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プロフィール
コメント数 293
性別
自己紹介 【好きなジャンル】
ミュージカル/恋愛/戦争/コメディ/SF/社会派・人間ドラマ
【苦手なジャンル】
格闘技/動物/トムハンクス/アレン関係

最高の映像作品だと思うのは実は映画ではなく、NHKドキュメント「映像の世紀」。

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321.  鬼が来た! この高評価に私は驚いた。国民党軍と八路軍(共産党軍)の区別もついてないのにこんな映画をみても毒になるだけ。最後のシーン、主人公を裁くのは共産中国の敵、国民党軍(台湾)&米軍である。要は哀れな中国人農民が善、横暴酷薄な体制側(軍)に日米台人という思いっきりな中共闘争史観映画で、失礼ながら本当に恐れるべきは戦争でも日本人でもなく、こんなものに簡単に染まったり「いままでにない」などと感動したりするオノレの精神的未熟や知識の欠如ではないか?。評価が分かれるとか別れないとか好みの問題ではない。もし農夫のような悲劇を無くすというメッセージを普遍的に発信したいのなら、ここで浮き彫りにすべきは「成熟-幼稚」「人間味-醜悪」「しなやか-杓子定規」という対立軸であって、決して「中国人-日本人」や「農民-軍」ではないはずだ。なのに徹頭徹尾日本人や軍を醜悪に描くことによって両者を混同させて「日本人・軍=低劣」という誤ったメッセージを刷り込むのがこの映画(というかこの手の思想)の悪意。そんなもん評価できるか。「日本人であることが恥ずかしい」とか「日本人が憎い」などといった類のレビューが沢山あるのをみればその毒気の存在は明らかである。この監督は親日家だそうだが、その彼にして知ってか知らずかこんな映画を撮ってしまうのが心底恐ろしい。少佐軍曹主人公役者のみ評価で2点。....追記2/5:以前feroさんのレビューを読んだときから整理しようと思っていたのだが、要するにこの手の映画において、誤解を招くような描き方は絶対しちゃいけないことだと私は思うのだ。事実誤解している方が多いし、これからだって知識のある人、耐性のある人だけが見るわけではないのだから。冒頭に述べた「毒」というのはそういう意味で、この映画は「入門」にはやはり向かないと思う。私が思うに、こういうものを作る自戒のなさ、それを求める土壌、「軍国日本」みたいな特定のキーワードで思考停止に陥る主体性の欠如、それがすなわち「鬼」である。追記2005/4/23:中国での反日デモでいろいろ見えてきましたね。追記終わり。[映画館(字幕)] 2点(2004-01-07 14:22:49)(良:6票)

322.  サスペリア(1977) ビデオに撮って死ぬほど繰り返して観た作品。あのドギツク悪趣味で魅惑的な色彩と冷たい音楽にハマッた小学生の私。アタマの悪い私はストーリーは忘れてしまったが,何故か「青いアイリスを回すのよ!」というセリフだけは覚えている。現在の感覚で観たら恐らくダメ映画だろう。でも私にとっては思い出の名作なので,その思い出を壊さないためにも観なおさないことにする。10点(2004-01-06 18:29:49)

323.  ゾンビ/ダリオ・アルジェント監修版 《ネタバレ》 「ゾンビ」!小学生だった私は何度この映画を観たことか。標準録画しか出来なかった当時のビデオで繰り返し観るのは苦痛だったけど,それでも何度も繰り返し観た。有名なEVのシーンはもちろん,冒頭のSWAT突入場面や無人のショッピング・モールでやりたい放題やるシーンは爽快で,特に幼い私のお気に入りだったなあ。ヘルス・エンジェルスが突入してくるシーンでは「何て余計なコトを!」と半ば本気で憤ったし,ロジャーがゾンビになってしまう場面は辛かったし苦しかった。「ゾンビ」と「サスペリア」。この二つの映画は完成度とかカルトだとかそういう問題と関係なく,私にとって基本であり名作なのである。 10点(2004-01-06 18:08:01)(良:1票)

324.  ジャッキー・ブラウン この配役,この音楽,この空気感,パム・グリアー!パム・グリアー!落ち着いたオトナの女はカッチョいい~!特に最後の110番街交差点を口ずさむところはいいなあ。「レザボア」も「パルプ」もいいけれど,こういうクールで乾いた雰囲気というのはいかにも「アメリカ」って感じがして好きですね。アーケードでバッグを交換するシーンやラストのシーンなどを観ると,アメリカのあの殺伐としたプアーな空気が直接肌に伝わってくる。また,デルフォニクスがどーしたとか,銃の説明のところとかもアホらしくて好み。前作に比べて評価が低いようだけど,こっちのほうがいい意味?の安っぽさとか展開のダルさがあって,いかにも「パルプフィクション」という感じで私は好き。 8点(2004-01-06 17:20:15)

