪獣じゃなくて巨獣なんですよね。 シンプルに何も考えずに楽しめる巨獣乱闘娯楽映画。 それ以上でもそれ以下でもないからこそ、絶賛する人もいない代わりに酷評する人もいない。 そんな「わっかりやすい」映画です。[地上波(吹替)] 6点(2020-03-19 15:34:56)(良:1票) 《改行有》

327.  武器人間 (ある意味)重要な事 amazonプライムには「武器人間」と「武器人間(字幕版)」の2つの動画があります。 当然、字幕版ではない無印の「武器人間」が吹き替え版だと思うわけですが、あらあらどっちも字幕版じゃないですか。 罠! さて映画の内容 基本的にB級バカ映画なんですがPOVの悪い面が多く出ていてまず登場人物もよくわからないし何が起きてるかもよくわからないのが致命的です。 たとえば序盤での通路での戦闘シーン。いやもっとちゃんと敵を見せて楽しませてくれないと…もともと緊迫感なんかはないわけですから、その上面白みもないんじゃどうしたらいいのか… バカ映画として楽しむには振り切り具合が足りないしもちろん真面目に観る映画でもない、要するにただチープなだけの何かと足りない映画です。[インターネット(字幕)] 4点(2020-03-19 14:02:02)《改行有》

328.  ハサミ男 映像化不可能と言われている小説は沢山ありますが、それは本当に映像不可能だからそう言われています。 ところがそう言われている小説の中でも「イニシエーションラブ」や「ハサミ男」は映画化されています。 え、無理だよね? 原作知ってる人なら誰でもそう思いますし、このハサミ男に関しては「原作無茶苦茶面白いのに…ほんとにどうすんの?」と心配しかありませんでした。 そして残念ながらその心配は見事に的中したのです。 映像化不可能な原作を映像化するにあたって…なんと映画では話のキモを全く別のものにしてしまったのです。 …そりゃダメだろう… いや映像化不可能なんだからそうするしかなかったのかもしれないけど、だったら映画化すんなよ、と。 しかもそうやってわざわざ映画化したくせに映画自体がサスペンス劇場レベルの安っぽさで全く面白くないっていう。 原作が好きだっただけにこの映画への個人的な怒りは相当です。 なぜならこの映画を観た人はもう2度と原作を読んで楽しむことができないからです。 しかも「ハサミ男つまんない」という間違ったイメージすら植え付けかねないという。 原作レイプなんて言葉で済むレべルではありません。 映像化不可能な小説を無理やり映画化するのは本当にやめていただきたい。 どうしてもやるならイニシエーションラブのように成功させてください。 無理やり映画作ったあげくツマラナイとかもう本当に最悪ですから。[CS・衛星(邦画)] 1点(2020-03-16 20:36:17)《改行有》