325.  マルホランド・ドライブ 私もこれはストーリーらしきものがある分リンチにしてはわかり易い映画だと思ったが,逆にそれだけリンチ的いかがわしさ・不可思議さも失ってしまったような気がする。例えて言えば,お化け屋敷に非常案内板がある感じというか,歌舞伎町が区画整理された感じ。余談:下に「カウボーイの意味がさっぱり?」という意見がありましたけど,カウボーイのくだりはリンチ自身の経験で,この映画の製作過程を暗に批判してるんじゃないかなと思いました。つまり,カウボーイはプロデューサーやら投資家やら世論の擬人化で,あの監督はリンチ自身。この映画が出来るまで,いろいろと紆余曲折があったようですから。もちろん私の勝手読みですのでまるで見当違いかも知れません。 6点(2004-01-06 16:02:08)

326.  スターシップ・トゥルーパーズ バーホーベンの嫌味さが爆発。「インビジブル」でもそうだが,この人の映画は徹頭徹尾無機質で冷く,しかもアホである(そこが好きなのだが)。ハインラインの原作も素晴らしいが,キッチュでシニカルな演出で,戦争賛美派マッチョ・反戦派の双方のくだらなさを冷笑するのが実にバーホーベンらしく,原作とはまた違う味わい?の傑作となった。[映画館(字幕)] 10点(2004-01-06 13:09:06)

327.  マジェスティック(2001) 《ネタバレ》 オール悪口なので不快だと思う...一言で言えばこの映画は、伝えたいことなんか何も無いんだけど売れそうなんで「感動作」をデッチアゲてみました、という映画の見本ではないか。私の中では「スミス都へ行く」の真逆。フランク・ダラボンは、もうこの手の映画をとるべきではないと思うのだが。何のヒネリもなく記憶喪失などという古いネタを使うことを筆頭に手垢のついた手法・シーンの連発で、ジム・キャリーが可哀相になる。例えば、主題はルークになったことで威厳(マジェスティック)を取り戻す男、というほどのものなんだろうが、だからといって映画館の名が「マジェスティック」というのはあざといを通り越して幼稚ですらあるし、FBIが来る前に父親が死ぬシーンもストーリー上の必然と言うより、父子の別れのシーンを考えるのが大変だから死なせて終わりにしたんだろうか、と余計な詮索までさせるほどの都合の良さである。ラストに至っては、公聴会の追求もウヤムヤ+アメリカ万歳マッカーシズム反対満場一致+「ルーク」が街に戻ってきたよ良かったね、のご都合主義連発で本当に馬鹿馬鹿しくなった。久しぶりに見て損したと思った映画であるが、1点にはしない。私の場合、1点はある意味で評価していることになるから。ジム・キャリーには悪いけど。 2点(2004-01-06 09:42:02)(笑:1票) (良:1票) 《改行有》

328.  es[エス](2001) まず、ナチズムを経験したドイツでこういうタイプの集団狂気を描いたことに大きな意義があると思う。低予算なのだろうがそんなことを全く感じさせない出来栄えで、被験者達が常軌を逸していく様を畳み掛けるように描いていき迫力がある。私はこの映画で描かれたものを単なる異常心理・実験としてとらえるより、我々にいつも起こり得る(あるいはもう起こっている)事象のデフォルメとみたほうがよいと思う。どんどんエスカレートしていくあの看守達の狂気の正体とは一体何だろう。真面目さ、懸命さ、従順さがサディズムや全体主義的行動に容易に転化するのは何故なのだろう。看守達は自ら望んで自由を捨てるが、それは一体何故なのか。運動部でのリンチ、会社学校でのいじめ、....やはり、これは誇張されたフィクションの異常心理とは思えない。程度の差こそあれ、同じようなことが我々の身の回りで常に起こっているのだから。 8点(2004-01-06 09:39:46)

329.  JSA 知人に韓国軍で38度線の警備についていた男がいるので、割合興味を持ってみることができるテーマだった。「藪の中」を思わせる脚本は面白いが、やや中だるみで浪花節なのも気になる。警備所での交流シーンをもっと詰めてもよかったのではないか。また、韓国側のサブキャラクターが少し弱いので、もうちょっと丁寧に書き込んで欲しかった。そうすれば、さらに事の顛末への理解というか整理がしやすくなったと思う。とりあえずソフィー少佐役のイ・ヨンエが可愛い(演技は?)ので+1点。もっとも、あんな若い少佐はいないだろうが。6点(2004-01-06 09:37:35)