329.  イニシエーション・ラブ 映像化不可能と言われている傑作小説は沢山あります。 代表的なものは日本ミステリ界に「綾辻以前綾辻以後」という言葉を作った傑作「十角館の殺人」でしょう。 これはいまだに映像化されてません。そりゃそうです。無理だもの。 他にも「ハサミ男」とかこの映画の原作の「イニシエーションラブ」とか映像化不可能と言われている小説は沢山ありますが、これらに共通するのは「文章だから可能なトリック」を用いている事です。 「文章だから可能」つまり「映像では不可能」なのです。 そりゃ映画化されるわけありません。 ところが驚いた事に「ハサミ男」と「イニシエーションラブ」は映画化されてしまいました。 「え、どうすんの?」 原作を知ってる人は映画化を知ったときに皆そう思った事でしょう。私も思いました。 結果「ハサミ男」は無茶した事で悲惨な結果となり、一方この「イニシエーションラブ」はとんでもないウルトラCを用いる事で映像化に成功したのです さて、このイニシエーションラブですが、原作を読んだことがある人とない人ではまず映画の別の部分で驚愕するはずです笑 原作知ってる人なら「そんな強引な…失笑」です。 しかしその強引なウルトラCを用いる事であの原作を映像化したわけですから堤幸彦はほんとに天才なのかもしれません。 で、映画化されたこの作品ですが、ほんとにがんばってると思います。 80年代の雰囲気がプンプンであの原作をきちんと映像化したその努力にとにかく8点差し上げます。 が、しかし残念ながら原作の限界がこの映画にもはっきりと出ているわけで… 原作は「何も知らないで読むとびっくりする」小説で、逆に「何かある」と予想して読むと非常に完全にネタが予想できてしまう小説です。 有田がテレビで「すごいミステリ」と宣伝したおかげでそれ以降読む人は誰でも「これはなんかすごいトリックあるんだな」と身構えてして読む事になります。 そして身構えて読まれちゃうとこの原作のネタは非常にわかりやすいのです。感が良ければ本当に誰でもSideAの数ページでネタが予想できてしまう…そういう構成なのです。 実際に私も初読の時点で後半はただの整合性チェックになってましたし。 でオチを予想しながら読むとこれはもうただのパズルであって恋愛話としては「普通」なんですよね。 まぁ1つのネタにすべてをかけたストーリーなんてみんなそんなもんなんですが。 この映画版も原作小説と同じ弱点を抱えていて多分勘が良ければ初見でも序盤でネタバレします。 そしてそうなると、映画のおもしろさとしては…これどうなんでしょうね? まぁそれでも世代的にこの映画の主人公達と2,3歳しか違わないほぼ同世代の自分としては、この時代の恋愛模様や時代背景は面白く観ることができたんですが、そうでない世代の人でしかもネタが序盤で読めちゃった人はどう感じるのか… とりあえず素直にびっくりできた人はおめでとうございます![インターネット(邦画)] 8点(2020-03-16 20:20:46)《改行有》

330.  007/ユア・アイズ・オンリー 最近007シリーズを1作目から順に観てるわけですが、今見るととにかく全体にぬるい。 まぁそれは他の映画のレビューに書きますが、それがこのユアアイズオンリーあたりにくるとかなり現代の娯楽映画に近い雰囲気があってまぁまぁ面白く観る事ができます。 それはさておき、古い映画を久しぶりに見ると思わす発見があるもので、このユアアインズオンリーのスキーチェイスシーンで使われているBGM。これダイコン3オープニングアニメのチェイスシーンで使われてるBGMじゃないですか! あのBGMはユアアイズオンリーのものだったんだな…と今更になって初めてわかって感動したわけです。 考えてみれば両方とも1981年製作。ユアアイズオンリーのサントラを買ってBGMに使ったんだろうなぁ…と推測できるわけです。 ダイコン3オープニングアニメってなんだよ…という方はドラマもしくはコミックの「アオイホノオ」を観るとよくわかると思います。まぁググればすぐわかるわけですが…[地上波(吹替)] 6点(2020-03-16 14:04:35)《改行有》

331.  リグレッション 海外のレビューで「イーサンホークとエマワトソンをもってしても無駄に複雑でつまらないサイコスリラーにしかなってない。」というのを読んだのですが、いやまったくその通り。 それだけはオチにしちゃだめだろ…という一番ダメな方向に作品が向かっていった時点で「ダメだこの映画…」以上の感想がでてこなくなりました。[インターネット(字幕)] 5点(2020-03-05 15:00:03)《改行有》

332.  48時間 昨日、テレ東で放送されているのをひさびさに観たんですが、なんと吹き替えが最初期の「石田太郎と下条アトム」バージョンなんですよ! 私なんかが昔テレビでこの映画を観たときは当然「石田太郎と下条アトム」バージョンだったわけですが、その後見かけるバージョンはエディは山寺宏一(まぁ持ち役ですからね)、ニックノルティはだいたい大塚明夫のバージョンなんです。 そんな中、2020年の今テレ東で放送されたのが最初期の「石田太郎と下条アトム」バージョン! いやぁ懐かしい、これですよこれ。 もうこれ映画本体の感想でもなんでもないんですが、なんか原点を見た感じでめちゃくちゃうれしかったのです。 えぇうれしかったんですよ。 こういう映画の楽しみ方もあっていいですよね。[地上波(吹替)] 7点(2020-03-05 13:08:14)(良:2票) 《改行有》