330.  ウェルカム!ヘヴン 天国はフランス語、地獄は英語、地上はスペイン語という人を食った設定が面白い。天国の使者役の女性がとてもいいし、地獄の使者役のペネロペ・クルスも頑張っていたと思う。ただ、登場人物が多いせいか、サイドの人物描写がうまく出来ていない印象。4点(2004-01-06 09:36:08)

331.  リトル・ダンサー 独特の渋みと軽快感があるいい映画だ。こういう映画を観ると音楽の使い方が本当に巧いと思うが、そんな邦画を見かけることが少ないのは何故だろうか。リズムが身体から溢れ出るかのような、奔放なダンスを見せるビリー役のジェイミー・ベルが魅力的なのは言うまでもないが、脇を支える他のキャストがまた素晴らしい。特に、頑固だけれども息子思いな親父を演じるゲアリー・ルイス、ぶっきらぼうだがビリーを懸命に導こうとする先生役のジュリー・ウォルターズ?が強く印象に残る。また、ビリーを想う少女と少年のキャラクターもストーリーの深みを増すのに貢献していると思う。演出も巧みで、ビリーがストリートを踊り巡っていき、壁にぶち当たったところで情景が変わるシーンやスト破りのシーンがいい。8点(2004-01-06 09:34:18)

332.  ペイ・フォワード/可能の王国 オスメントを始め、役者が揃っている。構図も面白いし、ストーリーにも無理は感じない。「ペイ・フォワード」という造語をシモーネ先生の辞書と対比させ、明日を変える概念は既知のものではないことを示唆する脚本も私は巧いと感じた。結末はお涙頂戴より、キリスト教文化の人間にとって自然なものを選んだという感じ。また、この主題を「青臭い」という意見もあるだろうが、実は私はこの手の映画が好きである。青臭い人間達が世界を変えてきたのだし、これからもそうだということを私は信じているからだ。劇中で主人公達が所謂「困難な善」を行なって「ペイ・フォワード」するのを、「非現実的」とか「自分には無関係」というのは少し違っていると私は思う。映画の登場人物でもない我々が、彼らと同様のことを行う理由も必要もないのだから。もしあなたがこの映画のテーマを笑うのなら、少し考えてみて欲しい。「みんなのシネマレビュー」に、これだけのレビューがあるその訳を。あなたが何かに影響されて自分が変わった経験がおありなら、単なる自己満足だけがその理由でないことがわかるだろう。少なくとも、ご自分がレビューを読んでいるのを「非現実的」なことだとは思わないはずである。 7点(2004-01-06 09:31:09)《改行有》

333.  あなたが寝てる間に・・・ 素直に面白かった。「あなたが寝てる間に」というタイトルも粋な、いかにもアメリカらしいロマンティック・コメディーの佳作である。ロマンティックなストーリーに、ユーモア+ホロリ涙を絡めるそのサジ加減がいい塩梅で、いかにもそれらしい仕上がりだ。話がうまくいきすぎる点を逆手にとって客を笑わせるポイントに仕立てたり、それを次のエピソードへのバネにしたりと脚本も巧み。演出・配役も適切だ。特に可愛い主人公を演ずるサンドラ・ブロックが良く、彼女の魅力がこの映画の印象に大きく貢献していると思う。レビューを書きながら思ったことだが、この映画は、CGドタバタアクション警察犯罪者スパイ不思議ちゃん変人病人死人自殺他殺刑務所法廷暴力戦争ナチ未来過去タイムスリップパラレルワールド入れ替わりミュージカルお色気天使幽霊悲恋熱愛子供動物涙ハラハラドキドキ実は有名人大金持ちといった「お約束」が主役ではない。つまり一切合財が「普通」なわけだが、良く考えればネタが出尽くした感のある現在、「お約束」抜きで映画を作るのは結構凄いことなのではあるまいか。 8点(2004-01-06 09:26:25)(良:1票) 《改行有》

334.  CQ つまらない。いろいろやりたいのはわかるんだが...。どうでもいい主人公の、どうでもよい内省やら悩みなどがつづられるストーリー&エピソードは弱く退屈で飽きる。劇中に登場する女性と小物-シトロエン、フィアット、家具類、音楽-などはそれなりにお洒落っぽいのだが、リアルシーンが劇中劇の「ドラゴンフライ」に比べて弱すぎるため全体的な統一感というか、それらを劇中へ登場させる必然性がみえずに浮いた印象を受ける。ただ単に監督の好みなのかな、という感じ。これならいっそのこと、ドラゴンフライ(的世界)だけを通しで観せたほうがまだ良かったのではないか。 3点(2004-01-06 09:24:25)《改行有》