333.  翔んで埼玉 関東地方以外の人に関東の細かい地名をおぼえてもらうのに最適な映画。 たとえば熊谷は「最高気温が記録された都市」くらいしか知らないと思いますが、この映画を観る事で「ほぼ群馬」であることがわかります。 勉強になりますね笑[地上波(邦画)] 7点(2020-02-24 19:04:28)《改行有》

334.  美女と野獣(2017) 聞いてはいましたがアニメ版にかなり忠実な話でびっくりしましたが、しかし非常に丁寧にバージョンアップが行われていてとても良くできていると感じました。 減点法で見ればほとんど減点するところのない映画だと思います。 が、しかし、これは91年のアニメ版からそうなのですが、個人的にまったく刺さりません。 なぜか映画に入れないというか…とにかく根本的に刺さらないのです。 これは全く個人的な感覚で映画の出来が悪いとかそういう話ではありません。 ミュージカルが好きで恋愛物が好きな自分になぜこの映画が刺さらないのか…明確に理由が説明できないのですが、もう理屈ではなくなんとなく…としか言えません。 というところで(とにかく映画の出来はいいと思うので)7点とさせていただきます。 それから冒頭の王城のパーティシーンでいきなり感じたのですが、あそこに黒人がいるのは明らかに不自然です。 架空とはいえ中世ヨーロッパが舞台の本映画。 そこにそんな人いたのか?と考えれば不自然さは歴然。 忠臣蔵の討ち入りに白人いましたとか黒人いました、みたいなものですから。 最近のハリウッドの風潮とはいえ、なんでも白人にするのも問題ですが、しかしこの映画のように変に配慮しすぎるのも逆に問題だと思います。 多様性を表現するというのはそういう事じゃないと思うんですよ。 (もう一つ、話題になったゲイ問題もありますが、そっちについてはあまり気になりませんでした)[地上波(吹替)] 7点(2020-02-22 15:53:30)(良:1票) 《改行有》

335.  ピラニア リターンズ 「ピラニア3D」の続編「ピラニア3DD」 DDってなんだよ…と当然思うわけですが物語序盤ですぐに種明かしがあり「デカパイ」の意味だそうで笑 実際おっぱいは潤沢に出てくるので嘘はありません。 一言で言えば「トップガン」の続編が「ホットショット」だった…あるいは「スクリーム」の続編が「最終絶叫計画」だった、みたいなもので予算も相当縮小されていて、スマッシュヒットだった前作が好きな人が観ればそりゃ評価も下がるだろうよ…とそんな感じの映画でございます。 この映画の価値は、前作の出来の良さを再確認させてくれること、ヒロインがかわいい事、それくらいじゃないでしょうか。 しかしそのヒロインの水着シーンは不足気味で、コメディシーンがそもそもあまり笑えません。 でもまぁこういう割り切ったバカホラーコメディが存在する事自体はそんなに悪い事じゃないのかな、と個人的には思います。 あ、くそ長いNGシーンはさすがに観なくていいと思います。[インターネット(字幕)] 5点(2020-02-12 12:33:39)《改行有》

336.  スケア・キャンペーン 《ネタバレ》 劇場未公開なのが不思議な、わりと面白いホラー映画。 これよりできが悪いホラーが普通に劇場にかかってるのに…まぁ別に劇場にかけなくてもいいんですが。 さて、テレビなどで向こうのドッキリ番組を見てると、これってひっかけられた側がキレて殺人とか起きてもおかしくない…くらいひどいやりすぎ番組が多いんですが、やはりあちらでもそう思う人は多いんでしょうか? この映画のベースはおそらくそういう観てる側の感情からきてます。おまえらヤリすぎだyoバチがあたればいいのにyo…的な。 ストーリーが2転3転するこの映画ですが、アビゲイルがスパイな事やマスクなんちゃらが参入してくるところまでは想定内。 (というかアビゲイルの関してはあまりに分かりやすすぎて逆にこれスパイじゃないのかも…と思わせるレべル) 見てる途中で、まぁこれは逆ドッキリだよね…と想像できるわけでそこまでドキドキするわけでもありません。 じゃここで出てきたマスクなんちゃらもさらにドッキリで…と期待してると…映画そのまま終わっちゃいます。 おいおい… これヒロインの女が実は黒幕で、アビゲイルが逆に襲われて…くらいの展開をもう一回させて落とさないとダメな奴じゃないですか。 これもまたオチあるんでしょ…くらいの気持ちで観てて最後までいっちゃったので、途中殺されたりするシーンが全然怖くないっていう弊害も。 え、俺深読みしすぎたの?的な。 だってさ「マスクなんちゃらが実際に殺人までやってる」的な途中の会議とかのシーン、あれはどうみたって前フリじゃないですか。 あんな前フリされたら、そりゃもう一回オチあると思うでしょうよ… とまぁ最後にもう一回の展開がなかったガッカリ感はあるんですが、まぁでもこの手のホラー映画としてはわりとよくできてて面白かったと思います。 あと、もうテレビは老人専用のオワコンで、ネット動画に完全に負けてるよ!的な女性上司の説教は、世界中そうなんだ…という事を実感させてくれて、日本でもテレビ製作者に見せたくなるような、そんな気がします。[インターネット(字幕)] 6点(2020-02-07 13:33:31)《改行有》

337.  セブン・シスターズ 《ネタバレ》 評判がいい映画だったのですが、残念ながらそこまでではありませんでした。 観る前はもっと謎が謎を呼ぶミステリサスペンスかと思ってたんですが、ありふれた設定の安直なアクション系デストピアSFにすぎませんでした。 双子以上が規制されるデストピア世界というのは人口増加が問題になっていた60年代70年代のSFでよくあったありふれたテーマで今更感がすごいですし。 ツッコミどころも多く 〇一卵性双生児(いや7つ子ですが)あんなに多彩な才能や性格をもつのはありえない。(いたらそいつは天才です) 〇mondayが他の姉妹を売ったのが最初からバレバレすぎる …等々、なかなか底の浅いシナリオでして、期待して観てた分だけ非常にがっかりしたというのが正直なところです。 一点だけ、月曜が姉妹を売った理由が「双子を妊娠していてそれを守りたかったから」という理由付けはなかなかよかったと思います。 確かにそれを言われたら「あぁそうするかも」と他の姉妹も思ったでしょう。実際そういうリアクションしてましたし。 まぁ、がっかりしたとはいえ理由付けはちゃんとしてましたし普通のアクション系デストピアSFとして及第点だと思うので、点数はそうしてあります。 逆に言えばそれを超えるものではないなぁと言うのが正直な感想です。[インターネット(字幕)] 6点(2020-02-04 12:24:03)《改行有》

338.  トゥルーナイト 最近、「似合う髪型は顔の形で決まる」というテレビの情報番組を見たわけですが、その直後に観たのがこの映画。 で、この映画のリチャードギアを見て「あぁなるほど!」と。 あの番組で言ってた事はほんとだったんだ!と。 プリティウーマンのリチャードギアはかっこいいのに、この映画の彼のダサい事ダサい事… で、その理由は明らかに髪型なんですよ。 だって映画途中で雨に濡れてオールバックぽくなるシーンがあるんですが、そのシーンのリチャードギアはカッコいいからです。 何が違うかというと髪型のみ。 髪型で印象って本当に変わるんだな、という事を実感させてくれる映画でありました。 ちなみにこの映画のヒロインであるグィネヴイアですが、不倫でランスロットとアーサーを喧嘩させたあと、あろうことか今度はアーサーの息子モルドレッドと結婚。それに怒ったアーサーがモルドレッドと戦争をしたのがアーサー王最後の戦いであるカムランの戦いなわけなんですが、それらの戦いの中でほとんどの円卓の騎士は死亡。 一人で円卓の騎士を崩壊させたとんでもないビッチとして(そういう話が好きな人の間では)有名だったりします。[インターネット(吹替)] 5点(2020-01-28 15:12:01)《改行有》