335.  キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン 無駄に長い。スピルバーグに洒落っ気を求めるのは酷かもしれないが,それでもこの手の映画には華があるべき。[DVD(字幕)] 4点(2004-01-06 09:23:09)

336.  パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち 巷での評判が良いので観てみた。ジョニー・デップだけは印象に残るが....。ヒロインはヒロインらしく、海賊は海賊らしく、アクションはアクションらしく描かれる。よく言えば単純明快、悪く言えば陳腐。もちろん斬新さの類を期待して観たわけではないが、それにしてもこれはどうかと思う。どこかで見たようなアクション、どこかで見たようなお話とキャラクター。言ってみればこの映画の楽しさとは、ディズニーランドのアトラクションと同質・同程度であるような気がする。いや、誤解しないでいただきたいのだが、私が言いたいのはディスニーの悪口ではない。これはディズニー様式の追体験と再確認(+小ネタ?)を楽しむ映画なんだろうが、そんな保守的・些少なネタで人を喜ばせるのは、ディズニーにしてはスケールが小さいというか志が低いんじゃないかと。 5点(2003-12-30 23:04:44)

337.  ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ 場末の悪党達と4人の若者との間で繰り広げられる、まさに「棚からボタ餅」を地で行くストーリー。話しが進むほどにスピードをあげつつ、登場人物達の様々な思惑と行動が織り込まれた伏線を一点に収束させていく脚本が実に小気味いい。「Uボート」もかくや、と思わせるほど女っ気の無い映画だが、それがまたこの映画の小気味良さに拍車をかけている。センスのいい映像とコミカルな人物描写も味があって楽しいし、ラストシーンもいい感じだ。しかし、どうして映画に描かれるイギリスの若者達は、どいつもこいつも貧乏なのか。 9点(2003-12-30 22:33:05)

338.  仮面の男(1998/ランドール・ウォレス監督) 全然期待してなかったのだが、楽しい映画だ。吹き替え版で観たのがよかったのかも知れない。三銃士とダルタニアンの「気持ちの良い男達」ぶりと活躍を、こなれた演出でテンポ良く見せる。というか原作の面白さを殺さなかったのが巧い。あの難しい役にディカプリオは?だけれども。レビューを見ると、ディカプリオを差し置いてオジサマ連が多くの女性ファン?を獲得しているのも当然と思うが、彼らを「カッコいい!」と思う気持ちは、男性でも同じなのではあるまいか。まさに「我らはひとつ!」。嗚呼、銃士隊。突然だが、あなたは誰が好きですか?忠誠を貫く誠実なダルタニアン?知的で敬虔なアラミス?陽気で力持ち、かつ女好きのポルトス?みんな魅力的ですよね。でもね、私はアトスが好きなんです。地味だが男気のある、息子を失った悲しみに耐える優しいアトスが。思えば私は幼少の頃からバイプレーヤー好き。ゴレンジャーで言えばミドレンジャー、ガンダムで言えばランバ・ラルを愛してきた。そんなひねくれ者も、彼の涙に思わず涙。あれは反則だと言いたい。 7点(2003-12-30 22:26:57)(良:1票) 《改行有》

339.  恋するための3つのルール ヒュー・グラントの軽い持ち味が良く出た映画。肩肘張らず、気楽に観られるラブコメで、イギリス英語とアメリカ英語の違いに関するちょっとした知識があれば、レストランのシーンで爆笑するはず。エンドサインもひねりが効いていて楽しい。原題は「ミッキー・ブルー・アイズ」。結構洒落たタイトルと思うが、邦題はどうか。また、演出がややタルいのも残念。もうちょっとテンポがあると締まった良い映画になったと思う。 5点(2003-12-30 22:19:14)

340.  アメリカン・ヒストリーX 《ネタバレ》 傑作だ。強いメッセージ、ピリピリとした緊張感と強烈なバイオレンス。取り扱っている題材からみて,よくある「人種差別を無くそう映画」と思われがちだが,その種の映画と決定的に異なるのは「黒人VS白人」とか「暴力VS非暴力」といった構造そのものをヒューマニズムで消失させよう,と呼びかける偽善をばっさり捨てていることである。「対立は永遠である」ということを受け入れ,そのようなある種の諦観の中での生き方を提示するまでの高みに達した映画がかつてあったろうか?。美しい映像と構成、マッチョな肉体で「力」を,そして服を着ることで「理性」の象徴となるデレクを演じたエドワード・ノートンが素晴らしい。9点(2003-12-30 22:12:00)

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