339.  MIA ミア 私、この映画のあらすじだけを聞いて勝手にリュックベッソン原案製作のB級アクション映画だと思い込んでいました。 あぁまたワンパターンの厨ニが入った雰囲気映画か、と。(たとえばコロンビアーナのような奴) タイトルが少女の名前だけとかモロそうじゃないですか。 しかし観てみたら全然違いました。リュックベッソン関係ないし。 とはいえ基本的なコンセプトというかあらすじはそれらの映画とほぼ同じ。 じゃあ基本が類似のリュックベッソン映画とは何が違うかというと決定的にこちらには雰囲気がない。 問:リュックベッソンによくある厨二入った雰囲気映画から雰囲気を取ったら何が残るのか? 答:ほぼゴミ 雰囲気がないのは主に雑な脚本演出編集のせいなんですが…というかほんとに脚本演出編集が雑すぎます。 それにアクションシーンがゆるすぎてテロリストの戦士とかそこらのおっさん集めてきたようなレベル。弱い! ってあれ…雰囲気云々の問題ではなく単純に映画の基本がダメのようですね、はい。 あとこの主演の少女がかわいいというレビューをいくつか見たんですが、このバタくさいアジア系の顔はうちの妹にちょっと似ててかわいいとはとても思えませんでした。(個人の感想です)[地上波(吹替)] 3点(2020-01-27 15:01:38)《改行有》

340.  3月のライオン 前編 《ネタバレ》 原作はかなり好きです。(アニメは未見) 漫画の映画化というと大事故になる事がしばしばで原作フアンの怨嗟がネット上に響き渡るのが定番だったのですが、しかし最近はぼちぼち成功している映画も増えてきました。 成功している映画は何が違うのかを考えると結局「原作への深い理解」と「その理解を踏まえての映画用のしっかりしたストーリー再構築」、それがきっちりできているかどうか…そこにつきるのではないかと思う今日この頃。 じゃこの3月のライオンはどうなのよ?ってとこですが、ストーリーをきっちり整理し焦点を絞りこんで前編では主に桐山個人の棋士としての成長に力点をおいて上手にまとめた映画になっていると思います。 たとえば冒頭部ですが、川本姉に拾われる過程なんかの時系列を原作から入れ替える事で非常にわかりやすくスムースな展開になっています。 原作は好きですが、しかし原作1話2話の雑然としてわかりづらい感じは個人的に残念に思っていたので、この映画用の再構築は非常にわかりやすく上手いな、と思ったわけです。 そして映画に余計なエピソードを削りストーリーを骨だけにした事で明らかになった点、それはこの基本的ストーリーは、たとえば将棋を他の競技に変えてもそのまんま通用するという事。 つまりは結局よくあるベタベタの定番主人公成長ストーリーなのです。 たとえば前編のクライマックスである「島田-宗谷」戦ですが、これあしたのジョーであれば「カーロスリベラ-ホセメンドーサ戦」ですし、はじめの一歩であれば「伊達-リカルド戦」に相当します。 つまりはそういう事です。 基本的なストーリー展開が本当にベタベタなんです。 原作漫画を読んでいるときは枝葉のストーリーが多くてそういう事をあまり感じないんですが、この映画版でそれがはっきり見えました。あぁそうだったのね。 そして、映画用に排除された枝葉のエピソードがない事で、残念ながら原作と比べるとイマイチ(かなり)面白くないのもまたはっきりわかりました。 とにかくキャラが薄いのです。 たとえば原作において重要な立ち位置(というかヒロインの)川本姉妹はこの映画では単なる桐山君の背景説明用のキャラになってしまってます。 川本姉がいいタイミングでいろいろ質問する事で桐山君の背景を観客に説明する…この構成は合理的だしスムースだけど彼女達はそれだけのキャラじゃないでしょう?と。 逆に二階堂はキャラ作りすぎです。 こいつだけを極めて漫画的に描くのってどうなんでしょうか? いや原作の彼はそういう扱いなんですが、しかし他のキャラが著しく地味化されてる事を考えると妙に浮いてしまっています。 まぁ川本姉妹は後編で活躍?するわけで、そこは映画としての整理なんでしょうが…結果としてキャラが薄くてイマイチ面白くないのは明確な事実。 結論として「よくがんばって話をまとめてるけどちょっと残念な映画化だなぁ」というのが個人的な感想でございました、はい。[インターネット(邦画)] 6点(2020-01-19 21:46:04)《改行有》

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